光の存在からのメッセージ第二弾

 


昨夜、イーハトーヴクリニックでZOOM開催された「光の存在からのメッセージ~自分に優しくする方法」(がん患者対象のヒプノチャネリング)に参加した。

萩原医師の催眠誘導に従い、催眠状態となったChiakiさんが、参加者一人ひとりの中に意識を入れて、マスターなどから必要な答えを受け取って伝えてくれるものだ。

昨夜の参加者は6名。実際に催眠の体験をされている方は半数くらいだったようだ。どのような経緯でこの会に参加されたのだろう。

代替医療の治療を受けていて、催眠に興味を持ち参加された方もいるようだ。催眠への入り口は、いくらでもあった方がいい。がん患者は、通常の治療だけで、ヘトヘトになっている。何もイメージが湧かなくても、リラックスする機会になるので、催眠に興味を持つ方がどんどん増えていったらいいと思う。

まず最初の10分で、全体催眠誘導が行われた。

K講師の優しさあふれるあたたかいお声に、うっとりしながら、イメージの中でお花畑に進み、マスター(自分を守り導く高次元存在)に会う。参加者のうち半数は各々のマスターに会い、半数は何のイメージも出てこなかったが、すっかりリラックスできたと感想を語っていた。

私の体験を紹介する。興味のある方は参考にされてほしい。


☆マスターに会う催眠誘導

私のケース

お花畑(安全地帯)へ誘導され、イメージを思い浮かべて行く。白いひざ丈くらいの高さの花の群生と、巨大なオランダの風車が見えている。白い花は、どうやらラッパ水仙のようだ。地面は黒くて肥沃な土。大地の良い香りがする。足をトントンするように誘導されるので、トントン足踏みしてみる。スニーカーを履いていて、しっかりした靴底を通し、柔らかな土の感触が伝わってくる。面白くなり、何度もトントンする。

目の前にマスターが来ますよ。と誘導される。

大きな光の存在が出現。黄色と白を基調としたまばゆい光だ。(そう言えば、ラッパ水仙の色に似て居る)

不思議なことに、光(楕円形)の上部が、まるでシャンペンの気泡がパチパチしているみたいになっている。様々な美しい色合いの、シャボン玉みたいな無数の玉が見えている。個々の個性ある光が、はじけるように輝いていて、それは無数にあるのだけど、光の玉が分かれているのは本体である大きな光の上層部だけで、ほんの一部分だ。ちらっと垣間見える程度。95%以上は、大きな光に同化して、「ひとつ」になっている。

今まで何度も催眠療法を体験し、様々なマスターに出会ってきた。今までは、単体(光であったり人の姿だったり)であったが、今回は今までのイメージとは違っていて面白かった。一つに見えるけどひとつじゃない。たくさんあるんだけどひとつ。本当はひとつの光なんだけど、無数のシャボン玉の泡みたいに、分かれて光っているようにも見える。伝わるだろうか。

一人(分かれている)とは幻想で、本当はひとつの光なんだよ。ということを伝えてきたのかな?と思う。私はそのシャボン玉のような光の玉たちを見て、「仲間」というイメージを持った。心の底でつながっている、魂の仲間たちのことだ。ということは、ソウルグループのまとまりのことをイメージしたんだろうか。

その巨大な光である今夜のマスターは、特に何か言葉を伝えて来たわけではない。ビジュアルと共に、熱を発してアピールしてきた。

よく、マスターに会うと、あたたかいエネルギーを感じる方は多い。今回の私は、あたたかいを通り越し、「熱っっ!」という体感だった。光側に面している顔や胸部に、熱いくらいの温度を感じた。体内に強烈なエネルギーが流入し、まるで真夏の太陽の光を浴びているようだ。

私たちは分離した無力な存在などではない。こんなに色彩豊かで、エネルギーあふれる力強い光なんだ。そして、本来は大きなひとつの輝きなんだ。この熱いくらいのエネルギーは、私たちの自然治癒力または生命力と言えるのかもしれない。元々持っているわけだから、この力に気が付いて、発揮していけばいいんだ。私が輝けば全体も輝く。一部であり全体でもある。そんなことを思っていた。


☆全体誘導後のシェア

Chiakiさんも、Kさんの催眠誘導に従い、お花畑のイメージをされていたのだが、面白いことが起きていた!

どうやら、私とChiakiさんの潜在意識が、つながって、意識の世界では、同じ場所に居たらしい。

Chiakiさんによると、お花畑に行ったら、みんな(今回の参加者たち)も居て、その中で私が満面の笑顔でChiakiさんの傍に寄って行ったらしい。Chiakiさんは、そこで仲間に囲まれている私の姿を感じていたそうだ。

私が「あの無数のシャボン玉のような光は、仲間とか、みんなとか、つながりのあるイメージがあったんです。単体ではなく、みんなという感覚。あの光はもしかしたら、ここに参加されている皆さんの光(魂のようなものか)だったのかもしれませんね。」と伝えたところ、Chiakiさんも、嬉しそうに答えてくれた。「そう思います!私たち、同じものを見ていたんだと思います!」

このような事が起こることはあまり無いので、Kさんの誘導が、本当に上手で、愛にあふれていて、参加者を深い意識の領域に連れて行ってくれたのかもしれない。面白い体験をさせていただいた。とてもワクワクした10分間だった。


☆Chiakiさんによるヒプノチャネリング

一名につき10分程度で、Chiakiさんのチャネリングにより、質問への答えをもらう。催眠に入っているChiakiさんに、私が直接質問をしていく。その様子を文字起こししてみた。チャネリングの場面の臨場感が伝わればいいかと思う。話に重複があるが、省略しなかった。ご了承いただきたい。

私:

今後病気の体験を活かして、催眠療法により、仲間たちと力を合わせて、患者の役に立っていきたいという気持ちがある。今後についてのアドバイスをマスターに聞いてほしい。

Chiakiさん: 

Kさんの誘導の時に実は〇〇さん(私のこと)が出て来ていた。今答えられると思う。

先ほどお花畑に行った時に、〇〇さんが出て来ていて、皆さん来られていた。そこで満面の笑みで、〇〇さんが私の元に来られていたんです。

本当に〇〇さんがおっしゃるように、仲間が集まってくるんじゃないかなと。私は何となく感じます。そういう人柄のように感じて、先ほどの誘導の時も、既に見てました。

 私:

昨年秋にがんが判明した直後に魂のつながりが深いと感じられる方たちに立て続けに会っている。彼女たちと力を合わせて、今後話し合ったりしながら催眠療法をがん患者や難病患者に役立てていくという活動をやっていけたらいいなと。仲間と力を合わせると言うイメージがすごくきているんです・・・

Chiakiさん: 

それはとてもいいと思います。先ほど、〇〇さんがお花畑に出て来ていた。だからお花畑で、皆と一緒にやっていかれるんじゃないかなと。先ほど見てたんです。(私が質問する前から、答えをビジュアルでご覧になっていたということ)

私: 

流れに任せて行く感じでいいのでしょうか。特に何か私がこれを心がけてとか、これを勉強してとかアドバイスはありますか?

 Chiakiさん:

〇〇さんのマスターを呼んでください。中に入れてください。(萩原医師がカウントをして、Chiakiさんの意識を私の中に入れる誘導をする)

 こう、何と言うか、引っ張っていく。ということなんだと思うんです。まだこう、〇〇さんがそういう人たちを受け入れて引っ張っていくという風に見えます。勉強をするのもいいですけど、そういう意識で手を取って・・・皆の手を取って引っ張って行くって言うイメージをしたらいいと思います。

 私:

医療と、病院や医師と、もっと繋がりを持って行きたい。病院との連携って難しいと思うんです。何か行動した方が?

 Chiakiさん:

色んな所に参加するということだと思います。自分がいいと思ったところに参加する。またそこに来ている人たちと繋がりが出来て行く。自分が皆を連れて行くようなイメージ。医療もまわりのがんの人たちを連れて一緒に学びをする。そういうところに引っ張って連れて行って皆で一緒に学ぶとか。そういうイメージが出て来ます。

 私にはもう見えているから。〇〇さんがいろんな人を笑顔にされていくんじゃないかなと。今そういうふうに見えてます。


☆Chiakiさんのチャネリング効果

通常のチャネリングとの違いは、催眠誘導を使うところだろう。先生がChiakiさんだけを誘導して催眠状態に入らせているわけなのだが、実は参加者も催眠状態になっている。その場にいる一人が潜在意識優位の脳波になっている(α波かθ波)とまわりも同調して、穏やかな心持になっていく。潜在意識ではみんなつながっているので、相乗効果が起きやすい。誰か一人の気づきや癒しが、全員にも波及する。これは、複数のメトロノームをバラバラのカウントでカチカチ動かしていると、やがて動きが合ってきて、同じ動きになっていくという現象から考えても、イメージしやすいかと思う。

そして今回、他の参加者へ対するマスターからのアドバイスが、私にドンピシャのアドバイスにもなっていて、ビックリした。人生課題の似たような人が、引き寄せ合うのだろうか。こんなことは催眠療法をやっていると何度も起こるのだが、頭で考えると、奇跡としか捉えられない。

それは、私の母に対するジレンマだった。

母は、父の介護を熱心にやりすぎて、自分の幸せは二の次になっている。心も体も疲労で限界なのだろうが、父の役に立つ自分を手放すことが出来ない。これは、一見、日本人的自己犠牲の精神であり、賞賛されがちな姿であるが、私は母にも幸せになってほしいと願っている。

母の心身を休められるように、何度か声をかけてきた。時には強引に事を進めようとも試みてきた。しかし、母の父への執着は、強固すぎて、どうにもならない。母に何らかの物理的ストップがかからないと、母は心身を休めることが出来ない。物理的ストップとは、例えば今回は父の事故による入院というハプニングなのだが。母自身が病気になるということもあるかもしれない。

母は、父より早く死ぬことが望みのようだ。その母の言葉を聞くたびに、歪んだ殉死精神のような、重いエネルギーを感じ、悲しくなる。極端かもしれないが、「天皇万歳!」と叫んで命を散らせていった日本兵ともダブる。これは、戦争を体験した母の世代への洗脳なのかもしれない。

自分に優しくできない。いつも自身を叱咤し、駄目出しばかりする。頑張っている自分を褒めず、エネルギー切れを起こしている自分を「情けない!」と嘆く。誰かのために生きる。誰かの役に立ち続けることが自分の生きがいになっている。

それが母の世代の価値観であり、母の魂の選択した体験なのだから、尊重するしかないのだと言う結論に達していたのだが、そんな自分が冷たいな~とも思う。このジレンマについては、今回私は口に出していないのだが、全然違うケースの質問をされた参加者への回答が、私への回答になっていた。今回、私が聞くべきアドバイスだったのだろうと思うので、簡単にメモを残させていただく。


Chiakiさんのマスターから受け取ったアドバイス。

「その方の思考の癖になってしまっている。意識が自分ではなく外に向かっている。

バランスを取るということ。

やりがいを外ではなく自分に向けること。

それでバランスが取れる。

娘さんが出来ることは、伝えること。

優しく、優しく、繰り返し教えて行く。」


そうか・・・私には「優しく」と「繰り返し」が抜けていた。

生活習慣を改善するにも、数回やっただけでは身につかない。二か月続けると定着するとか。

何度も何度も、機会あるごとに、根気強く、伝えていくこと。しかも優しさをベースに。

つい、親のことだと、感情が揺さぶられ、イライラしてしまう私がいた。大切にしたいのに、優しく出来ない自分を自覚していた。同じ内容を伝えるのでも、私の場合は、怒りの感情が言葉に乗ってしまって、母を泣かせてきた。まるでいじめっ子だ。ああ、なんて人の感情とは裏腹で複雑なんだろう。そんな自分が嫌だから、あまり干渉しないように、距離を置くようにしてきた。

私は、そんな母を通して、忍耐を学ばせてもらうのだろう。簡単ではないが、ここから、無条件の愛を学ばせてもらっているのだろう。

本当は、母の問題のように見えて、私の課題のあぶり出しなのだ。

母は、人知を超えた愛の意識で、私に学び体験を提供してくれている。その配役を担ってくれている。結局はすべては愛なのだ。

お花畑で見た、あの大きな光を思い出す。

母の光も、私の光も、ひとつであったことに、気づいていく。

表層に見えているものは、ほんの一部。そこだけをあげつらって、右往左往しているのが私たち人間だ。表層のドラマにあまりにも影響されすぎている。目に見えない領域も意識して、バランスをうまくとっていくことが、これからの時代に大切になっていくだろう。

催眠療法の大きな可能性を知らされた、貴重な一夜となった。

参加者の皆様の、吹っ切れたような、清々しい笑顔が印象に残った。各々、今後どう進んで行けばよいか理解でき、元気をもらったと感想をおっしゃっていた。

Chiakiさん、愛のエネルギーあふれるチャネリングをありがとうございました。



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