シャンティマントラの効果

 シャンティマントラを聴いたことがあるだろうか。

YouTubeで検索すると誰でも気軽に視聴できる。

このマントラを知らせてくれた方がおっしゃっていたが、昔はこの古代の叡智は、限られた人しか知らなかったとのこと。今は、誰でも叡智に触れることが出来る。よい時代になった。と。

初めてシャンティマントラを聴いた時、旋律の静かな美しさと、慈愛のエネルギーを感じ、ふ~っと、何か大いなるものに抱かれるような安心感を覚えた。魂の故郷があるなら、こんな感覚になるのかなと不思議な気持ちになった。涙される方もいらっしゃるようだ。

一昨日、かなりネガティブな現実体験をした。今までの私なら、エゴの自動操縦により、自責の念にがんじがらめとなり、さらに波動を落としていっただろう。しかし、すぐさま浄化された。シャンティマントラ効果かも?

今までは、地球体験を可能にするためには波動を重くしなければならず、気を抜くと軽くなってすぐに肉体を抜けてしまうため、エゴが頑張ってくれていた。地球体験を定着させるため、太古に転生したての魂たちは、けっこう苦労してきたようだ。元々は、皆、高い次元からわざわざ波動を落として地球に転生している。

なぜ、高次元のままではいられなかったのか。一説によると、「つまらないから。」だとか。平和、安心、穏やかで、願ったことは何でも叶う世界に居ると、成長したい魂にとっては、刺激が足りないらしい。波動を重くしたところから、次元上昇を実現するという体験プランは、魂の飛躍的成長に繋がるため、宇宙では大人気なのだとか。だから、地球転生を希望する魂は列をなしてワクワク順番待ちをしているそうだ。

そして、地球アセンションのこの時期に、ピンポイントで地球人を体験している私たちは、「つらいよ~。苦しいよ~。」と現実ドラマを演じながら、魂は、ホクホク喜んでいる。魂の真の願いは、唯一無二の学びと成長である。

魂の成長とは、今までの地球次元での、聖人君子を目指すものとは限らない。愛の対極まで堕ちることも、大切な学びになっている。二極の両方をとことん味わうことで、宇宙全体の叡智はより豊かになっていく。

話を元に戻す。そう、エゴは私たちのために頑張ってくれていた。地球体験を可能にするために、「私が軽くなりそうになったら、重くしてね。」と、頼んでいたから、生真面目に、約束を果たしてくれていた。エゴは、私たちの学びや成長に欠かせない存在だったのだ。

シャンティマントラのような、古代の叡智に、誰でも気軽に触れることが出来る時代は、何を意味するのだろうか。

物質次元の限界を迎えたということがある。環境破壊、戦争、生物多様性崩壊、永続的循環を人間は自ら破壊し尽くしてきた。滅亡に向かい突き進んでいる。肥大化したエゴは分離意識を刺激し続け、止まることが無い。いずれ、ゲームオーバーとなるだろう。このシナリオは、地球歴史において、過去4回繰り返され、何度も原始時代に還されたそうだ。

これを回避するために、地球自体がアセンションを決めた。地球は既に五次元に無事移行済みだそうだ。まだ、移行期であり、今は三次元と五次元の両方が混在して見えているが、いずれ接点は無くなっていくそうだ。このあたりは、パラレルワールドの概念が使えるだろうか。

人間は自らが選択した波動領域で、学びを続ける。そのまま極限まで分離世界を味わうのも有りだし、新しい次元の地球を創造していくのも有り。そこは自由意志で決めればいい。魂は永遠の意識エネルギーなので、ゆっくり進むのも自由だ。

地球と共に、次元上昇を望む魂たちの声に応えて、古代の叡智は惜しげもなく開放されている。波動を軽くする手法は、いくらでもある。スピリチュアルな知識を身に付けてもよいし、瞑想、催眠、ヘミシンク等、変性意識となり自由自在に高次元存在と交流を始める人々が増えている。ひと昔前なら、一握りの能力者しか繋がれなかった世界に、簡単にアクセスできる時代になった。望めば、すぐそこに門戸が開かれている。どの知識、手法に出会うかは、自身の波動が引き寄せるご縁次第であり、千差万別。唯一の共通するアドバイスは、本当の自分の望みに正直になること。(エゴの自分ではない。)

本当の自分と繋がる方法もいくらでもあるが、私は催眠療法で繋がることができた。体験談はblogに紹介しているので、誰か一人にでも気付きの切っ掛けになれたら、嬉しい。

催眠療法を学んで、とても良かったなあとしみじみ思うことは、奇跡的にソウルメイトに再会できたこと。これは、もう、論理的には説明がつかない。目に見えない世界の采配があったと考える方が納得できる。ソウルメイトとの出会いは、この物質次元のサバイバルを乗り越える中で、最高のご褒美であろう。魂同士、人生半ばで挫けないように、必要なタイミングでの再会を約束をしてくるようだ。

私たちに準備が整えば、必要な出会いに誘われる。そのためには、自分に素直であることがポイントになる。何だか分からないけど、こうした方がいい気がする。という直感があるなら、行動していくとよいだろう。この物質次元では、行動しないと次なる展開に進めない。行動は大切だ。(望むだけで現実化するのは次なる次元の話なので、それは未来のお楽しみに。)

さて、シャンティマントラであるが、一昨日のネガティブな体験から一気に浄化されたことを踏まえると、どうやら、このマントラには、五次元世界に繋がる力があるのではないか?と仮説を立てた。

五次元とは限らないが、人によっては、さらなる高次元に誘われるかもしれない。おそらく、魂の故郷のエネルギーを感じるので、過去世で高次元存在だった頃の記憶が呼び覚まされるのかもしれない。とても馴染み深いエネルギーなので、涙を流したり、不思議と心身浄化される方もいるようだ。私は、巨大なネガティブエネルギーをひとつ統合した。(詳細は一つ前のblogをご覧ください。)

昨日は、仕事だったので、実験してみることにした。

図書館で一日バイトだった。午前中は書架整理作業。午後はカウンターで来館者対応。その間、シャンティマントラ冒頭部分を心の中で唱えた。おそらく1000回以上は唱えただろう。

イメージとしては、私を中心に、エネルギーの渦が左周りにわき上がり、私が絶えず渦の真ん中に居るよう意識した。

特に何かドラマティックな出来事が起きたわけではないが、始終静かで穏やかな時間だった。特に、祝日午後の図書館はごった返すので、いつもはパニックに陥ってしまうのだが、なぜか来館者も集中せず、すべてがスムーズだった。私がカウンターで貸し出し手続きをして、一言添えると、大抵の利用者さんは、ニッコリ微笑んでくださる。笑顔が素敵だなあと、私もほっこりする。皆が、機嫌が良くて落ち着いているという心地の良さが続いた。

これは、もしかして、「今、ここ」に在り続けるということなのではないだろうか。

普段、ぼ~っとしていると、意識は過去や未来へ飛んでいく。不安や怖れに支配されてしまう。「今、ここ」は、本当の自分が住まう位置であり、エゴやマインドが入り込めない聖域となる。ハイアーセルフや宇宙に繋がる位置でもある。

催眠療法でも、セラピストが「今、ここ」状態になって潜在意識につながると、クライアントは勝手に浄化されたり、必要な気付きを得て回復したりする。セラピスト側が、透明であればあるほど、よいセッションが出来ると言われている。

シャンティマントラ自体のエネルギーの高さもあるが、マントラを唱える間、私の意識は「今、ここ」に在り続けるので、目の前のことをひたすらやっていることになる。

好きな音楽を流しながら絵を描いていたら、自我が消え、没頭していたなんて経験は、誰でもあるだろう。時間すら消えてしまうような。あの感覚に近いのかもしれない。

シャンティマントラの言葉の意味は、慈愛溢れる内容なので、アファメーションの役割もあるかもしれない。

シャンティマントラを覚えられなくても、

「私は愛、私は光、私は真実」でも良いかと思う。自分が好きな心地よい言葉でいいんじゃないかな。

皆様も、よろしければ忙しくしている時に試してみてはいかがだろうか。

穏やかで機嫌よく過ごす時間が増えれば、いつの間にか、五次元地球へパラレルシフトしているかもしれない。不安や怖れベースではなく、愛と分かち合いがベースになった世界へ。

おそらく、移行はあまりにナチュラルになされるため、本人は「今、移行した!」と気づくことは少ないと思われる。パラレルシフトは、本人が選択した波動次第で、いくらでも変化する。よほど大きなシフトがなされない限り、普段は感知できないシフトを繰り返している。

そう言えば、最近、嫌なことが起こらないなあ。素敵な人ばかりに出会うなあ。ほのぼのと幸せだなあ。等と、穏やかな機嫌の良さが続くようになっていれば、あなたの進む道は、魂の望みに添っている証だろう。安心して、そのまま進んでいって欲しい。宇宙の流れに身を委ね、美しい地球を心に描いていこう。渦の中心に居るようにすれば、きっと大丈夫だから。あなたの中の静かな聖域を大切にしてほしい。


コメント

このブログの人気の投稿

ヘミシンク体験~炎のビジョン

初夏の宇宙会議

命の長さ