アンクと虹の光線

 療養7日目

今日は外出せず、のんびりしようと決めた。

朝は4時に起きて本を3冊読んだ。少し疲れたため、太陽が昇ってきて明るくなってから、床暖房にヌクヌク背中を温めててもらいつつ、うたた寝をした。

ウトウトしながら、幾つかの光のビジョンを見た。丁度、太陽の光が眉間あたりに降り注いでいたため、目蓋の裏側に光が浸透していたのだろう。

まず、虹色の美しい光線の束を見た。縦横無尽に虹の光線が飛び交っている。空でお馴染みの半円形ではなく、直線である。微睡み状態でその光景を見ながら、これをネックレスで表現したらどうなるかな?と考えていた。この美しさは、物質次元のトイビーズでは、とても再現できないだろうが、やってみようと夢の中で決めていた。

次々、光のビジョンは変化した。

次に、取っ手の付いたような十字架が現れた。金色の光の帯を背景に、大きく見せられた。これは、アンクではなかったかな?確か、エジプトに関係していたかも。(アンクについては、後述)

そう言えば、エジプト時代の前世について、今朝方思考を巡らせていたのであった。だから、記憶の奥底からわき上がってきたのだろうか。

それは、私はなぜ、色とりどりの美しいキラキラした小さいものが好きなのか?ということだ。

今世で好きなことは、じつは前世の好みを継承していることが多い。レムリアやアトランティスで神官をやっていた魂は、今世でもヒーラーを職業にしていたり。(私のセラピスト仲間は、大抵前世にヒーラーが出てくる。)

ちなみに夫は、警察マニアなのだが、江戸時代は町奉行か岡っ引きだったらしい。

学者だった魂は読書好きになるとか。チベット僧侶や修験道経験者は神社仏閣好きで修行がメチャ好きとか。前世あるあるだ。

昨年、ラインストーンアートに挑戦する機会があった。数ミリ程度のラインストーンは、色とりどりにキラキラ輝き、まるで宝石のようだった。私はそれらを古代ハワイの伝統文様に貼り付けていった。その作業をしている間、私はとても幸せだった。

この魂の満足感は何なのだろう?手芸でいろんな経験はあったが、こんなに心が喜ぶ作業は初めてだった。書店で発売されていた三種類のキットはあっという間に終了してしまった。

その時、数年前にアカシックレコードリーディングをしていただいた事を思い出した。

古代エジプト時代か。私はアーティストだった。身体がスッポリ入る位の四角い箱の中で(棺だろうか?)内側に色とりどりの美しい石の破片を貼り付ける作業をしていた。特に青い石がお気に入り。貼り付けた色の配置を眺めて、うっとりしていた。

その作業中、私はゾーンに入っていたのだろう。中今状態。意識は宇宙と一体となり、私の体は透明な筒となった。高次元の神意識が、私という肉体を通し光の世界を表現していた。私は色とりどりの小さな石の破片を使い魂の表現を楽しんでいた。アカシックリーダーの先生は、数ある過去世の中で、この人生が今世に一番影響を与えていると言った。

高次元のまばゆい世界を物質次元に表現すること。高次元世界はエネルギー、波動そのもの。その美しいエネルギーを肉体脳で色や形に変換することは、とても面白い体験だったのだ。

私が夢うつつに見た幻のような虹の光線をアクセサリーで表現してみたいと思ったことにも通じる。私は、今、古代エジプト時代と同じことをして魂を喜ばせているようだ。

☆アンクについて

「アンクは十字架の一種です。十字架が象徴するものは非常に複雑であり、多種多様な意味を持っています。十字架は、人類を表すものとして、また地上と天国の収束した状態を表すものとして、あらゆる宗教や文化の中に見出すことができます。

アンクは古代エジプトの持ち手付き十字であり、生と死の鍵です。 まず、アンクの上半分を見てみましょう。アンクのてっぺんは一つの輪になっています。この始まりも終わりもない輪が表すのは、天上の世界、そしてエジプトの太陽神ラーの魂です。この輪は、神々がアンクを運ぶ際の持ち手となります。この持ち手は、日の出や日没の太陽が地平線にかかるように、地上にかかっています。

アンクのこの横棒は物質世界を象徴しており、この地上世界に縛られない存在としての人類の視点が生み出した架空の地平線に他なりません。人間が地上に留まっているのは仮初めのことに過ぎず、連綿と連なる進化の鎖の中のほんの一部でしかないことを、古代エジプト人はよく知っていたのです。

アンクの輪は縦の軸とつながっており、この軸は私たちの魂が物質界へ降りてきた状態、および大元の世界へ上昇していく道の両方を象徴しています。これは人間が辿らねばならない戻り道で、最も低いところから始まり、新しい命への再生を繰り返すたびに、自らの魂を上昇させ続けてゆきます。

その過程で、人間は人間であることの自覚に目覚めるのです。つまり、人間は自らの判断力を鍛えてゆくわけですが、その過程において頼りにするのは、知性、上昇への意志、自らの最もスピリチュアルな(または神聖な)部分である上位自我との一体感なのです。 

また、この鍵は、死者の世界、そして永遠への深遠な感覚へといざなう扉を開けるものでもあります。葬儀の流れにおいて、アンクは持ち手の輪を持たれ、墳墓の扉の鍵を象徴し、また両目の間に置かれることで、秘密を守ることを我々に課します。 

さらにアンクは、中央の結び目によってあらゆる物を結びつける魔法のつながりとも考えられています。この場合は「イシス女神の結び目」と呼ばれ「連結」という意味を持ちます。ヒンディー語の ”yug” と似た意味です。

イシスは、オシリス・イシス・ホルスからなるエジプト三位一体のうち二番目の神です。イシスは橋渡しを行う神です。イシスは愛と生命の女神として、夫である神秘の神オシリスのばらばらになった死体を一つに治します。

同様に、人間も自らの意志を鍛えることにより、上位の知恵へ至ります。これを実現するにあたって、人間は自らの内なる人格、真の人格の中の不死性を認識し、そことしっかり繋がりを保つことが必要となります」

エジプト十字「アンク」の意味するもの 

キャリロ・デ・アルボルノス&フェルナンデス著・長谷川涼子訳


長くなったが、興味深い内容のため、紹介させてもらった。アンクは生と死の鍵と言う表現が気になった。私にとって十字アンクは乳がんを彷彿とさせた。病の体験を通し様々な気付きを得てきたが、高次と肉体自我を一体化させるという視点から見れば、どれだけ貴重な体験であったか、いくら文字を書き連ねても表現し切れないように思う。

古代エジプト時代の魂が、エールを送ってくれたのかもしれない。

「Good  job  !」と。



夢の中の虹の光を再現

「虹の天使たち」





青い色に惹かれるのは海の記憶があるから。

「青い海の記憶」




青空、太陽の光、透明な水、緑の植物
命の輝き。

「ガイアの贈り物」


ちなみに、せっせと製作しているビーズアクセサリーは、自分で身につけるには数が有りすぎるので、我が家のクマのぬいぐるみたちにプレゼントした。皆、オシャレになって、嬉しそうだ。

夫にブレスレット作ろうか?と聞いてみたが、丁寧にお断りされた。

まあ、手持ちのビーズが無くなる頃には、魂も満足すると思うので、しばらくキラキラビーズと、戯れよう。

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