気球に乗って

 昨日、Kさんから

中森じゅあん  さんの『だいじょうぶ』という詩を送っていただいた。

あまりに勇気づけられる素敵な詩だったため、S市のYさん(魂の兄)に送った。

Y さんとは、人生で同じような時期に同じ課題に取り組むという、シンクロニシティが頻発する関係である。知り合って一年ちょっとであるが、互いの気付きをシェアし合うようになり、おかげで学びが加速している。有難い存在だ。

Yさんからお誘いいただき、急遽、スカイプにて催眠誘導を受けることとなった。

「ハイパーインペリア」という手法だそうだ。セラピストの誘導をリラックスして聞いていると、潜在意識に暗示が入り、リラクゼーションと不安感解消の効果があるらしい。現代催眠の手法だと思われる。

Yさんの声は穏やかで落ち着いていて、聞いているだけで夢見心地になっていく。

誘導に従い、私はイメージの中で、気球に乗っている。気球はどんどん膨らんで、やがて地上を離れて大空へ浮かんでいく。一面に広がる草原に、そよ風が吹き渡り、草の揺れる微かな音、鳥の囀りを聴く。太陽の暖かさを額に感じる。気球は、大気圏ギリギリまで上昇。私は、地球のヘリを見下ろしている。大陸や、渦を巻くような雲の連なりが見える。地球は惑星なんだなあと、その大きさを実感する。いわゆる神目線となる。(超意識体験というらしい。)

キラキラした白い光を宇宙空間にイメージする。光は細かい粒子となり、ダイヤモンドダストのよう。まるで巨大な噴水のようにキラキラ吹き出している。背景の藍い空間に白い光の噴水が映えて、とても美しい。

今までも、ソマティック·ヒーリングなどで、黄金の光(癒しのためのイメージ)を想像することはあったが、今回私のイメージした世界は、かつて無いほどの輝きと美しさと繊細さを合わせ持っていた。色彩も、こんな美しさを見たことがない。潜在意識を通して、高次元レベルに連れて行かれたのかと思った。神様が居る世界は、こんな感じなんだろうか。

その白い光で全身を満たす。

特に、左胸にキラキラを集め、癒すようにする。

「今までありがとう。病気にしてしまって、ごめんなさい。たくさんの素晴らしい体験をさせてくれて、学びをもたらしてくれて、本当にありがとう!」私は左胸にお礼を伝える。

左胸からは

「2日後、手術でお別れになるけれど、悲しまないで。宇宙のエネルギーは、増えも減りもしない。私はエネルギーの形を変えるだけだから。先に光に戻っているからね。また、会いましょう。」とメッセージがくる。

左胸から、たくさんの愛を感じる。既に細胞の振動は高周波に変化しているようだ。細胞一つひとつが、神意識なのだと分かった。私の体験のために、細胞は全力で支えてくれる。私を生かすために、時には犠牲になってくれる。そして、形を変え、宇宙のエネルギー(愛)として、循環へ戻っていく。その大きな流れの一部に、私が存在している。全体の中に、過不足なく、パズルのピースのように。あるべきところにすべてはある。ただ、「ある。」としか言いようがない。

しばらくセラピストは私がイメージの中で癒されるための時間を取ってくれる。

宇宙空間に柔らかなピンク色の薔薇星雲が出現。そのフワフワの真ん中で、至福に浸りながら、浮いている。ああ、いつまでも浮かんでいられる。何千年も何万年も。宇宙のエネルギーとは、こういう意識で、満ち満ちているのかもしれない。ただ、ただ、至福。

ここまでの過程で、セラピストから不安感や恐怖心を取り除く暗示を潜在意識に語りかけていただいていた。

さらに、今回はカスタマイズで、『だいじょうぶ』の詩を後催眠暗示として入れていただいた。

Yさんの穏やかな声で「だいじょうぶ」を連発されると、もう、どんな事が起きてもだいじょうぶだと心底思えてくる。

根拠がなくても、ただ、「わたしはだいじょうぶ」ということを知っている。そんな状態になる。潜在意識に「だいじょうぶ」がしっかり刻まれた。

もし、入院中に、何かあったとしても「だいじょうぶ」と唱えれば、スッとゼロポイントに戻れるだろう。

セッション後、不安感や恐怖心がすっかり消えていた。みぞおちの重さが無くなり、ものすごく軽くなった。

Yさんへお礼にと、大祓詞を奏上させていただいた。どうやら、宇宙人の言葉ぽく聞こえたらしい。「ワレワレハ ウチュウジンダ。」みたいな(笑)

高波動の声になると、宇宙人祝詞みたいに聞こえるのかもしれないとのこと。

たくさんの魂仲間、宇宙仲間に支えられ、いよいよ出発!

みなさん、ありがとう!

行ってきます。体験を楽しんでまいります。


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