前世療法体験~なぜ私は書くことが好きなのか

 本日、退行催眠療法セミナーを再受講した。前世療法を、誘導初体験の初心者受講生にお願いしたもの。

☆テーマ

文章を書いているのが好き。昨日も11時間書いていたけど、楽しくて全く疲れなかった。なぜ、こんなに何か書いているのが好きなのか。関連ある前世を知りたい。

☆安全地帯

背丈ほどある、でっかい向日葵畑。地平線まで広がっている。快晴。モンシロチョウが、二羽、くっついたり離れたりして飛んでいる。楽しい気持ち。

☆前世への階段

黒光りする金属製階段が真っ直ぐ、壁つたいに下に伸びている。スイスイ降りていく。

☆前世の世界

階段下に到着した。

石畳の広い道路。坂の上からの眺め。道路が傾斜しているので下は見えていない。向こうに港。外国との貿易をしていた街。明治か大正。坂があるから神戸?

大人の履き古した下駄を履いた10歳の男の子。ツンツルてんの絣の着物。坊主頭。山本太郎。

☆太郎の家

急勾配の丘の中腹にある洋館。赤い三角屋根に白い壁。二階建て。あまり大きくない。家の中。暖炉、西洋の家具。外国人の女性が住んでいる。

☆食事の場面

二階の小さな物置部屋みたいなところの床に座って、小さな箱をテーブル替わりにして、質素な食事を独りでとっている。

階段の手すりごしに、一階の食堂を見下ろして覗いている視点になる。

長細いテーブル、正面に西洋人の女性が座って食事をしている。髪を結い上げて、地味な色のドレスを着ている。テーブルには4人くらい、来客者がついている。

西洋人女性に意識交代。

「どう接したらいいのか、分からない。私には子供がいないので。」と、戸惑っている。

真面目で神経質な性格が伝わってくる。太郎のことを大人しいと言う。

将来については、外国語を学ばせて、教師か牧師になって欲しいようだ。この女性の後継者にするつもり。

太郎は、両親は健在なのだが、何らかの理由から、この女性の養子になった。外国人として、神戸に居住し、何らかの教育に携わっていた方。日本に、その教育を定着させるため、養子をもらい、小さい頃から教育し、後継者を用意しようと考えた。

太郎も、まだ、洋館に来たばかり。西洋のマナーに戸惑っている。椅子に座って、フォークやナイフを使って食事が出来ない。ディナーは、来客があるので、まだマナーができない太郎を恥ずかしいと思い、一人で二階の小さな部屋で食事をさせていた。

お互い、言葉も通じないし、どう接したらいいか分からず、心に距離がある。この女性も、悪気は無いのだが、子供に慣れていなくて、何だか冷たい態度になっている。

太郎は、親が恋しいし、寂しいし、なんでこんなことになったのか、理解できていないのだが、生きていくために、何とかしないと、と、いろいろ探っている。本音を押し隠すことには、慣れている。

☆次の場面

黒い馬車と、大人になった太郎。黒い背広を着て、口髭を生やしている。あの洋館のリビングにあの女性が座っている。太郎は、「マム」と外国語で、呼び掛けている。お互いに気を使っていて、心から打ち解けた感じはない。今まで、勉強させてもらって、外国語を習ったり、本を読ませてもらったり、感謝はしている。

☆次の場面

外国の貿易船が停泊する港。海を眺めている。「外国に行きたい。好きな勉強をしたい。」と思っている。望みがあっても、それを口にできなかった。そんな時代だった。求められた役割を心を殺し淡々とこなしていた。もしかしたら、本音をよく分かっていなかったかもしれない。マムとのコミュニケーションで、とても苦労した。人種も文化も価値観もまったく違う人物と、どううまく関係を作っていくのかに悩み続けた。兎に角、自分の意思は圧し殺し、マムの意思に沿って、生きる努力をした。頑張ったが最後まで、心に距離があり、それが寂しかった。

☆臨終

小さな部屋の小さなベッド。独りで息絶える。

どんな人生だったか

「コミュニケーションに苦労した。語学を学んだり本を読めたり、生活には恵まれていたけど、やりたいことは一切できなかった。自分が好きな勉強をしたかった。」

次の人生

「好きなことを学びたい」

☆中間世

空の上、足元が虹になっている。軽いエネルギーに満ちている。

☆前世魂との対話

私「太郎は、何を学びたかったの?」

太郎「哲学、宗教、歴史、生き方。あなたは、恵まれた時代に生きている。やれるなら、やりたいことやったらいいよ。僕はそれを許されない時代に生きたから。」

☆守護霊との対話

豊か過ぎる長い黒髪が印象的な、ふくよかで大柄な女性。平安時代みたいな服装。

「書いて書いて書きまくりなさいっ!」一言。

後は、エネルギー情報で受けとる。

私の過去の前世魂たちは、何か学びたくても、時代が許さなかった。紙も、筆記用具も無い、本も自由に手に入らない、文字を知らない、学べない、ないないずくしだった。

ようやく条件が揃い、好きなだけ本を読めて、文字も書けて、何でも学べる。前世の何百人から見たら、今という時代は、学びという点で、天国なのだ。私は、前世の全員の「もっと学びたかった」思いを代表して、今、最大限に恵まれて生きている。

彼らの熱い学びへの渇望を受けて、

書いて書いて書きまくって、幸せを胸いっぱいに感じている。私が本を読んだり、文字を書いたりすると、何百という連なる魂たちが癒されて、渇望を光に昇華させていくように感じた。

☆感想

セラピスト役をしてくださった、Sさんは、看護士人生何十年というベテランさんで、相談業務もこなされる、人を助けるお仕事のプロ中のプロである。催眠療法を学ぶのは確かに初心者であり、自信が全く無い中で、必死にスクリプトを読んで誘導してくださった。

しかし、潜在意識でつながったSさんからは、その誠実なお人柄や、人をサポートするお役目の人物が魂の資質として持ち合わせている愛のエネルギーをふんだんに注がれたような感覚がしている。確かに誘導はぎこちなく、何度もつっかえたりしていたのだが、潜在意識に揺蕩っていると、一切のジャッジが無くなる。ただ、心地よく、Sさんから放射されるあたたかい光(愛)を胸の部分で受け取って、細かく振動しているのが分かった。

ちなみに、このセッションを見守ってくれていた講師も、同じ感想を持たれていて、胸があたたまったとおっしゃっていた。ハートチャクラが癒されたようだ。

Sさんは、天性の能力を発揮し、天職を全うされていく運命なのだろう。さらに潜在意識の事を学ばれ、お仕事や日常に活かされて、輝いていかれることを応援したい。

素晴らしい方に出逢えた。

全てのご縁に感謝。


写真 竹芝桟橋からの眺め



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