前世療法体験~薔薇園の修道女
3月以降、父の入院や、私自身の負のエネルギー浄化が起きていて、本職である催眠療法に関わることが一切できなかった。
一か月前に、セラピスト友と練習した際も、自分のエゴをひしひしと感じてしまい、中立のエネルギーになっておかないと、とても人のセッションは出来ないと痛感していた。この一か月、自分なりに手放しを行い、中庸に至ったとは思うのだが、実際はどうなのだろう?比較判断無く、透明な筒になれるだろうか。
いつものセラピスト友が、ZOOMによる練習に付き合ってくれたため、恐る恐る前世療法をやらせていただいた。たどたどしい誘導になってしまったと思うが、大変勉強になった。共に学び高め合えるセラピスト友に感謝だ。
さて、私がクライアント役にもなり、前世療法を体験させてもらった。ちょっと遊び心で、セラピスト友のNさんと前世で関りがあれば見てみたいと思ったので、お願いした。彼女は、自分が絡んでくるので、やりにくかったと思う。以下はその記録である。
☆テーマ
催眠療法を学ぶ過程で出逢った、Sさんと、Nさんとの前世での関係を知りたい。この二人とは、ZOOMで知り合ったのだが、不思議なご縁を感じる。魂の深い話も共感し合える。共に過ごしていると、心から安心できて、毎回とても元気をもらえる。互いに影響し合い、高め合える大切な仲間だと感じている。関連する前世は、複数あるのかもしれないし、無いかもしれないが、どんなものが見られるのか興味がある。
☆安全地帯
黄色いコスモスが、ひょろりと一本だけ生えている荒地。水が足りないようで、萎れかけている。空は明け方のようで、ピンクからオレンジ、青のグラデーションになっていて美しい。地平線は朧げな緑色になっている。荒野を吹き渡る強風の音が聞こえている。一人で寂しい感じなのだが、嫌ではない。独りは、何となくリラックスした気楽さ、心地よさがある。ここを「コスモスの庭」と名付ける。
☆前世の最初の場面
包まれていた雲が晴れて、初っ端から、正面に修道女のビジョンをありありと見る。「あ~。やっぱり修道女関係か。」と思う。うっすら分かっていた気がする。そちらに意識を取られてしまったため、自分の体感を取り戻すのに時間がかかる。見えているものを言葉にしながら、集中していく。
小高い山の上に石造りの城が見えている。中世ヨーロッパ的。山の麓からそれを見上げている。岩だらけで草の少ない荒地。空気が乾いている。
足元から感じていく。ちゃんとした靴ではないが裸足でもない。うまく集中できていないようで足元がはっきりしない。何度か足をトントンしてみるが、ぼんやりして、捉えられない。とりあえず、裸足ということにしておいて次に進む。
女の子。くすんだピンク色のような長めのスカートにエプロンを着けて居る。ゴワゴワした布で出来ている。上半身は黒っぽいブラウスで袖付けがやたら大きくブカブカしている。垢抜けない田舎者というイメージ。スカーフで頭を隠している。茶がかった金髪。頬骨が出ている痩せた顔。白人。16歳くらい。ドイツあたり?(城のイメージから)中世?(千〇百年か)。名はポーラ?。
ビジョンがモヤモヤしていて定まらないので、深呼吸をする。上記のイメージはかろうじて浮かんだものを判断が入る前にパパっと言葉にしていったものなので、もしかしたら複数の過去や集合意識の影響が入っているかもしれない。拘ると顕在意識が優位になるので、割り切って先に進む。どんなストーリーかはあまり意味が無い。明らかに自分の想像であっても構わない。顕在意識は「これ本当なの?私が創ってない?」とやたら気にするのだが、大切なのは、潜在意識からのメッセージを受け取ることにある。どんな気付きがあるかがポイントになる。新たな視点を得て、現実の生き方に役立てていけるのなら、それが本当に起こった出来事かなど、歴史を検証する目的ではないので、どちらでもいいのだ。あくまで個人的な領域での療法であり、「私にとっての体験はこうでした。」ということだ。
☆ポーラの家
夜、雪が積もっている森の中。黒焦げになったような石積みの壁が見えている。過去に燃えたことがあるのかな?と思う。
森の中を彷徨ってきて、ここに助けてもらおうと思っている。
建物の中には灯りがついていて暖かそうだ。ポーラは裸足で雪の中を歩いてきた。寒いから暖かい所に入りたいと思っている。建物の扉をノックする。扉が開いて、中の蝋燭の光が暗い外を照らす。ポーチで、ほっとして泣き崩れる。出て来た人の顔は見ていないが足元は見えている。黒い長いスカートで靴がちらっと見える。「あらあら、まあまあ。」と言われている。ポーラは泣いてしまって説明できない。激しく泣いている。出迎えてくれた女性は困っている様子でもあるが、あたたかく対応されているのも感じる。
☆早回しで場面を進める。
部屋の中に入る。石造りで蝋燭の灯りが灯っている。部屋には誰も居ない。ここは食堂か。皆はお祈りのため礼拝堂へ行っている。温かいスープが運ばれ、ガツガツ食べてほっとする。「どうしたの?」と質問され、「逃げて来たんです。」と答える。
相手は高齢の女性で修道女の格好をしている。名はマリア。
マリアに意識交代。
嵐の音がしている。外は吹雪。
「街からこんなに遠く離れているのに、裸足でやってきて、相当辛いことがあったんでしょう。でもまずは、話せる状態になるまで、そっとしておこうと思います。ここは街からかなり離れた森の中にある修道院なので、あまり街の人と接点が無い。静かな環境で、神様に奉仕をする場所。もし辛い目に合ってきたなら、そういう女性を受け入れている場所でもあるので、受け入れようと思う。どちらになってもいいようにしておきたい。」
ポーラの意識に戻る。
「まだちょっと怖い。ここに居ていいのかな?でも行くところもないし。半分怖くて半分ほっとしている感じ。父親の暴力から逃げて来た。戻ると殺されるから戻れない。お金のために娼婦に売られそうになった。娼婦になるか、神様と結婚して修道女になるか、死ぬかしか選択肢が無かった。修道女になりたいというより生きるためにここへ来た。」
☆次の大切な場面
目の前に薔薇の花が見える。庭に薔薇園がある。時間帯は昼で、庭に出ている様子。鳥の鳴き声がしている。ここに逃げてきてからそんなに経過していない頃。同年代くらいの女の子が2,3人近くに居て笑っている。ポーラは薔薇を見た事が無いので、「何だこれ?」とシゲシゲ見ている。「この世にこんなきれいなものがあったの?」と、凄くビックリして時間をかけてマジマジ見ている。それを周りの女の子たちが笑って見ている。嫌な感じでは無い。「いつまで見ているの?」という感じで笑い声が聞こえる。「だって、こんなきれいなもの。この世にあるんだべか?」(なまっている感じのドイツ語)とポーラが言って、さらに笑われている。平和な感じで、だいぶ落ち着いた様子だ。
近くにいて笑っている女の子に意識交代
「痩せてて、苦労したんだろうな。ずっと部屋に閉じこもって怖がっていた。久しぶりに天気がよくなってお庭見せたら元気になるかとお誘いした。薔薇を見て、感激して、根が生えたみたいになっているからおかしくなっちゃって、ちっちゃい子どもみたいに目を丸くして口をぽかんと開けているから、自分も子どもに帰ったみたいでウキウキした気持ちになって笑っていた。もっと色々見せてあげたい。まだ庭しか案内してないし、数歩しか歩いてない。もっと他の場所とか、建物の中を案内してあげたい。」
ポーラに意識交代
「優しく接してくれて、今まで構ってくれる人はいなかったから、それもビックリした。綺麗なもの見て、優しくされて、こんな安全な場所もあるんだ。お父さんがここを見つけて連れて返されるのが嫌だから、怖くて部屋から出なかった。誘われたから庭に出てみた。でもこれ以上遠くに行くのは怖いから、もう部屋に戻ろうと思う。お父さんはここに来るかもしれない。逃げる場所は限られている。来るかも・・・。」
☆次の大切な場面
修道院の中の場面。ポーラは20歳後半くらいになっている。きちんと修道服を着ている。ここは、勉強する部屋のようで、若い修道女たちが見えている。音楽を教えているのか指揮をしているのか、歌っている。ポーラが立っていて、皆は座っている。
ポーラの内側に、真っ先に責任感を感じる。
「たいていは家庭が辛くてここにたどり着いた女の子ばかり。ここに来るまでとても辛い思いをして来ているので、すごく気持ちが分かる。だから神様と向き合って色んな作業したり、お祈りしたり、歌ったり、畑仕事したり、いろんなことをしている。私は先輩、ちょっとリーダー的。そういう一緒に作業することを通して、自分の心の傷も癒しているし、その子たちも癒しているような関係。どこかに暗いものを持っている。神様の傍に来たから100%委ねられて幸福を感じられればいいが、どこかにものすごい恐怖がある。いつまた現実に戻されるか。そんな恐怖はある。」
☆次の大切な場面
礼拝堂。どなたかが亡くなったみたい。修道服を着た遺体が祭壇に安置。その傍に膝まづいて祈っている。尊敬するお年を召したシスターが一人亡くなった。親代わりみたいに思っていた。マリアさんかどうかははっきりしないがあたたかい感じの高齢の女性だった。「神の身元に昇られますように。」という祈りの言葉を無心に唱えている。お別れは辛いけど生きていることもとても辛かったので、「神様の元に行けて良かったですね。」と言う気持ちもある。
殺されるという恐怖がすごく大きい。父親と言うより、戦争とか、もっと大きな相手。何時殺されるか分からない。だから皆に見守られて天国に召されて良かったと安堵を感じるようだ。「私たちはいつ殺されるか。今夜かも、明日かも、一時間後かもしれないし。差し迫った恐怖。すごく暗い思いを全員が抱えている。」
☆次の大切な場面
ピンポイントで二人に会える場面を意図してみる。
その地域で戦争があって、修道女は看護士として出動し、患者が運ばれてくる建物で世話をしている場面。そこで働いていた修道女仲間だった様子。修道女はたくさんいるのだけれど、そこに派遣されて以降親しくなった。
そこでテキパキと指示を出してくれる尊敬する先輩が一人。他には、妹みたいに思っている子が一人いる。
極限状態で患者のお世話しているので、強い使命感、神様への忠誠心、人のお役に立ちたいという思いでいっぱいになっている。「いつ私たちが死ぬか分からないので、すごくお役に立ちたい。」という気持ちで働いている。
ポーラの意識。
「いろんなことに翻弄されている人生。あっちこち波に流されながら命の危機を感じて、大きなストレスの中で、それでも人は人を助けたいと思う。でも人を助けるということは、たった一人の力ではなくて、力を合わせる仲間がいるからこそできる。独りだったら心が折れてしまって出来ないけど、そのリーダー格の修道女がいつも凛とした姿で、的確に指示を出してくださるから自分がどうすればいいかよく理解できるし、反射的に動くことが出来ている。」
リーダーに意識交代
「今、ポーラに「オロオロしない!」って声をかけたところ。もう一人の妹みたいな女性は泣いてしまっている。怖い事が起きたんでしょう。「今、私たちがするべきことに集中しましょう!」と声をかけた。「神様が守ってくださいます。」とも。とにかく声をかける。私が凛として絶対ブレないようにしています。皆がブレちゃうから。私がブレない役割。神様の声を届けるつもりで皆に声をかけています。私たちのやることは目の前の患者様を助ける事なので、私たちが怖がってしまうと助けることができないので、神様を信頼して、目の前のことに取り組む。そのために怖がっている修道女がいればその子に合わせて声をかける。
ポーラはおろおろしやすいので「オロオロしない!」を口癖にして。もう一人は泣いてしまうので、「目の前のことに集中しましょう。」という決まり文句。他にも何人か仲間がいる。
私の名は、エライザ。
戦争中は忙しすぎて目の前の事でてんてこ舞い。あまりおしゃべりすることがない。こんな時代で無ければもっと楽しいお話もできたのにと、ちらっと思う。でも私がこのキャラクターを崩すと皆がブレてしまうので、頑張っている。」
もう一人の妹みたいな女性に意識交代
「同じ心の痛みを知っている仲間。お互い必死にやっている。時々、気持ちが立て直せなくなる時があって、エライザに声をかけられると自分に戻れる。真ん中に戻れる。静かな声でいつもと変わらない口調で言われると、たとえ外で怖い事が起きていても「今、私がやるべきことはこれだった。」と戻してもらえる。それで涙を止めて気持ちを切り替えてやっている。
ポーラは泣くことはないけど、オロオロしちゃうと手が止まってしまうので、「オロオロしない!」と言われて「はい!」って言って動き出す。私と同じ。私的に声を交わし合う事はないけど、お互いの動きを見て心の中で励まし合っている感じ。
私の名はマーゴ。
「神様、私たちを救いたまえ」というお祈りを繰り返し心で唱えながら目の前の患者さんに対応し、平常心を保つよう工夫をしている。無残な状態の患者がくると、それであまりにひどい状態なので、泣いてしまうと、エライザにピシッと言われてしまう。だから、自分でも工夫する。お祈りの言葉を唱えるという工夫をしている。ポーラも自然に真似をするようになったみたい。それが通じ合っているような感覚で、一緒にお祈りを唱えていると、患者さんが救われていくような。一人より二人、二人より三人でお祈りをすると、患者さんがもしかしたら助かるんじゃないかと願いを込めて祈っている。
私の悪い癖。今、涙が出そうになっていて・・・ああ、きっとエライザに注意されちゃうわって思いながら、目の前の酷い状態の患者様の手当てをしてます。」
☆臨終
森の中の場面。木や建物が燃えてしまって煙が漂っている。ポーラは肉体から魂が抜けているのか。瓦礫の下の死体は見えない。雪が積もっているが雪はやんでいる。裸足なのに冷たくないと考えている。静かな気持ち。
セラピスト「まわりに他の魂は感じますか?」
ポーラ「まだ自分しか感じられない。他の魂は感じない。その景色を見ている視線しか見えていない。」
セラピスト「この前世の一生でどんな体験をして学びましたか?」
ポーラ「神の救いはあるのか?(という疑問を感じ続けた一生だった。神様に会ったら聞いてみたい。)」
*注:ポーラは一言、神の救いはあるのか?しか言わなかった。()内は、私が補足したもの。色んな感情が渦巻いていて、内面は複雑だった。修道女として神に不信感を持ってはならないのだが、生きることのあまりの辛さ。特に、殺し合うような世の中で生かされることについて、疑問が膨れ上がっている。神様はどうして私たちを救ってくださらなかったのか?という心の声が聞こえてきたように感じた。
セラピスト「生まれ変わったら、どんな体験をしたいですか?」
ポーラ「おしゃべりをしたい。仲間と三人で。今度は笑って。平和な世の中で、一人の人間として幸せになって、普通におしゃべりがしたい。」
☆中間世(魂の行くべき場所)
ポーラの意識と私が一体となっている。ここでは真性退行をしている。
涙が止まらなくなり、むせび泣く。
魂「マリア様みたいな・・・待っててくださって。
顔とか分からないけれど、青い衣が目に入って、顔は光輝いている。ああマリアさまだと思って・・・
言葉をかけられたわけじゃないんですけれど、よく頑張りましたねって。よく耐えて頑張りましたって、言われているような気がします。
ほっとして、今、とにかくほっとして、マリア様の足元で泣いてるところです。」
しばらく静かに涙を流していた魂。
次の瞬間、いきなり、大いなる気付きがもたらされる。ああ、そうだったのか!という、光明を得るような感動が全身を貫き、思わず嗚咽する。泣いてしまって上手く言葉にならないが、絞り出すように、懸命に語ろうとする。
魂「私の、患者様にした(手当をした。世話をした)手の動きは・・・マリア様が共に・・・・共にやってくださっていた・・・・私と共にやってくださっていたんです。
マリア様が、一人ひとりの患者様を・・・・実際に手をとって・・・・私も、マリア様と共に・・・・ずっと共にいたんだなって・・・。今分かりました。
神の救いはあるのかって言いましたけど・・・・
神は、私たちを 通して ! 救おうとしてくださっていた!
それが分かりました。」
肩を震わせ、激しく泣く。嗚咽とともに、涙がとめどなく流れる。
セラピストは、そんな私をしばらく存分に泣かせてくれる。私は、マリア様と神の深い愛を全身全霊で感じて、感謝の気持ちでいっぱいになっている。
神は見えないから、居ないわけでもないし、感じないから、何もしてくれていないわけでもなかった。神(この場合はマリア様)は、私たちの中に居る。神は私たちを通し、私の手を通し、救おうと働いてくださっていた。神はいつも私たちと共にあり、共に笑い、共に苦しんでいた。
だから、神の救いはあるのか?と言う質問に答えるなら、「救いはまさに今、あなたを通して行われている。」ということだったんだ。私はいつも神の愛に生かされ、守られ、導かれていた。この呼吸すら、神と共に生きる息吹だったんだ。
ポーラの気付きは、今世の私の気付きとなり、目の前の覆いが一気に外されたような、暗闇から一転して光の世界へ躍り出たような、突き抜けた感覚を全身で味わっていた。
*注:ポーラは、キリスト教信者だったので、聖書の教える神と捉えたかもしれないが、私がここで書いている神は、宇宙根源のたったひとつの意識。私たちの本質。真我。高次元の自分。と表現してもいい。特定の宗教による神の概念として書いているわけではない。
☆前世の関係者
セラピスト「前世の登場人物の中に、今世で関係のある人はいましたか?」
私「おそらくあの二人かな。あの性格からいくと、エライザは、Sさん。涙もろい所があるマーゴは、Nさんかも。あの親がわりの高齢の修道女(マリア?)については、またそこに集中して前世を見ると、すごいストーリー展開がありそう。共に過ごしてきた歴史があり、今世もかかわって、強い影響を受けている方の中に居る気がする。今は分からないけど。」
☆前世魂との対話
魂「平和な世の中だけど、マリア様の手を必要とされる方はいらっしゃると思うので、役割を果たしていってほしいと思います。」
私「今、圧倒されてしまって。どんな思いで、患者様のお世話をされていたのかとか、いろいろあって。とにかく労いたい。ありがとうって、エネルギーを差し上げたい。癒されてほしい。怖い思いをして一生を過ごして、最後は人のために尽くして、終えられているので。ありがとうと抱きしめたい。」
前世魂とエネルギー交換をする。
☆ハイアーセルフからのメッセージ
淡い太陽みたいな丸い光が見える。
ハイアー「もう本人は分かっていると思いますけれど、いかようにも動ける時代ですよね。やりたいこと、勉強したいこと、思い切りやられるとよろしいと思います。何の束縛も無い時代です。やりたいことをやってください。」
私「テーマの、三人に関することで、言っておきたいことがあればお願いしたい。」
ハイアーセルフからビジョンが届く。
淡いベビーピンクかサーモンピンクの柔らかい光の中に、三人の魂のエネルギーみたいな光が包まれている。あったかいエネルギー。無垢&ピュアを1000倍にしたような、三つのエネルギーの玉がピンクの光に包まれていて、育まれているみたい。そういう関係ですよと言われたような気がする。
テーマは「育む」
ハイアーセルフから短く一言届く。
「やれ!」(Do it !)
☆安全地帯へ戻る
荒地が一転、咲き乱れる薔薇園になっている。サーモンピンク色のオレンジがかった優しい色と黄色のバラだ。
「このエネルギーがあなたたちのカラーですよ。(黄色、オレンジ、ピンクが合わさった優しい色)あなたたちの色ですよ。」とメッセージを受け取る。
肥沃な大地に豪華に咲き乱れている美しい薔薇園。そのエネルギーが象徴する光の世界が、もしかしたら私たちの未来のヒントを与えてくれているのかもしれないと思う。
この光のエネルギーを広めなさいということか。
「それを届けに来たんでしょ?」そう問われているような気がした。
☆オラクルカードリーディング
事後面談の時間をお借りして、Nさんに、カードリーディングをお願いした。今回の私の前世体験は別にして、Nさんの高次元存在から伝えられる、私たち3人の魂関係はどういったものなのか知りたかった。Nさんは、Chie art さんの光の伝言オラクルカードを使ってリーディングしてくれた。引いたカードは、なんと!「Friends」(友達)
カード左半分の色は、まさしく私がセッション中に受け取っていたオレンジがかったピンクのあの色。さすがNさん。高次元に繋がっている。
Nさんのリーディングの言葉
「今、ここ、このタイミングで出会うことを決めてきました。
会うことで、エネルギー交換をして、お互いに高め合い、響き合い、魂レベルの対話が出来る友人です。
心のコミュニケーションをすることで、夢の実現を促し、お互いの使命を応援し合うことができます。
またそのコミュニケーションにより、心の深い喜びを得ることが出来ます。」
私「元々、魂レベルで友達同士だったんだね。今世、再会して、お互い理解し合え、コミュニケーションして、いろんな影響を与え、高め合っていける友達だったんだ!
それぞれに活躍の場があり、役割がある。それぞれにやっていることが違っても、一人だったら一か所しかできないけど、その魂を三つに分ければ可能性が広がる。目指しているところは同じ。魂が三つに分散して、それぞれに活動している感じかな。
でも相互に絡みあっていて、シェアして誰かの気づきになったり、元気もらったり、諦めてたことに挑戦する勇気をもらえたり、相乗効果で高め合っていく。だから時々シェアし合って、元気もらって。またそれぞれの現場へ戻って行く。
私たち、魂の友達だったんだね!」
☆感想
わ~。久々に、泣いた~。悲しくて泣くのではなくて、魂が震えて泣くという。
Nさんの誘導によるセッションは、毎回次元の高いところへ連れて行ってもらえる感覚となる。魂レベルの友人同士だから、深い領域まで信頼して開示することができるのだと思う。潜在意識に封印していた記憶を、どんどん解いていって、本質の光を取り戻していっているようだ。
もしかしたら、ポーラの魂は、神に不信感を抱いたまま亡くなったのではないかと思う。神と和解することなく、ずっと暗い領域に捉われていたのではないかと感じるのだ。
意識の世界に時空間は存在しないので、今、ここで全てがつながって起きている。
私がNさんのセッションのおかげで、ポーラの意識とつながり、三者の共同作業で、ポーラの封印された重いエネルギーを浄化したのだと思う。
今世の、私の奥深くに仕舞い込まれていた、原因不明の暗い孤独感が、ポーラの気づきと共に、光を浴びて溶け去っていった。私が浄化されれば前世も浄化されるし、前世が浄化されれば今世も浄化される。時系列は関係ない。(パラレルシフトやタイムライン移行については、ややこしくなるので、ここには説明しない。簡単に言うと、どこにフォーカスしたいかということで、無数の私が存在している。)
過去に起きた出来事は変えられないけれど、このように、解釈を変えることは出来るのだ。捉え方を変化させれば、前世にも波及し、エネルギーも変化する。
ポーラは、「神に見捨てられた孤独」から一転して、「どの瞬間も私は神と共に生きていた!今まさに、神の救いはなされている。」と理解する。その瞬間の薔薇色の光のスパークを何と表現したらよいのだろうか。
私は日本語しか分からないので、「光明を得る」としか言いようがないのだけれど。あの薔薇園は、きっと仏教で言うところの、ニルバーナ(涅槃)なのであろう。
Nさんの真心と、高次元の光に照らされるような聖なる催眠療法に、心から感謝している。
ありがとうございました。
この投稿を見て、Yさんが送ってくれた薔薇の画像。まさに、こんな色でした!🌹
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