夏の夜の不思議


 本日は、ちょっと不思議な体験をしたので、箸休め的に書いておく。

昨夜、0時を少し過ぎた頃。

うとうとしていた私は、部屋がボンヤリ明るくなっているのを感じていた。

あ~もう、明るくなってきているんだ。もうすぐ夜明けかな。まだ、眠っていたいなあ。

そんなことを一瞬思い、またウツラウツラ始めたら、隣に寝ていた夫が一言。

「何で、テレビついてるの?」と。

はあ?

「見てみろよ。ほら、ついてるから。」

二人で半身起き上がり、隣の部屋のリビングに這っていった。

我が家は、あまりテレビは見ない。いつも音量設定を一番下げているので、無音だったのだが、画面は鮮やかに映っており、部屋をぼんやり明るく照らしていた。主電源はついており、リモコンで電源オフにしたままだったので、何らかの電波干渉で自然に電源オンになってしまったのだろうか。

何でテレビがついてしまったのか?

考えると怖い妄想をしてしまいそうだったので、

「まあ、きっとこんなこともあるよ。電波だもん。」と、あっさり受け入れて、寝直した。

いつもは夜明けまで静かに寝ている亀たちが、ず~っと、午前9時くらいまで興奮状態で、バタバタしていたのは気になった。

例えばだが、

地震前の地殻変動により、地下から強い電波が発生していたとか、5Gの関係とか、あるだろうか。

ナマズは、地震予知能力があり、暴れることで地震が起きると知らせてくれるそうだが、自然の生き物は、本能的に天災を事前にキャッチし、行動を変えたりしている。

地球に住まわせてもらっている限り、天災は避けられない。起きる時は起きる。その時に咄嗟に身を守れるかどうか。日頃から直感に敏感になっておくとよいかもしれない。

例えば

スマホに頼り切るのではなく、空や風、肌感覚から天気を感じ取ったり、時計が無くても寝起き出来るようになるとか。

漁師は、海が凪いでいて好天でも、「嵐がくるぞ。」と予想したりする。

私も、雨や雪の匂いはわかる。

スマホを通して世界を見ることよりも、ゴーグルを外して、直に世界を見るようにしてみたいものだ。

情報に踊らされ、皆が右へ行くから右だ!と進んでしまうと、危ないこともある。

何故か直感が、左だと強く伝えてきたため、左へ進んだことで、命が助かった。ということもある。

左脳ばかり刺激するのではなく、しっかり五感を使い、バランスよく世界を体験することが、実は精神の安定にもつながる。たまには自然の中で、裸足になり、思いっきり遊んでみたり。ただ、ただ、空を眺め、風を感じたり。味わうことだけに集中する。

気づくと、電車の中で9割の人がスマホを覗いており、今日は、道行く人もスマホをいじりながら歩いていたため、違和感を感じた。あまりに多すぎやしないか。

情報を得たり、誰かにつながることが、そんなに猶予の無いことだろうか。

時間が無い、時間が無いと、せかせか歩いている人々の、その根底にある観念は何だろう。それが集合意識となり、現実が立ち上がる。

スマホを片時も離さない人々は、恐れている。恐れがすべての原動力となっている。いつの間に、恐れを刺激され、コントロールされてしまっている。

幸せになるために、一つひとつ選択してきたはずなのに。常時スマホを覗いている人々は、エゴの幸せという幻想に振り回されているように感じてしまう。

ゴーグルを外して、空を見上げて、風を感じて、耳をすませてみて。

時には、雨に降られてずぶ濡れになったっていいじゃないか。実は滝のような雨に打たれると、メチャクチャ気持ちいいのだ。私は、笑いが込み上げてきて、大笑いしながら雨の中を歩いたことがある。小さなことなんて、ど~でも良くなる。どっしりした気持ちになってくるから不思議。

真ん中にいる自分、本質の自分、今ここにしか存在しない自分

その領域とは、直感でつながることができるから。

テレビが夜中に勝手についてしまうという出来事を書いておこうと思ったら、

結局は現代の怪談に触れてしまったようだ。


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