前世療法体験~星に帰還する魂
本日、ヒプノセラピーカレッジの練習会があったので参加。前世療法を受けたので記録しておきたい。
☆テーマ
先日、宇宙戦争をテーマに前世を体験した。集合意識を変えるために地球に転生したことが判明したが、具体的にどのようにしたら集合意識に働きかけられるのか、それが分かる前世を観たい。
☆安全地帯
ごつごつした岩がゴロゴロ転がっている。地平線まで、岩場が広がっている。空は一面の星空。生物は一切存在していない。岩から体温のようなあたたかさを感じ、安心している。雲に包まれて前世へ導かれていく。
☆前世に到着
白い砂浜。南国の海。砂浜だが、短い植物がところどころに生えている。砂は意外とひんやりしている。裸足。ふっくらした体形の女性。草で編んだような腰蓑。上半身は裸。長い髪。17~20歳くらい。名はメー。(海を意味する音らしいが、発音が最初しか分からなかった)時代は〇万年も昔。
☆前世の家
四か所に柱が立っている。草ぶきの屋根。壁も床も無い。屋根の下は、ヤシの実みたいな木の実がいくつか転がっている。草で編んだ何かも置いてある。他に家具や私有物のようなものが無い。ここは、雨の日に入るくらいで、特定の人の所有ではない。入りたい人が好きな時に入る。
☆食事の場面
浜辺に大勢の人が集まっている。海に細長い木製の舟が岸に到着したばかり。男性が漁に出ていた様子。浜辺には女性や子供たちが集まっていてワクワクしている。久しぶりに魚が食べられると喜んでいる。
食事は、集落の女性が力を合わせて用意する。料理は皆でするが、食べるタイミングも食べる場所も、座って食べるも立って食べるも、その人次第。家族だけが集まるわけでもなく、色んな所に好きなように散らばっている。とても自由。
メーは、赤ちゃんを抱え、お乳を飲ませている。浜辺で、火を起こして女性たちが料理をしている。メーはブラブラ歩きながら、おしゃべりをし、自由に、料理に手を出して、口に入れている。料理しなくても、仲間の誰かがやってくれるので、メーは赤ちゃんに没頭することも可能。皆、おおらかな気質らしい。
メーは、舟に乗っていたある若い男性を気にしている。赤ちゃんの父親だという。
その男性に意識交代。
男性の名はイュー。メーとの間に3人の息子がいる。ただ、旦那さんか?と問われると、違うと言う。婚姻という制度が無かったようだ。メーの両親は既に亡くなっている。子どもたちは、集落全員で育てるため、好きなところで遊んだり、寝たりしている。
イューにとって、メーは、「太陽のような女性」だと言う。メーは、歌とダンスが上手で、集落の女性は皆で歌ったり踊ったりするが、目立っている。全員で踊る時は、掛け声をかけたり、歌をリードしたりしている。独特の歌と踊りは集落でも群を抜いていた様子。
昼間は、互いに別々に行動している。男性は漁に出たり、何か作ったり、体力作業に出ている。女性は、木の実を採集したり料理したり、草で何かを編んだりして、それぞれ作業グループごとに過ごしている。気の合う者同士で遊んでいる時間も多い。基本、やりたいようにやっている。
夜になると、好きな者同士(カップル)で過ごす。イューは、夜の海辺でメーと過ごし、おしゃべりしたり歌ったりしている。ロマンティックな時間もあるようだ。
☆次の大切な時間
メーは30歳くらいになっている。夜の海辺に一人で居る。満点の星空が見えている。静かな波が浜辺に打ち寄せている。メーは、ここで、歌いながら即興でダンスをしている。一人で静かな時間を過ごすのが好き。歌は、宇宙に繋がって降ろしている感覚。その音を口から発していると、体が自然に動く。宇宙からのエネルギーと海からのエネルギーを取り込んで第二チャクラのあたりで混ぜ合わせる。丹田あたりが、エネルギーにあふれて活性化していくのが体感できる。メーはこれが生命力だと言う。宇宙と自然と一体となり自分が溶けてなくなっていく。恍惚として至福に包まれている。
☆次の大切な場面
海が白く変化している。高齢になったメーが浜辺で一人祈っている。集落の人々は、高台に避難し、ここにメーは一人で残った。「海に怒りを鎮めてくださいと祈っている。」と言う。メーは宇宙と繋がっていたため、あらかじめ天変地異が起こる時期が分かっていた。もう祈ったところで運命を変えられないことは分かっている。しかし、集落の人々の命を救いたい気持ちもあった。メーは自分が既に高齢なので、一人でここに残り、海に祈ることで何か助けになることはないか、若い命を救えないかどうか祈っている。
当時、シャーマンという役割があったかどうか分からない。ある程度、皆は、宇宙や自然と繋がってメッセージを受け取っていた。メーは、その力が突出していたようだ。
メーは自然の法則を理解している。それは循環ということ。すべては巡り、移り変わる。存在するものはいずれ破壊される。しかし、存在を構成するもの(最小単位。水素、炭素など)は変わらない。壊れても、またその最小構成物は形を変え、生まれる。新たな生命体として再生する。そして成長し、衰え、破壊を迎える。エネルギーが循環すること。変化は必然であること。「私たちは、体は消える。でも、命の素は消えない。そのエネルギーは巡って、また生まれてくる。」
海底火山が噴火したのだろうか。大きな津波が襲ってくるのが見える。メーは、気を失ったのか、直前に意識を体から離したのか、ここで記憶は途切れる。次の瞬間は、上空から海を見下ろしている。魂が肉体から抜けたらしい。死の苦痛は一切感じていない。眼下に、津波が陸地を襲い、海に沈んでしまったのが見える。メーの遺体はどこかに流されてしまったが、遺体への執着は感じていない。
☆中間世へ
魂の行くべき場所。星々輝く宇宙に浮いている。ここは、魂が旅立ち前に集まるターミナル駅みたいな場所だと言う。メーは、一際大きく輝く、いくつかの星が集まって輝く方向(プレアデス?)を示し、「私は、あそこへ帰る」と言う。転生先のことだろうか。メーは「肉体を持つわけではなく、エネルギー体として帰る」とのこと。
この人生で何を学びましたか?
「循環するということ。」
次の人生は何をしたいですか?
「今世では、宇宙と海とつながって、歌と踊りで受け取ったものを表現した。今度は、別な形で表現してみたい。」
☆前世魂からのメッセージ
「集合意識を変えるとは
皆が宇宙から来た事を思い出す事
思い出すには自分の真ん中に聞く。
自分の真ん中に静かな場所がある。
1人になれる静かな場所で、自然、大地、宇宙と繋がればわかる。
皆同じもので出来ているから、それが解れば争わない。
そう思ってあなたが行動する。
大きなことをしなくていい
あなたが思えば、大海の一滴になる。
次の段階へ行く人は加わる。
また、宇宙と自然につながるために、ダンスや歌はいいのですか?という質問には
「盆踊りと一緒 」と答えあり。確かに。盆踊りは、トランス状態になり、恍惚となって踊る。あの状態は、宇宙とつながっている。郡上踊りなどは、徹夜で踊り明かすそうだ。盆踊りは、確かに楽しい。
☆ハイヤーセルフからメッセージ
「海の塩のイメージするとよい。
塩は生命に欠かせない大切なもの。
私たちの身体に海と同じ成分が流れている。
海の塩が、海水に溶けて、大海(集合意識)となっていく。
あなたは、本質は塩であり、その大海の一滴である。
塩のイメージを忘れずに。」
☆近未来からメッセージ
細長い雲のようなものが縦に何本も走っている。はるか下の方で花束をくくるように束ねられている様子。
次の世界は想念の世界か。
何かを束ねる役割をするイメージを受けとる。
☆感想
かなり昔の記憶。はっきりしないが、レムリア文明の一部だったのだろうか。それとも、小規模な海底噴火はいくらでも起きただろうから、過去に小さな島の住人ごと波にのまれて消えてしまった自然災害もあったかもしれない。
前世の一生は、とても豊かだった。所有も貧富の差も無く、自然から溢れんばかりの恵みをいただき、仲間たちと、自由にのびのびと生活していた。愛と歌と踊りの日々だった。まさに、楽園。
それでも、終わりは来る。どんなに幸せであっても、形あるものは、壊れ、消える。それでも消えないものがある。それがエネルギーだ。
メーは、宇宙や海とつながり、エネルギーを生命力として体感していた。そして、エネルギーが循環することですべてが成り立っていることも知っていた。
メーは、地球人生の後、一旦故郷の星に帰ったようだ。
集合意識を変える役割とは、何をしたらよいのか?という問いに対し、何も大きなことをしなくてよいと理解できた。私が思いを変えるだけでいい。まさに大海の一滴になる。
海の塩というメッセージや、未来世イメージは、まだよく理解できていない。後日何か判明したら、また追記予定。
セッション後、二週間は潜在意識が開きやすくなるため、後日気づきがもたらされることもある。
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☆追記(塩について)
セッション後、夜にふと「地の塩」というワードが降りてきた。昨夜はよく意味が分からないまま、就寝した。今朝、ネットで調べてみた。(ウィキペディアより)
「地の塩、世の光(ちのしお、よのひかり)は、新約聖書の山上の垂訓のひとつ、単に塩と光(しおとひかり)と略することもある。塩は腐敗を防ぐことから、優れたもの、役に立つものを示す比喩で、ここでは愛と慈悲を意味している。また、光は神の智慧とその働きを意味する。
あなたがた自身の内に塩を持ちなさい。そして、互に和らぎなさい。 - マルコ9:50」
☆追記(未来世の束ねるイメージについて)
こちらは、今朝、「ククリヒメ」というワードを受け取った。日本書紀にのみ出てくる神の名らしい。こちらもウィキペディアより。
「菊理媛神は伊奘諾尊と伊弉冉尊を仲直りさせたとして、縁結びの神とされている。 夜見国で伊弉冉尊に仕える女神とも(中略)
菊理媛神(泉守道者)は、伊奘諾尊および伊弉冉尊と深い関係を持つ。 また、死者(伊弉冉尊)と生者(伊奘諾尊)の間を取り持ったことからシャーマン(巫女)の女神ではないかとも言われている。 ケガレを払う神格ともされる。 神名の「ククリ」は「括り」の意で、伊奘諾尊と伊弉冉尊の仲を取り持ったことからの神名と考えられる。菊花の古名を久々(くく)としたことから「括る」に菊の漢字をあてたとも。また菊花の形状からという説もある。菊の古い発音から「ココロ」をあてて「ココロヒメ」とする説もある。 他に、糸を紡ぐ(括る)ことに関係があるとする説、「潜(くく)り/潜(くぐ)る」の意で水神であるとする説、「聞き入れる」が転じたものとする説などがある。」
草場一壽 OKAMIカード ククリ姫
「この世は縁
あの世も縁
この世は奇跡
あの世も奇跡
ふたつの世界は結び合いつつ
不思議や不思議 摩可不思議」
☆追記(現象界と対になる潜象界)
また、私なりに、ククリヒメの働きは目に見える世界と奥に潜む世界の橋渡し。命の素の循環のようなイメージを持った。つまり、破壊と創造の働き。
このイメージは、前世魂のメーが、形あるものが消え、また新たな命が生まれるという循環を体感して、言葉少なではあったが説明してくれていた。メーは、現象界をくくる役割、自然循環を説明していたように思う。
さらにその現象の奥にある、宇宙規模の循環を「ない」世界から働きかけるのが、ククリヒメと呼ばれる働きなのではないだろうか。
そんなことを思っていたら、ネットに次のような記述を発見した。私が受け取ったイメージに近く、分かりやすかったので紹介したい。
「宇宙は対向発生と言い、常に相反する二つのものによって成り立っています。天があれば地があるように、男がいれば女がいるように、「見える世界」があれば「見えない世界」があるように、必ず対となる陰陽の存在があり、互いを成り立たせ合っているのです。では、「見える世界」と「見えない世界」を合わせた「ある世界」を陽とするならば、必ずそれと対になる陰の存在があるはずです。それを「ない世界(潜象界=すべての現象の源の世界)」と言います。「ある」ことが前提となっている現代の私たちの思考で、「ない」世界である潜象界を捉えることはできません。そこは、あるかないかという概念すら存在しない、私たちの認識を超越する根源的な世界なのです。
「ある世界」が生命生態系を表現する命の世界であるのに対し、「ない世界」はそれらすべての存在の源となる、響きの世界です。そこには一切の歪みも、汚れも存在しません。「ある世界」を自然界とするならば、「ない世界」は天然の源の世界です。天の然るべき姿である純粋な響きが、質的転換をし、「見えない世界」、そして「見える世界」へと現れて現象化し、命となるのです。
私たちの生きる現象界は、本来、淀みなく流れる自然循環のもとにあります。すべての生命はその循環の中で「見えない世界」から「見える世界」へと生まれ、生き、死を迎えてはまた「見えない世界」へと還っていくことを繰り返しています。
ところが自我を与えられた人間は、自然の仕組みのままに循環するよりも、「自分」という個を特別に意識し、それを維持したいと願うようになり、循環の中に滞りを生むようになりました。自我から湧き出す自らの欲望に囚われ、それを叶えようと、特に産業革命以降目覚ましい科学の進歩を遂げた人類は、人工の世界を著しく発展させ、「見える世界」に様々な矛盾を引き起こしてきたのです。 人工の世界とは、人間の手によって自然の仕組みから逸脱した世界を言います。
自然界では水が汚れればバクテリアが浄化してくれるように、この現象界で歪み汚れたものは自然循環の中で浄化され、健全(元の姿)になっていくのが、本来の仕組みです。ところが現代の人間の営みは自然の浄化能力を超え、現象界の中の循環だけでは浄化しきれず、汚染は限りない矛盾の現われとして広がる一方となっています。
しかし実際には、この世界には自然の力を超えて、あらゆる歪みを解体しリセットする仕組みが存在します。それが天然循環の仕組み、即ち「天然循環法」です。 この世界のあらゆる存在は、発生と消滅を繰り返しながら現象界の中を循環し続けています。同時に、現象界には常に、そのさらに奥にある潜象界から、純粋で美しい「響き」が与えられ続けています。その響きとは、すべての存在の源です。
現代人がどれほど現象界を歪め汚染しようと、潜象界は宇宙の始まりから絶えることなく、純粋で美しい命の響きを現象界へと送り続けてきました。その純粋な響きが常に与えられ、支えられることによって、この世界のすべての存在が成り立っているのです。
そしてすべての存在は、現象界で存在するサイクルの終わりを迎えると、原子よりも素粒子よりもはるかに微細な、宇宙を構成する最も小さな単位である「カ」(宇宙最極小微粒子)へと解体され、潜象界へと還っていきます。現象界でのあらゆる歪みや汚れが解きほどかれて、元の純粋な状態へと還るのです。
この、潜象界と現象界の循環の仕組みが、天然循環法です。 現代の私たちにはない潜象界という認識は、今からおよそ13000年前に東アジアに発展していたと云われるカタカムナ文明(以下省略)」KOKORO FAMILY ホームページ 天然循環法より抜粋
ああ、そうか。メーは、死後星に帰還したイメージを受け取ったが、潜象界に戻ることを表現してくれていたのかもしれないな。
このあたり、大いなる循環について、ほとんど知識が無かったのだが、潜在意識から伝わってきたことは、深い意味があったことが次々判明した。
私たち人間は、誕生や、育まれる働きに愛を感じ、反対に破壊には、抵抗を感じる。生物の本能としては当たり前だが。
しかし、上述の天然循環の仕組みをふまえると、創造→維持→破壊は、宇宙の根源的サイクルであり、宇宙が成り立つために無くてはならないことがよく分かる。
もしかしたら、破壊役を担ってくれているのが、地球上では戦争や災害なのかもしれない。すべては、動かされている仕組みなのかもしれない。
どの役割も必然なのか。これは、地球視点よりさらに浮上し、宇宙視点にならないとなかなか理解しにくい。
私が宇宙視点を持って行動したり選択したりすることが集合意識(大海)に働きかける(一滴となる)ことなのだろう。
あらためて、催眠療法は
意表をつく気づきに誘われる力があると実感した。
もっと意識を高めていきたいと思った。
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