統合の過程で起きること

統合の過程で何が起こるのか?というテーマで、 立て続けにシンクロが起こっていた。

面白い流れだったので、記録しておこうと思う。

これは11月17日(金)に一気に起こっている。


☆Sunnyさんの体験を聴く

まずは私事から。早朝4時に起床し、パソコンで書類を作ったりして過ごしていた。その日は、10時から催眠療法のセッションをZOOMで行う予定が入っていた。

セッションの1時間ほど前、妙に体がだるく、眠くなったので一旦横になって休憩することにした。そこで、適当におすすめに流れてきたYouTube番組の音声を流しながら、リビングでゴロンと横になった。少しだけうたた寝しようと思っていた。

その番組では、スピリチュアルーヒーラーのSunnyさんという方が出演されており、「統合の過程で何が起きるのか。体調の変化などあるのか?」という質問に答えていた。かすかに、今自分が体験していることとの符合を感じたので、つい、耳をダンボにして、内容に聞き入った。

Sunnyさんの体験談は、なかなか壮絶だった。かいつまんで説明しておく。

Sunnyさんは、保育園の施設長として働いていた。好きな仕事ではあったが、激務のあまり、体調を悪化させていた。血を吐きながらもなんとか頑張っていた。なぜなら、自分には責任があり、まわりに迷惑をかけられないという信念があったからだ。その仕事を辞めたくても辞められない理由のもう一つは、離婚したばかりで、収入源を絶たれるのも恐怖だった。

あまりの体調不良に、ある日なすすべもなくお手上げ状態になってしまった。Sunnyさんは、天を仰いで祈った。「どうしたらいいか、誰か教えて!」と。

すると、大天使ガブリエルがやってきた。(Sunnyさんは、スピリチュアル能力が元々ある方だった)ガブリエルから、「〇月〇日〇時〇分に△△しなさい。そうすれば、すべてうまくいくから。」と伝えられた。その通り実行したところ、スルスルっと事が運び、円満退職することが叶った。

そこからSunnyさんは元気を回復し、大好きだったスピリチュアルを本格的に仕事にして邁進し始めた。ここからあまりに展開が早く、周囲の友人たちは驚愕していたそうだ。現在、Sunnyさんは、大人気のスピリチュアルヒーラーとして、大活躍されている。

☆私の解釈

統合の過程では、必ず一人にさせられて、自身の内面と徹底的に向き合わされる。彼女のように、強固な信念に縛られている場合は、自ら行動を変えられないため、原因不明の体調不良となり、強制的に自分と向き合わざるを得ない状況になっていく。統合では、もう不要な信念は手放し、幼い頃の傷ついた感情と向き合い、一つひとつ癒していくこととなる。つまり、新たな時代には不要となる重い周波数のエネルギーをどんどん手放し、二極を中庸に戻す(善と悪、光も影もすべて自分であると受け入れる)と、魂は、次なる体験を求め、現実化を起こしてくる。周りの環境も、人間関係も、仕事もがらっと変化する。心からやりたいことに挑戦できていて、本来の自由な自分を取り戻すと、ステージが移行するのである。

そして、現実を変化させるベストタイミングというのがあるようだ。「必ずベストなことが起こると信じて、タイミングが来るのを待つ」という姿勢も大切なようである。彼女の場合は大天使ガブリエルが行動を起こすベストタイミングを知らせてくれたが、一般の人はこれを直観で感じ取っているのではないかと思う。「〇〇した方がいいのはわかっているけど、今ではない。」との何となくという思いのこと。そして、タイミングが来れば、直観に従って、一気に行動を起こす。タイミングを知らせてくれるのは、他ならぬ本質の自分自身だ。咄嗟に熱い想いに突き動かされ、行動に出てしまう時などは、「さあ、今が動くタイミングだよ!行けっ~!」と、自分から自分へ号令をかけているに違いない。こういう体験は、誰もがいくつか持っているのではないかと思う。「あの時たまたまこうしたから、こんな出会いがあり、おかげで今の私がある。」という体験のこと。その時、人は魂のステージを移行しているのだと思う。

☆催眠療法からの気づき

さて、10時になり、ZOOMで催眠療法のセッションをさせてもらった。クライアントをBさんと呼ぶ。セッションについて書かせてもらうことは本人の快諾をいただいているが、個人的な部分については事実関係を少し変えておく。

Bさんには大きく二つの悩みがあった。一つ目は、今関わっている活動と距離を取りたいということだった。好きな活動なのだが、ノルマがあって追い立てられることが苦痛だった。好きで始めたことなのに辞めたくなっている自分が人として間違っているのではないかと悩んでいた。あまりに無責任ではないかと。また、そこの人間関係から離れるにしても、一気に離れるのではなく、曖昧にしたままタイミングを待つということが出来ないか考えているということだった。二つ目は、近親者が家に引きこもっている状況が続いており、どのように関わっていくべきか知りたいということだった。

そこで、「今のBさんに必要な前世を見る」というテーマで、誘導に入らせてもらった。

Bさんの前世は、古代地中海あたりで生きた男性の14歳から30歳までの人生だった。森での採集狩猟、畑から日々の糧を得て、家族とつつましくも幸せに暮らしていた。自然から恩恵を受け、シンプルに生きていたのだった。19歳の時、最愛の弟を原因不明の病で亡くしてしまう。当時、大切な存在が突然亡くなってしまうことは珍しいことではなく、仕方ないことだとわかっていても、とても悲しい出来事だった。30歳になった彼は家庭を持ち、幸せに暮らしていた。娯楽は、夜、村の同年代の仲間とコミュニティの運営について熱く語り合うことだった。それがとても楽しかった。ある日、川で溺れた子どもを助けようとし、彼も突然死んでしまった。「人はいつ死ぬかわからない。いつ死んでもいいように、やりたいことはやって、悔いのないように生きることが大切」と前世の魂は語ってくれた。そして、Bさんに「もっとシンプルでいい。ストレートに思ったことをやるといい。自然を意識して生きるように。」とメッセージをくれた。

次にハイアーセルフに登場してもらい、引きこもっている近親者についてBさん自身に質問してもらった。ハイアーセルフからは「自分のタイミングで、変化がある。信じて見守っていれば大丈夫。この世的に歓迎できないことになっても、本人が受け取りたい体験をしている。全ての体験がその人にとってベストと信じる。」との回答を得た。

☆私の体験

セッションが終了し、そのままアルバイトに出かけた。

このアルバイト先について、少し説明をしておく。ここの仕事は適職であると思っている。好きなことであり、通勤も近くて楽であり、シフトも自分の都合に合わせてもらえるところも助かっていた。そんなに多くない給料ではあったが、本を買ったり、何かを学んだり、好きな場所へ出かけることに使える自由なお金だった。申し分ないほど、好条件のバイト先であったので、長く続けたいと思っていた。

一週間ほど前のことだった。この職場で仕事をしながら、違和感が大きくなっているのを感じた。ブログでも少し触れていたが、アルバイトという立場では、いろいろ制限が多く、古い階層社会のシステムによる価値観に縛られていた。つまり、こうした方がいいとわかっていても、私の立場では何も変えられないし、提案しても、うやむやになっていつの間にか消えてしまうことも多かった。少し強めに主張してしまい、後から嫌な気持ちになって落ち込むこともあった。アルバイトなんだから、言われたことだけを淡々とやっていればいいんだと、何度も自分に言い聞かせ、割り切ることが続いていた。それが、一週間前に起きた小さな出来事がきっかけで、「あ、私、近々ここを辞めることになるだろうな。」とふと思ったのだ。窮屈になっていて、もっと広いステージに出たがっている自分の本音を自覚したのだ。

それでも、いきなり「辞めます!」と言うのは今ではないことも分かっていた。それがいつになるか思考ではわからない。近々その日は来ると直観は知らせてきていたけど、具体的な行動に移すにはタイミングが来るのを待とうという気持ちだった。これは本当に不思議なのだけど、「ベストなタイミングが来るのを信じて待つ」ということを、無意識に選択していたのだった。

ステージ移行には、統合が伴うことは前述した。私は、この時点では、統合のことなどまったく意識していない。ただ、流れに身を任せて、日々を過ごしていただけだった。

この一週間の間に、まず原因不明の体調不良が起き、初めてバイト先で早退するという事態が起きた。いきなりの腹痛とだるさにより、風邪をひいたかな?と思ったのだが、発熱は無かった。おかげで、バイトを休んでゆっくり心身を休めることが出来た。一人で静かに過ごせる時間が自動的にもたさられていたわけである。顕在意識ではまったく意図すらしていないが、潜在意識の奥深いところで、少しづつ変容が進んでいたのだろうと、今なら思う。

そして、偶然が二つ立て続けに起こる。15日にライフキャリアシートの診断をプロの資格を持つ方にやっていただけたこと。これにより、統合が一気に進んだことはブログの投稿を参照いただければと思う。そして、翌日16日夜に、催眠療法セッションの要望が届いたのだった。その後の流れは、本日の投稿の冒頭に戻る。

長くなったが、話を元に戻そう。17日夜、バイトに出かけた。

作業をしていたら、その施設の責任者から別室に呼び出された。こんなこと初めてだったので、「何か、仕事のことで怒られるのかな?」と心配になった。一週間前にバイトの立場にしては行き過ぎた(生意気な)発言をしていたので、釘を刺されるのかもしれないなと、身が縮む思いだった。

責任者は、「組織の運営方針が変わり、アルバイトは3月で全員辞めてもらうことになった。」と言った。クビ宣言である。寝耳に水で驚いたのは確かだが、私はどこかで大いに納得もしていた。「ああ、宇宙の流れはこう来たか!」と、不思議な感動を覚えてもいた。つまり、私がいきなり「辞めます」と申し出て、角が立つパラレルではなく、円満に辞められるパラレルへ移行していたということ。同じ辞めるでも、気持ちよくその場から離れられる現実を引き寄せた(創造した)ということ。

「直観と、ベストなことが起きることを信じ、タイミングを待つ」ということだけやっていた。あとは、流れに委ねて日々を淡々と過ごしていただけだ。

以上のように、統合の過程で起こることを私の体験を通し、紹介させていただいた。

最後に、クライアントBさんへのメールも載せておこう。

「ベストなことが起こると信じて待つ」ことと、統合との関連をお伝えするのに、わかりやすいかなと思うので。


☆Bさんへのメール

「不思議なことが起きましたのでこちらに報告させてください。

私も統合の過程(不要なものの手放し、自分に合わない場からの卒業など)にいて、そんな現実化の渦中におりましたのでBさんとの面談は、たいそう学びになりました。

わが事に引き寄せて考えることばかりで、セッションのご縁は、いつもタイミングがばっちり。課題が似たもの同士が引き合い、互いを鏡として内面を見つめることができるのでしょう。

 なんと!セッションの後、バイト先に行きましたら早速、エネルギーの合わない場からの卒業がスルッと決まりました。(つまり、3月でバイトをクビになることに。)

バイトは近所だし、楽だし、このままぬるま湯につかるようにお小遣い稼ぎをしていければいいな~というエゴのささやきと、仕事場に蔓延する古い価値観の中でのびのび仕事できないことへの息苦しさとの狭間で、先日は体調を崩し、珍しく早退してしまったり。

卒業のタイミングだよ~と。体調不良になることで、合図されていたのだと思います。でも、変化も怖いし、収入源が無くなるのも困るし。辞めたいけど、その先が見えなくて怖くて、なんとなく動くのは今じゃないなと感じてタイミングを待っていました。優柔不断とも言えますが、ベストタイミングがいずれ来るのを潜在意識は知っていたような気がします。

 あ、こう来たか!と、瞬時にすんなり受け入れてました。私から突然辞めますと申し出て、角が立つようなパラレルではなく円満解決するパラレルに移行できたのは、セッションを通しての気づき「自分の中で進む方向をしっかり意図できていれば、後は宇宙(創造主の自分)がうまいこと采配してくれるようになっている。それを信じてタイミングがくるのを待つことが大切。」ということを腑に落とせたからだと思います。現実化の流れ、早すぎて驚くばかりです。

偶然、15日にライフキャリアシート診断を受けて、内面に向き合い整っていたことも相乗効果だと思います。この統合への流れに、Bさんが私に連絡をくださって昨日の気づき満載のセッションを共に体験させていただけたこと.感謝しかありません。

もちろん現実的なエゴの不安(4月以降収入をどう得ていくのか?)はありますが、きっと不要なものの手放しができたので今の私にベストな仕事が引き寄せられると信じます。それを楽しみに、日々もしっかり楽しんで、学んでいこうと思います。

 「タイミングがくるのを待つ」というのが、ハイアーセルフからのメッセージでしたね。

待っている間、何も起こっていないようで、実は本人は深い領域でせっせと統合をしているのですよね。物質次元では何も起きていないように見える時間は、無為に感じられますが意識の世界では、メチャクチャ大切な自己変容の時間。内面に向き合うためには、一人になって、静かに過ごすことが必須。本人の価値観が強固すぎて一人になれない場合は、病や痛みという現実化まで引き寄せて、無理やりにでも一人にならされます。本人も周りも混乱するし、辛いことですが、統合という視点から見れば理にかなっています。魂のステージアップのタイミングは、このように見た目は世間から問題視されますし、無責任と責められることもありますが宇宙視点から見れば、祝福の時。「そっとしておく。信じてタイミングを待つ」が、必要なんですね。このことを学ばせていただきました。

ありがとうございました。

 必要な時、ベストタイミングで必要なことが起こる。

宇宙はそうなっている。間違いなく。

なんだかすごく安心できました。」



 





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