退行催眠療法体験~なぜ私は腰が低いのか

 本日、退行催眠療法を受けたので、記録しておく。

☆テーマ

私には腰が低いという性質がある。もっと自分をありのままに出して、自信を持てたらと思うが、どうしても人の顔色をうかがって、下手に出てしまう傾向から抜けられない。その原初の場面を体験して、理由を知りたい。

☆安全地帯

水仙の群生。木がまばらに生えている土手が見える。土手向こうは川のようだが水の流れはそこからは見えていない。

☆幼少期の楽しい場面へ

パステルカラーのピンクとレモン色の光に満ちた明るい場所に、透明な私が浮いている。

退行しすぎて、生まれる前の世界にでも行ってしまったのか?魂の世界のようだ。

左上に、植物の弦で編まれた吊り橋のようなものがかかっている。ここでは、まだ意味が分かっていない。後から、橋の意味が判明する。

☆テーマにかかわる幼少期の場面へ

白い犬のぬいぐるみと、滑り台が見えている。自宅の一室。やっと歩けるようになったくらいの年齢か。2歳くらいの私。室内用滑り台を前に、悩んでいる。

「いつもは、ママが見ている時に滑り台を滑る。今、ママはここにはいない。滑りたいけど、ママが居ないから、滑らない方がいいのかな。」

こんなに小さな子供なのに、もう、行動にブロックがある。両親は、特に私の行動に対し、ガミガミ言ってきた記憶は無い。おそらく、私がここで一人で滑り台を滑ったとしても、両親は気にしなかっただろう。なのに、この小さな私は、「ここで、やりたいことをやって大丈夫なんだろうか。正解だろうか。誰かの指示がないと動いてはならないのではないか?」と悩んでいる。このブロックはどこで身に着けたのだろう。今世ではなさそうだ。

☆誰かに相談してみる場面

セラピストから、「ママに相談してみる?」と聞かれるが、「ママに聞いても、理由は分からないと思う。」と小さい私はきっぱりと言う。「さっき行った、生まれる前の場所に居た私の魂に質問したら何か分かるかも。」と思いつく。

中間世(魂の居る場所)の私を呼び出す。なぜ、こんなに行動に対して既にブロックがあるのかという質問に対し、ビジョンで回答がもたらされる。

上空から、下界をながめるような視点となっている。下の方に、海か湖?が見える。水面は、パステルカラーのピンクと水色が混ざっていて、とても美しい。真ん中に、下半身を水に浸した、真っ白い観音様が見える。観音様は合掌している。観音様は何色にも染まっていない。

このビジョンから伝わって来たことは、湖の水は、「制限」であるとのこと。プールの水中ウォーキングを思い出してほしい。水中を歩くと負荷がかかり、歩きにくい。でも、ゆっくりでも歩き続けていると筋肉がついて健康になる。それと同じ。「制限」はもともと私たちを苦しめるためにあるのではない。愛のエネルギー。たくさんの負荷を味わいながらゆっくりゆっくり歩く。歩く速度がゆっくりになるがそれが力になっていく。私たち人間は、わざわざ「制限」をアイテムとして携えて人生を生きることで、負荷を味わう。そこから得るものは、魂に筋肉がつくということ。つまり、効率的魂の成長ということにつながるのだ。だから私たちの魂はわざわざ湖(制限)に入ったわけだ。魂の本質のままに楽しんで生きることを選択しなかった。本質にわざわざ負荷をかける。本質のやりたいことをパ~ンとやってしまうのは簡単なので、なかなかやれないようにわざわざしている。成功や失敗もあるし、喜びや落ち込みもある。そのひとつひとつが波紋になり、拡がる。一歩進むとまた波紋がふわっと広がる。魂の世界から見るとすごくきれいなのだ。本人は苦しんでいるのだけれど、表層は辛いかもしれないけれど、本質から見た世界は美しいのだ。

魂は、「あなた自ら選んでそこに入りましたよね。」と言う。「ここから見るととても綺麗よ。」と。ここから何に気づき何を学んでいくのかは、このまま歩んでいくしかない。

「私が答えを授けるのではなく、貴方が新たに見つけるもの。」「最初から答えがあるわけではない。これは宇宙の誰も知らない。新しい、まっさらなところで、あなたが答えを見つけることが宇宙の喜び。」と、解説が続く。

湖の中に下半身を浸し、水の抵抗を感じながらゆっくり歩いている観音様の姿が下のほうに見えている。観音様が動くと、波紋が広がる。その光景がとても美しいのだった。観音様の姿は、本質の(魂の)私たちの姿だということが伝わってくる。ちなみに観音様というのは、私の創り出したイメージであり、純粋な本質の姿という意味でとらえていただきたい。マリア様でも、瀬織津姫でも、天使でも、何でもよいのだ。水(制限)とは、思い込み、観念、ブロック、社会のルール、常識、病、障害、カルマ、その他、人がスムーズに生きることが出来ない様々な条件のことと言えるであろう。地球体験を実現するための重石と捉えていただきたい。船も停泊する時には、重い錨を海中に降ろす。あんな感じ。

そして、下界で負荷を感じながら歩いている私を上から眺める私。それをさらに上から眺める私。と、多次元に同時に存在する私という意識を感じる。全部今ここにつながっているのだ。上の視点だから下の視点より偉いとか、優秀とか、そんな比較は無い。全部自分。フォーカスが違うだけ。

このビジョンを見せられた小さな私は、「良かった。悩んでもいいんだって。やってもいいし、やらなくてもいい。全部いいんだと分かった。怖いって思ってもいい。怖いって思わなければこんなにいろいろ考えなかっただろうから、つまらなかったかも。どんな行動をして何を感じたとしても、上からみれば、全部とても綺麗に見えるんだって。」と言って、安心した表情になる。ふと、涙が流れる。どうやらここで浄化が起きたようだ。上からの視点の私(ハイアーセルフ?)から、「それでいいのよ。とてもきれいよ。」と言う言葉が聴こえて来たのだった。小さな私は、感動して泣いてしまったのだった。とても嬉しかったようだ。

☆次の場面へ

セラピストから、次の大切な場面へ誘導されるが、幼少期ではなく、前世へいきなり飛んでしまった。

平安時代か?十二単の若い女性。名は「雅(みやび)」さん。

朝廷?に仕える役人の家柄。血族を守るための政略結婚をさせられるところ。婚礼の準備中。感情がほとんど感じられない。様々なしきたりを守り、家の存続をそのか細い肩にずっしり背負って、これからさらに不自由な家へと嫁いでいく感じ。通い婚ではなさそう。時代が違うのかな。指示された通りにしか行動できない。まるで飾られた人形のように、操られている。

☆次の場面へ

龍と獅子が彫られた木製の厨子のようなものが見える。人が一人入れるくらいの大きさ。そばに、黒い衣装を身に着けた、儀式を行う男性の姿。(僧侶か?)

お輿入れ前に、一回、死ぬ儀式をするのだそうだ。本当に死ぬわけではなく、形式的に死を体験する。おそらく、死んで新しく蘇った心で嫁ぎ先に仕えなさいというような意味合いがあったのだろうか。とても暗い儀式で、華やかさが一切ない。喜びも無い。ただ、無気力な絶望したような雰囲気が伝わってくる。道が無い。選択肢、自由がない。個人的な想像すら許されない。または、自分に許すことができていない。自由を学んでいないので指示通りに従う。登場人物全員人間的感じが無い。「本当に死ぬってどういうことなんだろう?」とちらっと興味が沸いている。

☆臨終の場面

床に横になっている。死ぬことに希望を持っている。パーテーションの向こうに、お付きの女性数人が控えている。僧侶が一人、祈祷中のようだ。雅さんは、まだ若い。嫁いで4年目くらいだろう。旦那さまとは、二回くらいしか顔を合わせていなかった。病を発症し、あっけなく亡くなった。真っ白で紙に描いた顔みたい。表情をつくることが許されず表情すら無く、亡くなった。

☆人生の振りかえり

どんな人生でしたか?

「究極の制限を体験してみた。」

次はどんな人生にしたいですか?

「半分半分な感じ。もうちょっと制限から学びたい。まだ制限を解く(地球卒業の意味)のは早い。究極は分かった。少しだけ制限を入れたらどうなるか?制限具合やパターンを変えてみる。あちらに(魂の世界)戻ってしまうとこういう経験が出来ない。ここは、制限が楽しい。」

ん~。この感覚は······語弊があるかもしれないが、RPGゲームにはまった、ゲーマーの心境に似ているかも。ひとつのゲームを、あらゆる段階のモードに変更して、腕を磨いている時の、夢中になってる、あんな感じ。(笑)

そういえば、魂から見ると、地球は「時間、空間、忍耐」を味わえる学校(遊園地)みたいなものと、ある本に書いてあったことを思い出した。

☆中間世

とても綺麗なエメラルドグリーンの池が見える。この人生で制限をかけることでこんな美しい色に仕上げたんだと思っている。こういう色になったんだ~と感動している。この水の色は、アカシックレコードに記録される情報エネルギーをビジュアル化したものだと思われる。

現在の私と前世魂との会話

前世「制限を楽しんで!あなたの色にして。それぞれの人生でいろんな色に自由に彩れる。」

私「腰が低い原因は?」

前世「腰が低い制限にしたのね、あなたは。それも面白いわね。ちょうど時代に合ってていいんじゃない?時代の切り替わりだから、腰の低い制限から、だんだん解いていく過程を楽しむ。ずっと制限という人生を私はやったけど、あなたは制限を解いていく新たな挑戦をしているのね。それも面白いわね。いいわね~。ワクワクするわね。私のもいいけど、あなたのもいいわね。」

私「な~んだ。やりたくてやってたんだ。なんだか気が抜けた。」

☆托鉢僧からのメッセージ

黒っぽい着物、大きな丸いカーブのある笠。顎しか見えないけどイケメンっぽい。(これは願望?)

托鉢僧「私は夕暮れ時に現れる。(人生の夕暮れ時と言う意味)

私は、あなたの前世ともいえる。機会があったらまた会える。

もう、メッセージは前から送ってますよね。

エネルギーを出すと入ってくる。いいエネルギーをのせて出すと2~3倍になって帰ってくる。悪いエネルギーを出せば、悪いエネルギーが帰ってくる。お金だけでなく、笑顔とか料理とか掃除とか、どんな思いをのせてやっているかであなたの人生がつくられる。そのことを知る段階になりましたね。そのことは前から伝えていますよね。あなたがすぐに思い出せるように托鉢僧というイメージを使いました。アンカリングの役割。私を思い浮かべればいつでもすぐ思い出せます。忘れそうになったら私を思い出しなさい。」

☆安全地帯へ戻る

すごく頑丈な橋が出来ている。「いろんなところにつながった。前世、幼少期、上、下に行き来しやすくなった。」しっかりした太い揺るがないどっしりした感じ。一本杭が打たれたみたいな感覚。

橋は第七チャクラの活性度合いを表していたことが分かった。

セッション始めの、安全地帯で、植物の弦で編まれたつり橋を思い出した。宇宙とのつながり具合が、まだグラグラで、いつ切れるか分からない、不安定かつユラユラしている状態を表していたのだと分かった。今回のセッションで、宇宙としっかりつながり直せた様子。


☆おまけ

今回、セラピストをやってくださったKさんは、同じ催眠の学校の仲間である。

Kさんは、リーディングも一年間勉強しているということで、セッション前にリーディングをお願いした。

リーディング前には、催眠療法セッションのテーマを「一番最悪の、闇の極致である前世を見たい」にしようと思っていたのだが、彼女のリーディングを受けたら、テーマが変わった。そして冒頭のテーマにしたことで、芋づる式に全てが解決したのだった。宇宙の導きは完璧だ。

Chie artさんの『~光の伝言~Light Card』使用

3枚引いてくださり、出たのは

「Maria Rose」「祝福」「魂の道」

まず、一枚目のマリア·ローズは、私が催眠療法を学び始めるきっかけとなったキーワードそのままだったので、驚いた。二年前にアルクトゥルスへ帰星した友人を象徴するワードなので、その友人がいつも応援してくれていることが分かった。こんなシンクロニシティ、あるんだな~。オラクルカードって、偶然のようで、そうではないことが分かる。私たちにメッセージをちゃんと届けてくれるのだ。

以下は、Kさんのリーディング

マリアローズ

紫色から第七チャクラをイメージした。目覚めているのではないか?

あなたは、加速的に学んでいる。沢山の事を吸収している。

宇宙から、メッセージを受け取っている。

自分自身が心を開いてれば受け取れる。

さらなる深い導きがきている。ひらめき直感を大切にこのまま進むとよい。

気を付けることは、自信を持つこと。

あなたは、腰がすごく低くなってしまう傾向がある。

本当の自分は全然違うのに。

その傾向を身に着けることによってどんな利益を得ているのか。

メリットがあるのだ。そこを見つめることが大切。


魂の道と祝福

ご自身の愛を広めていくことができる。

自分をいたわることを大切にして。

身体を大切にしていくことが大事。

想いを実現するためには、いい状態でないと。

心と体は繋がっている。

存分に力を発揮するために

魂の望みをかなえるのも身体が資本。


托鉢僧のビジョンが見えたのだが、前世なのかどうか不明。」

(⇒催眠療法で、托鉢僧を呼び出してみた。彼からのメッセージは

上記参照)

 


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