前世療法~江戸時代編
本日は、IHCヒプノセラピートレーニングでした。
Zoomで、受講生同士、今まで習ってきた主に退行療法を練習し、講師にアドバイスをいただける。今後のために、私の見た前世を記録しておきたい。
☆事前面談
テーマ
私は書籍を出版したい思いがあるが、なぜ本に執着があるのか。原因を知りたい。
特に今回は、電子書籍出版を目標に動いていたが、著作権保護の危険性を指摘され、白紙に戻った。「責任取れるのか?」と問われたら、何も出来なくなってしまう自分がいた。過去を癒す必要も感じている。
なぜ、本を出したいのか?例えば、有名になりたいなど、エゴが原因なら、止めた方がいい。しかし、透明で真っ直ぐな思いがあるなら、例え、周りからいろいろ言われても、ブレずに突き進めるはず。
はたして、純粋な思いがあるのか、前世を通し感じてみたい。
☆安全地帯
通常は、お花畑に行くのだが、ストレートに前世へ飛んでしまった。気が早いよ、私ってば。もう、前世見たくって、先走っているのね。
背の低い、きっちり刈り込まれた生け垣の向こうに、木造の建物。白い足袋に草履。黒い羽織袴。二本の刀。30代くらいの日本の侍。名は、彦左衛門。勘定方のような、江戸時代の役所らしきところに勤めている。安全な場所と言われ、勤務先に飛んだのは、彦左衛門にとって、心休まる場所だったのだろうか。
☆自宅
寺にあるような立派な門。石畳を通り、玄関へ。履き物を脱ぐ石がある。老人が手を差出ながら座っている。刀を預け、中に入る。日光が入らず暗い。気持ちは、ピシッとしている。お役人にありそうな、仕事人間タイプか。緊張感がある。一本芯が通った精神性。
☆食事場面
板の間。開け放たれた縁側に向きながら、箱膳の前に正座。左横に若い女性。妻らしい。彦左衛門のことは、「真面目で頑固、融通がきかない性格。決まったことしか喋らない」と、妻が言う。「赤ちゃんが欲しい。」と、妻は考えている。彦左衛門も子どもは欲しいと感じてはいるが、何かに気を取られていて、家庭はあまり省みていないようだ。
☆人生の大切な場面
自室。巻物を広げ、何かを漢文で熱心に書いている。内容は、思想系らしい。誰かに読んでもらうためというより、書きたい!考えを表現したい!という思いに突き動かされて、夢中になっている。
☆その原因になった場面へ
石垣と城が見える。城勤めか?城内の敷地に、文書を保存してある建物がある。決められた人物しか中に入れないが彦左衛門は、身分が高かったのか。自由に入れた様子。定期的に通い、何かの巻物か書籍を熱心に読んでいる。ただ、ただ、集中している。どうやらここで、インスピレーションを得たのか。自分の思想を書きたい気持ちになっていったらしい。
☆次の大切な場面へ
誰かのお葬式らしい。皆、白い着物。彦左衛門は、書き溜めてきた文書を桐の箱に入れて、思いと共に封印している。どうやら、彦左衛門にとって、親か後見人か、大切な方を亡くしたらしい。これから家督を継ぐのか、忙しくなり、物を書く暇が失くなるので、スッパリ諦めたらしい。職務や家の存続が第一であり、個人のやりたいことは、二の次であった。そんなことは当たり前な時代だった。残念だが、仕方ないという気持ち。背負っているものが大きかった。個人の思いはあって無いようなものだった。
☆臨終の場面
暗い牢獄。ボロボロの着物で座っている。彦左衛門の思想について、お上が危険人物と見なしたようで、投獄された様子。物を書き残すことは諦めたが、つい、人に喋って披露してしまったらしい。誰かに聞いてもらいたい欲望は捨て切れなかったのか。
心中に、恨みや怒りは無い。そんな時代だからと、諦めている。ただし、腹の底に、熱い炎のようなものを体感している。「自分が書きたいと願った思い、思想は、この炎のように、誰にも消せはしない。自分は処刑されるが、炎は消えない。」そう確信している。
☆死ぬ場面
魂が肉体から抜け、上空から死体を眺めている。ボロボロで、汚れた肉体、縛られている。痩せてはいないので、拷問、投獄されすぐに処刑されたのかもしれない。斬首だった。
☆中間世へ
静かで穏やかな心境。
前世の一生で学んだこと。「誰かに何を言われても、例え殺されても、自分の中に燃え盛る炎は、誰にも消せない。 」
次の人生で挑戦したいこと
「時代が許すなら、好きなように思いや考えを表現したい。」
現在の私から彦左衛門へ質問
電子書籍を巡り、これから起きるかもしれない不測の事態に責任を負えるのかと人に問われ、困っていることを相談してみた。
彦左衛門、「え?何でそんなこと気にするの?時代が許すのなら、好きなこと書けばいいよ。責任?せいぜい、首を落とされるくらいだろ?」と、笑った。何だか、スケールも、考え方の次元も違っていて、呆気に取られた。「そっか~首を落とされるくらいかあ~。って、時代が違うって!」思わず突っ込みを入れた。「だろ?そちらは、いい時代じゃないか。思い切り好きなことどんどん挑戦したらいい。殺されるわけじゃなし。」彦左衛門は、スカッと笑った。
☆亡くなった母の魂にアドバイスをもらう
母も、何かを書くのが好きだった。亡くなった当時、40年前は、書いたものを読んでもらうには、新聞投稿しかなかった。母は何回かチャレンジして、数回掲載されていた記憶がある。今思うと、なかなかのバイタリティーだ。
「今は、SNSに、blogに、電子書籍!いい時代になったわね!何て素敵!書きたいこと書きなさい。やりたいこと、どんどんやりなさい。楽しんで。」母から、力強いアドバイスをもらう。
☆高次元存在からのアドバイス
浅草寺の観音様に来ていただく。存在が私の肉体にオーバーラップし、一体化する。高次元波動を全身に感じ、癒しをいただく。観音様からメッセージ。「透明な筒になり、宇宙とつながり、宇宙のあなた自身の言葉を書きとめていきなさい。愛のエネルギーで本を作りなさい。誰もその思いを消すことはありません。邪魔するものがあるなら、それはあなた自身から出た恐れです。不安も恐れも手放しなさい。」
言葉でいただいたわけでなく、エネルギーから感じて私が翻訳した。ニュアンスは同じだと思う。
☆近未来へ
本の執筆がどうなったか気になるため、一年後に行ってみた。
イメージだが、ガラス張りの高層ビルらしき建物の一室から、窓ごしに外部を眺めている。上から下まで、ビッシリ、グレーと白のツートンカラーの模様の連なり。巨大な本棚に、同じ色の背表紙がキッチリ並んでいるみたい。宇宙図書館だ。と直感。本ではないけど、膨大な情報の宝庫。
そこでは、好きな情報はいつでも自由にアクセスでき利用できる。皆が平和に共有している。ここでは、思想が違うから排除するとか、情報を悪用するとか、自分だけ利益を一人占めしようとか、それこそ、不測の事態が起きる不安も無いし、責任取れるのか!と詰め寄られるような、もうそんな次元の話はない。
誰もが、好きなことを好きに表現して、周りがどんどん幸せになっていく世界だ。
一年後、地球が次元上昇して、こうなっているのか?私が肉体を脱いだから、このような次元に行ったのか?分からないが、素敵な未来だなあと感じた。
☆安全地帯へ
セッション前と後で、安全地帯での感覚を味わい、テーマをきちんとクリアにできたかどうか、確認することが出来る。
通常はお花畑に誘導されるが、私の場合、自分が落ち着く安全な場所と意図。
平山郁夫さんの絵にあるような世界。黄金に輝く砂漠。天空に広がる夜空の藍色が独特で、日本画の顔料にあるような、溜め息の出る美しさ。
いつの間に、駱駝が一頭、背中に赤く美しい織物を敷いて、スタンバイしている。「さあ、出発しますよ。背中に乗ってください。」と、駱駝が誘ってくる。
私は、新たな旅立ちを前に、ワクワク、胸を高鳴らせている。
ああ、人生のステージがここから変わるんだなあと思う。
☆振り返り
何だか、次元のまったく違う気付きを得た。あまりのスケールに、ただ圧倒された。
不安も心配も恐れも、もう新しい世界では必要無くなる。皆が愛で行動するから、安心して自身の魂の喜びのままに、自己表現して生きていけるようになる。宇宙と繋がって選択をしていけば、全てが上手いこといってしまう。皆が幸せの循環に入っていく。
彦左衛門さん、ありがとうございました。あなたの炎を引き継いだ私は、とても幸せな時代を生きていますね。沢山の気付きに感謝します。
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