ヘミシンクで交錯する過去、現在、未来

 新たな気付きがあった。今、ドキドキしている。分かち合える人がいるなら嬉しい。

最近、出かける用事が無い日には、ヘミシンクの練習をしている。ヘッドフォンをつけて一時間ほど、特殊な音や、誘導音声を聴いている。プログラムは沢山あり、まだリラックスして慣れるため、フォーカス10を味わう段階なので先は長いが、ゆっくり進みたい。

フォーカス10は、肉体は眠るが、意識は明らかな状態にある。自分の寝息が他人の寝息のように聞こえたり、肉体の感覚が薄れ、手足がどこにあるのかわからないということが起こる。

坂本政道氏は、著書『覚醒の旅路』58頁で、ヘミシンクによる体外離脱で、次の知見を得たと言う。

○人は肉体を超える存在。肉体の死を超えて生き続ける。

○死後世界はいくつもの世界に分かれる。人はその中の、フォーカス27と呼ばれる領域で休息し、計画を立て、次の生へ向かう。

○我々はみな、はるかな過去から数限りない生を体験してきている。

○地球生命系は学習の場であり、そこから卒業することができる。

○生命系は地球以外にも物質、非物質を問わず無数にある。

○我々は大きな存在から分離して存在し始めた。未知の領域を探索し、経験したことすべてをいずれの日にか大きな存在へ持ち帰る。

ヘミシンク開発者モンロー氏は、こういった知見を多くの人に伝えるため、単に本に著すだけでは人の信念を変えるには至らないと思った。信念を変えるには、皆も自ら体験するしかない。彼は音を使ってそれを実現した。

ヘミシンクの仕組みは、脳波で言うシータ波からデルタ波(浅い睡眠から熟睡時)に、音を使い導くもの。両耳性うなりという技術が使われている。左右の耳に異なる周波数の音を聴かせ、その差に相当する音が、脳内に発生する。さらに、音声ガイダンスや効果音も挿入されており、特定の意識状態に入りやすくなる。このような複合した音響技術全体をヘミシンクと言う。

ヘミシンクは、数年前に一度興味を持ち、体験談を何冊か読んだが、実体験には至らなかった。まだ、怪しいものという抵抗がどこかにあった。また、ヘミシンクは体外離脱するためのものという誤解も世間では蔓延していた。当時、知人が、ヘミシンクCDを試して、何も変わらなかったと言っていたのもあり、「よく雑誌巻末にある、睡眠学習マシーンの誇大広告みたいなもの」と決めつけてしまった。

しかし、何故か最近、またヘミシンクに引き寄せられた。もう切っ掛けは忘れてしまったが。

今は良い時代になり、YouTubeでいくらでも体験できる。聴いてみたところ、私が習う催眠療法と重なる部分も多く、今までの学びが活かされることが理解できた。両方の学びを平行することで、かなりの相乗効果が期待できると手応えを感じた。

何と、私のblogを見てくれた知人が、家庭学習用の正規プログラムを贈ってくれた。このように、目に見えない領域でお膳立てがなされ、スムーズに導かれている。この方向に進んでよいのだなと、有り難く思っている。

ヘミシンク体験により、どんなテーマに取り組んでいくかと言うと

○深い意識状態を体験する

○ガイドの存在に気づく

○死の怖れから自由になる

○幼少期の傷を癒す

○囚われている過去世を救出する

○多くの過去世を知る

○地球外の天体での過去世を知る

○I  /  There  を知る

と、並べることが出来る。

催眠療法を知る方なら分かると思うが、かなり重なる。古典催眠でも、潜在意識下で本質の自分につながり、一時的に覚醒状態となったり、宇宙生命体だった過去や、宇宙始まりの瞬間まで語り出すクライアントも居る。そのクライアントがスピリチュアルな知識があるとか、何らかの信仰がある無いに関わらずである。

私の学ぶ催眠療法では、前世療法による施術をしていて、たまたまクライアントがその領域に飛んでしまう偶発的な結果なので、100%クライアントの潜在意識の導きに委ねるしかない。ヘミシンクには、きちんとその領域に誘うプログラムが用意されている。

ザックリ言えば、セラピストの誘導により、クライアントが、正しくは自己催眠で自力で脳波を適する状態に持っていくのか、プラス音響技術の助けを借りるかの違いがここにある。

今のところの、催眠療法とヘミシンクによる新たな理解をメモしておく。

ガイドについて

催眠療法では、中間世(魂が戻る場所)で、高次元存在に会うことが出来る。クライアントの要望により、ガイド、ハイアーセルフ、守護霊、神、仏、キリスト、いかなる神聖な存在も、クライアントが呼べば来てくれる。その姿をしていたり、見えないけれど光やエネルギーを感じたりする。そして、本人の顕在意識では、絶対に絞り出せないような叡知溢れるアドバイスを伝えてくる。そのため催眠療法では、潜在意識下では、高次元世界にも繋がっており、コミュニケーションが取れると解釈されている。

ヘミシンクでは、坂本氏の体験談から推測すると、ガイドとは、未来の自分自身である可能性が高いと感じる。潜在意識下では、時空の制限は無いため、過去にも未来にも自由に行き来出来る。また、形態も物質に限らないため、意識エネルギー存在であれば、姿形など好きなイメージで如何様にも変えられる。クライアントが、ガイドは天使だと思えばその姿で現れることも出来るし、反対にクライアントの観念を外す必要があれば、予想外の姿を故意に取る場合もある。

また、死者の魂はフォーカス23から27に行くそうだが、執着心により囚われてしまい、そのフォーカスから一向に動けない魂が大勢居るらしい。仏教で言えば成仏できていないということだろうか。ヘミシンクでは、それらのライフレスキューをするプログラムがあり面白い。

その中で、過去世の自分の魂を今の自分が救出する場面を体験することもある。戦闘シーンで自身の遺体から離れられない魂を説得し、死んでいることを理解させ、手を繋いで、上がっていく。いわゆる成仏させるということか。フォーカス27まで連れて来られれば、その魂は癒され、次なる転生の計画に進むことになる。

ふと思ったのだが、このライフレスキューは、催眠療法での前世療法に当たるのではないだろうか。と言うのは、先日の前世療法で、第二次世界大戦で悲惨な死を遂げた私の前世魂、太郎くんが、あまりの不条理さを受け入れられず、ずっと遺体に執着心を抱いていたのを実感していたからだ。おそらく太郎くんは、成仏できなかった。その魂を私が時空を超えて助けに行ったのだ。もちろんセラピストの機転による的確な誘導にも助けられながらだが。魂を納得させ、人生の振り返りをしてもらい、学びを実感し、魂の行くべき中間世に誘った。中間世で、私と太郎くん魂は、対話を通し、エネルギー交換し、統合した。(やり残した思いを受容し、囚われたエネルギーを解放してあげること)

あれ?時系列おかしくない?前世魂が転生したから、あなたが生まれたんじゃないの?あなたが前世魂を救出したタイミングが合わなくない?他の存在が既に救出したから、生まれ変われたという方が、まだ理解できるけど。

という、疑問の声が聞こえてきそうだが、過去の自分の命を未来の自分が助けに行く例はいくつもある。ここには書かないが、意識の世界は、時空を超えるということをお伝えしたい。

つまり、私が今世で催眠療法を学び、前世療法で、あの日あの時、あのテーマを選択し、太郎くんの魂に会いに行くことは、決まっていたと言えないか。私が私を助け、次なる転生を成功させたのだと。

なので、混乱するかもしれないが、催眠下では、過去と現在と未来の自分が三人、同時に対面し、問題解決を計ることが可能なのだ。

まさに、三人寄れば文殊の知恵。

ヘミシンクを知るにつれ、過去も現在も未来も、今という、この一点に存在しているという意味が何となく分かってきた気がする。

そして、今世において、「あの時、不思議な声に助けられた。」「神が現れ、アドバイスされた」「○○が偶然起こり、命拾いした」などの記憶があるなら、それは、未来の自分が関わっている可能性が大きいということも分かり、またまた強固な信念が取り払われた気がする。

神とは、自分とは全く違う、遠くて畏怖の念を抱かされる存在ではなく、実は自分自身かも!という気付きだ。


仙台の青葉神社の神職さんによると

「天、地、人」の意味は

神人合一ではなく

神人同一であるそうだ。


また、別の方が

「令和」とは、私たち各々の天の岩戸開きの幕開けであり、私たちが神そのものであることを思い出す時代になると書かれていた。

たまたま、ふと目にした文章だが、この流れで、ピッタリのタイミングで導かれたなあと思う。

神とは、ひれ伏し崇め、現世利益を請い願う対象であったり、罰を与える恐ろしい存在ではない。(今まで宗教により広められた概念では無いという意味)

神であることを思い出すとは「私は神。万能だ。」と、尊大な気持ちになり、人心を支配し、エゴを肥大化させる行為でもない。書くまでもないが。念のため。

大まかには、次の三つを思い出すことかなあと思う。

すべては一なるものから生まれている。私もあなたも自然も宇宙も、すべてひとつであること。

すべては、愛と呼ばれる波動であること。

この意識エネルギーは、始まりも終わりも無いこと。

色んな分野でたくさんの方々が発信をしているが、何となく、同じような方向に進んでいる気がするのは私だけだろうか。


「さあ、用意はいいかい?

宇宙源へと還る旅へ出発だ。」

by 未来の私


来月、仙台の青葉神社を訪問することになった。不思議な流れで予定が整っていったのだが、最初は、単なる観光くらいの気軽な気持ちだった。

昨日、偶然、青葉神社神職さんの言葉を目にすることにより、すべての流れに一貫した導きがあることを理解した。

緻密に張り巡らされた伏線に、ただ、感服するしかない。この時、このタイミングで、起こるべくして起きるイベントのようだ。

青葉神社の神職さんも、仙台行きの切っ掛けになった○さんも、もしかしたら未来人かもしれないなあ。

7月1日、私は何を学ぶことになるのだろうか。楽しみだ。

未来の私が、ウキウキとコーディネートしてくれている様子が目に浮かぶようだ。

ちなみに、昨日のヘミシンク体験記録のメモ

フォーカス12は、体感としては味わえたが、エネルギー体を肉体から離すことは出来なかった。まだ肉体にピッタリはまっている。

ただ、瞬間瞬間で、ふと夢を見ているような状態にはなった。

意識だけ、彷徨い出て、我が家のマンション敷地内をうろちょろしていた。夢と同じで、あり得ない場所に無いはずの扉が出現したりした。

また、○○○○○○じいさん

と、皆から呼ばれる存在が一瞬現れた。

○○○○○○の部分はメモしなかったため、すぐ忘れてしまったが、発音がやたら愉快で、軽くて、音楽みたいな響きだった。R行の発音だった。

名前が面白い!じいさんとは?エネルギーは若いけどなあ~。と、その瞬間に思考していたことは記憶している。

ほんの一瞬だけ訪れた世界だが、愉快で心浮き立つような感触だけ残された。

それと、別の場面だが、目の前に一枚の紙が現れ、ベラっと裏返しになり、そこにある絵が描かれていた。

何と、漫画ベルサイユのばらのオスカルの絵。

絵の下に漢字で五文字くらい何か書かれている。

何故にオスカル?と動揺しているうちに、ビジョンが薄れていく。慌てて、漢字を読み取ろうとしたが、間に合わず。

「逆○○○○」とか、そんな感じだったかも。

オスカルは女性だったのだが、男性の姿をして生きるキャラ設定だ。

私には、閉じ込めた女性性の課題もあったため、「女性性を自由に開放させてあげなさい」と、メッセージを受け取ったのかもしれない。詳しくはまだよくわからないが。

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