詩:『わすれたゆめはどこへいったの?』
詩:『わすれたゆめはどこへいったの?』 🌱 あなたへのメッセージ 「ゆめをわすれても、だいじょうぶだよ。」 ゆめってね、 ときどき すぐに どこかへ いっちゃうんだ。 でも、それは わるいことじゃなくて、 ゆめが きょうのきみの こころに ちいさな“あそびのタネ”を のこしていくからなんだよ。 あさ おきたとき、 なんだか いいかぜが ふいてきたみたいに むねが ふわっとしたら、 それは ゆめからの「いってらっしゃい」。 きょうのきみは、 きのうより すこしだけ あたらしい ぼく、あたらしい わたし。 さあ、きょうは なにして あそぼう? 詩:『わすれたゆめは どこへいったの?』 ぼくね ゆめをみていたんだけどね どこかへ いっちゃったみたいなんだ あったかくて あまくて くすぐったい そんなゆめ? でもね めがさめたら どこにもなくて ぼくは おふとんのうえで ちょっぴり しょんぼりしたんだ ゆめって どうして すぐに いなくなるんだろう てをのばしたら つかめそうなのにね だれかが もっていっちゃったのかな ねえ しらない? まくらさん このシーツの なみのむこうで くじらに たべられちゃったのかな それとも ゆめのくにの かぜにのって どこか とおくへ おさんぽに いったのかな ぼくのゆめは じゆうだから きょうは べつのそらを みてるのかもしれないね ぼくのまぶたは まだねむいよと くっついた まぶたのうらは むらさきとしろの うみとそらが ひろがって うんと とおくで みらいのぼくが てをふった 「ねえ ぼく」って ちいさなこえが きこえたきがして ぼくは そっと めをこすったよ わすれたのはね こわがるきもちと きのうの くもりのこころだったんだ ぼくのてから するりとぬけた ねこのしっぽ てのひらに のこった あたたかさ まっしろな がようしみたいな こころ きのうのめいろは もう かぜにまかせて きょうのぼくは きょうのいろで えをかくんだ まっしろな こころに どんないろが いちばん よろこぶかな おはよう ぼく あたらしい ぼく きょうは なにして あそぼうか おふとんが そっと ぼくのせなかをおして ぼくは ぴょんって とびおきた みらいのかぜが ぼくのむねを そっと なでた 🌿読者へのメッセージ 「忘れた夢は、消えたのではなく...