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12月, 2021の投稿を表示しています

あちら側にある世界

 催眠療法を経験するようになり、どうやら、私たちが知覚している現実世界は、ほんの一部にすぎず、他の世界もあるようだ。ということが、何となく理解できてくる。 便宜上、あちら側の世界と表現してみる。 あちら側は、時間と空間が存在せず、とても高く広い視点から、全体を眺めることが可能のようだ。 あちら側の世界からの視点で、現実世界に起きる出来事を眺めると、全てが腑に落ち、心から納得して何事も受け入れるようになる。少なくとも、私が催眠療法を通して得てきた自他の気付きは、そこに集約されていく。 今朝、読んでいた本に、分かりやすい文があったので、紹介したい。 「そのような不思議なことが起きるたびに、やはりあの世はあるのではないかという思いにかられました。 人はなぜ産まれ、生きるのかを考えた時、あの世の存在があった方が腑に落ちることが多々あります。 ただ一日を過ごすだけでなく、自分の魂を成長させるために、色々な出来事や問題が起き、それを乗り超えることで、より魂が輝き、あの世へ帰る時の勲章になるのかもしれないと思えるようになりました。 たとえ肉体が滅びようと、誰からの記憶からもなくなろうと、自分が得た経験や感動は魂の勲章となって永遠と輝き続けるのです。 神、光、愛、サムシンググレートなどと呼ばれている偉大な存在は、それは、本当は自分の中にある、本質、魂の輝きに過ぎないのではないでしょうか。 ユングは集合意識と名付けましたが、私たちはたくさんの経験をするためにこの肉体を借りてこの世に産まれ、一人では体験しきれないことを、たくさんの霊に分かれてより多くの経験を積むためにこの世に生まれ、出会い、憎しみ合い、愛し合い、許し合い、誤解したり、恨まれたりしながら、それぞれの役割を演じ、互いに成長し合っているのではないかと思えるようになったのです。 そう思うことで、理不尽な出来事にも納得できた自分がいるのです。すべてはあの世に帰ればすべては明白になることなのだから。 いつか来るその日を全うできるように、この世を去る時空が来た時に笑顔でシフトできるように、今日も一日を大切に生きようと思えるのです。生死という言葉があります。生と死は、もともと一つで続いている死を身近に感じているからこそ、精一杯今を生きることができる、という意味です。」 『死後の世界50人の証言』宝島社 52~53頁より 中ルミ(国際ホ

前世療法~江戸時代編

 本日は、IHCヒプノセラピートレーニングでした。 Zoomで、受講生同士、今まで習ってきた主に退行療法を練習し、講師にアドバイスをいただける。今後のために、私の見た前世を記録しておきたい。 ☆事前面談 テーマ 私は書籍を出版したい思いがあるが、なぜ本に執着があるのか。原因を知りたい。 特に今回は、電子書籍出版を目標に動いていたが、著作権保護の危険性を指摘され、白紙に戻った。「責任取れるのか?」と問われたら、何も出来なくなってしまう自分がいた。過去を癒す必要も感じている。 なぜ、本を出したいのか?例えば、有名になりたいなど、エゴが原因なら、止めた方がいい。しかし、透明で真っ直ぐな思いがあるなら、例え、周りからいろいろ言われても、ブレずに突き進めるはず。 はたして、純粋な思いがあるのか、前世を通し感じてみたい。 ☆安全地帯 通常は、お花畑に行くのだが、ストレートに前世へ飛んでしまった。気が早いよ、私ってば。もう、前世見たくって、先走っているのね。 背の低い、きっちり刈り込まれた生け垣の向こうに、木造の建物。白い足袋に草履。黒い羽織袴。二本の刀。30代くらいの日本の侍。名は、彦左衛門。勘定方のような、江戸時代の役所らしきところに勤めている。安全な場所と言われ、勤務先に飛んだのは、彦左衛門にとって、心休まる場所だったのだろうか。 ☆自宅 寺にあるような立派な門。石畳を通り、玄関へ。履き物を脱ぐ石がある。老人が手を差出ながら座っている。刀を預け、中に入る。日光が入らず暗い。気持ちは、ピシッとしている。お役人にありそうな、仕事人間タイプか。緊張感がある。一本芯が通った精神性。 ☆食事場面 板の間。開け放たれた縁側に向きながら、箱膳の前に正座。左横に若い女性。妻らしい。彦左衛門のことは、「真面目で頑固、融通がきかない性格。決まったことしか喋らない」と、妻が言う。「赤ちゃんが欲しい。」と、妻は考えている。彦左衛門も子どもは欲しいと感じてはいるが、何かに気を取られていて、家庭はあまり省みていないようだ。 ☆人生の大切な場面 自室。巻物を広げ、何かを漢文で熱心に書いている。内容は、思想系らしい。誰かに読んでもらうためというより、書きたい!考えを表現したい!という思いに突き動かされて、夢中になっている。 ☆その原因になった場面へ 石垣と城が見える。城勤めか?城内の敷地に、文書を保存して

断捨離してみた

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 先日、電車で二時間ほどかけて、海を見に行ってきた。 出発時は、しっとりと雨が降っていたが、電車が進むにつれて、雲が割れ、青空が広がり、天使の梯子がいくつもいくつも、海原に光の帯を投げ掛けていた。 天気が悪ければ悪いほど、天候が回復していく過程はドラマティックだ。空や海や光が、こんなに美しいのだなあと、心が反応した。天気の悪さは、人生経験に例えられるかもしれない。好天ばかりでは、感動を味わえないから、わざわざ嵐を引き寄せてみたりする。それが、私たちが見ている現実世界のカラクリなのかもしれない。 美しさに、ただ、ただ、感動する時の心境は、天から贈り物をいただいたような魂の喜びがある。こうやって、生かされていることへの、深い信頼感を味わうことができる。 人間は、残念ながら、なかなか生かされていることを実感するのは難しい。天気ひとつ取ってみても、激しい雨風の日には、不安や怖れで心がいっぱいになってしまう。まだ、起きもしない出来事を想像しては、あれこれ悩んで、重苦しい気分に陥っていく。 これは、脳の癖であろう。生存戦略的に、あれこれ心配してきたからこそ、優秀な遺伝子として私たちに引き継がれてきた。私たちの脳は、まだ狩猟採集をして、戦や飢餓、感染症で平均10年ほどで命を落としてきた時代から変わっていないそうだから。こんな平和な世の中に生きて、お腹いっぱい食べられることが当たり前になったのは、人類史から見ると、つい最近の変化であるらしい。脳は変化に追い付けていない。 (このあたりについては、『スマホ脳』アンデシュ·ハンセン著 新潮新書を読むと、面白い。) さて、脳の自動的操縦で、心配や怖れに翻弄される私たちではあるが、平和な時代に生きるからこそ、対策も取れる。同じ事が目の前に起きていたとしても、心穏やかに、幸せに生きられるなら、そうしたいと思う人もいる。それには、やはり、どこかに絶対的信頼を置き、揺れ動いたとしても、中心に戻れるように練習することだろう。 私は現在、とある書籍執筆のために、マイペースではあるが取材を続けている。インタビューや寄稿も集めた内容で、沢山の方々を巻き込む形だ。 出版形態は電子書籍として一年後には発表しようと、楽しみながら進めていた矢先、ストップがかかった。 とある方が心配し、参考意見を送ってくださった。著作物保護の観点から見ると電子書籍は危ない。その点

催眠療法で得られた肯定感

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(画像は、草場一壽さんOKAMI KARD 大日如来) 立て続けに、全肯定は賢者の道というテーマについて、私の体験を投稿している。 今回は、1ヶ月前に、催眠療法セミナーでの深い部分での気付きをメモしていたのだが、どんな変化が起きたのか、分かりやすいかと思うので、紹介したい。 ☆小さい頃の自分の過酷な体験。なぜこんな辛い思いをする必要があったのか。今の自分の力になっていること、生きる力になっていること。その意味に気づく時、本当の自分を生きることになる。小さい頃のその行動、体験は、その時のベストであったことが理解できた。 ☆潜在意識の中に必ず答えがあるという実感。クライアントの潜在意識が最善の道を示し、必ずゴールへ到達する。クライアントは気付きを得て解放される。 ☆誰か有名な先生の本や、宗教の教えなどで、同じことを知っていたとしても、知識にただあるのと、実際の体験を通じて、心身で感覚をフルに動かし自分の落とし込んだ気付きは、雲泥の差。 ☆知識はエゴに働きかけるが、体験は真実の自分との繋がりを太くする。 ☆何年も苦しんできた過去の体験。実はそのものが最大のギフトであったことが理解できた。 例えば、「自死はいけないこと」という教えがあり、地獄に落ちるかもしれないから止めようと思うのとの違いを説明したい。 実際に家族を亡くし、身を切られるような悲しみ苦しみを体験したが故に、その人生、どんなに辛いことが起きても、人生を諦めず生き抜いていく力になり、自分をしっかり支えていくエネルギーになる。 つまり、私がここで自死を選んだら、残された人の悲しみはいかほどがという想像が、実感を伴い働くことで、冷静になり我に帰ることもある。 ☆人生は、自分が生まれる時に決めた課題に取り組むために与えられたもの。最終的には、本来の自分の戻っていく道。寿命も自分で決めてきている訳だから、途中で人生を諦めてしまうのは、とても勿体無い。 ただ、遺族の観点で、さらに広い視野で見れば、自死を選択した故人の魂は、その役割を果たしただけかもしれない。誰かの気付きになる運命だったかも知れず、起きる出来事は、すべて完璧であると捉えることも出来る。 ☆起きる出来事は、良いも悪いもなく、体験を通し得られた全てが、ギフト。という気付きにつながっていく。過去を全肯定し受け入れていくことが可能なのが、催眠療法であると思う。 以上

ただ肯定して生きてみた

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 起こる出来事すべてに 心地よい意味を見いだし 全肯定して生きていくと どうなるか。 前回、弥勒菩薩の絵についていたメッセージ「全肯定が賢者の道」 を紹介したが、私の日常で、面白い変化あり。 この一週間の出来事。 ☆外出先で、電車に乗ろうとしたタイミングで事故発生。1駅歩く羽目になった。 →歩いている途中で、何気なく立ち寄った場所にて、ずっと探していたある物を発見。購入できた。心から嬉しかった。 ☆夫の急な発病。正式な検査結果は未だ出ないが、暫く自宅静養となり仕事を休むことに。 →おかげで、疲労がたまっていたであろう夫は、ゆっくり心身を休めることになり、とても穏やかに過ごせている。結果的に良かった。このまま突っ走っていたら、病だけでは済まなかったかもしれない。 他にも、細々とあるのだが、共通しているのは 「ああ、これが起きたから、こうなれた。ありがたい!」と、自然に思えるようになったこと。一つひとつの出来事から気付きを得て、感謝していると。 「あれ?私、何が起きても、幸せになってる。」 と、仰天した。 今までは、一見ネガティブと思える出来事が襲いかかってくれば、散々嘆いて抵抗してきた。 しかし、ただ流れに身を委ね、その出来事の中にある光に焦点を当てていると、不思議と感謝しか湧き起こらなくなっている。既に癖になっている。 どうして、このような幸せ体質に変化したのか。 心当たりがあるとしたら やはり、潜在意識の中にある、本質の自分に繋がれたことだろうか。 手法は世の中にいろいろあると思う。 座禅なり、瞑想なり 人それぞれ、自分に合ったやり方で、賢者の道を歩めたら、世界は瞬く間に美しくなるのだろうなあ。 私にとっては、催眠療法がとても相性が良かったようだ。このご縁に心から感謝している。 *画像は、草場一壽さんの OKAMI CARD(オラクルカードみたいなもの) 本日の一枚引きは 弥勒如来 メッセージを一部抜粋 弥勒如来は、弥勒菩薩が未来の仏として成就した姿。 生きてあれば、救われて 生きてあればこそ、導かれ 四苦も八苦も迷妄も わが身を呈して守り抜かん ただ「在る」ことを歓びに いのちよ 歌え まるごとの自分を「いまここ」に結び付ければ、悔いもなく、怒りもなく、不安や心配も消え、あなたは晴れ晴れと、いま(=人生)を楽しむことができます。それが成就した未来という言葉の意味

全肯定は賢者の道

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 草場一壽さんの 陶彩画展に行ってきた。 草場さんの描く観音様や龍の作品は、まさに天上界のような色彩。 私が心の中で描く素敵な存在たちは、優しく透明な光そのものの色彩を放っているが この世界で出会ったアート作品の中で、一番そのイメージに似通っていて、ひっそり涙が流れるほどの深い安心を感じさせてくれる。 特に、弥勒菩薩は、会場内にBGMとして流されていた「アヴェ·マリア」の美しい歌とマッチして、意識が崇高な世界にフワァっと持っていかれた。静かな感動に浸り、いつまでもそちらの世界に留まっていたいと感じた。 弥勒菩薩の額装されたものは、1ヶ月頑張ったアルバイト代くらいの勇気のいる値段だが、自分へのご褒美とクリスマスプレゼントとして、我が家に来ていただくことに。 弥勒菩薩 「善も悪もなく 全てが一つにつながって 生きて生かされていることを 伝えるために 降りてこられました 個に見えても実は全 時空を超え繋がりあって 世界は成り立っているのです だれかがなにかを思惟するとき 世界もまた呼応するのですから 全肯定こそ 賢者の道です」 この絵についていたメッセージ。 まさに、私の2021年を総括するような言葉。 今年一年、新たに出会った素晴らしい方々や、催眠療法の学びを通し、ようやく辿り着いた境地。 本質の私は、すべての出来事を喜びを持って体験していて、すべてが、光への道に通じていること。潜在意識の世界で実感として腑に落とすことが出来た。 この展覧会は、銀座で12日まで https://kusaba-kazuhisa.com/post-event/3348/

マゼンダ色の意志

 立て続けに、ソウルビジョンリーディングから、催眠療法三種盛りを体験し、さらに今の課題が浮き彫りにされたように思う。 その中で、印象的だったのは、ソウルビジョンリーディングで見せられた空の色。赤とピンクが混じったような透明な美しい色。セラピストさんが見ていた色とは違うかもしれないが、もしその色に名前をつけるなら、マゼンダではないか?と直感があった。 色にはエネルギーがある。色が放つ波動を視神経を通し脳に描くわけだから、色は光エネルギーである。私に今必要なエネルギーが、マゼンダが発する力なんだろうなあ。どんな意味があるのかな?そんなことを数日ぼんやり感じていたら、今朝、謎が解けた。 あまりにも早朝に目が覚めてしまい、適切な起床時間になるまで、横になりながらSNSの投稿を何気なく眺めていた。ある方の投稿に何故か魅せられて、過去にまでさかのぼり、夢中で読んでいたら、マゼンダが出てきたのだ。驚いた。きっと、これは私が必要としていた回答に違いないと感じた。 彼女は、今まで、自分の意志を押し通すことなく生きてきた。自分では、NOと思っても、相手や周りがYESであれば、従ってきた。理由は、相手は頑固であり、どうせ自分が意見を言っても無駄であると諦めていること。そして、自分が反対意見を押し通すと周りに迷惑がかかるし、やり取りに時間がかかると負担になる。だから、ちょっと引っ掛かりは残しつつ、周りとうまく共存するために、意志を曲げることにあまり抵抗を感じてこなかった。 ところがある日、このシチュエーションになった時に、いつも通り、周りのYESに同調しようとしたところ、自分のイメージのなかに、左側にマゼンダ色の光の玉が出現したそうだ。その色は自分の意志であり、NOと言っていることが理解できた。 彼女は、マゼンダ色に背中を押され、NOを相手に伝え続けた。辛抱強く、対話を重ねた。もう結果は天に委ねる気持ちになったそうだ。ただ、意志をしっかり胸に抱き続けた。 そして、奇跡が起きた。タイムリミット5分前に、一番ベストであろう結果になったそうだ。 常識的に考えれば、YESの方向になるのが当然だったらしい。相手の気持ちを最優先すれば、誰もがそうするべきと意見する場面だった。しかし、そうすると、彼女の負担が大きくなる。彼女は、自分が犠牲になることで、相手に尽くすべきと思いつつも、自分が疲れすぎて、体調

パーツセラピー体験

 退行スキルアップ講座最終日 毎日があっという間だった。ギュッと詰まった豊かな学びの日々。何て楽しいのだろう。潜在意識を知れば知るほど、叡智の広大さに感動する。 本日は、パーツセラピー(副人格療法)を学んだ。 一人の人間は数えきれないパーツ(部分)から構成。様々な人格から形成されている。潜在意識は痛みに対する防御反応として、特定のパーツを創り出し対応する。このパーツが時には問題の原因を巧妙に隠してしまう。この療法は、問題の原因となるパーツを突き止め、排除するのではなく、ポジティブな影響力を付加することにより症状の改善を図る。(セミナー資料より) 例えば禁煙したいとか、病気の原因を知りたいとか、気になる性格を改善したいとか、様々な要望に対応できる。前世療法や年齢退行は、問題をかなり深堀するのだが、こちらの手法は深堀せずとも、潜在意識が分離したパーツまたは分身を統合するために対話して妥協点を見つけてくれるため、まだ自身の課題に本格的に取り組む覚悟ができていない方にも有効。何しろ、面白いので、楽しんで取り組める。 私のケースを紹介。どんな感じか、少し伝わればと思う。 ◇事前面談 目的「一年半前に癌の手術をして切除した患部の細胞と健康な細胞で対話をし、より健康に生きていきたい。」 癌細胞は、既に取り除かれて、現在は存在しないが、潜在意識の世界では過去にも未来にもアクセス可能なので、おそらく対話出来るだろうと信じ、取り組むことにした。癌細胞から、病気になった原因を聞けたら、再発防止になるかなと思う。 ◇安全地帯へ誘導 一面の雪原。100メートル先に小さな木造の小屋。窓に灯り。中にはいる。暖炉に火。暖かい。ロッキングチェアと、床には赤い細かな模様のしっかりした織物の絨毯。クリスマスの飾り付けがされていて、楽しい気持ちになる。セラピストから、これからセッションするにあたり、落ち着いた場所を探すように言われる。隣にベッドルームがあり、ツインベッドが並んでいる。暖かく気持ちよい静かな部屋。ベッドに座る。スプリングがとても良くて、高品質そうなベッドだなあと思う。 ◇対話 セラピスト 「今は手術して取り除かれている癌細胞さん。今はどちらにいらっしゃいますか?お話できますか?」 癌細胞 「はい。今は遠い所に居ますので、電話で話しています。」 セ「どちらにいらっしゃいますか?」 癌「光の国で

胎児期退行催眠体験

 昨日も催眠療法 退行催眠スキルアップセミナーを受講していた。 9月から催眠療法を学び初め、受講生や友人知人合わせると、15人くらいはセッションさせていただいたのかな?まだまだ初心者なのに、妙な慣れや、大胆さが出てきてしまう頃。反省の意味も込め、昨日のセッションを記録しておきたい。 昨日は、胎児期退行催眠を学んだ。お母さんのお腹の中にいた赤ちゃんの自分に戻り、お母さんの愛をしっかり感じたり、場合によっては、胎児期のトラウマに向き合って癒したりする。前世や幼児期に生き辛さの原因が見つからなかった場合、お腹の中の赤ちゃんが感じていた思い込みが、実は原因だったりする。胎児の記憶も、しっかり私たちの潜在意識に書き込まれているので、催眠下ではよみがえってくる。再度生まれ直し、母親から初乳を飲ませてもらう追体験をするだけでも、免疫力がアップして元気回復につながるケースも。何より、愛されていた自分を思い出すことは、最大の癒しとなる。 まずは、私のケース。 ◇目的 小さい頃から、不安を感じやすい性格で、頻繁に大泣きしていた。その原因を知りたい。 ◇母親のお腹の中 3~4ヶ月目?まだ小さな私。目がしっかり出来上がっていない。身体を丸めている。胎内は意外と明るく、血管が壁に張り巡らされ、血液の流れる音がする。あたたかい。羊水は白く感じるが不快感は無い。母の心臓の鼓動に一体感を感じる。安心感を味わう。 ◇母と意識交代 母が今、何を感じているかセラピストから質問 母の頭の中は、家事の手順のことでいっぱい。あれやって、これやって。と。昔の女性は家事も手がかかるし、忙しかったんだなあ。 生まれてくる赤ちゃんには、元気で生まれてほしいと願っている。もう名前も考えているので、いつか、その由来を子どもに語ってあげようと考えている。 意識交代しながら母を感じている間に、同時に赤ちゃんの感覚も入ってくる。モニターが二台並んでいて、顕在意識の私が分析的にチェックしている感覚。これは擬似退行と言うらしい。 赤ちゃん目線では、胎内の上の方に、赤黒い臓器の塊みたいのが見えて(感じて?)いて、心配している。赤黒さが、不安材料になっている。 セラピストの誘導で。また母を感じる。 気丈に振る舞っているが、心中は、不安や孤独がある。遺伝的なものか?バイオリズムか?落ち込みやすい時期がある。もしかしたらその不安が赤黒いイ

グリーフセラピー体験

 催眠療法の退行催眠スキルアップセミナーを受講した。 本日のカリキュラムは、グリーフセラピー(悲嘆療法) 大切な方やペットと死別された方は、喪失感があまりに強いと、心身に不調が現れてしまう。催眠下で、亡くなった方の魂と再会し、対話することで、故人の意識を実感し、新たな視点の気付きを得て、生きる力を取り戻していける。特に大震災後、注目されている療法だ。 今回、クライアント役をさせていただいた私の例を下記に紹介したい。こんな感じなんだなあと参考にしていただければと思う。 催眠下で、セラピストからの誘導を受けながら、私が見たり聞いたり感じたりした一部始終である。 ◇事前面談 流産してしまった赤ちゃんの魂に会いたい なぜ、2か月ほどで、早々と天国へ帰ってしまったのか。妊娠を機に、運気が好転していったのだが、何故、助けに来てくれたのか。今は天国でどう過ごしているのか。など質問してみたい。 ◇安全地帯での再会 赤ちゃんの魂が、私の隣にやってくる。 最初、とても小さな羽のはえた存在がチラッと見えたが、やがて、白いフワフワした光の玉になる。クスクスと微かに笑う声がする。楽しそう。 上空に、眩く力強い光が溢れ出している空間があり、その奥にメインの存在が居る気配がするが、先に、赤ちゃんの魂と会話することにする。 ☆何故、短い期間のお腹滞在になったのか? 「ちょっと遊びに行ったの。ちょっとだけ会いに行ったの。」 (とても軽い気持ちよいエネルギーを感じる。素直な、まっすぐな、透明な、4~5歳の子どものような無垢な意識体。流産について一切の悲愴感もなく、楽しかった~。みたいな感覚。) ☆今はどうしてるのか?もう転生したのか? 「光のお父さんのところでいつも遊んでいるの。」 (この意識体は、いわゆる天使なのかな?転生は選ばず、神様的な存在の元で、可愛らしくお手伝いをしている様子。本人はいつも楽しく遊んでいるような感覚でいるらしい。) ☆何故助けに来てくれたのか? 「当たり前でしょ。助けてって言ってくれたら、すぐ行くよ。ぼくたちは、シュッと行くよ。」 (助けることには、使命感みたいな感覚はなく、さらっとしていた。困っている人間のそばに来て、お手伝いするのはとてもナチュラルな感覚でいるらしい。それをするのが嬉しいからやっているみたい。以前、イルカのスピリットとお話したが、それに似ている。ぼく、では