体細胞療法体験~視神経編

 ソマティック·ヒーリング(体細胞療法)セミナー三日目

本日は、一対一の手法を習った。

私の体験を記録しておく。

☆主訴

両視神経が陥没している。強度近視が原因と思われる。まだ、緑内障など病気の症状は無いが、視神経に感謝を伝えたい。また、何か出来ることがあれば知りたい。

☆セラピー内容

セラピストの誘導で、ミクロのサイズの自分になる。

眉間から、頭の中へ入る。

両目の裏側から、視神経がふた手に別れる分かれ道に到着。視神経の網の目や、血管の向こうに眼球や目蓋があり、外の光が入ってきていて、内部は意外と明るい。周りは赤っぽい。

これ以上、視神経に近寄れない。セラピストの発案で、まず右目視神経に手をかざし、エネルギーを感じる。何となく疲れている様子。

セラピストの誘導で、視神経に意識を交代する。視神経に私へのメッセージを語ってもらう。

なかなかしゃべり出さなかったが、やがて、低い声で、ゆっくりゆっくり、言葉を切りながら、メッセージを語り始める。

意識を交代しているので、実際に声を出しているのは私。

「私(視神経)にばかり頼らないように。

他の感覚にも、もっと頼りなさい。

例えば、見るという行為。眼で見るだけではない。あなたは、目に見えない世界も、脳裏で見ている。催眠療法を勉強して、良かったね。おかげで、他の感覚を使って見るということが、よく理解できる。

あなたは、今までは、目に頼って情報を得るというやり方しか習ってこなかった。だから一日中本を読んだりして、目を酷使してきた。

しかし、今、あなたは、五感、六感を使うことを知っている。

もっと、世界を、様々な感覚を使い、味わいなさい。目に見える世界は、あまりに限られる。世界は、もっと広い。

私(視神経)は、最後まで、ちゃんと働きます。安心しなさい。本は、読みたい時に、読みなさい。もう、バランスは分かるね。」

メッセージとともに、視神経からの深い愛を感じ、感謝の気持で胸がいっぱいに。涙がボロボロこぼれた。今まで、私がやりたいことに、限界まで酷使されながら、応えてくれていたことがよくわかった。

視神経に、何か、私に出来ることはないか質問。元気になる光エネルギーを注いでほしいとのこと。両手をかざし、左右の視神経に光を注ぐイメージをする。その後で、合掌して、視神経に感謝の気持ちを伝え、深く頭を下げる。

インナーヒーラーに来ていただく。

背が高く、やたらと細長い。髪も長い。銀色に輝いていて顔は見えない。清潔、爽やかな、ミントのようなイメージ。

メッセージをいただく。

「人は、体を自分のものと見なすため、酷使してしまう。体は、預かりものです。体の隅々まで、大切に扱いなさい。それは、あなたの責任です。

あなたは、既に、視覚以外の感覚を使い、視ることを知っている。

すべての感覚をバランスよく使っていきなさい。もう、視覚にだけ頼り、バランスを崩すことはしないはずだ。

あなたは、もう、分かっている。感覚にしたがいなさい。」

もっともなアドバイスに、素直に「ハイ。」と頭を下げる。

胸に手を当てると、インナーヒーラーからのアドバイスをいつでも思いだし、あたたかさを感じることが出来ると、アンカリングする。

解催眠へ。


☆追記

この回、役割を交代し、私がセラピストをやらせていただいた時

クライアント役の受講生から、私の声についてご指摘いただいた。

セッション中、クライアントが出した言葉をセラピストが復唱するのだが(クライアントが気持ちを受け止めてもらっていると実感し、安心するため。)

クライアントがイメージワークの中で、怖い鬼が出てきて、めちゃくちゃ叱られているのに、鬼の言葉を私が復唱すると、優しい雰囲気になってしまい、「実際は怒っていて怖い声なのに!全然違うのに!」という気持ちになったと言う。

私の ほわほわしたキャラクターは変えろと言っても無理だから、せめてニュートラルな言い方にしたらどうか。とのこと。

ショックと反省と共に受け入れた。

そうか~。優しければいいというわけじゃないんだなあ。

クライアントの中のイメージを邪魔するような声を私は出していたんだなあ。

私にもっと、クライアントのイメージを直感でしっかり感じられたら·······

セッション中は、私も潜在意識に入って集中してしまうため、声色を変えることがなかなか難しい。地の声が、こんな感じ(リアル知人ならご存知かと)なので。意識すると顕在意識が優位になり、誘導に支障が出る。

せめて、普段から意識せずにニュートラルな声を出せるように·····

また、新たな課題だ。

私、なんで、こういう話し方なんだろうなあ。まいったなあ。



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