インナーチャイルドワーク体験
本日、セラピスト仲間さんから、催眠セッションを受けた。 年齢退行催眠の通常のスクリプトのうち、過去の辛い記憶を再体験する場面を省略し、小さい自分との対話を通し癒していくというもので、彼女自身、手作りでスクリプトを書き上げたものだという。 壮絶な体験をされたクライアントさんの中には、いきなり問題の核となる場面を潜在意識から掘り起こしてしまうと、体調やメンタルを崩してしまうこともある。セッションの方法も、千差万別で、ゆっくりゆっくり進めた方がよいケースもある。 今回は、私が模索していた「心に痛くない年齢退行」のヒントになりそうだったので、交換セッションでお願いをしたもの。 以下は、本日のセッションの記録である。 ☆テーマ 3歳くらいから、本音を言うと、人から嫌われたり怒られたりすると感じていた。相手によって自分を演じ分けて成長してきた。今も、本音を出すのに勇気が必要。癒せていないインナーチャイルドがいるかもしれない。 また、このセッションの直前に、家族に病の疑いが判明した。病は「生き方を変えてください」という身体からのメッセージだと言われる。家族である私は今、何に気づくべきなのだろうか。ハイアーセルフにも質問してみたい。 ☆安全地帯へ 高原のお花畑へと誘導されたが、到着した場所は、真っ白。霧がたちこめている。 視界の右斜め下に、小さ目の花壇が見えていて、黄色い花が数本植えてある。小さくて、弱そうで、儚い感じがする。地面は石畳のよう。 ぐるっと周りを見渡してみる。視線を後ろに向けて気が付いたことがある。セラピストの機転で、背後も見るよう声掛けするのは必要だと思った。 私の背後には、霧のカーテンの向こうに太陽が出ていたのだった。霧の水蒸気を通して、太陽が丸い光を放っている。まるで魂の光(Chie artさんの作品みたいな美しさ)。 *Light Card~光の伝言~ 絵 Chie より この丸い光は後からも出てくるのだが、ちゃんと意味があった。(後で気づく) 潜在意識は、必要なイメージを素直に出して感じさせてくれる。セラピスト側が、意味の無い場面だと判断してはならない。「何も見えない。雲の中。真っ白。」などとクライアントが言っていても、落ち着いてじっくり感じてもらえれば、必ず何かがジワジワ分かってくる。 この安全地帯は、これから誘導される大切な記憶への足掛かりとなり