天·地·人が伝えるもの

 7月1日に、杜の都を訪問し、旅のテーマが「天·地·人」であったことをblogに紹介した。

様々なメッセージに受けとれるが、今朝読んでいた本にも、分かりやすい説明があったので、記録しておく。

「古代の循環型社会は、天と地と人が三位一体になっていたマコトのヤマトの社会です。三位一体は二元性の統合したところから生まれますが、二元性の統合とは社会の中にあるのではなく一人一人の心の中にあります。

たとえば、新しい家を建てようとしたときに古い家を壊さなければ、そこには家を建てることができません。したがって、破壊と創造はセットになっています。どこに建てたとしても、そこの森林や自然を破壊することになり、建材を消費することも自然を破壊したことにつながっていきます。

したがって、どちらが良くてどちらが悪いという判断ではなく、両方が交互に循環して生きているということであり、それは芸術そのものの真髄でもあります。

遺伝子にもオンとオフがあります。遺伝子がオンになるということは、無限の宇宙とつながるということです。夢を現実にするエネルギーと通じます。

そして、オフがなければオンもありません。したがって、マヤ暦で千三百年の闇の時代といわれた今までの世界も必然であったことに気付きます。

これは、闇と光、閉と開の法則性とも同じもので、交互に生じることによって、流れや変化が生まれ、進化の原動力になります。

二元性を統合し、中道に入り、三位一体を体現していくことが、地球での人の天命(おしごと)になっているようです。それには、まず、内なる二元性の統合が重要であり、それにより、自然に社会のバランスがとれて、地球がいきいきと生きて光り輝いてきます。」

『麻ことのはなし』中山康直 著 評言社

122~123頁より


この本は2009年に出版されている。当時、この本を読んだとしても、ほとんど理解できなかったと思う。

この十数年間、いろいろな体験をした。ネガティブ体験も山ほどしてきた。いわゆる闇である。

今、光と闇の統合を心がけて生活しているが、確かに2015年あたりから、そのような情報が増えてきている。(地球が五次元に次元上昇した年)

今、この類いの情報に触れて、学びを深められるのも、闇の体験があったからこそであり、それが無ければ、そもそも、「なんのこっちゃ?」の世界。理解出来ないので、人とは何か?この宇宙でどんな役割があるのか?という問いを探求することも無かった。エゴの嵐に振り回され、本質に帰ることもなく、一つの転生を終えただろう。

上記、本の文章は、お釈迦様のおっしゃる「因果」にも通じるもので、やはり壮大な宇宙の流れ、循環を感じる。

「天·地·人」には、もう一つ情報が入ってきており、そちらはかなりコアな宇宙人情報なので、blogに紹介するのは控えておく。宇宙人大好きな方と、いつかそれについて意見交換したいものだ。(古代史がらみ)


☆私が受け取った天·地·人の意味

杜の都、A神社で、旅のテーマが理解できた時に、宇宙から、より純粋なエネルギーが頭頂に入ってきて、私のプラーナ管を通して地に行き渡るような体感があった。人は天と地を繋ぐ役目があるのではないかと思った。

また、二週間後に東京の神田明神へお礼参りに伺った際には、「地の龍になれ」とのイメージを受け取った。天には天の、地には地の、人には人の役割があり、連携するからこそ、永続的に循環するのだと思う。

人は、空気や大地、水を美しく保ち、必要に応じて自然の手入れをすること。多種多様な生物と共存する責任があると思う。地球で生命活動を営むのであれば、大切に綺麗に使わせてもらう意識が必要になる。もし、人間が、地上のリーダーだという自負があるのなら、率先して礼儀を守りたい。

小学生だって分かることだ。泊まりに行った旅館で、兄弟喧嘩の上、大暴れして部屋を破壊して、ゴミだらけにして帰るだろうか?その旅館が、この先、経営立ち行かないくらいにメチャクチャにする権利があるだろうか?

私たちは、魂の学びのために一時的に訪問した旅人にすぎない。場を提供してくれているガイアに感謝こそすれ、痛め付けたり汚したりするなど、あってはならない。私たちは魂の大人に成長する必要に迫られている。宗教や人種の違いに目くじらを立てて戦争するなど、どれだけ幼いのだろうか。

ガイアからすれば、皆等しく、守り育むべき愛する存在だ。人間も熊もトンボもミジンコも、違いなど無いのだ。それぞれに生命を謳歌してもらいたいのだ。人間さえ邪魔をしなければ、永続的に循環する美しい緑の星、宇宙一美しいアクアリウムだったのだ。

地の龍とは、実際に環境を守ったり、動物の保護をしたり、清掃活動をしたり、無農薬野菜を作ったり、様々な分野に渡る活動が考えられるが、共通するのは、健全な循環を取り戻すことだと思う。

私は、浄化部門の役割を任されたのかな?と思う。主に、人間の内面に関する専門家として、行動できる。催眠療法を使い、人の内面にある二極を統合するお手伝いをしていくことだ。

また、無意識の領域では、地上に溜まったネガティブな想念を自分に取り込み、光に変換していく仕事もしているのではないかと思う。この行為は、鬱病の人が、無意識に行っていたりする。現実では、具合が悪くて、ただ寝込んでいるだけで、何の仕事もしていないように見えるし、心無い人からは、社会のお荷物扱いをされるかもしれないが、彼らは、見えない世界でかなり地球に貢献している。地上にネガティブな想念が溜まり過ぎると、残虐な大事件に発展したり、自然災害が引き寄せられたりもする。何とか大難を小難に食い止めてくれているのが、彼らだったりする。

目に見える世界はたった5%。それだけを見て、批判することに、どれほどの意味があるだろうか。「私には何もわからない。」という謙虚さが、もっと人間に必要だと思う。わからないのだから、もっと相手を知りたい、理解したい。そんな気持ちで接すると、現実は違ってくるかもしれない。

他人のネガティブな想念を取り込んで光に変えるのは、簡単な仕事ではない。肉体的にも精神的にも苦痛を伴う。無意識に行っている人は、ネガティブがすべて自分由来だと思ってしまうので、どんどん自己肯定感を下げてしまう。彼らが今世の任務を終え、魂の帰るべき世界に戻った時に、初めて自分が地球にいかに貢献してきたかを知るだろうし、助けた魂たちから、たくさんの感謝の気持ちを伝えられるだろう。

しかし、今世で意識的にその役割を担えるなら、苦痛を減らす生き方が出来ると思う。自己ヒーリングのやり方を知るだけで自身を守れるし、浄化もできる。そんなことも伝えていきたい。もっと楽に生きられることを知ってもらいたい。

こう考えると、地上の龍は、79億ほどの数に昇るだろうか。私も1/79億の役割を喜んでさせていただきたいと思う。

地の龍が、皆本気になれば、必ず地球は綺麗になる。空気、水、大地、心の美しさを取り戻していこう。まずは、自分の心から。

☆ガイアからのメッセージ

この投稿をした直後、偶然、ガイアからのメッセージを受け取った。(YouTubeでのオラクルカードリーディング)

タイミングがあまりに良すぎたので、ビックリした。

ガイアは、

地球をもっと楽しんで。制限を外して。あなたは、もっともっと楽しむことが出来るよ。

と、伝えてきた。

なんか、もう、愛の次元が違いすぎる。

闇の時代が必要だったとは言え、散々地球を痛め付けてきた人類に対し、それでも、あたたかな眼差しで、私たちに魂の学び場を提供してくれるのだ。

楽しんで!

シンプルだけど、深いメッセージだ。

確かにそうだな。

波動の観点からすると、深刻になりすぎない方がいい。

どんどん波動が軽くなる地球に同調するためには、「わ~い。どんどん楽しむぞ~。」くらいのノリの方が、ちゃんとついていけそうだ。

地球は、美しく、逞しい。お母さんだからね。我が子が、楽しんで遊んでいる姿を見るのが、きっと一番嬉しいのだろう。

地球お母さん、ありがとう。愛しています。


☆鬱病で寝込んでいて無意識に光の仕事をされている方へ朗報

「人生の捉え方を変えてみると楽になる。

欠けたところがある人間として生きることや、苦しい思いをすることにも意味があるかもしれないと考えてみる。

宇宙人の魂を持つスターシードだから、欠けや綻びがあるのだと。一つの能力を突出させるためにダメな部分があると。

加えて、苦しんだことで自分を守れた面もある。

スターシードは、本来、肉体を持たないエネルギー体。地球に生まれる際、その器として肉体を得た。エネルギーはしばしば、肉体からはみ出ようとする。その結果、超能力を得たり、悪くすると憑依体質になったり、精神を病んだりする危険もある。エネルギーの暴走が起こる。

しかし、この危険は、本人が現実生活で悩んだり苦しんだりすることで、若干マイルドになることが多い。もし、苦労知らずのまま成長したら、エネルギー過剰活性で、人格が崩壊したかもしれない。大人になって能力をコントロールできるまで、劣等感に苦しむことが必要だった。そう考えると一律に無理にでも自分を好きになるべきとは言えない。」

『ユルいメンタルの育て方~精神科医とスピリチュアルヒーラーが「自己肯定感」について語ってみた』西脇俊二×吉濱ツトム KADOKAWA発行 91~92頁より

この本は、アスペルガー当事者同士の対談ということで、現実的なアドバイスも多く、タイトル通り、ほっと癒される内容でもある。

鬱で苦しまれている方は、真面目で、完璧主義者で、自己肯定感が低く、エネルギー敏感体質であるという共通点があるだろう。世間は、このような傾向の方々に合わせてつくられていないので、理想論に振り回されて苦しみから抜けられない方もたくさんいると思う。

自分が宇宙由来だったとしたら?そう考えるだけで、今までの苦労が腑に落ちて、心がスッキリする方が居るならば、そう考えてみるのもありだ。

鬱病を切っ掛けに、目に見えない世界を学び始め、宇宙の真理に近づいていく方もいる。現実は幻であり、本体は高次元領域にあるということに、だんだん気付いていく。そう考えると、鬱病にかかる人は、悟りへの近道切符を手に入れたラッキーな方々とも言えるだろう。

私も二回の鬱病経験者であり、バリバリ宇宙由来魂だと自覚がある。(地球に生きるには、あまりに不器用すぎるので・・・。おそらく何らかの発達障害を抱えている。)

このアセンションの時期にピンポイントに転生しているという事実は、スピリチュアルな観点からすると、「地球の波動を軽くするお手伝いにやってきた魂。光を届けに来た魂。」と思ってまず間違いがない。現に、最近生まれたこども達は、レインボーチルドレンと呼ばれ、突出した能力を見せてくれている。胎内や過去世記憶などは当たり前であり、友達同士とテレパシーで会話し、龍や妖精を見ることも出来る。霊性は、大人の何倍も高い。純粋で、エネルギーが大きい。神に近い存在と言えるかもしれない。

それらの子どもたちをお迎えする先遣隊として、敏感体質の大人世代がいる。レインボーチルドレンがこの地球でイキイキと暮らす世界になっているとしたら、鬱病(だけでなく、エネルギー的に苦しんできた全般的な不都合を抱えること)に悩まされてきた人生も、あながち悪くもない。

三年ぶりにインドから日本に帰国した方がおっしゃっていたが、三年前に比べ、日本の波動がずいぶん軽くなっているとか。

2022年は、戦争が起きたり、相変わらず、心痛む事件が起きたり、自然災害も続いている。現在は、疫病がまたパワーアップしてきている様子だ。目に見える現実だけを見ると、事態は悪化の一途を辿っているように感じる人も居るだろう。

しかし、現実に振り回されることなく、内面と向き合い続け、心穏やかに楽しく過ごしている方も多くなってきたように思う。台風の目の真ん中に戻るスピードが速くなってきたのかもしれない。現実という幻を映写している大元の存在に気づいてきたと言えるかもしれない。

大きな宇宙の流れの中で、「私」という意識が体験することは、全体から見れば必然であり、その体験が無ければこの宇宙も成り立たない。

闇は、門の中に音と書く。

門はスターゲートのことであり、音は観音に通じ、宇宙すべてを表している。闇は、宇宙を進化させるために必然の循環の一過程である。

もし、今、闇の中にいるように感じるのならば、そこに響く音を観るようにしてみよう。あなたという宇宙に響く音霊を大切に味わってほしい。

江戸時代の禅僧、白隠の公案のひとつ

「両掌打って音声あり、隻手に何の音かある」

両手で打てば音がするが、片手ではどんな音がするか、という問いかけは有名だ。

音がするとかしないとか、両手とか片手とかの分別を捨てること。例えば、片手で打つ情景を視覚でとらえ、深く想いを巡らせば、普段は聞こえない音が聞こえる。観自在菩薩は、このような深い洞察で、「五蘊」が無いことを見極めたという。常識にとらわれない心がポイントのようだ。

私たちは、闇から、何かに気づいたり、何かを生み出したりする。これは、光の体験だけでは成し得ない貴重な体験にもなる。つまり、二元の世界には、両方あるからこその深い学びがあり、宇宙はそれにより活性化されるということなのだ。


ああだから、「それでいいのだ。」なんだなあ。

バカボンのパパの名言より。

「バカボン」とは「薄伽梵(バギャボン・バガボン)」=仏教用語でお釈迦様の敬称であり、サンスクリット語の「Bhagavan(バガヴァーン)」「Bhagavad(ヴァガバッド)」=全知全能者、覚れる者という意味で"Buddha(仏陀、ブッダ)"と同義語を漢訳しています。




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