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11月, 2021の投稿を表示しています

ソウルビジョンリーディング

 ソウルビジョンリーディング360°対面セッションを受けてきた。 私がセラピストに伝えるのは、現在の氏名のみ。名前のエネルギーを感じて、今、必要な魂からのメッセージをビジョンを通して伝えてくれるというもの。 魂からのビジョンは、言葉を超えて「伝えたい本質」をイメージで送ってくるそうだ。自分では気付きにくい「そう思いやすい考えやすいパターン」の原因が分かって手放すきっかけをつかむ方が多いらしい。(ヒーリングサロンWhite RainbowのHPより) そもそもの切っ掛けは、セラピストに催眠療法についてインタビューさせていただくために会うことになったのだが、彼女の美しいHPを拝見しているうちに、「今、私は、ソウルビジョンリーディングを受けた方がよい!」と閃きを得、突き動かされるように申し込んだのだ。疑いの余地なく、冬から春が訪れるような自然な流れだった。私のハイアーセルフか、守護霊様がお膳立てしてくれたのかもしれない。おそらく、あと一歩の明確なアドバイスを至急知らせたかったのかもしれない。 これは、もしかしたら、気功ヒーリングでも、催眠療法でもなかなか改善しない、胸の部分のネガティブな塊の謎にアプローチできるのかも?と、期待に胸膨らませ、嵐が過ぎ去ったばかりの新宿の街をイソイソ歩いたのだった。 リーディングの一部始終を下記に紹介する。興味ある方は、ぜひ読んでいただきたい。 対面で座ったセラピストは、目を瞑り、合掌しながらリーディングを始める。ビジョンを読み取る間は、しばらく会話が途切れる。ただ、ヒーリングも同時にされていたようで、静かな時間も心地よい。うとうとしそうになり、平和で穏やかな気持ちを味わう。セラピストは、360°の言葉通り、椅子に座る向きをぐるりと変えながら、その方向に観えたビジョンを説明してくれる。 ◇要約、または原因 4~5歳の私の姿。しゃがんで一人遊び中。正面に金色に輝く存在が居る。私を守護する高次元存在だろうか。私の横に黒い影の人物。どこかに連れて行かれそうになっている。私は行きたくないのだが、行かざるをえないという感じ。相手に強く出られると逆らえない。という人生パターンの最初の場面らしい。 金色の存在から、いつも繋がっている印として金色に輝く玉を渡される。わぁ。と喜ぶ私。 ◇前 星の王子様みたいに、一人用の小さな星に立っている私。空は赤とピンクが混

宇宙語で遊ぶ

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 『宇宙語マスターになると人生はうまくいく』 光ファミリー著 日本初 宇宙語の入門書! この著者の太っ腹なところは、読者特典が充実しているところ。宇宙語音声やアートの画像をダウンロードできたり、宇宙語ワークショップ無料体験ができたりする。 昨日、そのワークショップ「宇宙語で遊ぼう」にZoom参加。 皆様は、宇宙語を知っているだろうか。ライトランゲージとも言われている。高次元のエネルギーを三次元の言葉に置き換えたものらしい。最近は、YouTubeでも宇宙語動画がよく見られるようになってきた。 宇宙語は、スピリチュアルな人による特別な宇宙人言葉ではない。誰でもしゃべることが出来るし、練習すれば翻訳も出来るようになる。 例えば、お風呂に入っていて、湯船に浸かった瞬間、あまりの気持ちよさに、「あ~。」と声が漏れたことがあるだろう。あの感覚。日常を離れて無の状態になり、リラックスして気持ちよい感覚。そう、宇宙語は、気持ちよくて、楽しい。 宇宙語を話せるようになるには、宇宙語シャワーを浴びるとよいそうだ。準備のできている人は、聞き流しているだけで話せるようになる。まずは、聞いてみよう。動画を見ながら、口真似してもいい。 次に大切なのは、ハートをオープンにして宇宙語を話すことを許可する。そして、光の存在と繋がると意識する。 頭で考えない。 実際のワークショップの様子 7人くらい参加者がいただろうか。まずは、日本語で簡単な自己紹介をして、「お会いできて嬉しいです。今日はよろしくね。」という気持ちを自由に日本語以外の言葉にしてみる。単なる音でよいとのこと。 みんなそれぞれ、個性的な音で語る。目を瞑って聞いていると、エネルギーが伝わってくる。ハートが温かくなったり、ワクワクしたり、ちょっとうるっときたり、力強さに圧倒されたり。 私も、最初は恥ずかしくて、モジモジしていたが、せっかくのチャンスなので、小さな声で、気持ちを音に乗せてやってみた。単語や文法はない。口に自由に適当に発声させる。だから、間違いは一切無い。赤ちゃんが、バブバフ言ってるのも、「それ、間違いだよ。」とは、誰も言わない。ご機嫌なんだなあとか、お腹空いてる?とか、何となく伝わってくる。あんな感じに近いかな。 進行役の方が、「おおっ、すごいね!」と褒めてくれたり、参加者が拍手してくれるので、嬉しくなる。みんなで受け入れ合う場

気功で宇宙エネルギーチャージ

 神原ひで子さんの気功セッションを受けてきた。 夫と二人で通うようになり、4回目くらいか。 2ヶ月に一回くらいのペース。 毎回、セッション後にアドバイスをいただき、2ヶ月の間に、自分なりにいろいろ取り組んでおく。課題が分かっているので、改善スピードが早い。 ひで子さんが、気功で身体のエネルギー状態や細胞からのメッセージを受け取ってくれるので、自身のココロとカラダと対話しながら共に学んでいくような感じ。ひで子さんは、その通訳士の役割でもある。 一回のセッションで問題がスッキリ解決するわけではない。外科手術で患部を取り除くような訳にはいかない。過去のトラウマや、生きつらさの元になっている不要なエゴ、染み付いた生き方の癖などにフォーカスしていくことになる。何十年も無視してきたデリケートな部分だけに、丁寧に向き合う必要がある。 トラウマも、本人の準備が整っていないのに、無理に剥がすと、傷になってしまうらしい。 その準備に必要なのが、宇宙エネルギーチャージ。エネルギーに充たされていると、細胞もココロも元気になり、本来の自分が輝きを取り戻すため、気付きが次々起こってくる。そして、本当に必要なものを引き寄せ始めるから、人生が好転する。 これは、目に見えないエネルギーの話なので、体感していただくしか、説明つかないが、気功セッションを受けただけで、自然と涙が流れたり、セッション後に気持ちが楽になったり、表情が柔らかくなっていたり、素直に自分と向き合おうとしたり。不思議な変化を見ることになる。 気功セッションで宇宙エネルギーを充たしてもらっただけで、数日後、職場での人間関係が改善したとか、トラブルが消えたとか、相関関係は証明出来ないが、確かに生きやすくなる例もあるそうだ。 おそらく、宇宙エネルギーに充ちていると、波動が上がり、考え方が柔軟になってくるのではないか。まわりにたくさんの幸せが満ちていることに気付き、小さなことに感謝するようになる。いつも感謝の気持ちで、穏やかな心境で過ごしていれば、現実も同じものを引き寄せる。幸せや心地よさにフォーカスするので、気持ちよい出来事、人にばかり出会うことになる。「ああ、ご飯が美味しいなあ。空が美しいなあ。たまに喧嘩もするけど、家族と暮らせる日常が一番の幸せなんだなあ。一日働いて頑張ってくれた自分、いつも本当にありがとう。」という心境に変化してくる

クラウドシップ

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  今朝、何気なく窓から空を眺めたら、不思議な形の雲が! うわ~。面白いなあ。孫悟空がきんと雲にでも乗ってるみたい。いや、七福神か。 よく見ると、かわいらしい動物たちが、たくさん並んでいて、カヌーのオール漕ぎをしている姿に見えてきた。 一番大きめの存在が、片手を前方に伸ばし、われわれは、あちらの方向へ進むぞ。と、指揮をとっているようだ。船の先頭では、ネズミが前方に目を凝らしているようだ。 イメージして喜んでいたら、ふと脳裏に「クラウドシップ」という言葉が閃いた。 どこかで聞いたようなワードだが、意味を知らなかったので、検索してみた。 雲の船(宇宙船)をクラウドシップと呼ぶそう。 最近、高次元と地球次元の境界が以前より容易に重なるようになってきて、高次元存在が雲の形をとって、姿を現すようになってきたらしい。 確かに、数年前よりも、空や雲が美しく、神々しく感じたり、彩雲を頻繁に目にするようになったかも。地球全体で起きている現象だったようだ。 宇宙存在が姿を現す場合は、例えばUFOと呼ばれるあのお馴染みの形で出現すると、まだまだ地球人は驚いてパニックになってしまうため、雲の形を借りて、皆をビックリさせないよう配慮しつつ、優しくアプローチしてくれているそうだ。 気づく人は気づく。気づかない人は気づかない。その程度の奥ゆかしさで。 なぜ、わざわざ、雲の形をとって、私たちに合図を送ってくるのか。 一説によると、地球には、たくさんの宇宙存在が転生してきており、地球の次元上昇のお手伝いをしているとか。一段階、神様の領域に近づこうとしていると言ったらよいのかな。今よりも、愛のエネルギーが高まるイメージかしら。一人ひとりが、個性を大切にされ、繋がり合い、輝いている世界。動物も植物も、皆が幸せで、全体がひとつになる世界へ。 もし、あなたが空にクラウドシップを見つけたなら。それは、他人から見ると、ただの雲かもしれないけれど、あなたが、感動を伴い眺める不思議な魅力のある雲なら、高次元からの応援メッセージと捉えることができる。 高次元存在は、あなたにメッセージを送りたいと思った時、「こっち見て。空を見て。」とテレパシーで伝えてくる。たいてい、「ふと、空を眺めたら○○があった。」というシチュエーションになる。「ふと」という感覚が、目に見えないエネルギーに応えている証になる。 クラウドシップからの

間(あわい)に繋がる世界

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  今朝、宇宙につながるような あわいを感じて、撮影 ~~~~~~~~~~~~ 智恵子は東京に空が無いといふ、  ほんとの空が見たいといふ。  私は驚いて空を見る。  桜若葉の間に在るのは、 切つても切れない むかしなじみのきれいな空だ。  どんよりけむる地平のぼかしは うすもも色の朝のしめりだ。  智恵子は遠くを見ながら言ふ。  阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に 毎日出てゐる青い空が 智恵子のほんとの空だといふ。  あどけない空の話である。 智恵子抄 あどけない話  高村光太郎 より ~~~~~~~~~~~~ 東京に空が無い  という文章がふと思い出されて、冒頭に紹介してみた。 私も、最近まで、東京に空は無いと思い込んでいた。 そう思う時に、人は過去に意識を飛ばしている。現実から目を背けようとしている。 しかし、もし、目の前に広がる空に美しさを感じるなら 意識は今にある。 自分が今にあると、美しいものが次々見えてくる。 過去の感動をすがるように思い出すのではなく 今、ここにあることに心をふるわせ 今を生きる喜びを実感する 私が智恵子なら 東京に空はあると、言葉にしたい 故郷の空も東京の空も はるか彼方の外国の空もみんな繋がっていて あわいの時には宇宙にまでつながる みんなみんな、奥深くで繋がっている 生かされ、守られている だから、今、私は大丈夫だと。 智恵子さん ほんとの空は、いつもあなたのすぐ側に広がっているのよ。 そう言って、二人肩を並べて あわいの時を静かに味わいたかったなあ。

近未来療法体験

 退行催眠療法で、前世や、小さな頃の自分を癒し解放した後に、最終段階でいくつか選択することが可能。 中間世という、魂が肉体を脱いで行く場所に誘導され、高次元存在(マスター、守護霊など)に会ったり、亡くなった方やペットに会うことが出来る。 また、お花畑という安全地帯では、近未来に進んだり、胎児期(お母さんのお腹の中)に戻ることも出来る。 それらの中で、近未来療法について、記録しておく。 私の考え。 未来は決まっていないと考える。現在の自分の思考や行動から、進む可能性の高い未来を見たり感じたりする。だから、人生の岐路で、選択を繰り返すことで、いく通りもの未来が可能性の扉を用意していると思われる。 例えば、人生のある段階で、仕事を辞めようか悩んだとする。右の道を選択すると、そのまま仕事を続ける道が続く。もしかしたら、過労で倒れ、休職していたり、反対に昇進して、責任ある任務を遂行しているかもしれない。左の道を選択すると、退職し、自分のやりたかったことに挑戦しているかもしれない。移住したり、カフェを開いたり、学校で勉強しているかもしれない。 私たちは無意識に、自分が体験したい未来を選択しているが、俯瞰すれば、数えきれない未来の可能性が広がっていることに気づくだろう。 私たちの人生には、自由意思の法則が働いているので、自らが恐れを手放し、本来の自分が望む選択を繰り返し行動していれば、どんどん心地よい未来を創造する。エゴの囁きのままに、不安や欠乏感をベースに選択を繰り返すと、不安や不足を現実に創造し続ける。 催眠療法の先生は、blogで、「人生に逆らわず、流れのままに生きる」と自由になると書いている。人生は、抵抗すれば苦しくなる。川の流れに逆らえば、泳ぎ難い。流れに乗れば、楽に進んでいく。この川の流れに乗ることが、本来の自分として生きることではないかと思う。 本来の(本当の、本質の)自分とは、潜在意識の奥深くに存在する。穏やかで満たされた愛の存在であり、広大で自由な意識だ。 そこに繋がるために、不要な自我(エゴ)をいかに手放していくかが大切になる。その手法が前世療法や年齢退行療法であるが、過去の自分を癒すことがポイントとなっている。 さて、退行療法セミナー実技で、自分の近未来(3~5年後)を見てみた。 一回目 誘導に従い、近未来のある場面に到着。なかなかイメージが現れてこない。ぼ

催眠療法に思うこと

 セミナー中に、私がセラピスト役をやらせていただいたケースを紹介したい。守秘義務があるため、詳細は伏せる。催眠中の感じ方が人それぞれである点に焦点を当ててみたい。 潜在意識は、奥深い。私たちセラピストは、クライアントの課題解決のために、催眠誘導をさせていただくが、思うようにならないことも起きる。困ったときはどうするか? 基本は、催眠中のクライアントに「どうされたいですか?」と、問う。というのは、答えは必ずクライアントの潜在意識が知っているからだ。セラピストは、答えは何も分からない。クライアントには、問題を自分で解決する力があると信じ、ひたすら手伝い、寄り添うことしか出来ない。 クライアントが、何も感じない場合に、どう寄り添うのか?今後の学びのために、記録しておく。 以下、ケースについて最小限の記述をするが、個人に配慮し、一般論も織り混ぜているため、事実どおりではないことを了承いただきたい。架空と捉えていただいて構わない。 ◇テーマ クライアントに話をうかがっていると、○○の話題が何度も上がった。では、○○との関係について取り組みますか?と質問したが、それについては自分で既に解決してきたから、よいとのこと。特にテーマを絞りたくないとの要望。「今のクライアントに一番必要な場面」という言い方で誘導させていただくことにした。本来は、テーマについて二人で共通の目標を持っておかなければ、催眠中に必要な場面が浮かんで来なくなる(焦点が定まらず、イメージが散漫になる)おそれがあったのだが。クライアントから要望されない場合には、どうにもならない。潜在意識の力を信じることにする。本当は、○○との関係で、浄化されるべき感情があるのだろうなあと感じたが、それ以上は触れなかった。課題が明らかでも、それに取り組むタイミングは人それぞれ。今日はそのタイミングではないと考えるしかなかった。 ◇催眠誘導 スムーズに催眠状態となる。頬が痙攣しているので、かなり深く入った様子。 ◇安全地帯 花畑で、イメージ力を確認。誘導に従い、花や見える景色を言葉にしてもらう。きちんとイメージできている様子。ここまで順調。 ◇楽しかった子ども時代の場面へ誘導 階段を10段降りてもらう。通常は、そこから場面が浮かんでくるのだが、階段下の状況からなかなか進まない。何も見えてこないという。足元から順番に、着衣などを感じてもら

年齢退行催眠~幼児期編

 退行催眠セミナー最終日 誰もが、何だか生きづらいなあと感じる問題を抱えて生きていると思う。その原因が、小さな頃の、もう忘れてしまったささやかな出来事に起因することもある。 そんな、典型例になるかと思うので、参考にしていただけたら嬉しい。 ◇テーマ 物心ついた頃から、なぜか集団が苦手。友達をあまり作れなかった。しかし、各年代に必ず一人は仲のよい友はいたし、ひどい苛めを受けた記憶もない。大人になってからも、大勢で何かをやっていると、例えそれが順調であっても、辛くなってきて、離れたくなる。原因を知りたい。 ◇小さな頃の楽しかった場面へ誘導 3歳。畑でサツマイモを掘っている。姉の通う幼稚園の芋掘りイベントに参加。まわりに大勢の子どもや、母親がいる。「お芋掘るの、楽しい!」と満面笑顔の私。 ◇テーマに関わる感情を初めて感じた場面へ誘導 5歳。幼稚園の教室の中、大勢の子ども達が遊んでいる。 私は、緊張して立っている。 やがて、問題のシーンが始まる。 右手と左手をそれぞれ、友達につかまれて、左右から引っ張り合いになる。おそらく、「こっちで遊ぼう。」と、それぞれに誘われ、私を取り合いになったのか。 「痛いよ。痛い~!」急に泣き出す私。 左腕に激痛。手が上がらなくなる。すぐ別室に連れていかれ、園長先生のクルマで病院へ運ばれる。温かい機械に腕を挟まれ、包帯を巻かれる。(脱臼した記憶がある。) セラピストから 「Yちゃん、お友達に、もう手を引っ張らないでって、自分で言える?」と問いかけ。 私「言えない」 セ「Yちゃん、お友達に引っ張られて、手が痛くなっちゃったこと、先生にお話して、先生から言ってもらう?」 私「だって、園長先生は、よく知らない人だから。言えない。」 セ「お母さんに言ってもらう?」 私「ううん。いい。」 セ「どうして?」 私「だって、そうしたら、その子が悲しくなっちゃうでしょ。」 (引っ張った子が、私が脱臼して治療受けたことを知ったら、悲しむかもと、ひたすら心配している。) 場面を進める 幼稚園教室の場面 セ「どんな気持ち?」 私「みんなのこと好きだけど、みんなと遊ぶの怖い。もう痛いのイヤ。」 セ「どうしたい?」 私「一人で遊ぶ。」 セ「でも、本当は、みんなと遊びたいでしょ?」 私「う~ん。じゃあ、大人しい子と遊ぶ。○○くんと、△△ちゃんがいるから、いい。」 セ「今、教室

年齢退行催眠~思春期編

 現在、イーハトーヴヒプノセラピーカレッジ退行催眠セミナー後半の部をZoom受講させていただいている。年齢退行催眠をクライアント役として生まれて初めて体験した。興味がある方は、ぜひ、読んでほしい。どんな風に進められるのか参考になればと思う。 ◇セッションテーマ 母(私が14歳の時に父が再婚)に優しくできない。原因を探りたい。もし過去の私が、母に対し怒っているなら、その感情を味わい、解放したい。 ◇子どもの頃の楽しい思い出シーンへ誘導 3歳 パンダのぬいぐるみと遊んでいる。「パパが買ってくれたから、嬉しい。」と言う。 ◇テーマに関係する感情を初めて感じたシーンへ誘導 15歳 、自分の部屋。机の前に立っている。机上には日記帳。「お母さんが、私の日記帳を読んだの。読まないって言ってたのに、嘘ついた。日記に書いてあることで怒られた。日記には、誰にも言えないことを正直に書いてある。それなのに、怒られるなんて、ひどい。」 悔し涙を流す。 母に、意識交代 「○○ちゃんの考えていることがわからないから、日記帳を読みました。○○ちゃんは怒っているから、負けるわけにいかない。甘い顔をすると負けてしまう。きちんと躾るためには負けるわけにいかない。」 母の意識を感じる。 「ずっと一人暮しで、自由にやってきたのに、結婚したら、よき妻、よき母にならなくてはならず、好きな仕事(洋裁の先生)も続けられなくなった。自分が消えていくような気がする。」 私に意識交代 「学校に行く前に、お母さんと大喧嘩になった。お母さんは鬼みたいな顔で叩いてくる。私は、そんな母を抱きしめようとした。母はそれを拒絶した。それが悲しかった。」 ボロボロ泣く私。 セラピストは何度か意識交代し、私の言葉を母に伝えてくれだが、母は、頑として「負けるわけにいかない。」の一点張り。埒が明かない。 セラピスト「○○ちゃん、どうしたい?」 私「私と同じ年齢のお母さんとなら、友達になって、仲良くなれるかもしれない。」 セラピストが、15歳のお母さんKちゃんを連れてくる。 Kちゃんは、面倒見よくて、しっかりしていて、私にお裁縫を教えてくれる。しばらく二人仲良くお裁縫をして楽しむ。 「15歳のK ちゃんなら、仲良くできる。好き。」と私が言う。 Kちゃんの意識を感じる。 「お父さんお母さんに受け入れられなくて、叔母さんのところに住んでるの。お裁縫

イルカのスピリット

 誰も教えてくれなかった目醒めのヒミツ いるかくん いるかちゃんトークショー 着ぐるみを脱ぐ覚醒ワーク に、参加してきた。 『誰もおしえてくれなかった目醒めのヒミツ』いるかくん、いるかちゃん著 史上初!イルカのスピリットが書いた本を手に入れた!いよいよ、こんな時代になったのですね~ イルカのスピリット、いるかくんは、ドルフィニスト綾子さんがチャネリングして、実際にしゃべってくれる。YouTubeにもあるので、気になる方はぜひご覧ください。愛らしくて癒されまくります。 覚醒、目覚め、悟りなど、表現はいろいろあるが、端的に言えば、本当の自分に気が付くこと。これは私のblogの一貫したメインテーマだ。 いるかくんの本は、可愛らしい表紙からは想像がつかないほど、中身が濃い。いわゆる「悟りの指南書」だ。面白くて、夢中になって一気に読んでしまった。 ワークショップでは、高次の観点から見た人間の思考、行動パターンを紐解き、自分が創った着ぐるみという戦略を解き明かし、着ぐるみを脱いで、本当の自分に出会い、源の自分に還っていくプロセスを体験できるとか。 さて、人間は、幼い頃に、主に親との関係で、本当の自分のままでは愛されないという体験をする。そして、愛されるための戦略として着ぐるみを着ることになる。すべては、愛されたいという気持ちが根底にある。幼い自分は、無力である。親に愛されなければ、食事もできないし、生きていけない。育ててもらい、お世話してもらわなければならないから、必死だ。命がけの戦略としての着ぐるみは、決して悪いものではない。この地球で命を繋ぐために必要なものだった。私たちを守ってくれたからこそ、今私たちは、無事に生きている。そして、愛着ある着ぐるみを脱いでもよい時期になったのだ。高校の制服だって、時期が来れば脱ぐことになる。自然な流れだ。 いるかくんの、可愛らしい声に誘導されながら、目を閉じて、幼い頃の記憶を辿る。親に否定された元体験をよみがえらせる。 会場は、既に、泣き出す人が続出。悲しかった、辛かった感情をシェアしていく。 いるかくんに話しかけられ、私も体験を語らせていただいた。心の中では、「初めて、イルカとお話しちゃった!」と、少し動揺しながら。 4~5歳だろうか。母親が出かけてしまい、留守番をしていた。胸が締め付けられるほど、不安で気が狂ったように号泣していた私。も

現実も幻なら前世も幻

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催眠療法を学ぶようになってから、前世について書かせていただくことが多くなった。 世の中には、前世に興味がある方が一定数いらっしゃるようで、私の拙い文章であろうと、こちらのblogに訪問してくださる方が増え、感謝している。 そこで、前世の捉え方について、ここで整理をしておきたい。 ブライアンワイズ博士という方が、とある女性患者の治療のため、催眠療法を施していた。だんだん、時を遡って誘導していくと、その女性は、過去の時代の別の人生を語り出した。博士は驚き、研究を重ね、前世療法の手法を世に知らしめた。現代科学では証明不可能であるが、催眠状態で、多くの人が前世を語ることから、もしかしたら人間は魂の存在であり、何度も生まれ変わりを繰り返している意識体かもしれないと考えられるようになった。 催眠療法セラピストは、クライアントの課題を解決するために、施術をする。誰もが潜在意識の中に、ベストな答えを持っている。セラピストは、潜在意識から湧き出してきたイメージや気付きを全面的に信頼し、受け入れる。しかし、それはあくまでも、クライアントの課題解決のために、クライアント自身がそのイメージを体感し、納得するための行為だ。苦しみや悲しみから解き放たれ、これからの人生をより良く生きていただくための、ひとつの技法である。 潜在意識は本当に面白い。セミナー実技を通し、何度も潜在意識につながると、鮮明なイメージが浮かび上がる。時に、詳細なストーリーが展開され、我ながら驚く。これをすべて、瞬時に想像したのであれば、誰もが作家の才能があることになる。 前世など、あるはずがない。クライアントの妄想でしょ?もちろん、そうかもしれない。しかし、セッションを通し、クライアントが体験する一連のストーリーは、新たな視点をもたらし、クライアントの過去を癒し、生き直すきっかけとなっていく。ダイナミックな施術であることは、医療現場でも評価され、一部の医療従事者が治療に取り入れている。 前世は、潜在意識から沸き上がる。潜在意識には、忘れてしまった過去の記憶、胎児の記憶、さらには人類の集合意識、神仏や宇宙にまで繋がると考えられている。 潜在意識は嘘をつかないが、もしかしたら、自分の願望が前世記憶に影響を与え、ストーリーを脚色する可能性は確かにある。 また、考え方のひとつとして、本当は前世は存在しなくて、本人が生まれる際に、今