無意識からのアドバイス

 大嶋信頼さんの本を読んでいて、大嶋さんは過去にアルコール依存性のカウンセラーであったことが分かった。

いくらカウンセリングでクライアントに働きかけ、もう酒を飲まないと約束させても、ぶり返してしまう。それは、意識を使ってしまうからだと言う。

私も大のビール好きで、多い時は、1日に350ml缶を3~4本飲んでしまう。それを何とかしたいと悩んでいた。

昨年9月に、催眠の暗示療法で、ビールを1日1缶にする暗示を入れていただいたのだが、続かなかった。

ただし、週に1~2回ある仕事や、催眠セッションをやる日は、飲まなくても平気なので、まだ後戻りできると考えていた。

ある知り合いは、ご家族の介護のストレスからか、15時頃から飲み始めてしまう習慣となり、それが原因かどうかは不明だが、年末年始にかけて、癌の手術をされたばかりだ。

その方は、手術をきっかけに、プチ断酒を始め、休肝日を設け、飲酒の量も減らせたとか。

最近得た情報にも、飲酒は少量なら身体に良いと昔から言われているが、最新の研究では、健康を害する結果にしかならないことが判明しているらしい。血管や心臓の病気になるリスクが高いとか。

今年に入ってから、自分神様に質問してみたところ、お酒を止めなさいと直接的に言われたわけではないが、腸を苛めていること。飲酒の原因は、魂の故郷への郷愁であることを知らされた。

じわじわと、「そろそろ何とかした方がいいよ~」と、メッセージが集まってきている感じがする。

なぜ飲んでしまうのか?「さびしい」という気持ちを感じてしまった時、安心感を求めて、つい冷蔵庫を開けてしまうパターンが多い。酔うと、頭の芯がぼんやりする。普段閉じ込めている部分につながりやすくなる。解放感を味わえる。酔ってつい寝てしまう時は、自分が消えてしまったような感覚を味わう。気持ちよく、全体の中に溶け込んでいく。

大嶋さんは、クライアントがアルコールで酔った時に感じる「無意識との一体感」が忘れられず、ストレスを感じた時などに、また飲酒に走ってしまうというメカニズムを説いていた。ただし、飲酒により得られる一体感は、まやかしに過ぎないのだが。

今朝、目覚める前の微睡みの時間、自分がこんなことを言っていた。半分夢を見ているような脳波状態なので、私の無意識からのメッセージである。

「もう、昼間ビール飲むのは止めよう。美味しいから飲んでるわけじゃないよ。身体は欲していない。欲しくないのに、習慣で飲んでる。飲んだからと言って、そんなに安心感を得られるわけでもない。このままじゃ、ジワジワ身体に影響が出てくる。」

「さびしい?それ、本当?よく感じてみて。それもまやかし。本来のあなたの感覚を思いだそう。」

ううむ。

これは、いよいよ、習慣を改善するタイミングがやってきたようだ。私の身体は、アルコールは欲しくないと訴えている。


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