窓から鍵を捨てる~夢療法
(写真:上野 不忍池の蓮 7月19日撮影)
今朝方、不思議な夢を見た
窓が一つしかない狭い部屋にいる
一人
夜なのか、暗い
オレンジ色の灯りがついている
工場の一室みたいに、無機質
古く、コンクリート剥き出しの壁と天井
テーブルくらいしかない
無駄なものが何もないシンプルな部屋
私は、壁に作り付けのキーボックスを開けて、中に下がっている鍵や、付属の金属までをも取り外す
窓を開ける
小さな窓
よく、トイレや風呂場にあるような、外側にパコっと下をスライドして開けるタイプなので、外はよく見えない
真っ暗な闇に向かって、手にした鍵や、金属類を放り投げる
そびえ立つ高い建物で、外に出られないのが分かっている
ただでさえ、何も無い部屋なのに、何処を開ける鍵かも分からないが、潔く窓からポイっと捨ててしまう
要らないものが残っているとスッキリしないからか、キーボックスの中の金属部分も外して、ポイっと捨ててしまう
静かな心境
その時、どこからか声がする
天の声か
「○○星では、金属は再利用される。」
(○○の部分は、聞いていたのだが、目覚めた時に、忘れてしまった。惜しいことだ)
窓の隙間から下を覗く
暗闇で、ショベルカーみたいな重機が動いている
地面に捨てられたゴミから、金属を選り分けているらしい
他の生命体の存在はまったく感じられない
ここで目が覚めた
夢は、超意識からのメッセージだと言う
分かりやすいように、シンボル化して、今必要なことを、伝えてくる
エドガー·ケイシーのリーディングによる夢療法に興味を持ち、昨日、本を取り寄せたばかりだ。
まだ、読んでいないので、前半は、自己流の解釈をしてみるが、本を読んで新たな解釈が判明したら、後半に追記する。
高い建物の上層部の小さな部屋は、私の頭を表しているのではないだろうか
頭は、脳。私の記憶を司る部屋
部屋がシンプルでほとんど何も無いのは、だいぶ掃除されてスッキリしていることを表しているのかも。ただ、古びているのが気になるが。
窓が1個しか無く、辛うじて隙間が開けられたのは、眉間にある第三の眼ではないか。あるいは第六チャクラ。宇宙に繋がる眼。
窓の外の暗闇は、夜。
薄暗いがボンヤリしたオレンジ色の灯りは、私の現段階での目覚め(覚醒)度合いかもしれない
高い建物に閉じ込められていると感じたのは、肉体に閉じ込められた魂を表現したのだろう。自由が無い感覚。しかし、静かな心境であり、ここから脱出しようという気持ちでも無いので、地球での繰り返される転生を喜びでも悲しみでもなく、淡々と受け入れている感じ。分かってて、ここに居る。自ら希望して閉じ込められている。
窓から鍵を捨てる象徴的な行為だが
何を表現したかったのだろう
鍵は、転生で培った経験による人類の知恵ではないだろうか?時代を上手く切り抜けるために、困難という扉を、知恵という鍵を使って開いては、次の世界に歩みを進めてきた。その都度GETしてきたモノの象徴。
しかし、もうその鍵は要らない。その小さな部屋にある金属までも、すべて外し、窓の外へ放り投げる。
鍵(経験による知恵)や、他の細々した金属部品(経験に伴う感情だろうか)は、宇宙では回収されて、再利用されている。捨てられたゴミの中から選別されている光景から、何らかの意識が必要に応じて選り分けているのだろう。
つまり、宇宙根源から分離して、個性エネルギーを持った魂として、何処かの星に転生する際に、選択して意識に取り込み、前世記憶として、利用していく仕組みを説明している。マニュアルみたいなものか。
宇宙の様々な星で転生を繰り返した魂は、最終的には宇宙根源(絶対無限の存在で、意識はあるが善悪の判断は無い。)に溶け込んで、溜め込んできた経験を手放し、個性は消えていく。
今朝の夢は
「あなたの地球転生は、今回が最後ですよ。」
そんな超意識からのメッセージではないかなと思う。部屋が古びていたのも、転生を繰り返しすぎて、魂が古びてきたことを示しているのではないか。そろそろ、新しい綺麗な部屋に引っ越す潮時か?夢の中の私は、部屋を出る気持ちはさらさら無かったが、鍵を捨てちゃってるので、体験により得た全てに既に執着していないということか。根源に帰る準備進行中ということかも。
今後、地球上で何が起きたとしても、喜びや、悲しみを感じたとしても、体験から得た知識が増えたとしても、それらは、いずれ宇宙へ放出され、私は全てを手放す。空っぽになる。個性が消える。
しかし、それは惜しいとか、個性の体験に執着するようなことではなく、別の新たな魂の転生への門出に、贈られるギフトになるわけだから、無駄にはならない。
元々、私たちは、生命体も無機物も含め、全て宇宙根源の一つの意識から分離した。宇宙にある全ては、元々一つ。そこに帰ることは、自然な循環だ。
不思議なくらい、フラットな気持ちで、鍵を窓から捨てていた私を思い出す。この地球を旅立つ瞬間をシンボルを使って見せてくれたのかな?と思った。
以上が、自分の分析
以下は、追記
夢療法の本から得たキーワードの意味
☆夜
休息と振り返りの時。成功不成功にかかわらず、これまでの活動を終わらせ、次に繋げるための反省と吟味を加えます。外に目を向けても明確な判断材料は得られません。一人静かに内省し、十分休養を取ります。また、今後確実にやってくる好機を活かすために、気力と体力がととのう時機を逃さないように。
☆窓
外との関わり、つまり人との関わりに神経質になり億劫になっています。心の奥ではやはりひとりは嫌だ、人と関わりたいと心が動き始めていますが、心の準備が調うまで、今の自分を認めてゆっくり待ちましょう。無理に飛び出さなくても誰かが尋ねてくるかも。
☆鍵
本質を見抜く力。打開策。鍵を持っているなら、解決策は手中にあります。
☆金属
持って生まれた特質。鍛えてさらに強くなるもの。我慢強いか頑固。無感動を表すことも。
☆部屋
あなたの内面の状態を表します。乱雑な場合はまとまりのない考えを。異質な配置になっている場合は、実際的でない考えを表します。知らない部屋なら、あなたの未知の可能性、まだ手掛けていない才能を表します。
☆塔
塔は第六、第七の上部のチャクラを表します。物事を見通す精神力、霊力が第四チャクラのチェックを得て、現実生活に生かされているかどうかを確認して下さい。塔に幽閉されている夢は、知性だけの世界であなたが物事を処理したがっていることを示します。塔の夢は自己満足の世界を表すこともあります。
以上☆のシンボルを総合的に読み解くと、自己流解釈に通じるものも多く、直感から得たメッセージを一番拠り所にしても良いのだと納得した。
シンボル辞典だけを使うと、まったく逆の解釈にもなってしまうが、今回、夢の流れを方向付けているのは
「金属は再利用されている」という天の声だろう。この言葉は、揺るぎ様もない、一番のポイントだ。
2日前の夜、私は宇宙に質問を投げ掛けていた。今朝の夢は、その回答だと感じた。
ある方が、言っていたのだが、宇宙はいつも私たちを見守り必要なサポートをしてくれている。しかし、善悪の判断が無いので、例え私たちが苦しんでいても、宇宙は「その経験を楽しんでいる。」と判断してしまう。私たちが、手に負えない困難に合った場合は、素直に宇宙に助けを求めてよいそうだ。言葉にして、「助けて」と伝えないと、宇宙は気がつけない。また、自由意思の法則があるので、不用意に手出しができないということもある。
そんな事を知り、困難な状況を明確に宇宙へ伝えてアドバイスを求めてみようと思った。本当に答えが来るかどうかも実験したかった。
私の質問
「親との関係にずっと悩んでいる。頑張って関係を続けていても、ある段階でエネルギーが枯渇して、距離を置くという繰り返し。それを40年近くズルズル続けている。このままで良いのか。気力を振り絞って親が喜ぶことをし続けるべきか。今は、気力が無く、親に会えない状況にいる。私に分かりやすい形で回答をください。」
宇宙に質問を投げ掛けたが、そのまま忘れてしまった。それとは別に、その日の朝読んでいた本に、夢療法のことが書かれていたので、興味が出てAmazonでポチっとした。この段階で宇宙への質問と夢療法が関係してくるとは全然意識していない。
昨夜、夢療法の本が届き、意味深な夢を見たのが今朝のこと。宇宙に仕組まれたとしか思えない。
「窓」のシンボルによる解釈が、直接的な回答だろう。
心の準備が調うまで、今の自分を受け入れてゆっくり待ちましょう。
いずれにしても、親との確執による体験は、私の頑固者の性質や、思い込みなどの強固な執着を手放すために起きている地球Lessonだ。私が私に課した、おそらく最後の課題。
今は、頭部を使い、スピリチュアルから医学的見地まで、さまざまな知識を取り込んではいるが、まだ、現実に活かす時期ではない。最終的には、ハート(第四チャクラ)を使ってすんなり解決するのだろう。自分の成長を信じてエネルギーが満ちるのを待とう。
しかし、天の声の「再利用されている」には、笑った。
どんな経験も感情も、無駄にならない。最後には手放すものだから、一つの現実やネガティブな感情にしがみつくことなく、軽やかにいろんな体験を楽しんでいらっしゃい。
と、宇宙からメッセージを受け取ったような気がした。
(『究極の夢辞典 夢は神さまからの最高のシグナル』坂内 慶子 著 コスモ21出版 を参考)
(写真は、7月18日の夕方の空 夫が撮影したもの。他の人も、「空に龍神出現」と騒いでいた。夫は、鳳凰にも見えると言っていたが、神秘的な夕焼け空だった。)
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