成功も失敗も無い


 紫陽花に似た花。とてもかわいい。

ただ、水あげが上手くいかなくて、シナシナになってくる度に、短く茎を切って、しのいでいる。

先ほど見たら、花びらが散っていて

花の寿命が近づいてきた証なのだろうけれど、下に落ちた花びら一つひとつが、とても美しく感じて、思わず撮影。

まだ、花自体がフレッシュで、しっかりしていた時には気づかなかった美しさだ。

人は、花を飾る時に、「いつまでも元気に美しく咲いて欲しい」と願う。それでも切り花の寿命は短いもの。いつか萎れて、「あんなに綺麗だったのになあ。」と、ガッカリする。

今回、私は、萎れていく過程の花も、美しさがあることを、発見した。これは新鮮な気付きだった。これからも、日々の変化をじっくり観察してみたいと思う。

花の話を後少しだけ。

ガーベラの花を花瓶にさしていた。ガーベラは、三週間ほど、綺麗に咲いてくれた。ある夜、ガーベラを見たら、もう明日の朝にはサヨナラだなあと感じる様子になっていた。たくさん楽しませてくれてありがとうと、心を込めて話しかけた。サヨナラが少し淋しくて、ちょっと涙が出た。

翌朝、奇跡が起きていた。

ガーベラの真ん中の部分が、すべて羽化して、花瓶の下に山盛りになっていた。数えきれないほどの、数ミリの小さな種に、フワフワした羽がついていた。一晩で、ガーベラは、天使に生まれ変わったのだ。

もし、これが自然の中であれば、羽化して離れていく天使の種たちは、風に乗って、未知の世界へ飛んでいったのだろう。

前日の夜には想像すら出来なかった展開に、驚き、ひたすら感動した。

もし、昨夜のうちに、もう元気が無いからと処分していたら、見られなかった奇跡である。

私が淋しくて泣いていたので、ガーベラさんはメッセージを残してくれたのかもしれない。

「泣かなくていいのよ。お花は萎れても、私のエネルギーは永遠に生きるのよ。私は次に種となり、羽を生やして旅立つの。これからも、広い世界のどこかで花を咲かせるのだから。これは、素敵な出来事なのよ。」

さて、タイトルにあるテーマにもどる。

成功も失敗もない。というメッセージは、昨日、潜在意識からも受け取っていた。

先ほど、「宇宙くんからの手紙」というYouTube動画を見ていたところ、同じテーマを語っていて、嬉しくなった。

最近、潜在意識からメッセージを受け取り、自分なりに整理していると、さらに考察に役立つ情報が書籍や動画などを通じてもたらされる。大抵は翌日にはフォローされるので、有難い事この上無い。翌朝本を開いたら、そのままズバリの見出しが出てきて、いちいちシンクロに驚いていたが、最近は、必要な情報は必ずもたらされると分かってきたので、驚かなくなった。

宇宙くん情報によると

成功や失敗に一喜一憂しているのは、地球だけの特徴らしく、宇宙から見ると、とても不思議なのだそう。

100点を取れば成功。0点なら失敗。地球では成功がゴールとされている。

しかし、宇宙から見ると、成功も失敗も同じ意味であるとか。

100点を取った。または0点を取った。それは出来事であり、成功も失敗もない。そこにどんな素敵な意味を見出だし、クリエィティビティを発揮していけるのか。そこが大切であり、面白さでもある。

出来事は、白いキャンバスである。そこにどんな素敵な絵を描くのか。そんな感覚で出来事を捉えると、人生の意味がグンと豊かに変化するョ。という、軽やかなアドバイスだった。

地球的価値感だと

結婚が成功。独身は失敗。

大手企業に就職は成功。フリーターは失敗。

課長になるのが成功。万年平社員は失敗。

金持ちは成功。貧乏は失敗。

健康は成功。病気は失敗。

そんな価値観に振り回され、魂が求めていないものをひたすら求めてきた。

その価値観から、降り始めた人々がいる。

私は、安定した仕事こそが成功であり、幸せだと信じてきた。やがて、精神を病み、癌になり、退職した。家庭の収入は半減した。

地球的成功を求めたが、幸せになれず、結果は失敗である。

しかし、退職や病は、豊かな時間を取り戻すことになり、結果的に私は幸せを実感できるようになった。

世間で言われる成功は、実は幸せを招かない。反対に失敗と評される経験が幸せを招いてくれた。

私は、病や退職という白いキャンバスに、色鮮やかな美しい絵を描いた。毎日が穏やかで、幸せだ。

成功も失敗も白いキャンバス。

このアドバイスをしっかり心に刻もうと思った。

枯れゆく花も一つの過程にすぎない。命の循環を謳歌している姿。

どの瞬間も、どの出来事も

奇跡的美しさを放つ。

それは、私たちの捉え方次第だ。

☆魂とは何か

宇宙くん情報によると

魂は、ガラス玉みたいなものらしい。

何かを体験したくなると、ハイアーセルフの情報の一部を魂に詰め込んで、ハイアーセルフから離れて、目指す時空間へ向かう。

そこは、1960年、地球、日本人かもしれないし、○億年前のアンドロメダ星雲の惑星で、エネルギー体の宇宙人かもしれない。

地球は、輪廻転生システムがあるので、地球でいくつもの人生を体験する。その出来事や感情、学びが一つの魂の中に記録される。

もう充分体験したな、という段階になると、魂は、ハイアーセルフに戻り、中身の情報は、ハイアーに吸収される。

また、別の体験をしたくなると、新たな魂に必要な情報を詰め込んで、離れていく。この繰り返し。

私たちは、意識エネルギーだということが分かっているが、では、魂とは何か、あまり理解できていなかった。ガラス玉という表現は詩的で素敵だなあと思う。簡単に言えば、情報の入れ物(乗り物)のようだ。

肉体には、ハートのあたりに魂が宿っている。その魂には意識エネルギーが入っていて、今までの転生体験が全部(もしくは一部)詰まっている。

今、認識している「私」は、そもそも、ハイアーセルフの一部を切り離したもので、いずれ「私」という意識は、本体の意識「高次元の私」に戻される。

私の解釈

私は、現実の仕事で、本庁と出先機関を体験していたため、こんな風にイメージしてみた。

ハイアーセルフは本社で、地球で日本人をやっている私が、日本出張所みたいなものかな。本社と出張所は、連動していて、基本同じコンテンツで活動するが、出張所が独自のアイディアを発揮するのも可能で、「お~。その体験、いいね!」と、全体で共有する。出張所は、互いに連携しつつ、別々の場所で様々な体験から学びを得て、それらを本社が情報整理し、統合していく。魂のハイアーセルフへの帰還は

「出張お疲れ様!」ということなんだなあ。

この宇宙の体験システムは、なかなか効率的に出来ている。





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