不思議のメダイふたたび

 一昨年の秋

催眠療法を初めて学びに行った時に、初対面の受講生から、不思議のメダイをいただいた。

このエピソードについては、当時blogに書いたのでここには書かないが、今思い出しても、シンクロ続きの不思議な二日間だった。

不思議のメダイとは

ネットからの情報によると

1830年7月18日から19日にかけての夜。 フランスの聖ビンセンシオ・ア・パウロ愛徳姉妹会の修道女「カタリナ・ラブレ」は聖母マリアの出現を目撃しました。 聖母マリアは両手をひろげ「この姿のとおりにメダイを作ってもらいなさい。このメダイを身につける人はみな、大きな恵みを受けるでしょう。信頼をもってそれを持つ人には、特別に豊かな恵みが与えられるでしょう。」と言いました。 そのとき聖母マリアの両手から光が四方に輝き、聖母マリアは「この輝きは私に願う人びとの上に与えられる恵みのかたどりです。」この言葉どおりに聖母マリアの姿と金の文字のことばを刻んで作られたのが『不思議のメダイ』です。

とある。

私に、このメダイをくださった方は、信仰心厚い女性であり、教皇が来日した際に、祝福をいただいた貴重なメダイをマリア様のご縁を感じて、私に渡してくださったのだ。フランスの教会からやってきた本物のメダイである。

この方とは、セミナー数日後、偶然別の街で再会し、お互いにビックリしたのだったが、それ以来お会いしていない。お元気だろうか。

催眠療法を習い始めて、一年半。その間に資格を取り、セラピストになった。特にがん患者に役立つセラピストになろうと目標を定めた途端に、私自身にがんが判明。約半年かけていろんな体験を経て、先日、最後の手術を終えた。ようやくひと息だ。

この半年は、怒涛の学びの連続だった。次々必要な人物に出会い、必要な学びに導かれていった。

不思議のメダイは奇跡を起こすと言う。

私は、不思議な流れに乗せられて、あれよあれよと言う間に、ここまで辿り着いた。その流れは穏やかなせせらぎではなく、急流ではあったが、目の前に必要なことが次々提示されるので、楽でもあった。ほとんどの体験を私は楽しんできた。経過はblogに記録してきた。

振り返ってみると。やはり、不思議だな~。という感覚が大きい。説明がつかないことばかりだからだ。だから、奇跡と言うのだろう。

がんになり、立て続けに手術を受けるという、なかなか無い体験となったが、魂は確実に成長したと感じる。今は、感謝と愛のエネルギーに満たされて過ごしている。

この半年の体験は掛け替えがなく、がんになって幸せだった。がんから学んだことを今度は私から発信していきたい。たくさんの愛をいただいたから、次は私から愛を送りたい。こうして、宇宙の愛の循環の中で、今、生かされていることに感謝をしながら、私に出来ることに取り組んで行こうと思う。

今は、手術後の療養期間であり、歩いたり腕を動かしたりして、のんびり過ごしている。

そして、昨日から、リハビリを兼ねて、ビーズアクセサリー作りを再開した。

私の中では、一昨日あたりから、新シリーズの構想が湧き上がってきており、それはマリア様関連なのだが、我ながらナイスなアイディアだとホクホクしている。その事を考えていると、どんどんワクワクしてくるので、きっとこれは何か未来につながる意味があるのだろう。この件については、また後日。

そして、今朝、ふと不思議のメダイのことを思い出したのだ。

宝物入れから出してきて、手にのせてみた。今なら、このメダイにピッタリのネックレスに仕立ててあげられるのではないか?

思い付いたら、ワクワクが止まらなくなり、さっき夢中で作った。出来立てホヤホヤのネックレスがこちら。


朝日に照らされ、キラキラしていた。メダイさんも、久々に外界に出てきて嬉しそう。


手術前と後で

何となく、自分自身が生まれ変わったような感覚になっている。

バージョンアップしたような?

うまく言えないけれど、何かが違う。

エネルギーはとても軽い。

喜びの連続

この先、喜びだけになる。

いろんな事は、起こる。きっとそれは変わらない。しかし、起きた出来事をどう捉えるのかは、私次第だ。

どんなことも学びに変えていける。なんと言う喜びだろう。肉体があり、呼吸をしているからこそ、実現する様々な体験。

息を吸う

「良かった」

息を吐く

「ありがとう」

本当に、この気持ちしかない。

喜びだけになる。

ポジティブもネガティブも違いは無い。すべてが、学びであり、魂の喜びそのものだ。

私たちは、出来事や感情をとことん味わって、一瞬一瞬に輝いて生きていく。怒りも涙も、みんな宝石のように輝く。

これは、不思議のメダイの奇跡だったのだろうか。


ちなみに

アヴェ マリアの意味は

Hi !マリア

こんにちは!マリア

ごきげんよう!マリア

という、マリア様への声掛けの意味だそうだ。祈りの冒頭に出てくる。

マリア様、聴いてください。

という、ニュアンスにもとれる。

アヴェマリアの祈りの言葉は、様々な音楽家が美しい曲をつけている。

歌詞が祈りの言葉になっていたとは、知らなかった。

Ave Maria! Jungfrau mild, Erhöre einer Jungfrau Flehen, Aus diesem Felsen starr und wild Soll mein Gebet zu dir hinwehen. 

アヴェマリア 慈悲深き乙女よ おお 聞き給え 乙女の祈り 荒んだ者にも汝は耳を傾け 絶望の底からも救い給う 

Wir schlafen sicher bis zum Morgen, Ob Menschen noch so grausam sind. O Jungfrau, sieh der Jungfrau Sorgen, O Mutter, hör ein bittend Kind!Ave Maria! 

汝の慈悲の下で安らかに眠らん 世間から見捨てられ罵られようとも おお 聞き給え 乙女の祈り おお 母よ聞き給え 懇願する子らを




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