仙台シンクロ

 今年に入ってから、シンクロニシティが多発している。

面白いなぁと思ったのが、この数日の仙台シンクロだ。

仙台は、昨年、知人に会うために訪れた。個人的に好きな街だ。将来の移住候補地のうちの一つ。

ちなみに、その仙台旅の模様はブログに記録した(『青葉城恋唄』)のだが、なぜかその投稿だけ、多くの読者に読まれていて、未だに記録更新中。何とも不思議だ。かなりスピリチュアルな内容だったので、スピ好きな方には興味深いのかもしれない。

さて、仙台シンクロについてだ。

最近読んた本、『赤ちゃんをわが子として育てる方を求む』石井光太著 の主人公菊田昇(特別養子縁組制度成立に尽力した産婦人科医師)の出身が、東北大学であり、彼は若い頃、仙台市の東北大学医学部附属病院で働いていた。

あ~東北大学だ!と、まず思った。知人達が過去に入院したり、働いたりしているので、訪問したことは無いが、親しみを感じる。

その2日後くらいに、『チベット旅行記』河口慧海 著 を読んだ。夢中になって読んでいて、チベットの景色を写真で見てみたいと思った。ネットで検索したところ、どうやら、河口慧海コレクションというものが存在するらしく、それは、東北大学総合学術博物館で所蔵していることが判明(仙台市青葉区に所在)『はるかなる憧憬 チベット』という2016年河口コレクション企画展の図録が博物館で販売されているらしい。今度、仙台に行ったら、絶対この博物館へ行こうと胸が熱くなる。

あれ?なんだか、仙台に縁があるなあと、このあたりから、うっすら感じ始める。

そして、今日のことだ。

遠藤周作『沈黙』という作品の映画について語っている動画をたまたま観た。『沈黙』と対になる作品が『侍』という小説だそうで、読んでみたいなあと思った。図書館に予約しつつ、概要を調べた。なんと、仙台藩の支倉常長の生涯が題材になっているとか。

うわぁ~!また仙台!

ちなみに、今朝、仙台に住む方から「明日、スカイプ会議しましょう。」とメッセージが届いていた。

私の見るもの、聞くもの、興味を持つものがことごとく、仙台に繋がっている。全部、無意識に引き寄せている。

面白いなあ。

いったい、どんな未来につながるのだろう。私の仙台Loveの現れなんだろうか。真我の想いが現実を創るので、予期せず、仙台に関わる本が次々提示されていく。仙台をキーワードに、芋づる式にいったいどこまで辿り着かされるのか。自我の私は、ドキドキしている。

慧海の言葉を借りれば

「ことのほか、愉快である。」





柔らかな太陽の光に誘われ

今日は、四谷の聖イグナチオ教会へ出掛けた。作りためたメダイのネックレスを持参して、イエス様やマリア様に祈ろうと、ふと思いついたのだ。

「本質の光に目覚めるためのお手伝いができますように。」と祈ろうと決めた。

その方が、幸せになりますように。健康になりますように。豊かになりますように。素敵な出逢いがありますように。など祈ったとしても、自我の願いは切りがないし、そもそも幸せの尺度は皆違う。本質の光(真我)に目覚めれば、すべて解決するので、私の役割があるなら、この一点に絞ろうと思った。

教会の扉を開けた時、パイプオルガンの響きが聴こえてきた。ちょうど、昼からのミサに備えて、オルガンの練習中だった。礼拝堂は一般に開放されており、数人の外国人らしき人々が、熱心に祈っていた。白いベールを被った女性や、聞いたことのない言語で祈る男性も居た。普段はなかなか耳にすることのないパイプオルガンの調べを生演奏で味わい、あまりの美しさに涙が流れた。

ああ、今日のこの時間に来て良かったなぁ。直感に従って本当に良かった!

膝の上に、メダイのネックレス数本を置いて、私も目を瞑り静かに祈った。気持ちの良い時間だった。

教会の売店で、ベルナデッタの本と、綺麗な色のメダイを購入し、四谷駅を見下ろす堤に登った。風が心地好く吹き渡っていた。

教会横の道路を、一人の男性が怒鳴りながら歩いて行った。あ!あの人だ!以前、私が前を通りがかった時に怒鳴り付けてきたあの男性だ。(2月25日投稿『平和な人間関係をつくるコツ』)また、会えるなんて。懐かしくて、思わず親しみを感じてしまった。相変わらず元気いっぱい、今日も怒っているようだ。

この人の魂も学んでいるんだ。この人の人生課題は、きっと怒りなんだ。そんな難しいテーマにチャレンジしている彼の崇高な魂に敬意を感じた。

もう恐怖はなかった。胸の中は、ホカホカと暖かだった。お元気で。と、彼の後ろ姿に、そっとエールを送った。

この後、新海監督映画『君の名は』のラストの階段シーンで有名な、須賀神社へ散歩がてら行ってみた。二人の登場人物が、この階段ですれ違い、ふと互いに振り返る。時空を超えた深い絆により、二人の現実がようやく交差する。奇跡の場面だ。

そんな相手に、既に私たちは出逢っているのかもしれない。この階段を見て、ふと心をよぎった人物がいれば、魂の縁深い方かもしれない。








コメント

このブログの人気の投稿

和解〜そして次なる冒険へ

透明になっていく

妖精を見た