パワーストーン・セラピー体験

 マーガレット・ロジャース・ヴァンクーブス博士によって誕生したクリスタル・アキュバンクチャーと呼ばれるパワーストーンを使ったセラピーを体験させていただいた。

☆Dr.マーガレットについて

ご自身がパーキンソン病を患っていた。彼女は、スピリットガイドの助けを借りて、独自のストーンセラピーを構築していった。

☆セラピーの特徴

施術者はパワーストーンのネックレスをつけてセラピーに臨む。そうすると、ガイドにつながりやすくなるのだそう。施術者は、解剖学や経絡など、様々なことを講座を通して学んでおり、しっかりした知識を土台としているが、セラピー中のストーンの選択や手法はガイドにつながって直感を使って行う。自我を滅し、高次の存在が施術者の身体を通してセラピーがなされていくようなイメージ。いろいろ頭で考えるとうまくいかないそうだ。

このことは、催眠療法のセラピストにも言えることだ。セラピストもクライアントも潜在意識に入ってつながることで、クライアントの中にある自分で回復する力(叡知)に委ねる。本来の自分の在り方に戻っていく旅に伴走するような感じだ。私たちの魂がワンネスであることの証であるように思う。

☆使用するストーン

カラー・プレート・アゲート(薄くスライスされた板状のメノウ)を各チャクラの上に置くと、チャクラの回転が調整される。

先の尖った石で、ツボを刺激すると、エネルギーのつまりが解消され経絡の流れが改善する。

パワーストーンを使用して施術をすると、より短時間にクライアントの痛みを取ったり、トラウマを解放したりすることが可能となる。

☆もっと詳しく知りたい方へ

https://www.voice-inc.co.jp/content/book/177

VOICEの出版サイトにインタビュー記事あり。


☆私の体験の記録

〇テーマ

「義理の父が怖い」

特に意地悪されるとか、原因があるわけではないのだが、義理の父に会うことが出来ない。一年前に勇気を出して会いにいったが、恐怖心が現実化したのか?私のミスで火事を起こしそうになった。それもショックで、何かやらかしてしまうのではないかという恐怖心がぬぐえない。なぜこんなに怖いのか。理由を知りたい。

このテーマは何度か催眠療法やヘミシンクで取り組んできたが、スッキリと解決できていない。

〇事前面談による気づき

話しているうちに、ぽろっと本音が出て来て驚いた。「義父の願うような嫁ではなかった。〇〇も△△も出来なかった。義父は私に直接何か文句を言ってくるわけではないが、失望させたと思う。義父の役に立てなかったことを申し訳なく思っている。」と話しながら、ほろっと涙が流れた。

事前面談で、ある程度、原因が判明してしまった。凄い!

優秀な施術者による面談の場合、こういうことは確かに起こる。面談だけで解決してしまいセラピーを必要としないクライアントもいるくらいだ。安心して心の内を話すということは、とてもセラピー効果が高い。クライアントは自分で自分の内面と対話することで、回復への道筋を無意識に探求している。

ああ、そうか。罪悪感が原因だ。「役に立たないと愛されない。」という強固な思い込みが私の中に染みついている。自分を責める気持ちを義父に投影してしまい、恐怖の対象(私をメチャクチャ嫌っているという幻想)を創り出してしまっている。

取り組むべき課題がギュッと絞られる。この道筋を短時間でささっと整えてしまうのだから、施術者Mさんは凄腕だなと思った。ああ、今日ここに来て本当に良かった。面談だけで既に満足感100%だ。

これでも充分なのだが、さて、ストーンを使うとさらにどんな効果があるのだろうか?楽しみだ。

〇ストーンを使った施術

仰向けに横になって施術を受ける。

手足の指先のツボに先の尖ったストーンで刺激し、経絡の流れをよくする。早速、お腹がグルグルと鳴り出す。私の中でライオンが唸っているようで、うるさいぐらい。副交感神経が優位になっていて、とてもうまくいっている証だ。

各チャクラに対応するストーンを置く。

これだけで、全身の細胞がリラックスして喜んでいるのが分かる。とても気持ちよくなってきて、脳は瞑想状態になっているようだ。寝入りばなの微睡のような、安らいだ心地よさにゆらゆら揺蕩う。

この間、滞っていた全身のエネルギーの流れとチャクラの回転が調整され、細胞レベルでもオーラレベルでも(肉体を超えたエネルギー体の領域)調和した状態へ整っていく。目に見える数値で計っているわけではないから私の体感だが、明らかに言葉による誘導だけの催眠療法より、身体感覚の変化は速い。

パワーストーンの凄さを実感。やはり、人間は自然の一部なのだなあと納得させられる。自然は私たちをこんなにも助けてくれている。地球の創造物であるストーンに愛と感謝を伝えたくなる。

〇前世へ誘導

施術者の直感により選択された療法へ進む。今回は前世だった。

1700~1800年代。17歳くらいの青年オリバー。フランスあたり。

手掘りのトンネルの中に居る。ごつごつした岩肌が見えている。ランプの灯りが岩肌をオレンジ色に染めている。まず、オリバーから好奇心を感じる。「宝物が隠されている。」と言っている。強烈なエゴが伝わってくる。大きな欠乏感と、それを埋めようとする欲望がドロドロとした重いエネルギーとなり、みぞおちあたりに不快感として感じられる。胃の上あたりがギュッと締め付けられ、実際に痛みとして体感されてくる。このように実際に筋肉が痛みの反応を示すこともあるので、身体のどこで感じるかという施術者の質問は手掛かりになりやすい。体感を味わいつつ、さらに情報を得るため前世を探っていく。細胞はいろんな記憶の宝庫になっている。細胞と対話していることになるのかもしれない。

次の場面

白い二頭立ての馬車ときらびやかな装束の御者の姿が見える。それを斜め後ろから眺めている視点。馬車の中に座っている人物は、姿は見えないが、今世の義父のような存在を感じる。(象徴的な存在か?)

オリバーは貴族階級に対して、強い恨みの気持ちを抱いている。彼は貧困にあえぐ庶民であり、貴族のせいにして逆恨みをしている。実際に搾取されていたのかもしれない。「成敗してやる。ざまあみろ。いい気味。」と心の中で暴言を吐いている。

彼は、貴族から高価なものを盗み、あのトンネルに隠している。このように盗賊団の下っ端となり、貴族を困らせることで、鬱憤を晴らしている。

しかし、ターゲットになった人物から宝物を奪っても、気は晴れない。また次なるターゲットを見つける悪循環に陥っている。いつまでも欠乏感が埋まることはない。

彼は幼い頃に父親に捨てられて、苦労して生きてきた。父親に対する強い恨みと、「役に立たないから捨てられた。本当は愛されたかった。」という気持ちがある。父親に対する恨みを貴族たちに投影している。オリバーの顕在意識はこのことを自覚していない。悪人を成敗するため正義を行っているぐらいの気持ちでいる。

オリバーは、自分の本音(別離した父親への愛の渇望)を自覚することなく、暴動に巻き込まれ若くして亡くなる。フランス革命への機運が醸成されていた時期のように思う。


次の大切な前世へ

施術者の直感により、オリバーの前世だけはなく、他の転生へ進むかどうか提案される。この前世だけでも気付きはあったが、好奇心から次なる転生へと進んでみることにする。Mさんとのセッションがとても心地よかったことが一因でもある。Mさんとなら、何か大きな変容を共に起こせそうな予感があった。

テーマに関わる次の大切な転生へと誘導される。

目の前に白髪丁髷の高齢男性が見えている。江戸時代。

暗い部屋の柱にもたれかかる女性の後ろ姿が見える。崩れた髷、長い後れ毛と着崩した着物がだらしなく裾を引いている。遊郭か。「くるわ」というワードが口を突いて出てくる。

女性は病気で弱っている。最初に見えていた高齢男性は、この遊郭の主人。女性は、父に売り飛ばされ、幼い頃にここに来た。遊郭での労働で心身搾取され、「骨の髄まで搾り取られた。」と彼女の声が聴こえてくる。精根尽き果て、肺の病気になり、小さな部屋に隔離されているところ。

「主人が大嫌い。」と彼女は嫌悪感を露わにする。主人とは、まともに話したことはないし、ここで人間として大切に扱われたこともない。牛馬のように使役され、病気になったらポイと捨てられる運命を呪っている。

彼女の内面をじっくり感じていく。裏腹で複雑な感情が伝わってくる。

大嫌いなのだが、主人の役に立ちたかった思いもあって一生懸命働いた。いつか、「よく頑張ってくれたね、ありがとう。」と言われたかった。役に立つと認めて欲しかった。必要とされて褒められたかった。大切にされたかった。誰かに少しでいいから愛されたかった。

父に対する複雑な思いもある。役に立たないと愛されないという強固な思い込みは、遊郭に売り飛ばされた幼少期に潜在意識の奥深くに刻み付けてしまった。

見返りは小判か、米俵か分からない。不本意ではあるが、父(家族)を助けるために遊郭に売られた。父を恨んでいるが、「父を助けたい。父から感謝されたい。愛されたい。」という本音もある。

ここで、現実の私は、転生のパターンに気づく。気付きは一瞬でもたらされ、ああ、そうだったのか!とスッキリと腑に落ちる。

実父との別離と、「役に立たないから愛されず捨てられる。」というパターン化されたドラマをいくつかの転生で続けてしまっている。「私は役に立たない人間だ。申し訳ない。」という罪悪感を他人に悪役を担わせ投影する。逆恨みすることで、自分への罪悪感をごまかしている。現世の義父の役割は、前世の貴族であり、廓の主人でもある。私の本心を投影する鏡の役割だ。私の罪悪感という負のエネルギーが幻の怪物を育て上げ、自分で創った闇に恐怖してきたわけだ。

罪悪感から生じる自己否定感、私が私を嫌いという感情を鏡に映すと、私を強烈に否定する(捨てる)他人をドラマに登場させることになる。このことを私自身に知らせるために、分離した配役を必要としたのだ。

怖れの相手は私だったんだ。怪物は私自身、私の敵は私だった。いつもうまくいかない自分を批判し、叱りつけ、嫌ってきたのは他ならぬ私。私が私を愛することが一番大切なのに。そうか。私は私自身から認められたかったんだ。本当に愛してほしい相手は私自身だった。。。。。

役に立たなくてもいい。何者かにならなくていい。ありのままで、そのままでいい。何もしなくても、生きているだけで、いや、生きてなくてもいい。私は、そのままで愛されている。何より私が私を愛することを学ぶことが、このパターンが教えてくれたことだった。

前世のストーリーを進めて行く。

遊郭の女性の臨終場面。隔離された小さな部屋で、やつれた背中を振るわせ咳き込んでいる姿が見える。

ふいに、みぞおちあたりをブロックしていた大きな塊がバーンと粉砕されたような感覚が襲ってくる。せき止められていた感情エネルギーが慟哭となって、私の口から噴出した。前世の彼女が(現世のストーンセラピーの力を借りて)自身の本音にようやく気付いた奇跡の瞬間。エネルギーが火山エネルギーの放出のようにスパークする。このように、魂は時空を超えて影響し合っている。過去も未来も無く、全ては今に畳み込まれ、同時進行で起きているということが伝わってくる。今、今、今なんだ。まさしく今、全てが起きて流れて消えて行く幻想を眺める意識がある。気付いているこの意識がある。

彼女の口からようやく本音が絞り出される。

「お父つぁん。ごめんなさい。役に立たなくて、ごめんなさい。」(慟哭に身を震わせる)

父への恋慕、切ない思いが伝わってきて、胸が締め付けられる。ああ、とても痛い。こんな激しい罪悪感を抱えて魂はいくつもの人生を繰り返し体験してきたのか。何と根の深い課題だったのか。唖然としながらも私の肉体は身を震わせて涙を流し続けている。この間、エネルギーレベルで、ストーンによる癒しと解放が進んでいる。不要な思い込みを手放すために、感情の再体験が必要だった。「こんな思いだったのね。」と私自身が認め、受け入れることがプロセスとして大切だった。。

ああ、そうか。私はこれに向きあうのが心底怖かったんだ。役に立たず愛されないという究極の絶望感から逃げたくて、私の中にある闇に光を灯すことを許さなかったんだ。

恨みの背後には溢れる愛が隠されていた。もっと愛したかった。愛されたかった。

この女性は若くして病に倒れたため、おそらく借金が残るのだ。父親は、遊郭の主人から返済を迫られるだろう。父親のために身を売ったのに、自分が死ぬと、父親に迷惑がかかる。もっと愛されなくなってしまう。

「なんて役立たずな私。ごめんなさい。ごめんなさい。」

激しく自身を責め立て、父親へ謝りながら亡くなる。


施術者から、「魂になった彼女に何か出来ることはありますか?」と問われる。

私が出来ること。彼女を抱きしめて、

「私があなたを愛する。あなたを大切に思う。役立つとか立たないとか、関係ないんだよ。あなたは、あなたであるだけでいい。存在だけで既に愛されている。」と伝えた。

女性の魂に伝えながら、私自身にも言い聞かせた。

私が私を愛すること。分かっているようで、腑に落としていなかった。罪悪感を手放せず、無意識にいつも自分を責めていた。私が私をありのままに、そのままに受け入れて愛すること。それを学ぶために、義父は私の内面の鏡として存在していた。ああ、何て有難いことだったんだろう。

幽霊の正体見たり枯れ尾花

怖かった。意味不明の底なし恐怖の正体は、私の奥深くに隠された罪悪感という闇だった。そこを見ないようにするために、外側に敵を作り、外側のせいにしていたのだ。恨む対象を用意することで、この重いネガティブエネルギーを手放さないようにしていたのだ。

ふと、セラピー前のランチタイムでの雑談を思い出した。雑談が癒しのヒントになり施術前から実はセラピーが始まっているということはセッションあるあるだ。

それは、宇宙由来の軽いエネルギーを物質次元の重いエネルギーに定着させるための魂の計画のこと。スターシードのエネルギーは軽くて、放っておくとすぐ宇宙に戻ってしまうため、地球体験を実現するための苦肉の策。罪悪感は、殊更重いので、地球に滞在する重石にするには好都合だった。私の魂は地球転生を可能にするために、潜在意識の奥深くに巨大な漬物石を埋め込んだのだ。言い換えれば、地球でめいっぱい遊ぶための何万年越しの工夫だった。つまり、ネガティブエネルギーも体験という愛なのだ。

ではなぜ、今世において、折角苦労して埋め込んだ漬物石を手放すのか。

もう、重石は必要なくなったということ。地球での輪廻転生を終えて、次なる魂の学びのために別次元に旅立つ準備段階なのだ。輪廻卒業の、最終試験だったのだ。

実は本番は8月11日だ。(義父とお墓参りに出かける予定あり)

私は、漬物石作用により、案の定逃げようとしていた。根拠の無い不安恐怖から、何とか言い訳を用意して、行かなくて済む方法を探していた。

今、明確に理解した。魂の成長の進捗を計るために、人生の要所要所で、お試しが用意されている。それをクリアすれば、次のステージへ移行できる。現実世界での入試または卒業試験と同じことだ。

今回のストーンセラピーは、試験前に教授から、「ここ、試験に出ますからね!」と教えてもらったようなものだ。いいのかな?うん、いいんだ。そういう親切な教授は学校にいっぱいいたじゃないか。こうやって私が試験を通過できるよう、目に見えない存在も盛り上がって応援してくれている。全ての魂は繋がり合って、助け合っている。

今日、私が長年抱えて来た漬物石を手放すことは、あちらの世界では計画済みであり、そのため、ここに流れるように誘われてきたのだった。

施術者のMさんとは、実際にお会いするのはまだ二回目なのに、ずっと前から知っているような不思議な安心感がある。おそらくMさんは宇宙仲間だ。地球転生前に「お互いに覚醒の時期になったら再会して、協力し合おうね。一緒に還ろう。」と約束をしてきたに違いない。そう思うしかないくらい、素晴らしく調和したセラピーだった。ここに至るまで、様々なシンクロが起きていたことは言うまでもない。

全て腑に落ちた。もう大丈夫だ。

ちなみに、漬物石のことをネガティブインプラントと表現することも出来るだろう。フラーレンを使ったネガティブインプラント除去についても、Mさんと面白い体験があるので、またあらためて投稿したい。

Mさんとの魂の再会に心から感謝している。

ありがとうございました。




夕方帰宅した直後の西側の空を撮影したもの。

楕円形の巨大な雲があまりに存在感をアピールしてきたので、思わず撮影してしまった。

「雲にカムフラージュした母船?」

ちなみに、二枚目には、2体の龍の顔が私には見えるのだが。

Mさんにラインで送ったら、「宇宙船みたい。本当に龍の顔だ」と一緒に驚いてくださって嬉しかった。同じ感性で感動し合えるって、幸せだな~。

宇宙友Sさんにも送ってみた。Sさんのお子さんが、この日UFOを目撃したとか。「UFOもたくさん来てるね~。」とコメントを返してくださった。「ホントこの地球って最高!」

Sさんの言葉に、私も涙ぐむほど、喜びを噛みしめた。

「自分の心地よいのが、とても大事だね。楽しいこといっぱいして、遊び倒しましょうね♡」とMさんもあたたかいコメントをくださった。


地球を遊び倒すぞ~!!

私は母船にピースサインを送ったのであった。


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