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4月, 2022の投稿を表示しています

切り離された悲しみの正体

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  前回の投稿のテーマ「切り離された悲しみ」について、取り上げてみたい。 人間の根元的な悲しみは、宇宙源から意識を分離したことで、潜在的に持つものではないかと思われる。 本来は切り離されてなどおらず、本質は、いつも繋がっているのだが、何故だか、人間は、それを忘れて、さまざまなレベルで分離の苦しみを味わう。 それも、体験を成就するためのスパイスに過ぎない。 前回の投稿で、私の潜在意識から、その仕組みの大枠について、伝えられたことは書いた。 その翌日、本屋で偶然手にしたある一冊に明快な解説が掲載されていて驚いた。 以下に、紹介したい。 「常識や社会通念というものは、ただの思い込み、鵜呑み、思いつき、決めつけによって構成されがちで、そのために時代を支配する考えや至極当然という認識を生んでしまいます。そしてそのことが、人の意識を、この物的次元の世界のみに縛り、限定し、執着させ、そして幻惑させてしまう原因となるのです。 潜在意識がネガティブエネルギーに満ち、そこが不快な思い出や抑圧された感情の貯蔵庫と見なされるにつれ、人々の内なる意識の世界に魂や神聖なものの居場所がなくなってしまいました。 私たちは、自分たちがこの物的次元に意味もなく放り出され、予見不可能で不条理な運命に翻弄され続けるだけの、波間に漂う存在と考え、頼りない自我と老いていく肉体が自分自身のすべてであると見なすようになりました。自らを劣った、卑小な存在と見なすよう条件づけられてきたのです。 ところが、実相を見てみると、私たちは皆おしなべて、高次元の光ある世界よりほんの一時期、この物的次元の特異性を体験し、二元世界のもたらすもろもろの体験によって、多くを学ぶために訪れている旅を続ける光の存在です。 本来は多次元的存在で、そのうちの一人がこの物的次元に生きて、生活している、それがあなたです。この物的次元、三次元が唯一の現実だと信じ込まされ、知覚的にもそのように訓練され、縛られてきたことに気づく時がついに到来しました。 あなたの意識が高まり、高周波になるにつれ、自分自身の大いなる部分を創造するというよりは、発見していき、思い出していくことになります。高次元のあなたは、今から創造するのではなく、もう既に存在しているのです。今後は、そういう存在と融合し、一体化する。そのようにあなたはつくり出されたのです。 私たちは、受精卵

退行催眠体験~白へ☆本質に戻る

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  本日、ヒプノセラピートレーニングに参加。退行催眠セミナーを受講した初心者セラピスト達が、練習できる場である。 ものすごい気付きを得た。 私の催眠療法体験を記録しておく。 先日、「私をバカにしてるでしょ!」「私をバカにするな!」という激しい感情が、湧いてきて、相手にキツイ言い方をしてしまった。原因が分かれば、それを知りたい。また、それを癒したい。自分では理由が分からない。 セラピストの誘導で、「私をバカにするな!」という感情を感じた初めての場面へ。前世かもしれないし、幼少期かもしれない。 周りが真っ白。白以外、何も見えない。氷の上に立っている?白い長靴。白いタイツ。短い丈の長袖ワンピース。白い長い髪。顔は鼻の輪郭らしいものは見えるが、あとはボンヤリしていて、よく分からない。 感情を感じる。孤独。極限の悲しみ。みぞおちに不快な違和感。丹田のあたりが、焦ったり取り乱した時に感じる、ギュッとする体感あり。涙がボロボロ流れるが、理由が分からない。 丹田に意識を集中する。ソマティックヒーリングの手法で、丹田と対話。意識を交代し、なぜ悲しんでいるのか、質問してみる。 「切り離されてしまった。放り出され独りになってしまった。悲しい。」と丹田が答える。 切り離された理由がよく分かる場面へ誘導される。 荒涼とした岩だらけの光景。赤色の金属の、カマボコ型の建物の前に居る。建物は、ずっと向こうまで、細長く続いている。中に入れば何か分かるかも?と思ったが、入り口らしきところは開かない。(大切な場所につながるゲートのようなイメージ) 「入れない。放り出されてしまった。もう帰れない。元の場所へ帰りたい。」丹田の意識は、さらに悲しんで泣き続ける。 それならと、帰りたいその場所へ、時を遡り誘導される。 緑の多い景色だが、透明なチューブが張り巡らされている感じ。自然と未来技術が調和融合した街のようなイメージ。悲しみは消えて、安心した気持ちになっている。エネルギー的に馴染む感覚。 側に、縦長の光の存在が居る。「ずっと側に居る。あなたは、独りになどなった事は無い。あなたは、眠っている時は、好きな時に、ここに帰ってきている。」と伝えられる。 次の場面。 白い円形の部屋。壁面が全部窓。一面の星空。 その光の粒々に意識を集中していると、周りが虹のようになり、シュ~ッと、何処かへ吸い込まれていく体感。 地球の

中立は難しい~逆転移

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  あなたは、こんなことはないだろうか。 朝から機嫌よく、穏やかな気持ちで過ごしていたのに、ある人物に会ったら、急に、怒りや悲しみなど、ネガティブな感情が沸き起こってきたこと。初対面なのに、話をしていると、何故かイライラしてきたり。気づいたら、キツイ言い方をしてしまったり。いつも人には優しく接しようと心がけているはずなのに。ああ、私って、ダメな人間だなあと。自分を責めてしまったり。 しかし、その人物から離れると、そのネガティブさは消えてしまう。あれ?あの感情は、何だったの。 あれは、本当に私の感情だったのかな?まるで、誰かにいきなり憑依されたみたいに、感情に振り回されてしまった·····不思議だ。 このような、誰もが日常で経験している、この現象は、 逆転移  と言う。 自分の中の感情に振り回されてしまいがちなあなたに、ぜひ、お伝えしたい。きっと楽になる。 ヒプノセラピスト 中島勇一氏の講義を参考に、ご紹介したい。 セラピストは、「自分の心を中立に保つべき」と、セミナーでまず習う。 しかし、実際は難しい。クライアントに丁寧に寄り添いたいと面談しても、自分の中に、様々な感情が出てきてしまう。中島氏は、「中立はあり得ない!」と断言する。 少しだけ、言葉の説明をしたい。 〈転移〉 クライアントがセラピストに、ある気持ちを感じる。 例:セラピストの性格をよく知らないのにも関わらず、自分の父親のように、怖い人だと感じる。 〈投影〉 セラピストは、クライアントと話をしていると、怒りが湧いてくる。でも、セラピストは自分が良い人だと思いたいので、この感情を人のせいにする。クライアントが怒っているに違いないと思う。 〈逆転移〉 クライアントの怒りを拾って、セラピストはイライラする。クライアントは、怒りの感情が潜在意識にあるのに、気づいていない。怒りを切り離している。セラピストは、まるで自分の感情のように怒りを感じてしまう。 古典的には、逆転移とは セラピストがクライアントにある気持ちを感じることを言っていたが 現在は、さらに発展し、 中立でいるはずのセラピストが、色んな感情を感じてしまうことを全部まとめて表している。 もう少し、逆転移について踏み込んでみる。 セラピストがクライアントに抱く全ての感情のことだが、二人の間に自然に交流が起こり、治療が進むのであるから、強い感情が起こるのは当

古い周波数から離れる

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  先ほど、ふと湧いてきた古い記憶がある。 おそらく手放すために浮上してきたのだろう。 これは、今から思うと、地球特有の、古くて低い周波数を体験した出来事だったなと思う。 記念に書いておく。 10年以上前の出来事だ。 当時、私は、とある地域の中規模の図書館で正職員として働いていた。 スタッフの8割は非常勤だったため、何かあった時は、私が館長に代わり責任者として行動することになっていた。 館長不在時のある時、カウンターでトラブルが発生した。 私たちは、CDの貸し出し返却時、盤を直視して、傷や割れが無いかどうか確認するのだが、CDを返却に来館した高齢男性が、怒り出したのだった。 彼の主張は、いちいち確認されると時間がかかる。それに、CDを傷つけたと疑われているようで、はなはだ不快だと。以前も、他の図書館で、CDを返却した際に、自分が傷をつけたと疑われたことがあり、その時の対応が許せなかった。等等。 彼は、大人しく優し気な女性スタッフの一人に、一方的にまくし立てており、彼女は健気にも一人うなだれて話を聞いていた。 私は、すぐに彼女の横に立って、まずは彼の言い分を頷きながらずっと拝聴した。いきなり話に割り込むことはぜず、ただ、「大丈夫、あなたは一人じゃないよ。傍にいるからね。」と心の中で隣のスタッフに語り掛けていた。 その高齢男性は、なかなか気が済まないのか、延々と大声でまくしたてていて、館内は、彼の怒声が響き渡っていた。おそらく、他の来館者全員の耳に彼のイライラした声が届いていたことだろう。 頃合いを見計らい、私は合いの手を入れた。 彼が、CDの中身を確認したとしても、自分が壊したと認める人は居ないはず。その確認作業は無駄だと言ったのを受けて 「実はですね。結構効果あるんですよ。CDが破損されて返されることがぐんと減ったんですよ。」と穏やかに声をはさんだ。 途端に、彼は逆上した。 「なんだ、あんた!いきなり話に割り込んできやがって。自己紹介もなしに、失礼だな。まず、話しかける前に、名刺を出すのが常識だろう。あんたが責任者か。」 どうやら、彼の怒りポイントは、別に矛先が向いたようだった。 私は、仕事上、名刺を必要としないため、名刺を持っていないことをおわびし、館長が不在なため、私が代りにお話をうかがいたいとお話をした。 彼は、名刺を持っていないこと、責任者が不在であることを

ネィティブアメリカンと羽根

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  Dr.萩原の催眠TVを観ている。 たくさんのコンテンツがあるので、早めに目覚めてしまった夜中などに、落ち着くために視聴している。 今も、丑三つ時に目が覚めてしまったため マスターに会う誘導を聴いた。 マスターとは、高次元存在のこと。 催眠状態になると、会ったり、メッセージをもらえる。 10分程度の短い誘導なので、気楽に布団の中で試してみた。 萩原先生のお優しい声の誘導に従い、深呼吸をする。エレベーターに乗り、20階から一階まで降りていく。扉が開くと、私にとって心地よい場所。 イメージでは、屋久島のせせらぎ。丸い大きな岩の上に座り、川の流れの音に身を委ねる。 マスターが現れる。 ネィティブアメリカンの格好。 上半身だけ、ぼんやり現れる。 頭に、ぐるっと羽根飾りをつけている。 日に焼けた、顔に皺の刻まれた男性。 どこかの部族の首長のような風格だが、静かで穏やかな、自然の中に佇む岩のような感じを受ける。 そう、せせらぎに洗われながら、流されることなく、どっしり落ち着いている、あの丸い岩は、彼そのものかもしれない。 姿は分かるが、岩のようにただ、黙っているので、 私に分かるようにメッセージを下さいとお願いする。 「大地と精霊と共に」 と、一言だけ、伝わってきた。 彼の体のまわりに、光の玉が、長く尾を引いて飛び回っている。 一瞬、恒星や惑星、彗星のイメージと重なる。 また、会えますか?会うには、どうしたらよいですか? 質問した。 彼は、私に大きな白い羽根を1本差し出した。 おそらく、白頭鷲の羽根。 これを持っておけ。とのことか。 「忘れるな。」 と、また一言。 大地に生かされていたこと。目に見えない精霊と共に調和していたこと。尊厳と誇り。 忘れそうになったら、せせらぎに洗われるあの岩を思い出そう。あの、どっしりとした不動の体感を。 そして、時代の荒波に磨かれて、ゴツゴツした岩肌を、玉のように磨いてきたことを。 地球と私の魂の、共同創造。 彼は、マスターなのか、私の過去世なのか、よく分からないが、今世の私に繋がり、影響を与え続けてくれている存在であるようだ。 白い羽根は、潜在意識の中にしまっておこう。 ☆追記 ネィティブアメリカンと私の関係は、いくつか考えられる。 数年前、アカシックレコードを読んでいただいた時には、過去世で30回、ホピ族をやっていたとか。 別のスピリチュア

エゴにお休みしてもらうと

 二ヶ月に一度 読書会に、Zoomで参加させてもらっている。 参加者は、催眠療法のセラピストさんたち。 『You can have it all』という本を使って、読み進めながら、感じたことを自由に語り合う。 ちょっとスピリチュアルな内容の本なのだが、潜在意識の世界を学んでいる方々ばかりなので、体験談などは、リアルなシェアが多く、聞いているだけで面白い。 昨夜のテーマは、なぜ、アファメーションしても現実化しにくいのか?だった。 例えば、「健康になりたい!」と毎晩祈ったとしても、「健康でない状態」にフォーカスしているので、難しいのだとか。 ということは、顕在意識と潜在意識を統合する必要がある。 私たちは、ヒプノセラピーカレッジで、暗示療法を学んでいるので、催眠下では潜在意識の奥に居る、本来の自分や、宇宙の叡智の領域にアクセス出来ることを知っている。 顕在意識では、病気を治したいと願っていても、潜在意識では治したくないと願っているケースもある。(病気のおかげで○○しなくて良くなるメリットがある。とか。いろいろ。) 話の流れで、私の体験談を話した。 二年前、癌の手術で入院した時。 なぜかエゴが静かになり、本質の自分でいられたこと。愛と感謝の心であふれていたこと。入院ライフが楽しくて、幸せ一色であったこと。 そして、なぜか、退院してしばらくしたら、また思考優位になり、怖れや不安に振り回されるいつもの自分に 戻ってしまったこと。 エックハルト·トールの本を読んだところ、人は命にかかわる病気になった際に、エゴにエネルギーを回せないので、思考を強制的に静かにさせるため、潜在意識優位になる。なので、本質の自分が立ち現れるため、穏やかな人間性に変化することがある。とか。 この読書会に参加されていた催眠の先生からコメントをいただいた。 「入院されていた時、愛と感謝しか感じなかったのは、おそらく、悟りの状態だったのかもしれない。でも、その状態は長続きしない。また、元に戻ってしまう。しかし、悟りのその状態がどんな感じか、あなたは体感で覚えていて、いつでも思い出すことが出来る。だから、催眠状態になった時に、潜在意識の中にいる、本質に繋がりやすくなる。催眠体験を重ねると、長続きするようになるかもしれないね。」 確かに、入院中のあの、穏やかで、どんな小さな出来事も有り難くて、宇宙から愛のエネルギ

呼吸瞑想法のすすめ

 たった2分程度で、ざわついた心が静かになります。簡単なので、ぜひお試しください。 ♡ハートフルネス瞑想♡ 背筋を伸ばし、肩のちからを抜きます。 頭からお腹が一直線になるように、心地よく座ります。 意識を頭ではなく、ハートの方へフォーカスします。 手のひらを胸に当て、そこに意識を集めていきましょう。 そして、ゆっくりと、普段より深い呼吸をします。 まるで、心臓から息を吸ったり吐いたりするかのように、普段よりゆっくり深い呼吸をします。 出来れば、五秒で吸って五秒で吐くくらいがちょうどよいです。 ハートに意識を置いたまま、ゆったりとした呼吸をします。 (間) これがハートフォーカス呼吸です。 次に、この呼吸を続けながらハートに感謝や安心感や喜びや、あたたかいポジティブな気持ちを湧かせていきます。 嬉しかった時の事や、綺麗な風景を見た時の事や、日常でほっとする時の事を心に浮かべながら、ありがたいな~という気持ちで、ハートをいっぱいに満たしていきます。 これが、ハートフルネスという状態です。 ふわっとあたたく、リラックスしたのが分かりますか。 ハートの知性から気づきを得る瞑想法で、自己共感、理解と心の癒しと成長を促されるベースとなります。 続けると、心が整い、自分自身や、生きることに対する安心感、信頼感が増し、心の声をより良く聴くことが出来るようになっていきます。 メリットは、潜在意識にアクセスしやすくなり、閃き、直感が湧きやすくなります。 この状態で、ハートに問いかけます。 「今、私が知るべきことは何ですか?」 「これについてなにかメッセージはありますか?」 心の内側の潜在意識の叡智に触れてみてください。 誰でも、受け取れます。 *参考 NPO法人  Holistic  Institute  HPより 試しに、今、ハートから「今私に必要なメッセージをください♡」と問いました。 手を心臓に当てているので、ドックン、ドックン動いている振動が伝わってきます。 微かな感動が沸き上がってきました。 心臓が、「私にフォーカスしてくれて、存在を感じてくれて、嬉しい!」と、喜んでいる様子。 「気づいていましたか? あなたが、ご飯を食べている時も、寝てる時も、仕事頑張っている時も、笑ったり泣いたり怒ったり、100%全ての瞬間 私は側に居たのです。 母の胎内で細胞分裂し、可愛らしい、クリオネ

心を澄ませると

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  谷川岳を臨む谷川温泉 水上山荘に来ている。 写真は、谷川岳ロープウェイで、天神平まで登り、一面の雪景色の中で作った雪だるま 誰一人居ない静かな山頂 適当に作ったのに、とても表情豊かになった。 夫は、「雪の精霊が宿ったんじゃないかな。」と言った。 普段は目に見えない自然の精霊さんたちと、しばし、雪だるまを通して交流。 お別れする時は、少し、寂しい気持ちになった。いつまでも手を振り、別れを惜しんだ。 精霊さんが側に居たんだなあと感じるのは、心身がとてもスッキリ晴れ晴れしたこと。 こういう時、人間も自然の一部であり、こうやって生かされているのだと実感する。 目に見えないけど、確かに、何らかの清らかなエネルギーをいただいているようで、心が浮き立ってくる。 一時間ほど、露天風呂で湯に浸かる。 青空がちらちら見え隠れしていて、雲が猛スピードで移動している。 すぐ側に、ウグイスの朗らかな鳴き声 急にわき起こる風に、木々が揺れる。 柔らかな小雨が、雲の分身のように頭に降り注ぐ。頭がひんやり、静まっていく。 昨夜、ちょっと気がかりなことがあった。 「どなたかの役に立てば」という思いで行動してきたことが、もしかしたら、誰かに迷惑になっていたかもしれないという示唆。 物事は、多面体だ。誰かにとって良き面も、他の側面から見れば不都合だったりする。光があれば、必ず闇もある。 今回は、闇までは行かないが、あれ?っと、エネルギーのスムーズな流れが滞るイメージ。やんわりした示唆だが、「誰かのお役に立っていたい私」に直面させられた。有難い機会になった。 露天風呂で、風を感じ、雲の流れを眺め、美しい鳥のさえずりに耳を傾ける。 鳥の鳴き声は、なぜ美しいと感じるのか。 空の、刻々と変化する動きは、なぜこんなに心を打つのか。 風に吹かれ、ハッとする。 鳥は、誰かに褒められたいから鳴いているわけではない。空は称賛されたいから、雲の造形を見せてくれているわけではない。風は、「あなたのために。」と押し付けがましく吹くわけではない。ただ、そのように在るだけだ。 あるがままに、心のままに、自然な流れに逆らわず、在ることが、こんなにも美しい。 結果的に、周りに影響し、他の生命力を輝かせる。 私はどうだっかたかな? 承認欲求が、奥底に潜んでいた。 褒められたい。大切にされたい。特別視されたい。 なぜ、そんな欲望にから

神は細部に宿る

 『名建築で昼食を』真夜中の連続ドラマを配信サービスで観ている。 私の大好きなレトロ建築や、昭和の記憶が甦る喫茶店、主人公の生活スタイルなど、私の好みにドはまり!癒されつつ、楽しく拝見している。 私は、可愛いアンティークを集めるのも好きで、東欧やロシアのぬいぐるみなど、古いものに、温かさを感じてしまう。郷土玩具コレクションは、自分で言うのも何だが、ミニミニ博物館できるかも。このあたりは、話始めると止まらないので、またの機会に。 さて、第一回のドラマの中で、建築家の登場人物が、 「神は細部に宿る。」と表現されていて、おそらく、誰かの名台詞を引用されたと思われる。 以下に、私なりの「神は細部に宿る」を書いてみたい。 先日、ソマティックヒーリングを受けた際に、催眠下で、視神経と対話した。 「視覚ばかりに頼らず、他の感覚ももっと頼りなさい。視覚で捉えれる世界は、あまりに少ない。例えば、耳で聴くだけでなく、音を感じて色を視ることもできる。肌で感じた感触を脳裏にイメージすることも出来る。世界は、目に見えない膨大な情報に溢れている。もっと感じて、この世界を深く味わいなさい。」とメッセージをいただいた。 このように、誰でも、潜在意識に入ると、体内の臓器や、細胞や、自己治癒力の権化であるインナーヒーラー(ドクター)と対話したり、エネルギーを感じることが出来る。 病の原因や、生活改善のアドバイスを知らされることもある。自分で自分の中からベストな答えをもらうわけだ。だから、他人からアドバイスされるよりも腑に落ちる。 対話はテレパシーなので、「こう言っているかも?」という、ふとした感覚なのだが、自分の中から、思考を通さずにサラサラ流れてくる。普段の思考からは思い付かないような叡智溢れるシンプルな回答に、ただ、驚かされる。 妙にスッキリする気付きに誘われたなら、間違いなく、身体と対話している。他の誰でもなく、自分を良くしたい、幸せにしたいという思いでベストな答えを導くわけだから、本人が一番納得する。 さて、セラピストに誘導されながら、視神経と対話していた時に、感謝の気持ちが込み上げてきて、涙が滝のように流れた。 私は本を偏愛するあまり、強度近視となっていた。検査では既に視神経は陥没して変形しており、いつ何らかの病を発症してもおかしくない状態だった。 視神経は、「私にばかり頼らず、他の感覚にも

エネルギーと魅力

 人は、見た目で魅力的かどうか判断している? 実は、エネルギーで判断しているそうだ。 どんなに美人で、きらびやかなブランドのドレスを着ていても、目が死んでいる人は魅力的には見えない。 私たちは、エネルギーを視ている。 エネルギーは、オーラのこと。 自分のセルフイメージが明るく 自身を魅力的であると思えば、現実化する。 魅力とは、自分が自分に対し魅力を感じているかどうか。 本気で思い込むと、エネルギーが出てくる。 それを人々はキャッチする。 こうやって、本当に魅力的になっていく。 地球は特殊で珍しい体験ができる星なのだそう。 集合意識に時間の概念が入っているから、人々は、老けていく。 ところが、若いと思えば若くなる。 同じ年齢でも、若々しい人はいる。郷ひろみさんが、還暦だなんて、ビックリする。あの方は、いつもキラキラ輝いている。 ところが エネルギーを視て魅力的かどうか感じるは感じるのだが あなたが素敵なエネルギーを発しても、世界中の人々から好かれるわけではない。 三次元的エネルギーと五次元的エネルギーは、合わないので、どうしてもあの人に受け入れてもらえないとか、拒絶されてシュンとすることもあるだろう。 気にする必要はない。エネルギーの違いは住み分ければよい。そうすれば、互いに安心して生きていける。 嫌いなわけではないが、どうしても合わない。そんな相手は居るはずだ。原因は、エネルギーの違いであれば、納得だ。誰が悪い訳でもない。まして、あなたが自身を責める必要はない。 見えている世界は、ホログラムであり、自身が出すエネルギーである。 エネルギーは、ハートから出る。脳の思考からではなく、ハートの思考。 私たちは、意識せず、ハートから出るテレパシーで会話している。 なんとなく、伝わってくるものを感じた経験はあるだろう。 動物も植物も、あなたのテレパシーをキャッチして、理解してくれている。 日頃から、ハートに集中し、脳の思考には大人しくしていただく練習をするといい。 ハートは、あなた自身なので、どんどんエネルギーが活性化して、魅力的な現実が起きてくるだろう。 ↑ YouTube「地球を楽しむエミールチャンネル」参考 私の考えも一部織り交ぜました。 ☆追記 上記の情報を知り、少し理解できたことを書いておく。 例えば ある日、私の目の前に火星人が現れたとする。 タコみたいだし、話

五次元世界が気になるあなたへ

 五次元と聞いて、つい反応してしまったり、「三次元的思考を五次元的捉え方にしてみる」が癖になっているあなたへ。 面白い情報があるので、シェアしたい。 私は、親しい友人とよく、会話に五次元が出てくるのだが、ぼんやり理解しているけど、どんな感じか、そう言えばちゃんと説明できないかもしれない。 五次元の世界は、次のようになっているらしい。 三次元は、縦横高さの世界 四次元は、プラス 時間 では、五次元は、プラス○○○! これは、人により、説が異なる。多次元世界と言う方もいる。 ○○○に入る考えを紹介したい。 ①ポジティブがメインの世界 ②エネルギーの概念が強い世界 ③シンクロニシティが当たり前の世界 もう少し、具体的に説明してみる。 ポジティブがメインの世界とは、ネガティブが存在しないということ。 エネルギーの概念とは、肉体という器に入っていながらエネルギーの感覚がものすごく強いということ。エネルギーを様々に扱っていくことになる。 シンクロニシティが日常茶飯事になると、それにより、様々な平行世界を移行していくことになる。自分の思い(したい。なりたい。)を遠慮なく実現し、自ら積極的に体験出来る。 今より楽しい感覚。 前提として、「全体の中の一部という認識」となっている。 三次元では、自分と他人は別々だった。 五次元では、私たちの本来の姿は、意識エネルギーであり、元はひとつという認識になる。 だから、意識の縮小拡大は自由なのだ。 意識を拡大すると、宇宙の星の思いも認識できる。 他人の思いも伝わってくる。 自分のエネルギーを他人と共有している。 三次元では、自分の心の内がバレバレだと、嫌な気持ちになるだろう。他人の重いエネルギーを受けとるのも辛い。 五次元では、そもそも、心の中は綺麗でポジティブに満たされているため、エネルギー共有は、嫌な事ではなくなる。 互いに喜びを共感し合うと、喜びは増幅していく。光に満ちた世界となる。 今、ネガティブをどんどん外していっている人は、五次元へ進むことになるが、ネガティブを外していない人は三次元に留まる。 この、次元移行について、もう少し具体的に説明してみる。 次元移行は、例えば五次元から六、七次元へ移行するのは、比較的簡単なのだそうだ。愛を拡大していけばよいから。 三、四次元から、五次元へ移行するのは、とても難しい。 イメージでは、卵の孵化。

体細胞療法~ワンネス編

 ソマティック·ヒーリング(体細胞療法)は、チームで施術する。 クライアント リード役(セラピスト) アシスト役(セラピスト、3名) という構成になる。 リード役は、全体の流れを俯瞰し、誘導を担当。アシスト役は、リード役の合図で、クライアントに声掛けをしたり、クライアントの要望に応じて、エネルギーヒーリングなどを行う。 複数人のチームで、一体感を感じながらのセッションになるので、潜在意識下で繋がると、奇跡的な癒しが起こる。 人の意識は、集合無意識で繋がっていて、エネルギーを共有できることが、体感で理解できる。これは、スピリチュアル能力があるとか、信仰があるとかに左右されず、誰もが感じることが出来る。 例えて言うなら、こんな経験があるかと思う。 小さい頃、お腹が痛くて泣いていたら、母親がお腹に手を当ててくれた。「痛いの痛いの飛んでいけ~。」と言ってくれたかもしれない。何だか安心して、いつの間にか眠っていた。 人の手は、他の人を癒す力がある。母親の子に対する愛がエネルギーとなり、子の中に流れ込む。子は無意識にそれを感じとり、癒されていく。実際に体内の組織に変化が起きることもある。 あらゆる存在は、元々がエネルギー存在であることの証であり、量子理論などで、ある程度説明もされているようだ。 以下は、私がセミナーで、アシスト役をやらせていただいた時の体験だ。 (クライアント個人に関わる内容は、少し変更して書かせていただく。) クライアントは、足に異常を感じる症状があり、それを改善したいということで、取り組むこととした。 あらかじめ、クライアントから、かけてもらいたい言葉を聞き取りしておく。「大丈夫」「愛されているよ」「安心だよ」など。 催眠誘導し、クライアントには、寝たまま、自由に身体を動かしてもらう。 見た目に、身体に動きが無くても、細胞やお腹の中が動いたりしているので、クライアントが満足するまで、動きを続けてもらう。また、声、うめき声、咳、くしゃみだったりもする。動きとともに、クライアントは解放されていき、気付きが起こる。 リードやアシストは、その間、声掛けを繰り返す。 このクライアントは、泣き出した。そして、自分が胎児に戻り、今、出産した場面だと語り出した。自分が健康体で産まれたのかどうか心配されていた。 「あなたは、生まれ直したのよ。大丈夫。とても健康で元気よ。」「元

体細胞療法体験~視神経編

 ソマティック·ヒーリング(体細胞療法)セミナー三日目 本日は、一対一の手法を習った。 私の体験を記録しておく。 ☆主訴 両視神経が陥没している。強度近視が原因と思われる。まだ、緑内障など病気の症状は無いが、視神経に感謝を伝えたい。また、何か出来ることがあれば知りたい。 ☆セラピー内容 セラピストの誘導で、ミクロのサイズの自分になる。 眉間から、頭の中へ入る。 両目の裏側から、視神経がふた手に別れる分かれ道に到着。視神経の網の目や、血管の向こうに眼球や目蓋があり、外の光が入ってきていて、内部は意外と明るい。周りは赤っぽい。 これ以上、視神経に近寄れない。セラピストの発案で、まず右目視神経に手をかざし、エネルギーを感じる。何となく疲れている様子。 セラピストの誘導で、視神経に意識を交代する。視神経に私へのメッセージを語ってもらう。 なかなかしゃべり出さなかったが、やがて、低い声で、ゆっくりゆっくり、言葉を切りながら、メッセージを語り始める。 意識を交代しているので、実際に声を出しているのは私。 「私(視神経)にばかり頼らないように。 他の感覚にも、もっと頼りなさい。 例えば、見るという行為。眼で見るだけではない。あなたは、目に見えない世界も、脳裏で見ている。催眠療法を勉強して、良かったね。おかげで、他の感覚を使って見るということが、よく理解できる。 あなたは、今までは、目に頼って情報を得るというやり方しか習ってこなかった。だから一日中本を読んだりして、目を酷使してきた。 しかし、今、あなたは、五感、六感を使うことを知っている。 もっと、世界を、様々な感覚を使い、味わいなさい。目に見える世界は、あまりに限られる。世界は、もっと広い。 私(視神経)は、最後まで、ちゃんと働きます。安心しなさい。本は、読みたい時に、読みなさい。もう、バランスは分かるね。」 メッセージとともに、視神経からの深い愛を感じ、感謝の気持で胸がいっぱいに。涙がボロボロこぼれた。今まで、私がやりたいことに、限界まで酷使されながら、応えてくれていたことがよくわかった。 視神経に、何か、私に出来ることはないか質問。元気になる光エネルギーを注いでほしいとのこと。両手をかざし、左右の視神経に光を注ぐイメージをする。その後で、合掌して、視神経に感謝の気持ちを伝え、深く頭を下げる。 インナーヒーラーに来ていただく。

体細胞療法体験~胸の痛み編

 ソマティック·ヒーリング(体細胞療法)のセミナー    一日目受講 「ソマティック·ヒーリングは、身体の不調に向き合う対話型の方法だ。 身体の状態はそれが問題症状であれ、快適な状態であれ、すべて今のその人に対するメッセージであるという仮説に基づいて、そのメッセージが何であるかを探り、身体が欲していることを行っていこうとする対話型の癒しの技法。 病気には心理的な要因が含まれていることが多く、慢性的な心理的緊張が中枢神経に影響を与えることによって免疫機構に損傷を与える。 時には、身体の中に埋め込まれた過去のトラウマや感情の直接的帰結として病気が生じる。また、抑圧された副人格が自分に対する世話や休息などを求める唯一の方法として病気を作り出している場合もある。トラウマを取り除くことで、抑圧された副人格を満たし、慢性的な緊張を軽減することができ、心と身体を楽にすることができる。 ホリスティック(全人的)な治療の中でもパワフルな方法のひとつである。いくつかの技法を用いて、クライアントの問題行動や疾病の原因を探り出してゆき、自分で自分を癒して行くお手伝いをする。」 IHCテキスト P3より さて、セミナー初日、クライアント役をさせていただいたので、私の体験を紹介する。 ☆事前面談 主訴「若い時から、逆流性食道炎で、思わぬタイミングで胸が痛くなる。冷たい水を飲めばおさまるが、出先で水が無いと、しばらく痛みに耐えなければならず辛い。」 原因「おそらく、仕事が忙しく、人間関係性も殺伐としていた頃発症したので、ストレスかと思う。今はストレスが無いのに、依然として症状があるのが不思議。」 どうなっていたいか 「安心したい。元気でいたい。」 ☆催眠導入 セラピストの誘導に従い、深い催眠へ ☆エネルギーの調節 セラピストの誘導により、癒しエネルギーを全身に満たすイメージをする。地球のエネルギーと太陽のエネルギーを取り入れる。 色や、全身にエネルギーが巡るのを感じる。 ☆催眠運動 痛みや緊張を和らげるために必要な動きをする。催眠状態では、潜在意識に任せていると、勝手に身体が動き始める。 私の場合、なかなか身体が動かない。頑固な顕在意識が残っていて、戸惑っている。 セラピストや、アシスト役(3名)が、ランダムに声をかけてくる。 「○○さ~ん」「大丈夫ですよ~。」「元気になるよ。」「安心だね。」「

色の効果と催眠

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 最近、催眠療法と、描画などを組み合わせるセッションを模索中。 私の習っている伝統催眠療法は、スクリプトも完成されていて、初心者でもある程度の効果がみられる。安心安全な療法だ。 しかし、セッションを重ねるにつれて、万能ではないことも分かってきた。 理由として 人々の催眠に対する偏見、理解不足 一定数、イメージが湧かないクライアントがいること 年齢退行催眠などでは、幼少期の過酷な場面を甦らせるため、クライアントの意欲に左右されること 顕在意識が邪魔をして、どうしても潜在意識優位になれない人 などが挙げられるかと思う。 私のセラピスト経験では、インナーチャイルドの苦しみが大きすぎて、心の痛みを訴えるクライアントに数名接したこともあり できるだけ心に痛くなくて、楽しみながら潜在意識の世界に入って行き、ほんとうの自分につながる体験に誘えたらと考えている。 極論を言えば、前世や幼少期に戻らなくても(辛い記憶を思い出さない。深堀しない。)自然に不都合がボロッと取れてしまえばいいな~。と思う。 答えはクライアントの潜在意識の中に必ずある。それを引き出すお手伝いが、セラピストの役割だ。 だから、千差万別のクライアントの状態に合わせ、たくさん引き出しを用意してみたい。 さて、昨日は、セラピスト仲間にセッション練習をさせていただけた。彼女の好意に甘え、新たな試みを三つ、やらせてもらった。 ①数息観 数を数えながら呼吸をする。簡単な瞑想方法。 突然、怒りなどの激しい感情が沸き上がってきた時に、6秒数えろ!と、言われてもいるが、この数息観も、いつでもどこでも実践できるので、おすすめ。 不安など感情を静めたい時、落ち着きたい時に試していただきたい。 意識が「いま」に在る時、人は穏やかで落ち着いて安心するようになっている。「いま」に本来の私が居るからだ。「いま」は、すべて満たされていて、悩みも不安も無いことに気づく。 今回、クライアントに数息観を試してもらったところ、頭がスッキリしたそうだ。安心して、真ん中に意識がある心持ちになったらしい。 ②私を褒めるワーク 手塚千砂子『ほめ日記実践ガイド』のポイントを参考にした。 自分に対して、褒める点を書き出していくのだが、 通常のノートの取り方(羅列)だと、潜在意識につながりにくいので、マインドマップの手法を拝借してみた。 真ん中から意識が枝分かれして

ありのままの人生を受け入れる

 「私は、人が言うほど偉い人間ではありません。 ただ、目の前に示されたことを1つひとつ必死でやっていくうちに今日になっていました。 私は昔、凛と立つ百合のように生きたいと願っていました。 でも、今は、野に咲く小花のように目立たなくても、自分の居場所でしっかり働く人になりたい。」 志田周子 戦前戦後、無医村の僻地で働いていた女医 いしゃ先生の言葉 魂の望む道は時に過酷だ。 周子さんは、無医村の村に、村長をする父親に請われ、三年という約束で診療所を切り盛りする。その間に、母親の死、東京の恋人との別れなどを経験し、辛さを乗り越え、村人の命に寄り添う生涯を選択していく。 無医村だった村では、祈祷などの民間療法が信じられていて、いしゃ先生は数年間、村人から偏見の目で見られていた。 無理解の中、孤立しながらも、目の前に起こる出来事に、出来る精一杯で対応していく。 一つひとつが、やがて実を結び、10年後は、村人に信頼される医者に成長。 映画『いしゃ先生』を観て 学んだこと 人生には、どうにも抗えない流れがある。 その流れは、魂の望む道なのだが たいていは、魂の道は感知できていないので、自身が思い込む幸せの形を追い求め、流れに抗い、苦しむことになる。 世間から、不幸だとか、恵まれないとか、可哀想だとか、評価されたとしても 本来の魂の望む道を進むなら 本来の意味では幸せなのである。 体験による学び。それは、個々に相違する。 相手の人生をありのままに受容し、尊重する意味がここにある。 病気になっても 結婚してなくても 子宝に恵まれなくても 恋人に振られても もしかしたら 戦争も、貧困も、災害も、 人生の体験はすべて わたしの魂が望んだのかもしれず だから 起きる出来事に一喜一憂せず ただ、 「ああ、そうか」(白隠のように) と受け入れていく生き方は 実は、とても生きやすいのかもしれない。

本質から離れる効果

 昨日、知人の管弦楽団定期演奏会へ出掛けた。 私は、中学時代はリコーダー部 高校一年間は、吹奏楽部に所属していたので、音楽は好きな方だ。 今回、二枚チケットをいただいたので、夫を誘って行ってきた。 夫は、クラシック音楽はあまり好きではないようだが、私に付き合ってくれた。 管弦楽団の演奏会は、どうやら初めてだったらしく、夫の疑問がいちいち新鮮だった。 なぜ、ギターがないのか。 ビアノ、歌はないのか。 あの大きな楽器(コントラバスか)は、どうやって運んでくるのか 練習は、毎回みんなで集まってやるのか。大変そう。 指揮者は、管弦楽団に所属しているのか。それともコンサートごとに渡り歩くのか。 なぜ、指揮者が必要なのか。みんなが譜面どおりに演奏すれば、指揮者はいらないんじゃないのか。 なぜ、指揮者は、ロボットみたいな動きなのか。 なぜ、指揮者はしゃべらないのか。 アンコールって、何? 夫の疑問に一つひとつ答えながら、私も、あれ?なぜだろう?考えたことなかったなあ。と、新鮮な気持ちになれた。 オーケストラをあまり観たことの無い人には、いちいち珍しく、面白かったようだ。 また、私も 生演奏とCDの違いを体感できた。 倍音の効果など学んでいたので、CDではカットされてしまうような、人間の聴力では感じ取れない波動も、生演奏では、カットされないため、細胞が必要な波動に共振していることを改めて味わった。 ベートーベンは、丹田(第二チャクラ)にものすごく響くこと シベリウスは、魂に深く響くこと など、新たな発見があった。 私たちは、本来は、宇宙のすべてを知っている完璧な存在であると言う。 高次元の光。愛の意識エネルギーであるとか。 完全に満たされていると、それに慣れてしまい、自分のことがよく分からなくなる。 愛って何? 光って何? 完璧って何? 受容って何? 許しって何? わたしって何? 私は、入浴が大好きで、一日に何回も湯船に浸かり、ぼ~っと過ごす。それも心地よいのだが。 時々、忙しくて寒い外出先から帰宅し、冷えきった身体を温かい浴槽の湯に浸した瞬間に あ~~~~~~~~っ と、至福の声が出る。 身体がどれだけ冷えきっていたのか。温かいお湯がどれだけ気持ちよく、心身ゆるむものか。これが幸せって言う感覚なのかな。生きてる~って感覚なのかも。 と、普段使わない感覚を刺激され、喜びをひしひし味

曼陀羅のシンクロニシティ

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  一昨日の夜、ふと気になり 『世界で一番美しいマンダラ図鑑』を眺めていた。 この本は、随分前に手元に来ていたのだが、リビングの本の山に積んだままになっていた。 ふと気になるとは 潜在意識からのメッセージのことが多い。 理由は分からないが、気になったので、眺めた訳である。 マンダラ(曼陀羅)とは、狭義にも広義にもいくつか特徴があるが、ザックリ言えば 円くて、すべてが備わっていて、何一つ欠けていないもの というのが本質に近いかと思う。 (実際の仏教曼陀羅は、正方形もある。対称性のある幾何学的な形態とも言える。) この本は、自然界のマンダラにも言及しており、興味が尽きない。星の軌道、野菜の輪切り、花、切り株の年輪もマンダラ構造だ。 フラクタル(部分と全体が自己相似=再帰)とも言う。 人体を含む自然界の事物の大半が、フラクタルに近似しているそうだ。 例えば、人体の細胞をクローズアップしていくと、原子核と電子軌道が見えてくる。 これは、太陽の周りを公転する惑星の動きにもなる。 *ブータンの曼陀羅『宇宙図』 古代の仏教経典を元に描かれた宇宙観であるが、天体望遠鏡も、観測ロケットも存在しない時代に、なぜ、この構造が分かっていたのか。驚くばかりである。 以前、前世療法を受けた時に、宇宙人の前世が出てきた。この療法後の数日、いろいろな情報が潜在意識から押し寄せてきて、こちらのblogにも記録しておいたのだが その中に、今思えばフラクタル構造についての情報があった。 私たちの内側にも宇宙が広がり、外側にも宇宙が広がり、果てしない入れ子構造ではないか?というイメージだ。全体であり一部。一部であり全体。そんな感じか。言葉にすると、訳が分からなくなる。この感覚をどう伝えたらよいのだろうか。言葉にするほど、離れていく。 さて、このマンダラ図鑑を味わった翌日 皇居前広場にて、ふと空を見上げたら、日暈(ハロ)が、巨大な円を天空に描いていた。 写真では、なかなか伝わらないかと、残念だが、あまりに大きすぎて、あまりの迫力に、圧倒された。宇宙にいきなり放り込まれたような、意識変換が促されたような、強いて言葉にするなら すべてはつながっている という果てしなく広がる気づきだろうか。 そう言えば、何故か分からないが、 昨日の朝、ふと思いついて、宇宙の始まりを体感する催眠スクリプトを作った。 潜在意識から促

宇宙の始まりを体感するワーク

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  *写真は、本日、皇居上空にかかった日暈(ハロ) 催眠を深めた後の誘導スクリプト あなたは、意識エネルギーです。 あなたは、闇の中に存在しています。 浮いているのか。もしかしたら、上も下も分からないかもしれません。 闇の中に存在しているあなたを感じてください。 前方の闇を眺めるようなイメージです。 光がひとつ、あなたから離れていきます。 また、ひとつ、ふたつ、みっつ。 無数の光が、飛び出していきます。 その光景を感じてください。 あなたから分離した光は これから何を体験することになるのか、分かっていたかもしれません。 楽しい、苦しい、悲しいこと。 全部分かっていて、飛び出して行った光は、みんなとても勇敢でした。 やがて、分離した光たちは、宇宙を自由に創りはじめます。 恒星、惑星、銀河、彗星 あなたが眺めていると、星の光が無数に瞬きはじめます。 どんな宇宙を創ろうか。 あなたは、ワクワク、それらを眺めています。 分かれていった光は、あなたです。 あなたの意識エネルギーです。 だから、この広大な宇宙に散らばった、どの意識にも、意図すればフォーカスできるのです。 あなたの宇宙なのですから、好きなところにフォーカスしてみてください。 さあ、何を感じますか。 さて、分かれた意識エネルギーのひとつが、アクアリウムのような美しい地球を創りました。 あまりに美しいので、あなたは興味を持ちます。 しばらく、地球にフォーカスしてみましょうか。 地球は、どんな様子ですか。 あなたは、どんな地球を創りたかった? なんだか、生命体が賑やかに地球ライフを謳歌しているみたいです。ひとつひとつ、命の鼓動が感じられるかもしれません。味わってみましょう。 さらに、興味津々のあなたの意識を 地球上の2022年○月○日 ○△✕さんのボデイにフォーカスしてみましょうか。 あなたは意識エネルギーなので、時空の制限はありません。地球のどの時代のどの生命体にも、鉱物、植物、動物にもフォーカスし、体験することができます。一度に無数の体験を味っています。 だから、フォーカスするだけで、テレビ番組が切り替わるように、個別の体験も深く味わうこともできるのです。 さあ、○△✕さんの中に入りました。 どんな過去?どんな未来?そして今 何を体験して、何を感じている? 地球は、 今、メインテーマがあって 元々のあなたから、遠く