昼の時代の幸せとは

 


*写真:自宅付近上空に彩雲(12月16日)


私は、どちらかと言うと、スピリチュアル志向の人間である。目に見えない世界のことにとても興味があり、学んでいるととてもワクワクする。本屋さんでも、真っ先にチェックしに行くのは精神世界のコーナーである。YouTubeも毎晩、オラクルカードやタロットカードの動画を眺めて穏やかな気持ちになって寝落ちする日々だ。単純に幸せ感にひたれるので、そういうことが単に好きなのだと思う。自分の志向に素直になれたのは、2020年以降のことである。

スピリチュアル関連の情報に浸かっていると、2020年あたりからの時代の変化が顕著になってきたことをリアルに感じるようになった。スピリチュアルな学びをしていなくとも、感染症の影響で、世界的にも大きな変化の流れに否応なしに乗せられて、気が付くと生き方も考え方も4年前と全然違う!という方も多いのではないだろうか?私のまわりでは、魂の輝きのままに、のびやかに生きる方々を多く見るようになった。確かに個が大切にされる時代へ着々と変化しているようだ。

時代の変化を表現する言葉として、「地の時代から風の時代へ」というものが一般的ではあるが、「夜の時代から昼の時代へ」という、宇宙人生理論(宇宙法則)に基づいた表現も、この一年の間に知ることとなった。昼の時代関連については、小山内洋子さん『皇の時代』がポピュラーであると思う。昨日の投稿でちょっと触れた小笠原慎吾さんの50年にわたる研究を小山内さんがまとめたのが『皇の時代』であるそうだ。小笠原氏の20年前の著作は現在電子書籍で手に入るので、昨夜早速kindleにダウンロードしたところ。読むのが楽しみだ。


☆『NE運命解析学大全』(天河りえ 共著)に見る、昼の時代の生き方

夜の時代から昼の時代は、これまでの生き方が180度転換されるという。

昼の時代の基本的な生き方を知り、意識的に実践していくことで、夜の時代の正しいとされた生き方に引きずられずに済むようになる。

1~7の項目にどれだけ当てはまるか?☑が多いほど、昼の時代の生き方に適合しており、宇宙自然から応援されやすいといえるそう。

この項目を読んで、私自身の現在の立ち位置が、2020年前と後で比較しやすかったのと、罪悪感にかられて、なかなかシフトできなかった部分などにOKを出すことが出来て楽になれたとこともあったので、以下に紹介したいと思う。ぜひ、楽しみながら読んでいただけたらと思う。

以下、本書141ページ~145ページより抜粋


1 精心的に安定し楽しく生きるための方法

何が起きても、すべて自分にとって必要で、善きことと思考して生きている

□ものごとにとらわれず、毎日、気楽に生きている

□常識にこだわらず、自らの知恵で生きている

□自然を観察し、起こる出来事を、よく見聞きしている

□自分にとって不要な記憶、学習はしない

□将来のこと、過去のこと、他人にとらわれず、今、ここを生きている

□嫌いな人とは、付き合わない


2 肉体的に健康で元気に生きる方法

□ゆっくり、ゆったりと行動している

□嫌いな仕事、苦しく、しんどいことはしないようにしている

□食事はおいしく味の良いものだけを腹7分目食べている

□夕食から寝るまでの間を4時間は開けている

□1日の自分のリズム、サイクルを崩さないようにしている

□夕食後、寝るまで何も口に入れない

□睡眠時間を昼寝も合わせて8~9時間以上取っている


3 知恵を出す方法

何があっても、すべて善きことと思考している

□常識や過去のデータにとらわれない

□他人のために、気を使ったり、義理人情で生きてはいない

□他人に、答えを求めたり、頼ったりしない

□縁ある人の話をよく聞き、否定したり、反論しない

□自分自身や自然環境に心で問いかけて、環境の動きをよく観察している

□睡眠時間を昼寝も合わせて8~9時間以上取っている


4 新しい仕事、魂職を発見する方法

□古いもの、不要なものは捨て、身辺を綺麗にしている

何が自分に起こっても、すべて善きことと思える自分に仕立てている

□自分の身の回りの出来事や、他人がかける言葉をよく観察している

□好き、楽しい、楽、スムーズに進むことで、周りに喜ばれることを行うようにしている

□他人に気を使ったり、他人の真似はしない

□金もうけのみでは動いていない

□借金はしていない


5 対人、人間関係を良くする方法

□他人に興味を持たない

□何があっても他人を裁かない、縛らない

□他人に対して、お節介はしない

□他人に対して、説教、説得、無駄話はしない

□嫌なことを頼まれたらNO!と言えるキャンセル能力を持っている

□好きな人とだけ付き合っている

□他人に合わせた行動は取らない


6 恵財的に裕福になる方法

□何か買うときは必ず先払いか、代金引換で支払っている

□すべての行動は、楽しく、楽なことをゆっくり行っている

□いい格好をしようとしたり、見栄や体裁でお金は使わない

□他人のマネはしない

□自分にとって実用的で、楽しく、スムーズなことを行っている

□古いもの、不要なものや、使わないものは、リサイクルしている

□朝の食事の時間を守っている。(起床して30分以内に食事)


7 運を良くし災難、災害に合わない方法

□何事もスムーズにいくことだけを行っている

□自然からの信号やサインをよく見聞きしている

□行動はゆっくり行うようにしている

□嫌なものごとはせず、自分に正直に、自分を大事にして生きている

□利益のないこと、赤字の出る行動はしていない

□他人や、世の中の常識に、気を使うことはしない

□団体行動、集団行動、群衆行動はしていない


さて、皆様はいくつ☑が入っただろうか。これは誰かと比較することではないので、自身の人生を上から眺めるイメージで、「ああ、今このあたりを歩んでいるんだな~。」と、魂の目的地までの行程を肯定するために利用していただけたらと思う。

また、☑項目の中で、赤字にしてある質問について、「すべて善きことととらえる」というのが、なかなか難しいのは正直なところだと思う。考え方のヒントになりそうな説明を本文から抜粋したので、以下も参考にどうぞ。


☆感情の昇華(159ページ)

苛立ちや怒り、悲しみといった感情にさいなまれると、なかなか「今、ここ」を生きることはできません。そういう時は、感情にフタをするより、勇気をもって自分の感情を直視してしまうほうが早く、感情を昇華することができます。

【問いかけ】

「この不快な感情を通じて何を学べといわれているのか」

「この不快な感情を経験することで、得られているメリットは何だろう」

「もし、この感情を経験しないことによるデメリットがあるとしたら何だろう」


【人間関係が起因している場合の問いかけ】

「蒔いた種は刈り取るという、因果律から鑑みて、相手を通じて感じている不快な感情は、これまでの自分の人生で誰かに与えた行為の刈り取りだとしたら、いつ、どこで、誰にそのようなことをしただろうか」

このような問いかけによって深堀し、出てくる感情や浮かんだことをそのまま紙に書いてみると、気づきが起こり、罪状からくる感情が、昇華されやすくなります。

ネガティブに感じる不愉快、悲しみ、怖れといった感情は、あなたに今、自分を深堀、向き合って、大事なことに気づいてもらいたいとうかがっている、魂からのメッセージなのです。マイナスの感情に苛まれた時、同じだけのプラス面も必ず内在していることに気づくと、感情は昇華されやすくなり、「今、ここ」にもいやすくなります。

起こることは「すべて善きこと」「自分事」「魂の成長のための出来事」であり、一切の無駄はないと気づけるようになるでしょう。


☆太極図(161ページ)

不幸と思えること、悲しいこと、つらいことに遭遇した時、その裏側に必ず存在している、同質同量のメリットがあることを意識的に見つけるようにしてみてください。宇宙の原理原則は、陰と陽は常にセットであり、ネガティブに見える事象も、必ず魂の進化成長には必要であり、ネガティブと同等なポジティブの要素も内包されているのです。

過渡期の今、不都合を経験することは、眠った魂が目覚め、子どもの魂が大人の魂へと成長し、昼の時代へ移行するうえでのエクササイズだともいえるでしょう。

「起こることに偶然はない」という因果律の視点から鑑みて、もしかしたら過去に自分も同じように人を裏切り、今、自分が感じている悲しみを誰かに課してしまっていたのだろう・・・その罪状の刈り取りをしているのかもしれない、ということを、まずは自覚してみましょう。それを良い悪いでジャッジせず、味わい切ることにより、二度と同じ経験をしなくてすむように「昇華させてもらっている」と、とらえることができます。

【問いかけ】

「相手が裏切ってくれたことで、得られるメリットがあったとしたらどんなことが考えられるか」

「相手が裏切ることがなかったなら、逆にどんなデメリットがあったか」

ものごとには、幸、不幸、悲しみ、喜び、利益、不利益・・と必ず両面があり、片方だけでは存在していません。この宇宙の原理原則に気づけるようになると、心は解放され、より軽やかになっていくでしょう。


☆昼の時代のエネルギーの流れをブロックするもの(163頁)

昼の時代の宇宙のエネルギーは地球に到来していても、なかなか現状の苦しみから解放されない人々が多いのはなぜでしょうか。

それは、夜の時代の支配者が作りあげた外圧だけが問題なのではなく、人々のエゴや劣等感、自分さえよければという思考、ものごとに対する認知のゆがみといった意識そのものが、鏡写しのように個々の世界に反映され、昼の時代のエネルギーを充分に享受できておらず、ロックしていることに気づけていないからです。

夜の時代では、宇宙の原理原則を、日々の考え方の血肉にしている人は多くありませんでした。良し悪し、優劣、善悪、比較という二極の観念と視点により、事象を受け止め、人々の魂は深く傷ついてきました。

今、個人においても世界においても起こることは、地球が昼の時代のユートピアへ移行するための、夜の時代に培ってしまった罪状昇華であり膿出しです。ひとつ上の次元へと魂を進化させるための、気づきと行動を促すためにのみ起こっています。それはあなたが昼の時代のエネルギーを充分に受け取るためにロックしている不要なものに気づき、手放していくためのドラマであり、起こること「すべて善きこと」なのです。

「災い転じて福となす」「人生万事塞翁が馬」「陰極まって陽となる」「成功の中にも失敗は内在し、失敗の中にも成功は内在する」

これらの諺はまさに宇宙の原理原則です。人生でそのことに気づいていると、感情を味わうことはあっても、ひとつ上の次元から起こることを認識できるようになります。すると、次第に良し悪しや執着も減り、宇宙の光を阻むブロックも外れやすくなるでしょう。

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以上、昼の時代って何?ということについて、天河さんの著作から、ほんの一部だけご紹介させていただいた。

「なぜ、世界ではこんなひどいことが起こるんだ?なぜ、私がこんなひどい目に合わなければならないのか?」と、外側に起こる出来事に内面を揺さぶられている渦中の方々が、多いのではないかと思われる。暦の上では、冬至という陰極まる時期に当たり、潜在意識に閉じ込めたネガティブ感情が、外側の出来事に誘発されて噴出(昇華)している様子である。

12月に入ってからの私の投稿も、まさにこの体験の報告一色に染まっているのがお分かりいただけるかと思う。そして、渦中を抜けたタイミングで、この本を読んで、「ああ!私は実地体験を通して、心身魂をフル稼働させて、この気づきを腑に落としたのか!」と晴れ晴れとした境地に達している。

渦中は苦しかった。洗濯に例えられるかと思うが、外側の出来事に翻弄され、怒りの感情を噴出させている時が、汚れ(エゴ)をゴシゴシ揉み洗いされている状況であり、我が内面の闇に驚愕し、もだえている(受容)時が、脱水されている(魂を絞っている)状況に当たるのではないかと思う。今は、カラッと晴れ渡った青空の元、風にやさしく揺らされながら、おひさまの光を浴びている真っ白いシーツの心境である。「あ~さっぱりして気持ちよくなった~!」と、白いシーツ(=私の魂)は風(昼の時代のエネルギー)に身を委ね、ゆったり穏やかにゆれて(振動して)いる。

肉体の蘇生ではなくとも、魂の蘇生を体験したかのような感覚でもある。夜の時代の私が一度死んで、昼の時代に同じ肉体を伴って生まれ出たと表現してもいいかと思う。新しい時代に生まれ出る時、産道(細く狭い道)を潜り抜けている渦中が、最高に苦しいのだと実感していた。しかし、産道を後戻りすることはもうできない。一歩でも次なる世界への道に入ったら、じりじりと身をよじりつつ、進むしか選択肢はないのである。この新たな世界へ生まれ出るという体験を、私たちは前世を含め、何百何千回と繰り返してきているわけである。私たちは、永遠の意識エネルギーであり、宇宙エネルギー(プラズマ)そのものである。

こんなに苦しいのにね。なんで、また生まれ出たくなるんでしょうね。死と生は表裏一体。私たちの魂は、死と生を繰り返し、命そのものの歓喜を満喫しているのでしょう。




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