ソウルビジョンリーディング
ソウルビジョンリーディング360°対面セッションを受けてきた。
私がセラピストに伝えるのは、現在の氏名のみ。名前のエネルギーを感じて、今、必要な魂からのメッセージをビジョンを通して伝えてくれるというもの。
魂からのビジョンは、言葉を超えて「伝えたい本質」をイメージで送ってくるそうだ。自分では気付きにくい「そう思いやすい考えやすいパターン」の原因が分かって手放すきっかけをつかむ方が多いらしい。(ヒーリングサロンWhite RainbowのHPより)
そもそもの切っ掛けは、セラピストに催眠療法についてインタビューさせていただくために会うことになったのだが、彼女の美しいHPを拝見しているうちに、「今、私は、ソウルビジョンリーディングを受けた方がよい!」と閃きを得、突き動かされるように申し込んだのだ。疑いの余地なく、冬から春が訪れるような自然な流れだった。私のハイアーセルフか、守護霊様がお膳立てしてくれたのかもしれない。おそらく、あと一歩の明確なアドバイスを至急知らせたかったのかもしれない。
これは、もしかしたら、気功ヒーリングでも、催眠療法でもなかなか改善しない、胸の部分のネガティブな塊の謎にアプローチできるのかも?と、期待に胸膨らませ、嵐が過ぎ去ったばかりの新宿の街をイソイソ歩いたのだった。
リーディングの一部始終を下記に紹介する。興味ある方は、ぜひ読んでいただきたい。
対面で座ったセラピストは、目を瞑り、合掌しながらリーディングを始める。ビジョンを読み取る間は、しばらく会話が途切れる。ただ、ヒーリングも同時にされていたようで、静かな時間も心地よい。うとうとしそうになり、平和で穏やかな気持ちを味わう。セラピストは、360°の言葉通り、椅子に座る向きをぐるりと変えながら、その方向に観えたビジョンを説明してくれる。
◇要約、または原因
4~5歳の私の姿。しゃがんで一人遊び中。正面に金色に輝く存在が居る。私を守護する高次元存在だろうか。私の横に黒い影の人物。どこかに連れて行かれそうになっている。私は行きたくないのだが、行かざるをえないという感じ。相手に強く出られると逆らえない。という人生パターンの最初の場面らしい。
金色の存在から、いつも繋がっている印として金色に輝く玉を渡される。わぁ。と喜ぶ私。
◇前
星の王子様みたいに、一人用の小さな星に立っている私。空は赤とピンクが混ざったような透明な色で、満天の星が広がっている。私は、その一人用の星の際に立って、今まさに、ストンと落下しようとしている。落ちると、そこには地球があるのだろうか。私は、行きたくないなあと思って上を見たりしている。「上を見ている場合じゃないよ。行くのは下でしょ。」と何かに急かされている。
◇左
霧がかかった先に大樹。幹に扉。扉の向こうは、またまた宇宙。濃い青と紫色。道が三叉路に分かれている。今世の選択肢らしい。どこに進むか迷っていた様子。
右の道は、一人静かに瞑想し続けるようなストイックな人生。おそらく、何度もある転生で、慣れ親しんだ道と思われる。
左の道は、先にお城のような建物が見えるようだが、ハッキリしない。次元が違う世界かも。あまり経験したことのない道。
真ん中は、女性4~5人が、にぎやかに計画書(ブループリント)を見ている。楽しんでノリノリな彼女たち。「こうやって進むと、こんなに楽しいんだから。あなたももちろん行くわよね!」と誘われている私。最初は乗り気ではなかった私だが、だんだんその気になって、この道を進むことにしたらしい。計画書は5人で分担し、私は自分のブループリントを眺めて、ほぉ~。としている。ノリノリの二人は早々と出発していく。残った二人のお姉さま的存在は、私のブループリントを共に眺めて微笑んでくれている。
(これは、ソウルグループ?メイト?のことか?計画書を分割していたとは、面白い!今世、地球上のどこかに、私の仲間が4人散らばって、共に描いた夢いっぱいの人生を現実化しているのだなあ。彼女たちとは、出会っているかもしれないし、まだ、出会っていないかもしれないそうだ。私は、そのうち2人には、今年既に会ったと思う。魂の仲間と言えるぐらい人生の課題が似ているから。)
扉付きの大樹は、プライベートな大切な空間らしく、キノコ頭みたいな形の存在がしっかり扉を守ってくれている。「しっかり守っているから、安心して進むといいさ。」と言ってくれる。
◇後
夜空の星が広がる。宇宙と星に縁が深いらしい。
今世は、星の瞬き、輝きを浴びる星光浴をするとリフレッシュできるらしい。
白いドーム型のテントが3つほど。
中に、ノーム(小人、妖精?)が大勢居る。私を応援してくれている存在らしい。「助けを求めてくれればいつでもウェルカム!」と言っている。私から繋がりを感じに行くのが大切らしい。この場所は、地に着いている所。「いろんなことを地に着ける」「地に足を着けて、ここで生きていく」ことを、大事にするとよい。その手助けをするために、ノームたちが待機している。
(私は、宇宙につながり星のエネルギーを降ろすのは得意だが、地のエネルギーを感じるのは苦手なのだ。)
要はバランスだと言う。星の力を地に降ろし、土いじりをすることで、グラウンディングすると「いつも助けはあるからね。」とのこと。
家の中に、いくつか植物の鉢を置いてはいるが、せっかくなら、ノームたちも助けようと待機しているし、江戸川河川敷とかに出掛けて土手でぼ~っとしては?とセラピストからアドバイスされる。
そうしよう。
◇右
夜明け前の空。スッキリしている。おそらく、催眠療法などを通して、自分の課題に取り組んできた成果が現れているのでは?とのこと。空が白んできているので、もう日の出間近らしい。
私は、圧をかけてくる人、強引な人に、連れて行かれそうになると、一緒に行っちゃうタイプらしく、人生でこのパターンを繰り返しているそうだ。
胸のあたりが重かったり、詰まる感じがするなら、ついて行かなくていい。ネガティブ系には、もう行かなくていい。これは単なる癖なので、胸で感じて、「いいえ、結構です。」と断ると決めておくとよい。
これは、人生のテーマのよう。あっけらかんと、素直に、あっさり、感じたままを言う。オブラートに包む必要はない。そうすれば、呆気にとられ、毒気を抜かれ、相手は追って来られなくなる。
あっけらかんがあると、すごく生きやすくなる。
嫌なやつは、嫌だという気持ちを素直に出していい。
「楽しくなさそうだし。」「それをやっている自分が喜んでいると思えない。」など、ポジティブワードを一つ挟むのがポイント。
胸が軽くなる。楽しくなる。をセンサーに選択していくと、未来は·····
◇再び前
未来は明るい!
オレンジ色。やさしくて、あたたかい。すごく楽。「私、ここに居ていいんだ。好きなようにしていいんだ。人って、案外いいもんだ。安心していていいんだ。」という心境になっている。
両手を大きく広げた存在(男性か?)が、満面笑顔で「おかえり!」のようなことを言っている。
(今世で、無条件に私の全てを受け入れ、いつも笑顔で包んでくれるのは、夫かなと思う。)
金色の存在や、二人のお姉さまたちからメッセージ
「もう、既に幸せになっているじゃない。」
「幸せになってくれて、ありがとう。」
と、最初からずっと言われていたらしい。
最後に、色を取り入れるアドバイス。空の色に出てきた、透明な赤っぽいピンクや、オレンジを下着などで身につけると、色のエネルギーを体内に取り込めるそうだ。
☆☆☆リーディング後の気付き☆☆☆
胸が重く辛くなる人物は、確かに居る。関係が近いので、どうしても責任を感じてしまうのだが、会おうとすると、ものすごくエネルギーを必要とする。特に意地悪されたわけでもなく、普通に良い人なのに、何故か会うのがツラい。原因が分からず、「何故私は優しくできないんだ!」と、自分を責めてきた。優しくしたいと、何度かチャレンジもしてきた。その度に、空回りしていた。
セラピストからアドバイスをいただく。
「その人はその役割をしてくれているだけですよ。」
ハッと目が覚めた気がした。そうか!そうだったんだ!ストンと腑に落ちた。
ビジョンで指摘されたパターンを克服するために、その人は、私にとって、重く、胸が詰まるような存在でいてくれて、いつも練習させてくれたんだ。
今までの私は、世間体や常識に振り回され、好い人と思われたくて、圧や強引さに屈服してきた。
セラピストは、優しいからではないか?と言ってくれたが、単に、優柔不断でビビりで、いい格好しいな性質だからだと思う。
最後に語られた美しい未来を実現したいなら、私は、もうこのパターンから脱しなければと思う。
そして、なかなか氷解しない胸の塊の謎が解けた。この塊は、「罪悪感」だ。優しくできない自分を責めるネガティブエネルギーだ。罪悪感を感じてしまったら、そこに光を送るイメージをするとよい。そのうち気にならなくなってくるそうだ。
これは、難解だった。常識では、どんなに苦手でも近しい人には理想的な接し方がある。儒教的教えというか。
言うことを聞かない心が理解できなくて、行動を起こしてもエネルギー状態は悪くなるし、行動を起こさなくても、自責の念で苦しくなるし。ずっと辛かった。
同じアドバイスでも、単に言葉で指摘されたら、なかなか改善には結びつかなかったと思う。実感が少ないから、その時は、自分を変えようと思っても、きっとすぐに忘れて、元の自分に戻ってしまう。
しかし、美しいビジョンと共に伝えられると、そのイメージが脳裏に焼き付くのと、おそらく潜在意識でセラピストと繋がり、世界を共有しているので、未来の自分を感覚的に味わうことができる。そのおかげで、インパクトが強い。真っ直ぐにストンと、心の大切な部分に魂からのメッセージが届けられる。
この感覚は、なんだろう?
めちゃくちゃ素直になり、澄みきった気持ちになっている自分に気づくのだ。
リーディングとは言うが、クライアント本人も、自分の魂に繋がる体験をさせてもらえたのではないかと思う。
30年近く燻っていた悩みの謎が解けた。これからどう生きていけばよいか具体的なアドバイスもいただき、「どんと来い!」と前向きな気持ちになった。
ああ、軽い~。胸が、あの固い塊が、柔らかくなっている。素晴らしい体験をさせていただいた。
そう言えば、克服すべきテーマは分かったが、私の魂の本質を聞くのを忘れていた。まあ。でも、ビジョンを観ていればなんとなく分かる気がする。全体を貫くのは、「宇宙と星」。魂の故郷はきっと星空の彼方にあるのだろうなあ。星の王子様みたいなビジョンは、お聞きしていて、涙が出そうになり、胸がキュンとした。本当はずっと、あの美しい星に安住していたかったのだと思う。でも、きっと私は、魂をさらに成長させたいと思った。優柔不断でビビりな私が、死ぬほどの勇気を振り絞り、エイヤっと地球へ飛び降りた。その瞬間の気持ちがすごく伝わってくる。背水の陣で頑張ったんだなあと思う。あの時の勇気があったからこそ、私は地球で数えきれない転生を重ね、課題に一つひとつ向き合ってきた。ひと皮剥けて、一回り大きくなり、ひときわ輝く魂になるために。私の魂さん、がんばってくれて本当にありがとう。おかげで私、今、とても幸せです。
セラピストの 宇多 未土 様
ありがとうございました。
IHCの、大先輩セラピストでもあるが、出会えて本当に良かった。宇多さんは、伝わってくるお人柄が、実にハンサムで、「姉さん!」とお呼びしたくなる、爽やかな女性。地球ライフのエゴの部分も「それがいいのよ!」と豪快に笑う懐の広さに、とても気持ちが癒された。
ソウルビジョンリーディングに興味ある方は、ぜひ、HPをご覧いただきたい。ブログやYouTubeもぜひ!おすすめです。
ヒーリングサロン
White Rainbow
https://white-rainbow.com/
追記
宇多さんから、「もしかしたら練習のために、お試しが来るかも?」と言われた。
つまり、圧をかけ、強引に私を操作(利用?)しようとしてくる人が現実に現れるということ。
そこで、ふと思い出したこと。あれも練習だったのかな?
数日前、アルバイト先で、無心になり、本を書架に戻す作業をしていた時、あまりに集中しすぎたのか、うっかり、通路の狭い位置にカートを停めてしまった。人一人ぐらいは通れるが、他のカートは通り抜けられない。
正職員さんに、咎められ、ハッと我に帰った。確かにそう。配慮が無かったと反省し、すぐにカートを移動させた。もう二度と同じことをしなければ良いはずなのだが、私はいたく傷ついた。なぜなら、その方は、しきりに頭を傾げながら、「信じられない。何でこんなことも分からないんだ。」と感情を顕にして通過して行ったからだ。
全て自分が悪い。ぼんやりしていて、周りが見えていなかった。と素直に反省しつつも、心は重くふさいでいった。その職員の重く荒いエネルギーを一身に受け取り、萎縮してしまったからだろうか。常識的に動けない自分が情けなく、つい自分を責めるモードに入り、ハッとする。二度と同じことやらなければいいだけだ。不必要に自分を責めて苛める意味は無いのに。
ここで、私の思考パターンに思いを巡らせた。思春期の頃、親の思う通りに動けなかった時の悲しみが甦る。親の怒りが収まらなくて、1ヶ月無視されたこと。人の要望通りに動けないと、こんなに存在を否定されてしまうのだという恐怖がしっかり身に付いている。そんな時は、もう二度と同じ過ちを犯すまいと、自分を叱咤してきた。絶えず緊張し、周りに気を配り、相手の望みを言われる前に汲み取り、先回りして動けば、こんな悲しい気持ちを味わうことは減るにちがいない。もう条件反射的にそう思考が動くようになってしまったのだ。
もちろん、社会に出てから「よく気が利くのね。親御さんの躾がきちんとしていたのね。」と褒められることも多かったが、かえって自分本位な正義感がやたら強まり、職場の同僚を苦しめた時期もあった。親と同じことを他人にやっていたのだ。この点は、大きな病気を経験し、思うように動けない心身を抱えるようになり、初めて他人の痛みを理解するようになった。こんなことも出来ないの?分からないの?と、誰かをバカにしたり蔑めば、いずれ必ず自分に返ってくるのだ。それを学ぶために私には必要な体験だったと思う。
荒い感情を放ちながら通過していった彼女を鏡として見るならば、かつての自分の姿だなあと思わされる。気持ちよく、心地よくを選択して生きるなら、私はどうするだろうか?想像してみる。
「カートをこっちに置いた方が、通りやすくなるかもよ?」そう、優しく声がけするだけでいいんじゃないかな。それで相手が変わらなくても、仕方ない。その人が変わりたいと自分で決めなければ、他人を変えることは出来ない。一回言ってダメでも、何回も声がけすればいいんじゃないかな。もちろん、大きな声や不機嫌な態度で相手を怖がらせた方が変化は早いかもしれない。今までの教育や社会の仕組みは恐怖で人をコントロールしてきた歴史だ。その枠組みから、私は離れたいと願っている。
「もう、ネガティブ系について行かなくてもいい。」という、ソウルビジョンリーディングからの魂メッセージは、私が発する言葉や、思考癖にも思い到らせてくれた。
既に、練習のためのお試しが来ていたんだなあと分かって、ちょっと笑ってしまった。今後も、荒い感情を放ちながら、私の思考をコントロールしようとしてくる人に出会うだろうが、「あ!お試し来た!」と捉えて、楽しく練習させてもらおうと思う。
相手役の皆様には、感謝しかない。実地で学べる現実創造に、ありがとう。
魂は、人と人の関わりの中で、切磋琢磨されていくのだなあ。面白いなあ。
さらに追記
セッション3日後の気付き
当日以降も、潜在意識下で、じわじわ変化が起きている。忘れた感情を取り戻し、浄化されている感覚。
ビジョンリーディング冒頭の、4歳くらいの私を連れ去った影の人物のことで、心当たりがある。セラピストによると、親ではなく、他人とのこと。大人にとっては、何気ない普通の行為なのだが、小さな子どもにとっては、物凄いインパクトとなり潜在意識に刻み付けられ、人生パターンを作り上げてしまう。
そのシーンは、たぶん、幼稚園の先生が一人遊びしている私を迎えに来たのだと思う。「遊びの時間は終わりましたよ~。お部屋に帰りましょうね。」とでも言われたのだろう。幼い私は、まだ遊びたいのだが、権威(ここでは大人)に従う方が、この世界で生きやすいと思ったのだろう。本質の輝きではない方向に舵を切った原初体験ではないかと思う。地球では、輝きを制限する不自由を体験しに来ていたわけだから、「こっちに行っていいんだよね。」と、恐る恐る足を踏み出した感覚だ。
関係あるのか分からないが、幼稚園の時に、強烈な体験をした記憶がある。
遊びの時間。いつも通りに園庭で一人遊びをしていた。夢中になりすぎて、気づいたら、周りに誰も居なくなっていた。いつの間に遊び時間が終わり、先生も友達も全員、お部屋に入ってしまい、滞りなく次の時間が始められている。
慌てて無人の庭を走り、部屋に戻った。下腹がギュッとして、緊張と心細さ、不安、悲しみ、味わったことのない妙な焦りに、お漏らししそうになる。
部屋に入っても、誰一人、私の不在に気づいていなかった。私一人居なくても、日常は何の影響もなく進んでいくという残酷さに打ちのめされ、私はその場で大泣きしたのだった。先生がビックリして、訳を尋ねてきたが、私はまさか「先生も皆も、私の存在を見事に忘れちゃったことが悲しい。」とは言えず、ただ、お手洗いに行きたいと言って泣き続けた。先生は、訳が分からず困った顔をしていたように記憶している。
その時、私はこう思った。
大人の言うことをきちんと聞いて、皆と一緒に行動していないと、私は、この世界から抹殺されてしまう。存在が消えてしまうのだ。と。
今思えば、ただ、照れ臭そうに部屋に戻り、「ああ、ビックリした。私、集中力あるんだなあ。」くらいで済みそうな出来事だが、小さな私は、自己存在を揺るがされるような大事件と捉えてしまったようだ。
大人の言うことを聞いて、周りと同じように動くこと。
このことが、この世で存在を許される必須条件であると潜在意識に刻みつけてしまったのだろうなあ。
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