ケイシー療法(がんケア)

 がんケアのためのケイシー療法について、受講した。

イーハトーヴクリニックで、毎月一回、5つのテーマに分けて開催されている。

見て、触れて、試して、自宅に帰ってからも実施できるよう配慮されている充実の内容だ。

テーマは

①オオバコの軟膏とお茶・ビーフジュース

②食事療法

③ひまし油湿布

④コロニクス(腸内洗浄)

⑤オイルマッサージ

私は、②を受講してきたが、今後も継続して参加したいと思っている。

がん再発防止に取り組まれている知人もいるので、ここに紹介しておきたい。また、興味ある方で、関東近辺の方は、ぜひ一度、クリニックで受講されることをおすすめする。百聞は一見に如かず。理解が早いので!

私はケイシーの本は何冊か読んではいるが、食事療法は、一読しただけで、何だかハードルが高くて実行できなかった。しかし今回、講師が実際に調理を教えてくれて実際に受講生も簡単な調理を体験できたため、「とりあえずやってみることが大事だな~」と思い知らされた。ハードルは思ったより低いものだ。大抵実行できないのは、強固な思い込みがあるからだ。失敗したり続かなくてもいいじゃない。とりあえず一歩踏み出してみる。きっと新しい世界が開けてくる。動かなくては始まらない。少しでも今までと違う行動を選択すれば、新たな可能性に満ちたパラレルが創造されていく。未来を創るのは自分だ。


☆ケイシー療法の原理「CAREの法則」


〇血液・リンパの循環、神経インパルスの流れ

・オイルマッサージ(血液リンパの流れ促進、神経に刺激)

・オステオパシー/カイロプラクティックなどの整骨療法(圧をかけない)

・ハイドロセラピー(水治療法、首出しサウナ、足湯、腰湯)

*注意~ガンは血液の劣化なので、まず血液の質を上げてから取り組むこと。


〇消化吸収

・食事療法

何を食べ何を食べないか。組み合わせ把握。


〇休息、睡眠

・質の良い睡眠(眠れる環境、入浴方法、ブルーライトやテレビ、蛍光灯に気を付ける)

・呼吸

・催眠


〇排泄

体内浄化の必要(便、尿、皮膚、呼気、月経から不要な物や毒素が排泄)

排泄不良改善

・ひまし油湿布

・腸内洗浄

・リンゴダイエット


☆がん治療の基本(柱)

〇食事療法

〇排泄

〇炭素灰+光線療法(フラーレン・フォトセラピー)


☆血液劣化の原因

①血液の凝固力の低下(血小板の数か足りない。人参一本を昼に食べる)

②血液の酸・アルカリのバランスの乱れ(呼吸、リラックス)

③体内毒素排泄能力の低下(腸内洗浄、ひまし油湿布)

④老廃物、壊れた細胞の隔離除去力の低下(肝臓、腎臓の働き)

⑤血液の酸素供給能力の低下(フラーレン、呼吸)


☆食事療法の考え方

・一週間徹底的にやると体の変化が良く分かる

・目的は急速に血液を綺麗にするため

・ケイシー療法の半分を占める重要度

・食事内容、食べ合わせ、心の状態に気配り。体内毒素となる未消化物をつくらない。

・消化の負担を減らし体力温存

・食べる順番に気を付ける


☆食事療法の食べ方

〇アルカリ性が8割、酸性が2割

〇野菜・果物

地上野菜3(昼間:ビタミン):地下野菜1(夜:ミネラル)

生アーモンド、キノコ、梅干し、味噌、加熱したリンゴ、海藻

リンゴバナナはダメ

〇炭水化物

玄米、シリアル、オートミール、トウモロコシ、イモ類

〇タンパク質

魚類、鶏肉(脂皮×)大豆製品

生アーモンド以外のナッツ、ドライフルーツ


☆食材の注意

〇アルカリ性は発酵したもの。ただし、乳製品はカゼインが発がんなので避ける

〇食べた方がいい葉野菜は、クレソン、セロリ、ロメイン・サニーレタス

 ニンジンは葉野菜として考える

〇コーヒーは食後ならOK.ミルク×

〇アレルゲンとなるもの×(貝、甲殻類、ソバ、バラ科)

〇タコ、イカはほどほどに

〇卵は黄身ならOK


☆一日のメニュ

〔朝〕

柑橘類または穀物(ごはん、味噌汁、漬物、梅干し、納豆)

ごはんは軽く一膳

〔昼〕

生野菜サラダ(スムージー)

〔夕〕

温野菜、生野菜、タンパク質少々、穀物少々

野菜は、煮物、おひたし、グリル(ホウロウかステンレスの鍋で)

茹でる、炒めるは×

水少量でソテーする。こがしすぎない。


☆大原則

①豚や牛などの肉類を控える

②揚げ物を避ける

③身体を酸性にする食物を避けアルカリ性にする食物を適切に食す

④新鮮な緑の野菜(葉野菜)を生で

⑤丸く固まりをつくる性質(イモ類、カブ類)は控える


☆その他注意

・皮膚の弱い人は次を避ける

ナス科、トマト、じゃがいも、パプリカ、ピーマン、胡椒、トウガラシ

・野菜はゼラチンと一緒に食べる

・精製されたものを食べない(白いもの、米、砂糖、小麦、片栗粉)

・柑橘系の果物を豊富に(炭水化物と一緒に食べない)

・水を1.5リットル一口ずつ飲む

・怒っている時、悲しんでいる時は食べない(消化できないので)

・ジャガイモは皮のみ食す

・お酢は用いない(香酢ならほどほどに)


☆レシピ例

○炒めないきんぴら

ニンジン、ゴボウを細切り

ニンニクスライス

ショウガすりおろし

ホウロウ鍋に入れ、ヒタヒタの水で蒸し煮にする。

柔らかくなったら醤油で味付け

粗熱がとれたら、ゴマ油をかける

○生野菜サラダ

ロメインレタスをちぎる

セロリ、玉ねぎ、ニンジンをスライス

レモンを絞る

味噌を少量の水でといてドレッシングに

エクストラバージンオイルを振りかける

あえる

○生野菜サラダと同じ材料を少量の水でミキサーにかけるとスムージーになる

○小松菜おひたし

ホウロウ鍋に少量の水。小松菜を切らないでそのまま入れる。蓋をして蒸す。

柔らかくなったら、適当に切り、醤油をかける。

*ホウロウ鍋に残った煮汁には野菜エキスが出ているので味噌汁などに利用。


☆その他、講師の話より

·ゲルソン療法よりケイシー療法の方は精神や魂の領域に触れている

·光田先生は、うららかな気持ちでいるといい。とおっしゃっている。まあ、いいっか。と思えるといい。副交感神経を大切に。

·呼吸、感情と病は密接。呼吸は間接的に自律神経に関与できる。

·癌細胞は酸素が苦手。酸素が取り込める身体を自分自身でつくる。

·癌は慢性病。自分で治すもの。または、共存できるもの。癌=死  ではない。

·覚悟を決めて、期間を定め、集中して取り組むとよい。だら~っとやらないように。

·意識して呼吸する習慣を(トイレ、風呂、信号待ちの時に深呼吸すると決めるなど)

·日常生活を意識化して改善

·悲しい時は水だけ飲んで寝る。未消化になってしまうため。

·体の声に耳を傾ける

·食べるなら、罪悪感を持たない

·玄米は、発芽玄米か酵素玄米を。そのままだと消化しにくい。

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