有明に思う

 たいてい、日の出前に起床する。

本日は、一時間ほど、浴室やトイレを掃除し、スッキリ。珈琲を飲みながら、エックハルト·トールの『ニュー·アース』を読む。

明け方から日の出にかけての時間が、一番好きだ。

空が、藍色から浅葱色、橙色にまでグラデーションとなり、静謐な美しい時を味わうことができる。

こんな時間は、不思議と自己の内面に向かう。

私の頭の中のおしゃべりは、「何食べる?何つくる?○○行かなきゃ。○○しなきゃ。」と、急かしてくるが、

こんな早朝の美しさの中に身を浸していると、ふと、時から自由になったような感覚になる。

この感じを、和歌に残せないかな。と思い、50音、「あ」行で、やってみた。


ありあけや(有明や)

おいるもゆくも(老いるも逝くも)

うきよなら(浮世なら)

えにしたためた(絵にしたためた)

いしばしのとり(石橋の鳥)


解説

一幅の浮世絵を眺めるようなシーン

明け方の空に有明の月が浮かぶ

川に架かる堅牢な石橋の欄干に、早起きの鳥がちょこんととまっている図

有明の月は、浮世絵でよく取り上げられたテーマなので、浮世絵をイメージして歌われているのが「有明」という一言から分かる。

人生は、浮世絵にしたためられた絵を眺めているようなものだ。人にとっては、丈夫でなければと、石橋を川にかけるかもしれないが、鳥にとっては、単に羽を休めるだけの場所でしかない。石だろうが、木だろうが、レンガだろうが、関係がない。鳥は、自由に羽ばたいて、いとも簡単に川を渡ってしまうのだから。

神様メッセージ

浮世絵の世界から、自由になりなさい。現実は、意識が創り出した幻です。あなたは、川に石橋をかけるように、不安から、確かなもの(思い込みのこと)を絶えず求めて、現実を創造し続けています。橋は、石である必要は無いのです。鳥をご覧なさい。何なら、虹の橋をかけたって構わない。思い込みを手放しなさい。あなたは、本来は自由に羽ばたく大いなる意識エネルギーです。


直感で浮かんできたキーワードを組み立て、気がついたらこの和歌になっていたので、出来上がるまでは、何がテーマとして浮かび上がってくるのかは、最後まで分からない。

さて、この和歌で、私の潜在意識が何を表現したかったのか。

私たちの本体は、思考でも肉体でもなく、意識エネルギーだということ。

試しに、意識を両手の平に集中させてみて、感じてほしい。ジンジン。チリチリ。なにか感じる。

「何も感じない」と頭の中で声がしたら、それが思考なので、思考には大人しくしていてもらう。

頭を使わず、感じる手の平のなにか。これが生命エネルギー。私の正体だ。

思考が、私ではない証拠は、

「○○と、感じている。」と観測している意識があるからだ。

思考そのものが私であれば、観測はできない。観測者がいれば、そちらが私。

何となく伝わるだろうか。

身体でも思考でもない、私を感じる唯一の方法が

「いまに在る」こと。

まずは、思考と身体から、意識を切り離し、ただ、観測をしてほしい。

「いま」に在る私は、不安も怖れもなく、平安そのものだ。何も分析していない。ただ、在る。

思考を観測し

「不安だと感じているんだね」と、意識すると、不安は溶けていく。

思考(エゴ)に一体化していた意識が、切り離され、本体意識に変化するからだ。

思考にコントロールされるのではなく、思考を観察し、利用する。主従を逆転させる。思考は、ツールだ。

長年の思考癖は、なかなか抜けないが、練習練習。自転車も、練習したから乗れるようになった。今は、意識しなくても、勝手に乗れるだろう。それと同じだ。

「観測している私」を意識できたら、一歩踏み出したことになる。ゆっくり進もう。

☆本日のシンクロニシティ

1、前日に、日本語の宇宙音について、神様和歌から示唆をいただいていたため、「言霊や、宇宙音の事が説明されている本が読みたいなあ。」と、昨夜意図した。本日、駅ビルに買い物に行ったら、そんなに大きくない本屋なのに、ピッタリの内容の本が一冊だけ、目立つように平置きされていた。マニアックな内容なので、一般的な本屋には仕入れらない本だと思うのに、ビックリ。なぜ、ここに?もちろん購入した。

2、今朝、思考を観測することについて、blogに書いたが、本日一日を過ごす中で、マイナスな感情が何度か意識された。なかなか手放せないなあと、ガッカリしていたら、たまたま午後に見ていたYouTubeで、宮崎ますみさんが、ピッタリの内容を語っていて、今後どうしていけばよいか、しっかり分かり、心底励まされた。

3、100均のSeriaで発売中の、とあるものが欲しくて、どこにSeriaがあるんだろうと、隣駅の外出先で探したが見つからず。何と!地元駅前の薬屋二階が、小さいがSeriaだった。何年も住んでいるのに知らなかった。灯台もと暗し。探していたものは、無事購入できて、嬉しかった。「嘘でしょ?」と思わず叫んだ。

4、先日のヒプノセラピー勉強会で、精神障がい者への施術について、たまたまペアになった方から示唆をいただき、もっと勉強したいなあと思った。「メンタルクリニックでの現場の声など、聞いてみたい!」と、意図。一週間後の昨夜、日本医療催眠学会からのメールで、精神科女医2名による、ぶっちゃけトークというセミナーの案内が届いた。見たのは今朝。会員は無料とのこと。あまりにピッタリの内容に、鳥肌。

以上、早いものは数時間。遅くとも一週間で、意図したことが、次々現実化している。

ちなみに、意図した後は、忘れていた。(執着しないのがポイントかも。)

2022年に入り、宇宙エネルギーも、どんどん高次元化し、私達人間の霊的進化に影響を与えているらしい。物質を重要視する時代から、霊性を大切にする時代に変化し、令和になったタイミングで、宇宙の流れはUターンしたのだとか。

そのせいか、実感は無いのだが、自然な流れで、催眠療法を学ぶことになり、セッションが切っ掛けで、真我を体感することになり、今は、さとりへの道を歩もうとしている。今年に入ってからは、自分神様との対話が可能になった。そして、シンクロニシティ頻発。なんだか、変化がスピードアップしてきている。

思考が現実を創る。これ、本当のことなんだなあ。まだ、慣れなくて、ドキドキしちゃうけど、奇跡でも何でもなくて、これが人間の本当の力なんだなあ。


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