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6月, 2022の投稿を表示しています

ツインフレームの不思議

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 ツインフレームについて こちらのblogに書いたことがあるが 人生で起こる出来事や、体験、趣味、嗜好など、共通点が山盛りであり、現在も、ちょっと話せば、シンクロニシティが起きまくる。おなじみのYさん。 一昨日、久々にYさんとスカイプでお話をさせていただいた。 オンラインで顔を合わせるのは数ヶ月振りなのだが、意識体ではいつも会っているような感覚。「(いつも会ってるけど)お久しぶりです。」という、心境的には、摩訶不思議な挨拶となる。 Yさんから贈っていただいたヘミシンクで、先日、意識コードをつないで、メッセージを送受信する練習をしたのだが、blogにもその模様は記録しておいた。その時はYさんに知らさずにこっそりやったのだ。その時、実際にメッセージが伝わっていたかどうか、確認させてもらった。 さて、私がアクセスした時、私のビジョンでは、Yさんは黄色い光に包まれて蓮の花の上で瞑想中だった。 Yさんは、実際に瞑想される時、胸のあたりに光をイメージし、それを大きく拡大していくらしい。 私が見た光は、Yさんを包む外側の光だったかもしれない。 また、なぜか私は「オフコース」と声掛けしたのだが、Yさんが若い頃親しんで聞いたのがオフコースであり、初めて買ったアルバムもオフコースだと、現物を見せてくださった。どうやら、Yさん情報を私の方が拾っていた様子。 また、白い龍が、意識コードに沿ってチェックするように、ブアッと飛んできたのだが、Yさんを守護すると言われているのは青龍だ。もしかしたら、瞑想でパールホワイト色に包まれるイメージをするので、その色では?とのこと。 それから、蓮の花であるが、反対にYさんの方が、体調がすぐれなかった時に、私が蓮の花の中から覗いているイメージを浮かべていたそうで、8割くらい共通点があるように思われた。 やっぱり、意識の世界は、時空を超え、繋がっているようだ。 さらに、話題を変え 私がこの日曜日に催眠セミナーで得た気付きをお伝えし、「以前から亡くなった母から、名前の意味を伝えられていたのに、本当の意味を理解していなかった。今回、あの体感があり、あの経験を踏まえたからこそ、大きな気付きに至った。準備ができていないと同じことを聞いても気付きは起きない。」と、熱く語っていたところ、 Yさんは、腕に鳥肌を立てていた····· 何と、今朝、注文していた本が届いたそうで、

年齢退行療法~名前の力

 いよいよ、退行セミナー最終日。 連日、潜在意識に入ったり出たりしているため、常時ぼ~っとしてしまう。 気が付くと、何もしていない自分。何もしていないことにも気づいていない。 これって、無我?それとも、ただぼんやりしているってこと?謎だ。 さて、私の体験の記録だ。 ☆テーマ 高校生の時に、とっても腹が立ったことがある。その自分を癒やしたい。 この時は、母と大喧嘩をしたのだが、その時の恨みの気持ちが残っているのか、今でも、年老いた母に強い口調で詰め寄ったりしてしまい、母を泣かせてしまうことがある。すぐ謝るのだが、もっと母に優しくしてあげたい。恨みが残っているなら手放したい。 ☆安全地帯 花しょうぶの群生地。しょうぶ園のよう。白、黄色、紫の花が整然と並ぶ。しょうぶ田に木製の橋がかかっており、そこに下駄を履いて立っている。むこうに、高速道路のようなものが見えている。かすかに車の走る音が響いてくる。スッキリするような、モヤモヤするような、複雑な気持ちを抱いている。 ☆幼少期の楽しい場面 3歳。庭にいる。滑り台で一人で遊んでいる。「面白い」と言っている。実際に、言葉使いがたどたどしくなり、語彙力が無くなる。これを真性退行という。(過去の自分そのものになってしまうこと)。ただ、顕在意識も少し残っているので、その状況を観察している大人の自分の意識もある。二つの意識を体験する感覚。 ☆問題の場面 玄関に立っている。16歳。母と喧嘩したと言っている。 「お母さんが、転校先の高校へ提出する書類を隠しちゃったの。」と泣く。 セラピストから、お母さんに理由を尋ねるよう促される。 「書類を紛失したと言って、学校から新しい書類をもらいなさいって言うの。でも、失くしてなんかいないのに、お母さんが隠したのに。何でそんなことしなきゃいけないの?せっかく合格して学校決まったのに。書類失くすようなだらしない生徒は入れませんって、言われちゃうかもしれない。」私は大声で泣く。「学校行けなくなっちゃう。」 セラピストから、お母さんに書類を返してもらうよう促される。お話ししてみてと。 「書類返してって言ってもダメ。お母さんは、これから北海道に居るお父さん(単身赴任中)のところ行くからって、もう出かけちゃうところ。腹が立ったから、私の人生メチャクチャにしないで!って怒鳴ったの。お母さん、すっかり怒って、今、家から

年齢退行療法~二つの世界をつなぐ扉

 年齢退行療法体験 続けて私の体験を記録する。 ☆テーマ 父と一緒に居るとお互いにとても緊張する。原因が分からない。幼少期に父と何かネガティブな出来事が起きていたのならその場面を体験し癒やしたい。 ☆安全地帯 紫色の花畑。リンドウか。そばに小川が流れていて、水音がしている。水車小屋があり、その中で落ち着く。水車が回る音が響いて癒される。感情の架け橋という手法を使い、父と居ると緊張するという体感をよみがえらせながら、幼少期へ誘導されていく。 ☆問題の場面 自宅の風呂場。中学生の私。 「お風呂に入ったら突然母に怒られた。」と戸惑っている。 (女の子は、月に一回、入浴できない状況になる。私はそのことを知らなかった。通常は同じ女性である母親が色々教えるのだろうが。いきなり叱られることで学んだのだ) 「知らなかったの。普通はよく考えれば自然にわかることなんだろうけど、私は分からなかった。とても恥ずかしい。」と泣いている。 どうして母が私にそのことを教えていなかったのか、意識交代し聞いてみる。 「そんなこと当たり前のことでしょ。はんかくさい。(馬鹿の方言)」と突き放される。 父も傍に居て、私を汚らわしいものを見るように冷たく見下ろしている。 「俺だって、嫌だ。汚らしい!」と吐き捨てるように言われる。 孤立無援の状況。私は自分を責め続ける。「恥ずかしい。私は汚いんだ。」と泣き続ける。 そう言えば、思い出したが、当時は、入浴は一週間に一回があたり前だった。年頃でもあり、中学生の私は、出来れば頻繁に、身体を洗いたかったのだろう。朝シャンが流行ってきた時代で、私の場合は、一週間に一回しかシャンプーできなかったので、いい匂いのするサラサラの清潔さに、いつも憧れていた。髪をいつも綺麗にできるから、アイドルになりたいとまで思っていた。 誰か、助けてくれそうな人を呼ぼうと、セラピストから提案。 10歳の時に亡くなったママの魂に助けに来てもらうことにする。 3つのカウントで、ママの魂がすぐ傍に現れる。本当に来た!潜在意識下では分かるのだ。 ビックリしたのと、感激とごちゃまぜの感情となり、大号泣する私。 ママは、私の左側に寄り添い、手をつないでいてくれる。 「私がちゃんと教えてあげたかった。教えてあげられなくてごめんね。大丈夫よ。〇〇ちゃんは、汚くなんかないのよ。」と慰めてくれる。 孤立無援状態か

年齢退行療法~ドクダミの群生

 退行療法セミナー後半が始まった。 年齢退行療法を学び直している。 私の体験を記録しておく。 ☆テーマ 両親の作り出すドラマに影響されないようになりたい。 両親に関わると、どうしても翻弄されて、ネガティブに陥ってしまう。 それは、私が描く幸せのカタチから離れている選択をしている彼らを見て、ストレスを感じるからだと思う。ただ、それは私の価値観であり、彼らの求めるものではないかもしれない。 彼らには彼らの人生があると尊重し、客観視できるようになりたい。 何かヒントが得られるような過去があれば、その場面を体験し、癒したい。 ☆安全地帯へ 高原のお花畑へ誘導される。目の前に白い花がクローズアップされている。背後に、背の低い白い花が咲き乱れているのが分かる。何の花だろう?何となくドクダミの群生地のような印象。顕在意識が働き、「もっと可愛い白い花ならいいのにな~。何でドクダミ?」と思っている。地面はジメジメしていて、どこを触っても冷たい。 ☆幼少期の楽しい場面へ 8歳くらいか?一人で室内にいる。人形遊びをしている。「一人で想像して遊んでいるのが好き。想像しているうちに、人形が自然におしゃべりし始めて、勝手にストーリーが出来上がっていく。それが楽しい。」と言っている。 ☆問題の場面へ 中学生の頃。家の台所に居る。そばに母(二番目の)が鬼の形相で立っている。 母を怒らせてしまい、もう料理を作らないから、あんたたちでお父さんの夕飯を作りなさいと言われ、困っている。 怒らせた原因はよく分かっていない。 「いつも小さなことで怒られている。何をやっても怒られる。先回りしようとしても、追い付かない。注意されたことをやってもまた怒られる。どうしていいか分からない。」と私が言っている。 意識交代し、セラピストが母に質問する。「何を怒っているのですか?〇〇ちゃんは、よく分からないと言っていますよ?」母は、「(その都度理由を)言っていますけどね。」と答える。 通常は、母親とイメージ上で対話をし、謝罪してもらったり和解をするのだが、母が憎悪のエネルギーをみなぎらせているのをひしひし感じる。「正義感が強すぎる。自分が正しいと決めた方法があると、そこから少しでも外れてしまうと許せなくなる性格。いつも怒りを沸き立たせる何かを見つけて感情を荒げている。」と私が分析をしている。とても和解できそうにない。 「どう

ヘミシンク~内なるガイドにつながる

 昨日、ヘミシンクCD『内なるガイドにつながる』を手に入れたので、試してみた。 以下は誘導音声で得られた私の想像であるが、想像することで知覚する能力を磨いていく。催眠療法と通じるものがある。イメージを使い、自らの潜在意識の世界に入っていくわけである。 ○ガイドの両手から光の粒子が放たれる。 蛍の光と雪が合体したよう。ぼやっとした光の玉がフワフワ舞い降りる。広大な光の雪景色から、一転、無数の星がちりばめられた星空に変化。解放感を味わう。 ○ガイドに人の姿になってもらう 髪がクルクルした、ふっくらした顔の少女。天使を少し成長させた雰囲気。白い服。たが、イメージは固定化せず、だんだん違う姿に変化。 ○贈り物を受けとる 王冠、またはティアラ。イメージが定まらず、金色になったり、シルバーになったり、太くなったり、細くなったりしたが、頭に載っける何か。小学生の時に自作した厚紙の冠をふと思い出した。ガイドとのつながりを強化するアイテムらしい。 ○ガイドのエネルギーに共鳴する名前か音 エリリン。鈴の音のイメージ。 ○過去にガイドに導いてもらったことがあるか たくさんあるが、例えば二年前に入院してた時もそうだった。 ○ガイドに導かれるとどうなるか 心静かになり、俯瞰できるようになる。 ○私のこの人生で何を学んでいるのか 全体への回帰 ○そのために、今後、どのようにガイドにつながっていけばよいのか 「今までどおり、話しかけてくれればいい。もし、内なる回答が、怖れ不安から導き出されたなら、それはエゴからの回答であり、思考を使っている証。ガイドからの回答は、受けとる時、スッキリしている。大抵は、ふと、わいてくるもの。あなたが、それを行動に移す時に、抵抗を感じるなら、エゴなので、内側を観察して、俯瞰すること。スッと行動に移せるなら、流れに委ねて大丈夫。潜在意識は、ベストな回答とともにベストなタイミングも知っている。待たされる時期もある。あなたの役割ではないこともある。世間の常識や、思い込みを手放すこと。」 ○今、両親のことで、心配している。この事態はなぜ起きたのか。私は何をすべきか。 「あなたの練習のために、両親はその役割をこなしてくれている面もある。練習させてもらいなさい。あなたへの愛の表れだと捉え、感謝を送りなさい。実際に動くべきことは、あなたはちゃんと分かる。今まで学んできた経験を活か

ヘミシンク~トカゲ仙人

 ヘミシンク練習。フォーカス12。トラック4-2まで来た。 この回は、ナレーションは「好きなように探究せよ。」とのこと。 フォーカス12では、宇宙エネルギーを取り込んだり、自分に必要なメッセージをもらえたり、意識拡大を実感したり、今までいろいろやってきたのだが、「好きなように」と言われると、戸惑ってしまう。 「さあ、どうぞ!」と声掛けされ、ナレーションは去っていってしまったので、私は何も無い真っ白な空間に独り取り残される。何も見えないし、聞こえないし、感じない。 ああ、そうか。想念の世界だから、何か意図しないと何も始まらないんだな。 とりあえず、私のガイドに来てもらう意図をしてみる。 「私に分かるような色、形、またはエネルギーで、現れてください。」と心の中でお願いする。やがて、ぼやぼや~っと、何かが視え始める。 植樹されたばかりのような、細い若木の枝に、茶色いトカゲがとまっている。枝も茶なので、擬態しているかのよう。トカゲは、目をつぶっている。表情を見て、まるで仙人のようだなと印象を受ける。これ以降、トカゲ仙人と呼ばせていただく。 「あなたが、私のガイドですか?今日、私はここフォーカス12で何を取り組んだらいいですかね?」質問してみるが、トカゲ仙人は、静かに目をつぶったまま反応が無い。 困ったな~。何かやりたいんだけどな~。 苦肉の策で、催眠療法で習った意識交代の手法で、意識をトカゲ仙人の中に入れ、何を考えているのかを探ってみることとする。 自分で自分に1,2,3,とカウントをかける。す~っと意識が相手の中に入り、トカゲからの目線になる。目の前に私の姿があり、オロオロしている様子が分かる。 「何かを得たい。学びたいという気持ちが大きすぎて、大切なことを見落としていやしないかな?こうやって、ただ、ありのままを感じる。やってごらん。」 あ~。そういうことか。分かった。意識を自分に戻し、トカゲ仙人と若木の傍で、寝っ転がることにする。上空に雲が流れている。ぼんやり眺める。 「おまえは、雲の流れを見て、これにはどんな意味があるのだろう。どんな叡智を得るべきだろう。何を気づけばよいのだろうと、また思っていやしないかな?」 あ~。はい。そう言えば。 「雲はただ、流れる。それだけのこと。雲が流れている。純粋にそのことだけを感じてごらん。流れている。その動きそのものを感じて味わってご

ヘミシンク~龍にチェックされる

 本日も外出予定が無いため、午前中少し読書をしてから、いそいそと、ヘミシンクの練習を始めることとした。 私は、一日に数回湯船に浸かる習慣がある。 明かりを消すと浴室は暗闇になるので、落ち着くのだ。 浴室で、セルフヒーリングや、ハート瞑想をしたりする。チャネリングもたまにする。部屋で座ってやるより、お湯に浸かっている方がやりやすい。人それぞれだと思うが。今日は、いつの間にうとうとしてしまい、顔が湯に沈んだのだろう。ゴホゴホむせて目が覚めた。 ふとした瞬間に、暗闇に白い光のエネルギーの帯を見たりする。チカッと光る。今日は、「おぉ~」という短く低い声が聞こえ、ビクッとする。波動の低いところにチューニングしないようにしたい。ハイアーセルフにサポートをお願いし、高い波動に合わせるよう心がける。 そうそう、ヘミシンクだった。 とりあえず一通り聴いていくことにする。今日はプログラム3つ進む。 本日見たビジョンなど。 フォーカス10の状態になった時に、どこか講堂みたいな場所が見えた。板張りの床、広い部屋、大きな座卓が、いくつも置かれていて、人々が向こうの方に、グループに分かれ、話し合っている様子。私の目の前をオレンジのシャツを着た男性が、忙しそうに横切って行く。運営スタッフみたいな印象。丸坊主のインド人みたいな男の子が、私の視界の左側に居てこちらを向いている。その子が一番近い距離。あの有名な預言者の男の子に少し似ているかも。 ビジョンは、すぐに途切れる。 今回は、意図した人物にエネルギーコードを伸ばし、情報を受け取るというもの。 誰にしようかな?と悩み、このヘミシンク音声をプレゼントしてくれたYさんにアクセスしてみることにする。 エネルギーコードの一方を私の意識中心に置き、もう一方をYさんの場所へ伸ばしていく。Yさんは、黄色メインの輝く光の繭の中に居て、瞑想されているビジョンが見える。蓮の花の上に座っている。邪魔しては悪いなと感じ、少し離れた場所に、エネルギーコードをそっと置かせていただく。「Yさん、すみません。ちょっとだけ練習させてくださいね。」と、心の中で挨拶。返事は無いが、拒否のエネルギーは返って来なかったため、了承いただけたのかな?と思う。(ことにする。すみません·····) 私が伸ばしたエネルギーコードに沿って、Yさん側から、私の方に向かって、白い龍が、ブワッと飛んでくる

「あるがまま」と「見性」

 昨日投稿した、強固な観念を手放すということについて、私が陥っていた罠に言及したい。 強固な観念があるよ。手放すと自由になれるよ。 と、(おそらく自分自身から)メッセージをもらったが、具体的に何を指すのか、はっきりせず、ぼんやりしていた。 手がかりとしては、「○○すべき」というフレーズが頭の中に響き渡ったら、手放しチャンス到来!と理解していた。 しかし、ややこしいのは、なぜ観念を手放して自由にならなければならないのか?というところ。 私は、人間として、成長するためだと考えていた。少しましな人間になりたいと、幸せになりたいと願っていた。皮肉だが、これすら「○○すべき」という観念だ。 観念を手放すべきという観念を·····以下、エンドレスに続く ああ、人間とは、とことん、ややこしい。自我を使って、こういう罠を幾重にも仕掛けて「もっと遊ぼうよ!」と誘ってくる。何の遊び?「眠り」である。 今朝、読んでいた本に、ヒントがあったので紹介したい。 「物質文明が過渡期を迎えると、人は精神的な充足や成長を求めだします。それはとても素晴らしいことですが、いくつかの落とし穴もあります。例えば、精神性の高い人を生きようとする傾向です。 目覚めやさとりを経験すると、どんな人になると思いますか。例えば、 穏やかで感情の起伏が少ない 誰にでも優しい いつもほほ笑みをたたえている 落ち込むことがない 物欲がない 性の衝動を超越している 常に寛容的 その他もろもろ。 多くの人は、目覚めやさとりに対してこのようなイメージ、先入観を持っています。そして無意識に、そんな人間になろうと努力するのです。なれるなら努力してもいいですが、実際には僕たちはそのような人になれませんし、なる必要もありません。なぜなら、さとったらこのようになるであろう、というイメージ、先入観そのものが間違っているからです。 もし、さとった人に共通する部分があるとしたら、それは変な人くらいだと思います。 人の評価にあまり関心がなくなり、自分の心のままに生きだすので、多くの場合変人に見られます。言いたいことを言い、やりたいことだけをやりだすと思います。しかしそれも個人差があり、こうなるとは言いきれません。少なくとも、高潔で聖なる存在でないことだけは確かです。 それじゃあ目覚めても意味がないじゃないか。尊敬できないじゃないかと思うかもしれませ

強固な観念の手放し

 私には珍しいのだが、大きな勘違いをして、あわや、大失敗という体験をした。 自分でも理解できないが、強固な観念(または思い込み)による、現実創造の示唆であった。 遡ること一か月ほど前。知人から、中部ジャワ地方に伝わるガムラン演奏会があると知らされた。 彼女は、演者として長年携わっており、定期演奏会があるからとちらしを見せてくれたのだ。 丁度、別の知人のオーケストラ演奏会に行ったばかりで感動冷めやらずの状況だったため、「音楽はいいな~。またコンサート行きたいな~。」と願っていたところだった。 早速、自分の意図が現実を引き寄せたかと、嬉しくなり、チケットを購入した。 楽しみにして過ごしていた一か月。何度もちらしを眺めていたはずなのに・・・・なぜだ? さて、演奏会当日、ウキウキしながら、早目に家を出た。 開場が14時15分で開演が15時。15時近くまでは、会場近所のショッピングセンターをウロウロすることにした。3時間近く、本、洋服、家庭雑貨などを眺めて周った。 本屋で、何気なく一冊の本を手にした。 ぱらっとめくったページに、著者が思い込みにより大失敗したエピソードが書かれていた。 あらたまった正式な場へはいていく靴下の色を、著者は「白い靴下」であると強く思いこんでいたそうだ。なので、まわりからさりげなく助言されても気づけなかった。実は、正式には「白」ではなかったと後で知ることとなり、思い込みをいかにはずしていくかという課題に気づいたそうだ。「こういう失敗した体験を通し、不要な思い込みを外していくことが大切。失敗も学び」という気づきを書かれていたかと思う。 あ~~~ 今思えば、私はここで、目に見えない存在から、「思い込みに、気づけ!気づけ!」とメッセージを受け取っていたのだ。それなのに、私はキャッチできなかった。 まあ、何気なく手にして、偶然パッと目にしたページである。ふ~ん。という感覚しかなかった。 さて、会場近所のショッピングセンターに居てうろうろしていたのだが、飽きてきてしまった。もう開場しているから、開演まで45分あるけど、席に座って読書でもしてようかな~。と考えをあらためて、Hホールへ向かった。 何やら様子がおかしい。Hホールの催し物の名称が全然違うし、人影も無い。 あれ? そこで初めて気づいた。慌てて、カバンからチラシを取り出して、会場の欄をまじまじと見つめた。

ヘミシンクで交錯する過去、現在、未来

 新たな気付きがあった。今、ドキドキしている。分かち合える人がいるなら嬉しい。 最近、出かける用事が無い日には、ヘミシンクの練習をしている。ヘッドフォンをつけて一時間ほど、特殊な音や、誘導音声を聴いている。プログラムは沢山あり、まだリラックスして慣れるため、フォーカス10を味わう段階なので先は長いが、ゆっくり進みたい。 フォーカス10は、肉体は眠るが、意識は明らかな状態にある。自分の寝息が他人の寝息のように聞こえたり、肉体の感覚が薄れ、手足がどこにあるのかわからないということが起こる。 坂本政道氏は、著書『覚醒の旅路』58頁で、ヘミシンクによる体外離脱で、次の知見を得たと言う。 ○人は肉体を超える存在。肉体の死を超えて生き続ける。 ○死後世界はいくつもの世界に分かれる。人はその中の、フォーカス27と呼ばれる領域で休息し、計画を立て、次の生へ向かう。 ○我々はみな、はるかな過去から数限りない生を体験してきている。 ○地球生命系は学習の場であり、そこから卒業することができる。 ○生命系は地球以外にも物質、非物質を問わず無数にある。 ○我々は大きな存在から分離して存在し始めた。未知の領域を探索し、経験したことすべてをいずれの日にか大きな存在へ持ち帰る。 ヘミシンク開発者モンロー氏は、こういった知見を多くの人に伝えるため、単に本に著すだけでは人の信念を変えるには至らないと思った。信念を変えるには、皆も自ら体験するしかない。彼は音を使ってそれを実現した。 ヘミシンクの仕組みは、脳波で言うシータ波からデルタ波(浅い睡眠から熟睡時)に、音を使い導くもの。両耳性うなりという技術が使われている。左右の耳に異なる周波数の音を聴かせ、その差に相当する音が、脳内に発生する。さらに、音声ガイダンスや効果音も挿入されており、特定の意識状態に入りやすくなる。このような複合した音響技術全体をヘミシンクと言う。 ヘミシンクは、数年前に一度興味を持ち、体験談を何冊か読んだが、実体験には至らなかった。まだ、怪しいものという抵抗がどこかにあった。また、ヘミシンクは体外離脱するためのものという誤解も世間では蔓延していた。当時、知人が、ヘミシンクCDを試して、何も変わらなかったと言っていたのもあり、「よく雑誌巻末にある、睡眠学習マシーンの誇大広告みたいなもの」と決めつけてしまった。 しかし、何故か最近、またヘ

最後の自己表現

 「夢の始まる前のことだ。 あの状態はよかった、でも「全体は」それ以上の何かを必要としていたんだ。 そうだ、それが始まりだったんだ。 「全体」は、部分をあちこちに撒いて、成長させ、殖やし、「全体」に付け加えるようにした。 今の私は観察者だ。 エネルギーの閃光だった。 退屈、好奇心、離脱、ひとり故郷を離れて、何かを探し、探して、無限に続く、エネルギーでできた明るい太陽の列 他のものたちと一緒になって探し続ける。 入ってゆく。人間になるために。 物質になる。制限された形態のエネルギーになるということ。その制限の重苦しさ。 しかし、エネルギーを肉体の中に保ち、その機能を維持しようとする生来の欲求は、素晴らしくもあり、矛盾に満ちた設計とも言える。 次に、作用し合いながら異なる形態に転じていく必要が生じる。維持することができなくて、何度も何度も試みを繰り返し、生の過程を数知れず繰り返し、毛深い顔をした初めの小さな生き物から、何千年もの過程、人生を経て、何度も何度も、意識と知性の向上と低下を繰り返し、それらすべてを合わせたものが「全体」に持ち帰るべき贈り物なのだ。 私は、あの無数の人生を、すべてひっくるめたものなのだ。すべてが私なのだ。 もう私には、自分が何者かわかる。 「全体」の一部だ、そこに戻りたいという欲求につき動かされている一部なのだ。それでもやはり、ものごとをなし、創造し、建設し、与え、成長し、自分が取った以上のものを残していくことによって、自己表現しながら生きている。そして何よりも、愛の贈り物を「全体」にもたらすことを切望しているのだ。総体的な統一と部分の連続性というパラドックスを含んだ「全体」に。 やらなくては、やらなくてはならないことを思い出した。私たちのために。私たちが「全体」に入ってゆき、復帰するとき、何が起こるんだろう。 完全になるとはどういうことなのか。知らなくちゃならないことを山ほどかかえているんだ。教えてもらえるかい?」 「始まりはない、終わりもない、 ただ変化があるのみ。 教師はない、生徒もない、 ただ記憶があるのみ。 善はない、悪もない、 ただ表現があるのみ。 結合はない、分割もない、 ただ一者があるのみ。 喜びはない、悲しみもない、 ただ愛があるのみ。 優はない、劣もない、 ただ均衡があるのみ。 静止はない、エントロピーもない、 ただ運動がある

チャネリング練習①

 私をサポートする宇宙ファミリーと話したい どこにいますか ー宇宙 朝からビール飲んでしまうのだが····· ー1日3缶くらいなら別に構わないが。 どうして、飲んじゃうのか ー何となく寂しいのだろう。 (後から、日本茶を飲むビジョンがくる。口寂しいなら、お茶飲めば、ということか。) アルバイトは続けた方がよいか ーやりたければ、続ければよい。あなたの心の内面を確認するには、適している。浄化度合いが分かりやすい。リトマス試験紙みたいなもの。何を現実化しているか、鏡の役割。あなたが、穏やかなら、穏やかな人ばかりが出てくる。不要なエネルギーに気づいたら、催眠療法や、ヒーリングでクリアリングしていけばよい。 そちらに帰りたいのだが。 ー最終段階。焦らなくてよい。 帰還命令みたいのを微かに感じるのだが。 ー帰還に向けて準備が進んでいる。流れに任せていれば何も心配ない。手放すものを手放していくだけ。エネルギーを軽くする。 額に大きなイボが出来ていて、気になる。これは何を私に伝えたいのか ーまだ、不要な観念にしがみついているところがある。それを意識するため。内面がきれいに掃除されれば、顔の出来物も自然に消える。存在を忘れるくらいになれたらよい。外見も内面の現れ。チェックしやすい。 私は催眠療法で、人の施術をする役割があるのか ーあまり気にしなくてよい。楽しいならすればよい。縁があれば、自然にセッションが組まれる。 催眠療法は、なぜ学ばされているのか ー本質を確認するため。時空を超えたエネルギー存在であることを実感するため。いろいろ思い出すため。 もっと学ぶ必要があるのか ー楽しみなさい。あなたは、楽しんでいるはず。自分を知ることに今一番興味がある。 やたら、覚醒情報が集まってくるのだが。 ー既にそう在ることを体感したはず。理性に落とし込みたいのだろう。脳を使った理解もエキサイティングな体験だ。人により表現が違うことも面白い。物理次元ならではのチャレンジ。あなたは、言葉にしてみたいのだ。そこでしか出来ないこと。それを楽しみなさい。 近未来療法で、三年後に私は肉体を持っていないようだが。 ー ······(言葉無く、受容のエネルギー) 私はどうやって肉体を離れる予定か ー心臓が原因。苦しみは無い。一度、肉体を離れるシミュレーションをしたね。あんな感じ。自然な流れに任せればスムーズに帰

人生解明のタイミング

 人生には、タイミングがあるのだなということについて。 3日前に、第二次世界大戦を命がけで駆け抜けた一生を再体験した。あまりに強烈だったため、数日ぼんやり過ごしていたのだが、何か書けそうな気がするので、筆を進める。 7年前だったか。役所で正職員として働きながら、うつ病に苦しみ、二回目の休職に入っていた時期。とある友人から「前世を観れば何か理由が分かるかも。」と軽くアドバイスされた。 当時はスピリチュアルな知識が乏しかったのだが、何故かその言葉に食いついたのだった。今思えば、人生解明の伏線だったのだろう。人は、必要なタイミングで、ベストな選択をしているものだ。理由など自我は分からない。気づくと、目に見えない力に流されている。後になり、あれがここに繋がるのか!と驚くことになる。 アカシックレコードの第一人者にすがった。一時間3万円。私にはかなり高額だった。今までの私なら、あり得ない選択であり、夫もよく許してくれたものだ。今思い出しても、本当に不思議だ。 アカシックレコードを読み解く方は、基本的に私の質問にしか答えない。アカシックには、膨大な情報がつまっているためだろう。クライアントにどの情報が必要かは、本人に委ねられる。 分かったことは 地球転生150回 宇宙時代はオリオンにいた アトランティス時代はアーティスト エジプト時代は職人 ネイティブアメリカンのホピ族や、チベットの僧侶 直前の前世は、第二次世界大戦で亡くなった青年。死亡場所は東京。自分の死体に執着し、死後、体がどう処理されるのかを最後までじっくり見ていた珍しいケース。 近い未来のイベントは、覚醒(別に、修行も何も必要ない。自然とそうなる。) とのこと。 この方からは、「今の仕事、辞めてくださいね。」と、さらっとアドバイスされたのだが、私は辞められなかった。そして、5年後に癌になり、否応なしに退職することになる。 アカシックレコード第一人者とは言え、他人から言われるわけだから、半分は信じられない気持ちでいた。いくらアドバイスされても、人生を選択するのは私なのだ。私は、未来への不安から、仕事にしがみついていた。現状を変えられなかった。 前世を観てもらった事を、当時の尊敬する知人に打ち明けたところ 「前世など無い。大抵は、ホピだとか、チベット僧侶だとか、言われるものだ。(つまり、インチキだ)。あなたが、そんなものに

前世療法体験~戦時中編

 退行催眠セミナー三日目 私の前世体験を紹介。 セラピスト役は、前世の誘導がまだ二回目という、初々しい受講生。私は、クライアント役は慣れているので、励ます意味で「大丈夫ですよ。セラピスト役を楽しんで!」と、声掛けした。テーマも、きっと典型的でやり易い前世になるだろうな~と思うものを選んだのだが、 予想を裏切り、今までで一番ハードな前世体験となった。セラピスト役も、講師も、へとへとになりながら、私を最後まで誘導してくださった。 ☆テーマ 義父がなぜか苦手。とても優しい、素敵なお人柄であり、顕在意識では、嫌う理由がまったく無い。しかし、とても勇気を振り絞らないと会えない。怖い。前世に理由があるなら、知りたい。 ☆最初の場面 前世への階段を降りたら、暗闇だった。ジメジメして、ひんやりしている。周りは、石のブロックで覆われた、氷室とか、地下室のようなイメージ。 膝まであるブーツをはいている。下半身から服装を確認。どうやら軍服らしい。背がヒョロリと高い、ほっそりした顔、短髪の男性。18~20歳くらいか? 理由が分からないが、とても悲しくて泣きたくなる。軍服を触ると、鳥肌が立つ。とても嫌な気分。「お母さん、お母さん」とつぶやき、胸がいっぱいになる。涙があふれてくる。 日本。第二次世界大戦の時期。名は、太郎。地域は、都会ではなく、田舎の様子。 ☆太郎の家 アニメのサザエさんの家みたいな造り。引戸を開けて入る。和室、ちゃぶ台、カレンダー、襖、縁側、坪庭が見える。母、6歳の弟と三人暮らし。白い犬、ゴンが庭で飼われている。 ☆食事場面 ちゃぶ台に母、弟と共に座る。縁側のある欄干に手を当てて、白いシャツを着て学生帽を被った青年が立っている。親しい同級生か。 太郎は、母のことを一番気にしている。「とても優しい」と、母に信頼を寄せている。 母に意識交代 「太郎は可愛い。大切。音楽が好きな子だから、習わせてあげたいけど、うちは、お金が無いから····。戦争には、学生は取られないといいのですが。」と、太郎に赤紙が来ないか心配している。 ☆大切な場面へ 田舎のどこかの校舎。太郎は出征しており、軍服を着て、教室の一室に仲間達と、横一列で整列している。とても緊張している。赴任先は国内であった様子。 「誰も本音なんか言えない。」と太郎。 教壇に、太郎の所属する団の上官のような人物が立っている。 教卓を、

前世療法体験~ゴジラ編

 引き続き、退行催眠療法セミナーでの前世療法体験を紹介したい。 ☆テーマ 女性性を閉じ込めてしまった原因が前世にあるなら、その場面を再体験し、癒したい。 ☆最初の場面 30歳くらいのがっしりした男性。黒、茶、白の混じった天然パーマの髪。日に焼けた肌。粗末なゴワゴワした布をかぶったような服装。ドイツ。紀元〇百年あたりか?名前は、ゴジラ・・・と聞こえた。思わず、催眠中ながら笑ってしまった。 ☆ゴジラの家 森の中。丸太で組んだ小さな家。家の中は床に木の破片が散在している。作業台のようなものが見える。 ☆食事場面 外で焚火をしている。何か動物の肉を焼いている。そばに、男性が二人立っていて、それぞれ食事の準備をしている様子。火に枝をくべたり、肉の焼き具合を見たりしている。この二人は、仕事の同僚らしい。どうやら、季節労働者で、森で働く時期と、家族のいる家に帰る時期とがある。 ゴジラの左隣にいる、荒々しい感じの男性に意識交代。 ゴジラについて「大人しくて、自分の本音を言わない。感情を押し込んでしまう性格。そんなゴジラにイライラして強く当たってしまうことがある。ここの仕事が終わったら、家族の元に帰って、仲良く暮らせよ。」と言っている。 ☆次の大切な場面 石でできた道と、川か海か?水を感じる。周りの景色がぼんやりしてはっきりしない。しばらく感じていると、だんだん状況が伝わってくる。どうやら、妻と子が船に強制的に乗せられて、連れられて行ってしまったらしい。その様子をゴジラはぼんやり見ている。家族とは普通に仲が良かった。どうしようもない事情で妻子が連れていかれてしまい、戸惑ってはいる。悲しいとか悔しいとかの感情があまり出て来ない。諦めの感情だろうか。 ☆次の大切な場面 石切り場。たくさんの労働者が奴隷のように働かされている。ゴジラは、完全に感情を失い、何も感じないようにして、働いている。 ☆臨終 どうやら、事故があり、ゴジラは即死した様子。死体は谷にゴミのように投げ込まれる。魂は、谷底の死体を淡々と見ている。ここでも感情が湧いてこない。 この人生で学んだこと。「辛い人生だった。感情があるととても辛くなるので、感情を殺して生きた。感情をどこまで殺せるかがテーマだった。」 次の人生はどのように生きたいか。「少しは感情を出して生きてみたいが・・・感情を出すのは怖い。」 ☆中間世 ゴジラの魂と今

前世療法体験~アナスタシア編

 退行催眠セミナー二日目。 私の前世療法体験を記録しておく。 ☆テーマ 私の愛読書に、落ちると、第二の人生が始まる。という内容の本がある。私の人生の指針となった一冊。その著者に、心からの読者愛を込めて、テーマとした。 今世、落ちる(病気と退職)体験をしたことで、現在とても自由に幸せに生きている。前世で同じような体験や、今世に影響を与える人生があれば、見てみたい。 ☆最初の場面 森の中。8歳くらいの少女。白いワンピース。裸足。長い髪。ふっくらした顔。 北欧。紀元○百年あたりか?かなり昔。 ☆少女が住む家 森の中。木製の小さな円形の小屋。リスと少女の二人暮らし。 ☆食事場面 木に登り、枝に腰かけて、リスと一緒に木の実を食べている。食事時間は決まっていない。好きな時に食べる。 リスは、少女の大切な友達でいつも一緒にいる。 リスに意識交代 少女のことを「透明」だと表現。 「あまり急いで食べない方がいいよ。」と少女にアドバイスしている。 両親について少女に質問 「お父さん、お母さんは大きい存在なので、一緒に暮らしてはいない。」とのこと。イメージでは、宇宙の意識エネルギーのことか。 しかし、一人で生きているわけではなく、森の動物も植物もみんな繋がっていて、協力しあっているため、寂しくない。食べ物も豊富だし、寒ければ動物たちに温めてもらえる。自由に伸び伸び生きている。 ☆次の大切な場面 冬。森が雪で覆われている。 冬眠中のクマを人間が殺して運んでいく場面。 「止めて!殺さないで!」 少女の声は人間に届かない。少女は悲痛な声を上げて号泣している。この場面が、このセッション中、一番悲しかった。 動物が殺される度に少女は自分の心と体に痛みを感じている。平和だった森は、じわじわ人間に侵食され、荒れていく。人間は、自然に敬意を払わなくなっていったようだ。 ☆次の大切な場面 成長した少女は、人間に自然と共に暮らすことについて、お話をするようにしたらしいが、当時の人間たちに理解されず、邪魔な存在と見なされた。 捕らえられ幽閉される。あまり食事も与えられず、しばらくして衰弱死した様子。 ☆臨終 どんな人生体験をしたのか。どんな学びをしたのか。 「自由に生きていたのが、だんだん制限が加えられてきて、やがて自由を完全に奪われる。その流れを経験した。」「次の人生は、逆の流れで体験してみたい。」 ビジョ

自我の消失体験

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  昨日から、退行催眠療法セミナーを受講している。 計6日間に渡り、前世療法と年齢退行療法を学ぶ。私は昨年秋に一度受講しており、今回は認定資格取得のための最受講となる。 一度、学んだ内容だからと言っても、やはり講義は新鮮だった。 この間に、25人のセッションを経験してきており、一つひとつ、自分なりの課題が目の前に突き付けられていた。本を読んだり、先輩に相談したり、勉強会に参加しながら、薄皮を重ねるように知識や技術を身に付け、進んできた。 そんなこともあり、やはり基本に戻ることは、一番大切だなあと、実感している。 理解したつもりになって、セッションを続けていると、どこかで行き詰まりが出てくる。セッションの度に、セラピストとしての器が、毎回破壊され、わずかに大きく造り替えられる感覚だ。 造り替える時に、土台がしっかりしていないと、いくら上物を綺麗に整えたとしても、いつかは、脆く崩れてしまう。 習っている学校は、良心的金額で再受講させていただけるので、アルバイト生活の私には本当に有難い。上達のコツは、「実践と練習!」と、昨日も先生から強調され、気持ちをビシッと引き締めたのだった。 午前中は、講義。午後は、先生によるデモンストレーションを拝見した。先生の催眠誘導は穏やかで心地よく、気がつくと、見学している私まで催眠状態になっていた。普段は、しっかり膜で閉じられている潜在意識へ通じる扉が緩んで、開きやすくなっていた。 その後、受講生が二人組となり、講師に見ていただきながら、実際に前世療法セッションをやることとなった。 まずは、私がセラピスト役。ある受講生に対し、スクリプトに沿って誘導を始めた。 時間は90分。今までの経験から考えると、十分時間はあるはずだった。80分で終えて、最後に10分を振り返りに当てられるだろうと予測していた。 さて、夢中になり誘導していたところ(Zoomによるオンラインセッション)、画面に講師から、緊急メッセージが表示された。 「後、15分!」 え? そこで、我に返った私。 時間も自我も消えていたのだ。 潜在意識に深くつながっていたのだろうか。 講師からのメッセージで、顕在意識を取り戻した私が真っ先に思考した言葉が 「あれ?私、何してるんだっけ?あ!今、セッション中だったんだ!」という、何とも惚けたものだった。 どの段階から、私は自我を消したのだろう。無