前世療法~宇宙編

 本日は、ヒプノセラピーカレッジの退行催眠コースをZoomで受講した。

取り急ぎ記録しておく。

今回も実技前のデモとして萩原医師にセッションしていただけることになり、(今回はじゃんけんで選ばれた。)我ながら運の強さに、感謝した。

現時点での気がかりなことは、母との関係だったので、母との前世を見る意図をした。もし、母と前世で関係が無くても、何も見えないわけではなく、潜在意識が必要なものを見せてくれるそうで、安心してくださいと、萩原医師から説明された。何かは見えるんだなと、楽しみで、ワクワク、マットに横になった。デモンストレーション役なので、録画され、受講生達の復習に役立てられるらしいが、恥ずかしい気持ちは感じなかった。私の前世でよければ、どんどん見てくださいな。という気持ち。

順調に催眠誘導され、花畑でいい気持ちになったところで、Zoomの通信が切れてしまった!パソコンを再起動するも、なかなか蘇らない。先生やスタッフさん、皆様に本当に迷惑をかけてしまった。今、思い返しても泣きそう。皆様、あたたかく、辛抱強く、私がZoomに帰れるまで待ってくださり、頭が下がる。

急きょ、タブレットでZoomに入り、セッションを再開。さすが萩原医師。三つのカウントで、私はスムーズに花畑に戻れた。セラピストは、何が起きても慌てない。ど~んと構え、起こることすべて受け入れてくれる頼もしさが感じられるので、私は、罪悪感に引きずられることなく、気持ちを切り替えることができた。既にここまでで、沢山の学びをいただいた。トラブルに感謝である。

ここで、少し補足

前世は、ありあり映画のようにイメージできる人は10%らしい。感じ方は人それぞれ。見えないからとがっかりしないでいただきたい。音が聞こえたり、肌で感じたり、ぼんやり見えたり、いろいろだそうだ。私の場合は、おでこのあたりにカラー映像が映し出される。音は聞こえない。相手が何を言っているかは、心に浮かぶので、テレパシーかもしれない。

なので、潜在意識が見せてくれた映像をそのままここに記録する。潜在意識が私に伝えたいことを擬人化したり、イメージしやすいように脚色されたりしている可能性もあるので、前世が真実だとは言うつもりはない。しかし、その映像を見た私が、何か、腑に落ちて今後の生き方に反映させられたなら、退行催眠は療法として、とても有効だと思う。

前世への階段を10段降りていく。降りた先は前世のはずなのに、30cm四方の狭い空間に出た。目の前に扉。扉を開けると宇宙だった。浮いている。私に体が無く、エネルギーとして浮いていた。「楽しい」という気持ち。

ここで顕在意識が邪魔してきた。「このまま進むと、人間の前世にならない。皆に迷惑をかける。戻ろう。」セラピストに、元の場所へ戻してもらった。

また、扉前の狭い空間に戻った。誘導に従い、自分の姿を確認する。

裸足、白い服、膝丈、長袖ワンピース、ツルツルした素材、金色のベルトのようなもの、長細い顔、銀色のギザギザした髪、そして·····緑色の顔、男性らしい。名前はミラ

ああ、地球人じゃない。どうしよう。顕在意識がストップを促してくる。模範セッションにならないので、受講生に迷惑をかける。

しかし、セラピストは、クライアントの潜在意識から出てくるものは判断せず全て受け入れる。必ずそこにクライアントの答えがあるからだ。それを思い出し、セラピストを信頼して、顕在意識を遠退けた。進めるところまで見てみよう。稀な例外として、ほんの少し役立つかもしれないし。

葛藤しつつ、気持ちを落ち着けて映像を見ていく。

ミラさん、自宅に帰る。白いドーム型の小さな建物。四角い窓らしきものがあるか入り口は見えない。そのまま進むと内部に入る。中は家具も何も無い。シンプル。奥に、金色のボタンが並ぶマシーンらしきもの。入力装置らしい。食事が必要な生物ではない。家族はいない。旅の途中で一時帰宅し、また出かけるらしい。情報収集の任務らしく、体験したことをマシーンに入力するために帰宅したらしい。

場面が変わる。

赤い岩がゴツゴツした、荒涼とした大地。遠くに人々か集まっている。自分は一人、岩の上に立っている。風が強くて、衣服が激しく前方になびいている。

何かの白い乗り物に乗り、飛び立つところ。乗り物は、大型から小型まであり、私が乗るのは10人用。「地球へ向かう」と言う。

窓が無いのに、外の景色や、今どこを飛んでいるか分かる。大きな光る天体に向かい宇宙を進むと、地球が見える。

地球から距離を置いて止まる。これから30年間、地球を観察し情報収集する。地球にはこれ以上近づけない。決まりがあるという。

「地球は、前はもっと美しかった。今、元気が無くなっている。」と、ミラさんは心配している。地球をとても愛していて、地球時間で何十年も見守ってきたらしい。

情報収集の任務を終え、自宅に帰る。外に出て、光の平原のようなところを歩く。「任務が、終わりほっとした。」と言っている。

ミラさんは、やがて、大きな光の存在に一体化する。

光の存在は、数えきれない沢山の個性(魂?過去と未来世?)を抱えていて、手のひらから、何本も指が出ているように、過去、現在、未来、すべてはある一点に畳み込まれているような、どれが先でどれが後の時代とかは無く、時間の概念が通用しない。みんな同時に繋がり、関係している。

手のひらが、光の存在だとすると、私が親指で、ミラさんが人差し指、他の指も、違う時代に違う国(宇宙も含め)に生きるエネルギー体として、様々に体験している。

例えば、親指の私が、地球上で母との関係に悩んだり、悲しんだりしていても、光の存在は、その体験全てを肯定して受け入れる。感じる感情、記憶、何もかもが貴重で、輝かしいと感じている。

ミラさんからメッセージをもらう。

「地球は美しい。私は地球を愛しているが、地球へ近づくことは出来ない。見守る役割だ。あなたは、地球で、その美しさを存分に味わって、たくさんの感情を感じて、楽しんでください。地球を味わうのが、あなたの役割です。」

ミラさんから、あまりに大きな深い愛を感じて、体が震えた。人間個人を越えたスケールの愛の波動であり、地球すべて(人、動物、植物、鉱物、微生物含め)を慈しんでいること、調和バランスをいかに計っていくかに心を向けていることが伝わってきて、涙があふれた。そして、私には私の役割がある。ミラさんがマクロ視点とすれば、私はミクロ視点だ。どちらの視点も宇宙では必要であり、どちらも大切だから役割分担している。私は人間として、地球の片隅でひっそり生きているが、その一人が、地球の美しさを噛みしめ、味わって、愛を注いで生きることで、地球も宇宙もイキイキ輝く。ミクロの私たち一人ひとりが、大切な存在なのだと分かった。不要な存在など一つも無い。それぞれが大切な役割をこなして、調和に向かっている。

宇宙は、シンフォニーだ。

楽器は私たちであり、指揮者は、あの光の存在なのか。それとも、光の存在を奏でさせる大きな指揮者がさらに外にいるのか。

壮大な入れ子構造(マトリョーシカみたい)の世界観に、圧倒された。

私が、退行催眠で、気付きを得て、生き方を変えたとすると、過去のミラさんや、未来の誰かさんや、光の存在が包含するすべてのエネルギーに影響する。だから

「メッセージが伝わって良かった!」とミラさんは喜んでいた。

誰かが気付きを得て成長すると、みんなも成長する仕組みらしい。もしかして、シンクロニシティが起こるのも、成長の合図かもしれない。

不思議な前世体験だった。

追記

一晩経過し、さらに気づいたこと

☆ミラさんは、何かのマシーンに体験したことを情報として入力していた。任務という言い方をしていたが、ミラさん視点での体験を皆にシェアする役割という意味かもしれない。

アカシックレコードには、宇宙すべての情報が書き込まれ保存され、必要な場合は、引き出して利用することができるらしい。宇宙図書館と表現することもある。そこには、私のような個人の歴史も保存されている。体験と感情を記録しているらしい。宇宙には個人情報保護の概念は無く、情報はオープンにされる。

ミラさんの情報収集や入力は、もしかしたらアカシックレコードのことをイメージ化したのかもしれない。

また、私はこれから本を書こうとしているが、私のミクロ視点での地球体験や気付きを記録するもので、出版されれば、不特定多数の方々と情報をシェアすることになり、もしかしたら図書館に保存されるかもしれない。ミニアカシックレコードだ。ミラさんが、宇宙で行っている「任務」と同じことをしようとしていて、面白い。今の私に一番影響を与えているのは、ミラさんだから前世として真っ先に出てきたのだろう。

☆母との関係について

そもそも、母との関係を意図して前世療法をお願いしたのだが、母は、全く出てこなかった。潜在意識は、なぜマクロ視点の宇宙前世を見せたのだろう。母とのコミュニケーション改善を願ってのことだったが、何だか、気が済んでしまった。数えきれない個性を包含する光の存在を感じて、「地球に人間として生まれた役割は順調に果たしてきている。」とストンと納得できた。つまり、人間関係に悩んだり、傷ついたり怒ったり泣いたり笑ったり。あらゆる感情を味わいたいのである。それが楽しい。全てが貴重な体験であり、そこから気付きを得て成長していく過程がワクワクするのである。だから、光の存在からメッセージがあるなら、「あなたを楽しみなさい。」の一言。それに尽きる。

☆宇宙の入れ子構造

私が見たイメージを例を使い説明してみる。

源(サムシンググレート)が宇宙を創り、その中に地球という星があり、地上に人間などの生物が存在し、調和し循環して生きている。

入れ子の中に入ると小さな宇宙がある

人間の身体=宇宙

脳=サムシンググレート

大腸=地球

腸内細菌=人間などの生物

善玉菌、悪玉菌がバランス良ければ、大腸は健やかに機能し、身体全体も健康。もし悪玉菌が増え腸内のバランスが崩れると、腹痛が起き下痢で腸内が浄化され、バランスを取り戻す。身体にはバランスを整える自然治癒力があり、自浄能力が備わっている。

つまり、地球上の調和が崩れれば、自浄作用が発動され、地球は健やかさを保つ。下痢が地球上で、どんな現象を起こすのかは、過去の地球史より推察できる。

人の一生は儚い。人間が起こす戦争や環境破壊など、地球から見れば、ほんの一瞬の腹痛に過ぎず、自浄作用によりスッキリすれば済む話。宇宙から見れば、100年など、自覚できないくらいの一瞬間の出来事だ。

自分の身体の中にも宇宙があり、星があり、無数の命を宿している。腸内細菌の働きを知っていれば、バランス良くあってほしいと願うだろう。まあ、たまに腹痛起こしたとしても、そんなこともあるよねくらい。これが、源の気持ちに近いかもしれない。

そして、細菌の中にも宇宙があり·····以下、入れ子が続く。逆もしかり。この宇宙は、未知の巨大な存在の体内にいる小さな細菌なのかもしれない。

私の体内で、細菌たちが、恋愛したりデートしたりしているのかもしれないと想像すると、自分の身体がとても愛おしく感じられた。

コメント

  1. 陽子さん 催眠療法の素晴らしさを書いて頂き、感謝です。催眠療法というか、潜在意識の無限の拡がりと美しさを感じさせて下さりありがとうございました。

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