ソウルメイト とは

 『魂につながる物語 アカシックレコードと龍』

ジュネ著 風雲舎発行 127~128頁より

「ねえ、ジュネ。やっぱりあなたはメイトだったわね」

「メイト?」

「ウィ。魂がバイブレーションする相手。ソウルメイト。理由もなく惹かれ合って、大切な学びをする相手。私はあなたに出会ったおかげで、愛しいわが小さな娘にこれからどうしていけばよいのか、自信がついたわ。ありがとう。」

中略

ソウルメイト。

初めて耳にする言葉だったが、ジェンヌの笑顔を見ていると、心にしっくりきた。

私たちは時々目に見えない「魂」によって、誰かと惹き合わされることがある。ソウルメイト。魂の共鳴で惹かれ合う運命の出会い。そうやって私たちは、出会い、大切なものを学んでいくのだろう。

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この本との出会いも、運命を感じる。

小さい頃から、心とは何かを探求してきたジュネさんの半生記である。

私の大好きな本に、梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』という小説があるが、似たエネルギーを感じる。

なぜ人は心が言っていることと違うことをしてしまうのか。ジュネさんは、小さな頃から人の心の声を聞くことができた。彼女は、成長に従い、ベストタイミングでキーマンと出会い、学びを重ねていく。そして、本当の自分を知っていく。人生におけるすべてが、奇跡に彩られ、しかも完璧に織りなされていく。とても素敵なストーリーだ。

この本を読んで、これは自分のストーリーでもあるなあと感じた。

特に、ソウルメイトのくだりは、思い当たることが多く、人生の神秘に思いを馳せた。

誰もが、ソウルメイトに出会っていると思う。

よく、ソウルメイトと言うと、恋人など甘く薔薇色の関係に結びつけたり、親友など長い時間を共有する相手を連想するかもしれない。

冒頭に紹介した文にあるように

ソウルメイトは、魂がバイブレーションを起こし、共に学んでいく関係性だ。共に過ごす時間は短いかもしれないし、旅先で一回だけ出会って、離れて生きることもある。離婚したり喧嘩別れした相手かもしれない。

人生の転機に出会い、学びに繋がった場合は、ソウルメイトだ。極論を言えば、どんな出会いも奇跡であり、祝福に満ちているので、意味のない出会いは存在しないが。

ここでは、魂のレベルで助け合うことを約束してきた関係性について触れたいと思う。

私の人生を振り返る

18年前、鬱病を患い休職していた時に出会った女性がいる。自然の叡知と人間の尊厳をテーマにした企画会社を運営しており、様々な講演やツアーを通し大切な発信をされていた。ある日、私の中から「彼女の元に行きなさい。」というメッセージが湧いてきた。すぐ彼女に連絡を取り、会社でボランティアをさせていただけることになった。不思議な流れだった。出会いから十数年、付かず離れず、たまに再会して気付きを得て、都度、人生の滞りを解消していただいた。思えば、「本当の自分につながり幸せに生きる」ことを教えてくださった最初の存在である。(彼女とは、アメリカアリゾナ州のホピ族での過去世つながりがあるらしい。)

この1年を振り返っても、魂が喜ぶ出会いが続いている。

神原康弥氏の連続講座で出会った方々

バイト先で知り合ったヨガの先生

先月知り合ったばかりの、ヒプノセラピーカレッジの方々

側にいるだけで、心が満たされる。癒され安心する。閉じ込められていた本来の自分が、輝き始める。学びが加速し、人生の進む方向が定まってくる。

魂が、キラキラ輝く出会い。

「また、今世でも会えましたね!お久しぶりです。」

エネルギー場では、そんな会話をしてハグし合っているような不思議な感覚。

魂に故郷があるなら、そこの仲間たちかもしれない。エネルギーが心地よいのは、同質の振動数を放っているからかもしれない。

「これから、魂の長い旅が始まるけど、互いに励まし合って、時には助け合って成長していこうね。沢山の転生を重ねて、魂を磨こう。また故郷で会おう。では、○万年後に!」





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