天雨雨地とは



 明け方、印象深い夢を見た。

眉間の裏側あたりがスクリーンになり、そこに漢字がはっきり映し出された。

天 雨 雨 地

最後の「地 」は、もしかしたら「土」だったかもしれない。そこがぼんやりしている。はっきりしなかったので、顕在意識が「天雨雨とくれば地でしょう?」と勝手に補正した可能性もある。

何か、意味がありそうだなあと思いながら、うとうとしていた。

「天雨地」だったら、切りがよいが。

水の循環を表しているかもしれない。海の水が水蒸気となり、天に昇り雲となる。やがて、雲から雨となり、地上へ降り注がれる。目に見えないものが、天に昇り浄化され、目に見える姿となり、地上の生きとしい生けるものたちの命を育む。宇宙源の愛の形であろう。

水は、元々地球に存在したわけではなく、宇宙からもたらされたとも言われている。流れてきた星(隕石か彗星か)が地球にぶつかり、その星の欠片が身に纏っていた氷を地球に分け与えたのだとか。

宇宙の源に意識があるのならば、地球を多様な命の楽園にしてみたかったのではないだろうか。宇宙に青く光るアクアリウムの星に。水は、姿形を変え、循環し、命を清浄に保つ。永遠の循環の中で、多種多様な生物が、短い命を謳歌し、命を繋いでいく。愛は、創造と破壊のサイクルだと表現する人もいる。確かに、破壊が無ければ、新たな命は生まれない。火山も山火事も地震も洪水も。長い目で見れば、健全な命の調和を実現する地球の自浄作用だ。

先ほど、カタカムナの本を読んでいて

「雲の「く」は、変化できるから、自由という意味。雲は蒸気ですが、雨は液体で、雪は個体です。元の「も」と組み合わせて、雲「くも」という言葉ができたようです。」

とあった。

カタカムナ文字は小丸の位置で物体や現象を表す。発音は宇宙音とも言われ、日本語の起源にもなっているらしい。私たちは、母音の多い美しい日本語を日常口に出すことで、言霊のエネルギーを交換している。宇宙の理を表す宇宙音を身体や空間に響かせているわけである。日本語は、神秘的だ。

「あ」は、宇宙よりさらに大きいものを表している。「あめ」は、宇宙音では、どんなエネルギーを表出しているのだろうか。

「め」は、恵みのめでもあるので、宇宙源から届けられた恵み。命を育む大きな愛を波動にした音が「あめ」ではないだろうか。

「あめ」という音のエネルギーを身体に響かせて心で味わってみる。

自身の中でブレてしまった軸がしっかりするような。落ち着いた、穏やかな、守られ生かされている深い安心を得られる静のエネルギーだ。

地球に、どれだけ深く大きな愛がエネルギーとして降り注がれていることだろうか。その愛を纏った地球が、水を循環させ、様々な形態に変化させ、現象を起こし、地球という個性の創造を通し、「あ」のエネルギーを地上に満たしている。

「天雨雨地」とは。

雨が、ダブル使いされているところがポイントだろうか。

反復法というのだろうか。意味を強調させたいときに使われる国語の技法だ。

気候現象のみで解釈すれは、「これから雨がたくさん降るので、気をつけて。」みたいな意味にも取れるが、私はそうは思えない。

「あめあめ」を宇宙音のエネルギーで捉えてみる。

「愛のエネルギーを、たくさん降り注いでいるから、安心して、のびやかに生きなさい。命を輝かせて思いきり生を謳歌しなさい。いつもあなたたちを見守っています。」

という、源からのメッセージではないかと解釈した。

そして連想したのが

あめのみなかぬし

天之御中主神

古事記の最初にだけ登場する、この宇宙創造に関わった神様の一柱のこと

神様の名前にも「あめ」が入っている。万物創世の神様であるから、宇宙すべてのお母さんとも言える。私たちのお母さんは地球だから、あめのみなかぬしは、グランドマザーだろうか。

なんとも、壮大な意味の夢だ。

さて、宇宙からの愛を身体中に感じて、今日を満喫いたしましょう。

皆様、楽しい一日を

追記

メッセージの意味追加

「あなたたちは、既に満たされています。必要なものはすべて与えられています。欠乏があるのは、足るを知らず奪い合うから。分かち合えば、すべての存在が命を輝かせて全うできるのです。降り注ぐ雨から愛を感じて、既に満たされていることに気がついてください。」

ここまで書いて、気がついた!

クスリ絵(丸山修寛医師発案)を枕の下に入れて寝ていたことを。

毎晩、直感で50枚のうち一枚を選び、枕の下に入れている。潜在意識が今の自分に必要なクスリ絵を選んでくれる。昨夜のクスリ絵の効能は

「人の本来あるべき方向·姿を示してくれる」

であった。

潜在意識、おそるべし。

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