流すことの意味

 昨日、お気に入りのrose さんのオラクルカードリーディング動画を見ていた。とても大切なメッセージをいただいた。それは

「流しなさい」

ということ。

怒り、悲しみだけでなく、喜びの感情までも流しなさいと言う。

はてな?となった。

喜びは、別に流さなくてもいいんじゃないかな?いつも喜びに満ちた状態を味わっていたいけど·····どうして、好ましい感情までも流しなさいと言うのだろう。

引っ掛かりを感じながら眠りについた。今朝、本を開いたら、回答が載っていた。

もし、私と同様に、はてな?と感じた方々がいらっしゃれば、ぜひ、続きを読んでいただけたらと思う。

好ましい感情すら流していくことの意味である。


「二極性

この物質的世界は二極性で成り立っている。

陰から陽へ、一つの極からゆっくりともう一つの極へと循環している。

(中略)

通過する真ん中だけが静かなところだ。

しかし、心が真ん中にとどまり続けるのはよくない。

真ん中にとどまることは動いていないことであり、人間ならば生きていない状態だ。

喜ぶときは心から喜び、

悲しむときは涙がなくなるまで悲しむ。

それが生きているということだ。


ひとつの極である怒りを感じるとき、

そこに長く留まることが問題なのだ。

喜びを維持しようとするときも無理がある。

また、悲しみを避け続けると、喜びが訪れたときに妨げとなる。

それは心から喜べないという状態だ。


感情に良い悪いはない。

自然であることが人間である証であり、人生を生ききることだ。

悲しみを味わい尽くすとだんだん静けさが心に生まれ、真ん中になる。

そして喜びが訪れたとき、心から味わえるようになる。


人は、不快な感情に支配されることを恐れる。

そして我慢する。感じていないふりをする。

だが、しっかり味わうことから動きが起こる。

中心にいても、それは静かなものではなく、常に動いている状態だ。


生きているということは、常に動いていることなのだよ。

欲求を満足させたいとき、味わうとよい。

欲求から離れたときもしっかり味わうとよい。

満たされない気持ちも味わうとよい。そして中心に戻る。

不快な感情に取り込まれる恐れが、不調和を作っているのだよ。

味わい尽くし、そこから学べば、自然に戻る。

振り子の揺れが徐々に小さくなるようにして鎮まっていくのだよ。

これがバランスということだ。

不快な感情を味わうことに恐れがあれば、

心の中は、どっちつかずの状態になり、常に迷いが起こる。

両極を味わい、動的であること。これが、生を生ききる秘訣だ。

(中略)


成功を望めば失敗を恐れる。

承認を求めれば、非難を恐れる。

得をしようと思えば、損することを恐れる。

みんなと同じでありたいと思えば、違う自分を恐れる。


このように、今の人間の心には、

成功と失敗、損得、優劣、勝負、上下など、

両極が常に光と影となって存在する。

そのために、どちらかを、全面に意識することができない。

そして恐れから迷いが起こる。

迷いが自分を苦しめる。


では、どうするか。

それは、両極をきちんと味わい、

両極を理解し、そこから学びを得ることだ。

すると、あなたの中で、両極は統合され融合される。

二極性の世界から、次の段階である融合意識の世界へと進化する。

あなたが、あなたの意志で進化に導くのだよ。

(中略)


この世界が二極で成り立っているならば、出会いもあれば別れもある。

成功もあれば失敗もある。

何かを造れば、それも壊される。壊されたらまた作る。

そのたびに、気持ちを味わうことを自分に許しなさい。

あなたが不快な感情になる出来事を恐れていたのは、

出来事そのものではなく、その感情から抜けられない自分なのだよ。

抜けられないのは、学ばないからだ。

学ばないから、その経験を避けようとするのだ。

学びは、健康的なマインドの仕事だ。


この世界が陰陽二極でできているからこそ、学べることは多い。

魂はいろいろな感情を味わい、そこから成長することを望んでいる。

あなたが陰も陽も味わい尽くし、しっかりと学べたら、

それはあなたのなかで統合し、融合され、

感情や欲求という振り子の揺れは小さくなる。

その時、あなたは次の次元へと進む。

あなたの成長だけは、永遠に続くのだ。

その方向は光の道だ。それがあなたの目指す道だ。」

『よひとやむみな 身魂磨き実践法』穂乃子 マーニ著 ナチュラルスピリット発行 126~146頁より


☆第4密度の世界とは

アセンション後の世界は、大いなるすべてとしっかりつながった状態になる。

①物欲と感情でうごめく世界から完全に目覚め、それらから離れた状態にいる

②心からの安心満足があり、不安がない

③思いやり、分かち合いの心を常に持つ

④第3密度的な価値観から離れる

⑤人生を自分が創造していることを知っている

⑥死後世(非物質界)と自在に行き来ができる

⑦さまざまなもの、大自然と共感する

⑧すべてのおかげさまで生かされていると常に感じる

⑨喜びにあふれる(欲とは無縁)

⑩所有しない

⑪キーワードは、思いやり、分かち合い、自然との共存

⑫脳と肉体の変化

『激動の時代を生きる英知』坂本政道 著 ハート出版109~123頁より


身魂磨きをしていき、どのような世界に移行するのか。よりイメージするために、ヘミシンクの坂本さんの本から少し参考にさせていただいた。

①~⑫までを見て、いくつくらい当てはまるだろうか。この本は平成23年出版なので、およそ10年前の情報である。世の中は、どれだけ変化したのだろう。

私は、まだまだ、欲の支配から抜けていない。家の中は相変わらず物で溢れている。感情は豊かであり、不安も抱えている。野菜中心の食生活はいくらチャレンジしても続かず、飲酒量は増えた?理想は描くが、実践はなかなか困難だ。

それでも、いくつかは、クリアできてきているなあと嬉しく思う。残されているのは、欲と感情部分のコントロールなので、日々、意識的に実践していきたい。

少なくとも、エゴによる自動操縦から離れられたのは、進歩だと思う。これはエゴの私がやりたがっていて、本質の私ではない。と、切り離せるようになれたのは大きい。エゴの望み(不安ベースで、キリがない)から、魂の望み(愛がベース)へ。実践を繰り返しながら、ゆっくり移行していこうと思う。

☆流龍

いい流れになるとは

自然になること

自分にもどること

自分の力を信じて

封印したものをどんどん出していい

それが、これからの流れ


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