体細胞療法体験~胸の痛み編

 ソマティック·ヒーリング(体細胞療法)のセミナー    一日目受講

「ソマティック·ヒーリングは、身体の不調に向き合う対話型の方法だ。

身体の状態はそれが問題症状であれ、快適な状態であれ、すべて今のその人に対するメッセージであるという仮説に基づいて、そのメッセージが何であるかを探り、身体が欲していることを行っていこうとする対話型の癒しの技法。

病気には心理的な要因が含まれていることが多く、慢性的な心理的緊張が中枢神経に影響を与えることによって免疫機構に損傷を与える。

時には、身体の中に埋め込まれた過去のトラウマや感情の直接的帰結として病気が生じる。また、抑圧された副人格が自分に対する世話や休息などを求める唯一の方法として病気を作り出している場合もある。トラウマを取り除くことで、抑圧された副人格を満たし、慢性的な緊張を軽減することができ、心と身体を楽にすることができる。

ホリスティック(全人的)な治療の中でもパワフルな方法のひとつである。いくつかの技法を用いて、クライアントの問題行動や疾病の原因を探り出してゆき、自分で自分を癒して行くお手伝いをする。」

IHCテキスト P3より

さて、セミナー初日、クライアント役をさせていただいたので、私の体験を紹介する。

☆事前面談

主訴「若い時から、逆流性食道炎で、思わぬタイミングで胸が痛くなる。冷たい水を飲めばおさまるが、出先で水が無いと、しばらく痛みに耐えなければならず辛い。」

原因「おそらく、仕事が忙しく、人間関係性も殺伐としていた頃発症したので、ストレスかと思う。今はストレスが無いのに、依然として症状があるのが不思議。」

どうなっていたいか

「安心したい。元気でいたい。」

☆催眠導入

セラピストの誘導に従い、深い催眠へ

☆エネルギーの調節

セラピストの誘導により、癒しエネルギーを全身に満たすイメージをする。地球のエネルギーと太陽のエネルギーを取り入れる。

色や、全身にエネルギーが巡るのを感じる。

☆催眠運動

痛みや緊張を和らげるために必要な動きをする。催眠状態では、潜在意識に任せていると、勝手に身体が動き始める。

私の場合、なかなか身体が動かない。頑固な顕在意識が残っていて、戸惑っている。

セラピストや、アシスト役(3名)が、ランダムに声をかけてくる。

「○○さ~ん」「大丈夫ですよ~。」「元気になるよ。」「安心だね。」「愛されてるよ。」「とてもいいよ。」

全員が潜在意識に入っているので、意識の繋がりが感じられる。皆の声がこだまし、温かいエネルギーに包まれる。言葉のシャワーは、絶対安心な宇宙に漂う感覚。こんなに愛を受け取ったことはあるだろうか?感動で、涙が溢れる。全身の細胞一つひとつが喜び、反応し、微細に振動している。

頭が微かに動く。頷く動作を繰り返す。

アシスト役から、「いいよ!頭が動いているよ。どんどん動いて~。とてもいいよ。」と励ましの言葉をかけられる。

頷く動作がどんどん大きくなる。自分に「YES」と身体が言ってるんだなあと直感的に感じる。身体が丸くなりたがる。胎児の姿勢になりたい様子。安心した体勢は、やはり胎児の記憶とリンクするのだなあと納得。

セラピストから「私たちにしてほしいことはありますか?」と問いかけあり。

私「胸の痛い部分に、元気になるエネルギーを送ってほしい。」

セラピスト、アシスト達より、「元気だよ。」「健康だよ。」「大丈夫だよ。」の言葉シャワーと共に、エネルギーを一斉に送られる。身体はちゃんと分かっている。全身が温かくなり、波動がより微細に、高い振動数となる。これが愛のエネルギーなんだなあと体感する。

☆カラーヒーリング

頭のてっぺんから足先まで、自分で体のあらゆる部分に上から順番に感じ取っていく。違和感を感じたら、色や形状をセラピストに伝える。

喉に、握り拳大のゴツゴツした岩。自分はそれを取り除きスッキリしたいが、その岩は、まだそこに居たいと言う。どうやら、胸の患部と連動していて、患部が納得すれば、ここから離れてもよいらしい。

セラピストの誘導で、胸のあたりをスキャンする。赤黒い色が広がる。瘀血が溜まって腫れているイメージ。

どうしたいか、セラピストから質問される。胸に穴を開けて、溜まった血を外に流すことにする。自分でそのイメージをする。(セラピストやアシスト達に手伝ってもらい、全員でその作業をすることもできる。)

胸の部分がピンク色になりスッキリする。喉の岩は半分透明になり、配置が斜めに傾いている。

セラピストから、その岩をどうしたいか質問される。岩を胸の患部まで下ろし、対面させ、天に帰ってもらうことにする。

潜在意識下のイメージでは、喉と、患部(胃と食道の入り口·下部食道括約筋?)は、連動していて、今まで力を合わせて私の身体をストレスから守っていた。胸に溜まった瘀血のイメージは、仕事のストレスや人間関係から受けたネガティブなダメージであり、それを溢れださせないよう関所の役割をしていた様子。(溢れていたら、暴言や、胃の深刻な病に発展していたかも)

このままあっさり手放すのが可哀想という気持ちになる。今までありがとうと感謝をし、天に昇ってもらう。岩と患部の合体した塊に、天使のような羽が生えて、空に消えていく。こころに寂しい気持ちが残る。

☆インナーヒーラーとの出会い

インナーヒーラーは、クライアントの中にいる癒し手。自己治癒力の擬人化した存在。

セラピストの誘導にしたがい、インナーヒーラーに来てもらう。

青い服を着た天使のイメージ。清潔な感じがする。私に対するアドバイスをいただく。

「症状は、昔から溜めてきたストレスが原因で、患部の器官の働きが弱ってしまったもの。ストレスを軽減して安心して暮らしていれば、元気になりますよ。溜まった瘀血(過去のネガティブな感情や記憶)を外に出せて良かったですね。」

これは、言葉として聞こえるわけではないが、イメージの中で捉えたエネルギーから、直感的に受け取るもの。言葉にするならこんな感じ、というのがふと湧いてくる。

☆インナーヒーラーが施すスピリチュアルな外科手術

インナーヒーラーの手が身体の中に入り全ての行うべきことをしてくれる。楽で快適で、痛みがない状態。

私は今回は体験しなかったが、腫瘍などの症例の場合は、必要になるかと思う。

実際に好転反応(下痢、排尿など)が起きる。水を飲むようおすすめされている。

☆解催眠

☆事後面談


セッションを終えて、発見したこと

セッション最中、クライアント役の私は、いきなり思考が活性化する状態になった。

ふと、沸き上がる、ごちゃごちゃうるさい声

「あれ?さっきのデモンストレーションと違う。」「私ならどう誘導するかな。」など、比較したり、過去に習った手法を思い浮かべたり、悲しさや罪悪感がひたひた押し寄せてきたり、粘着質なこだわりが出てきたり。

クライアント役もやりながら、セラピストの学びもしているせいで、クライアントに徹することができない。同時に、「あれ?これ、本当に私の思考かな。誰かの思考に影響されてないかな。」という不思議な気持ちになる。

事後の振り返りで、セラピストやアシストの皆様に確認したところ、私が顕在意識優位になっていた時に、セラピストも同様に思考を働かせていて、また面白いことには

私が深い催眠に入り、自分が答えている内容すらよく覚えていない場面では、セラピストも深い催眠状態にあり、「クライアントが何か言ってるなあ。でも納得して満足してるようだから、いいっか。」という、互いに連動した状態にあったことが判明。傍らで見守っていたアシストも、クライアントが顕在意識を働かせている状態が、よく分かっていたとのこと。

セラピスト、クライアント、アシストは、ひとつの意識を共有し、共に潜在意識下でエネルギーをつなぎ協力体勢にあるため

誰かが思考優位になると、バタバタと連動してしまい、頭の中のおしゃべりが始まってしまう。比較や判断やネガティブな考えが起きている時は顕在意識だ。また、頭の中の浮かんだ思考は、私のものではなく、つながっている誰かのものかもしれない。違和感が強ければ、自分のものではない可能性が高い。

先生からは、もし顕在意識が優位になってきたら、深呼吸するとよいとアドバイスをいただいた。

セラピストは、透明なパイプに徹するという姿勢の意味がよく体感できた出来事だった。例えば、セラピストがスクリプトのある場面で、躓いたり、疑問があったり、自信がなかったりして、不安感を感じると、もろにクライアントに伝わり影響する。セラピストのごちゃごちゃは、クライアントの中のごちゃごちゃを引き出してしまう。また、待機しているアシストも、潜在意識で参加しているから同様であり、ひたすら思考のおしゃべりを静かにする必要がある。

では、思考が止まらなくなったら、どうコントロールしたらよいだろう。

以下は催眠療法の萩原医者のblogだが、答えをいただいた気がするので、転載させていただく。


【無意識さんと仲良くなる秘訣とは】

 

 

潜在意識(無意識)をいかに活用して

いくか。

 


普段、意識しない、出来ない潜在意識を

日々の生活の中に活かしていくか。

 


催眠療法は潜在意識活用法といえるだろう。

 


潜在意識活用の難しい点は、

意識すると使えなくなってしまう。

 


これが結構やっかいだ。

 


ここでの意識とは顕在意識なのだが、

顕在意識は「自我、エゴ」と置き換え

られる。

 


自我は結果を意識してしまう。


そこには判断が入ってしまう。


「上手くいった?」

「失敗しちゃた?」


評価がそこに自然に生じる。

 


無意識の状態は催眠療法によって

意識的に無意識を作りだす。

 


自我が働かない状態を作ればいい。


それが、「無心」、「三昧」の

状態だ。

 


ただ、私たちは結果に執着しがちだ。

世の中は、勝ち負けにこだわる世界だ。

 


そこに世界で「無心」でいることは、

難しい。

 


では「どうすんの?」


すべてを肯定的に反応する。

 


「いいじゃん」

「いいねえ」

「うまくいっているよ」

「素晴らしい」

「面白いね」

「興味深いね」

「最高!」

 


起こる事は起こる。


だったら、自分の判断は要らない。

まかせてよう。

 


自我は心配して、ぐちゃぐちゃ言って

くるが、「悪いけど、無心でいるから」

と遠慮してもらう。


こんな感じで今日も過ごそう。


催眠のことなら​​​IHC


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