エゴにお休みしてもらうと

 二ヶ月に一度

読書会に、Zoomで参加させてもらっている。

参加者は、催眠療法のセラピストさんたち。

『You can have it all』という本を使って、読み進めながら、感じたことを自由に語り合う。

ちょっとスピリチュアルな内容の本なのだが、潜在意識の世界を学んでいる方々ばかりなので、体験談などは、リアルなシェアが多く、聞いているだけで面白い。

昨夜のテーマは、なぜ、アファメーションしても現実化しにくいのか?だった。

例えば、「健康になりたい!」と毎晩祈ったとしても、「健康でない状態」にフォーカスしているので、難しいのだとか。

ということは、顕在意識と潜在意識を統合する必要がある。

私たちは、ヒプノセラピーカレッジで、暗示療法を学んでいるので、催眠下では潜在意識の奥に居る、本来の自分や、宇宙の叡智の領域にアクセス出来ることを知っている。

顕在意識では、病気を治したいと願っていても、潜在意識では治したくないと願っているケースもある。(病気のおかげで○○しなくて良くなるメリットがある。とか。いろいろ。)

話の流れで、私の体験談を話した。

二年前、癌の手術で入院した時。

なぜかエゴが静かになり、本質の自分でいられたこと。愛と感謝の心であふれていたこと。入院ライフが楽しくて、幸せ一色であったこと。

そして、なぜか、退院してしばらくしたら、また思考優位になり、怖れや不安に振り回されるいつもの自分に 戻ってしまったこと。

エックハルト·トールの本を読んだところ、人は命にかかわる病気になった際に、エゴにエネルギーを回せないので、思考を強制的に静かにさせるため、潜在意識優位になる。なので、本質の自分が立ち現れるため、穏やかな人間性に変化することがある。とか。

この読書会に参加されていた催眠の先生からコメントをいただいた。

「入院されていた時、愛と感謝しか感じなかったのは、おそらく、悟りの状態だったのかもしれない。でも、その状態は長続きしない。また、元に戻ってしまう。しかし、悟りのその状態がどんな感じか、あなたは体感で覚えていて、いつでも思い出すことが出来る。だから、催眠状態になった時に、潜在意識の中にいる、本質に繋がりやすくなる。催眠体験を重ねると、長続きするようになるかもしれないね。」

確かに、入院中のあの、穏やかで、どんな小さな出来事も有り難くて、宇宙から愛のエネルギーが注がれているかのような。根拠は無いのに、私は絶対に大丈夫と知っているという、あの完璧な安心感は、何だったのか、ずっと謎だった。

悟りと言われても、自分ではよく分からない。ただ、「あるがままに在る」状態なので、その自覚が無いからだ。

後から思考を使って、あれこれ判断していくと、判断している私は既にエゴに支配された私になっている。だから、「私は悟っている」と感じる時、私は悟ってはいない。

潜在意識の世界は、深いなあ。あらためてそう感じた。

催眠の先生

萩原優医師の今朝のblogで、昨夜のことが少し触れられていたので、シェアさせていただいた。

以下は、先生のblogです。


【あなたはどんな日々を過ごしていますか】

 

昨晩は二か月に一度の

抄読会。

参加者の一人が、入院中に

楽しくて仕方がなかった、

と話された。

医療者もやさしかったし、

居心地がよかった、と

心境を語った。

 

ある人は、入院中は最低

だった、と言う。

医療者の態度は悪く、

食事もまずいしと、

次々に不満が出る。


確かに、病気の種類や

入院する病院によって異なる。


大切なのは、

どのように起こったことを

とらえるかだ。

 

ある旅人は、城壁の前に来て、

そこに座っている老人に尋ねた。

 

この城内はどんなかんじですか?

その老人は答えた。

 

「あなたが前に居た場所では

どうでしたか?


そこが楽しい場所と思えば、

この城内も楽しい場所でしょう」

 

私たちはどの様に自分の周りで

起こる事をとらえるか。

 

それは、あくまで相対的なもので、

その人の生き方の反映でもある。

 

でも、それは不変ではなく、

いつでも変わる可能性を秘めている。


催眠のことなら​​​IHC


☆追記

上述の読書会で、もう1つ話題にしたテーマがあった。お金について。

「お金が欲しい、欲しいと願っても、なぜか現実化しない。」これは、多くの方々の悩みである。

読書会でも、ある方が、そんな悩みを語っていた。「お金は欲しいです!」と、素直に心の内を表していて、清々しいなあと思った。

私に振られ、お金について、今感じることを語らせていただいた。

お金はエネルギーだと言われます。紙や硬貨に本来価値はありません。エネルギーだとすれば、自分が発したもの(波動?)が影響し、循環していくのではないかと感じます。

二年前まで、フルで働いていました。お給料は安定して入ってきていたけど、預金もしっかりできていたけど、いつも不安で、足りない足りないと考えていました。

病気になり、仕事を辞めました。収入は今までの半分になりました。

なぜか、心が豊かになりました。

やりたいことが出来るようになり、勉強したいことにお金を使うようになりました。

疲れた身体を引きずるように仕事していた頃は、お金はたくさんあったけど、欠けた部分にしかフォーカスできず、不満だらけ。大きな病気も経験しました。

仕事を辞めて、本当に自分が望むことにお金を使わせてもらうようになったら、人間関係もガラリと変化しました。ぐんぐん健康になり、病院通いも止めました。学びの喜びがよい波動になったのでしょうか。

体調もよくなり、心も穏やかになり、苦手だった掃除や料理も少しずつですが、楽しんで出来るようになりました。

フルに働いていた頃との大きな違いは、余白ができたことでしょうか。つまり、ぼんやりする余裕ができたこと。ぼんやりすると、思考が静まり潜在意識優位になります。すると、本当の自分から、ひらめきを通しメッセージを受けとることが出来ます。思考でパンパンになっていると、エゴが邪魔するので、本当の自分からの声が聞こえなくなります。

不思議なことが起こるようになりました。

例えば、「あの催眠セミナー受講したい!」と願うと、だいたいピッタリの金額が、想定外のところから入ってくるのです。

セミナー代は高額だから、学びたいけど、無理だよなあ。アルバイト代も少ないし····。でも、諦めきれず、夫に勇気を振り絞り相談。夫も最初は反対するのですが、なんか直感が働くのでしょうかね。最後には「やりたいなら、やりなさい。やりたいんでしょ。」と言ってくれます。

今は、一馬力で家庭を支えてくれている夫です。夫婦二人の生活ですから、将来の不安に備える責任もあります。あまり、わがまま言えないよなあと思うのですが、心の奥底から、「学びたい。学びたい。」と、沸き上がる思いが。

これが、エネルギーとなり、相応のエネルギーを引き寄せ、現実化するのかもしれません。

例えば、夫が急に腰痛を発症し、仕事を一ヶ月休んだ時、幸い、保険に加入していたため、思いがけない入金につながりました。その金額が、ちょうど、私が学びたいセミナーの金額とピッタリだった時は、

夫が七福神ではないかと、驚いたりしました。

無意識に、体を張って現実化してくれた夫に感謝です。

なので、今はお金について、あまり心配しなくなりました。お金はエネルギー。不要なら入ってこないし、必要なら、入ってきます。

本人が一生懸命働いて、資金を貯めるという行動を通し現実化するかもしれないし

思いがけないところから入金されるかもしれないし

タンスの引き出しを開けたら、お金が入っていた!(忘れていたヘソクリ?)なんて、奇跡もあるかも。

本物の望みなら、必ず叶うようになっている。

叶わないのは、その望みがもしかしたら思考(エゴ)によるもので、偽物かもしれません。

ポイントは、怖れをベースにした望みか、喜びをベースにした望みか?だと思います。

お金をエネルギーと捉えると、そんなことを感じました。

私が、穏やかで喜びに満ちたエネルギーを発するなら、穏やかで喜びに満ちた現実が起こり続けます。また、その現実に感謝し、喜び指数を増やしていくと·····という循環が起きています。

お金も、喜びと供に使うと、喜びのエネルギーが還ってきます。

1000円一枚に、どんな価値を感じるかも、人それぞれ。

何も考えず、無駄なものにパッと使ってしまうのか、有り難いな、嬉しいなと思いながら使わせていただくのか。

お金は、エネルギーだから、私が発した「ありがとう」を乗せて、次の方々の手へ、運ばれていき、幸せの現実化が広まっていきます。

それは、お金という姿をしてはいますが、愛のエネルギーが本質ですので、ぐるぐる循環して、皆が豊かになっていきます。

豊かさとは、お金がたくさんあるという意味ではなく、愛の循環の中にいるということです。愛は循環すると、無限に増えていきます。

そんなイメージをしています。

本日、4月24日午後4時24分で54歳になります。産んでくれた母、育ててくれた父、共に成長した姉、いつも支えてくれる夫、幸せを実感させてくれる友、私を生かしてくれる全ての存在に、心から感謝します。ありがとうございます🍀

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