イルカのスピリット

 誰も教えてくれなかった目醒めのヒミツ

いるかくん いるかちゃんトークショー

着ぐるみを脱ぐ覚醒ワーク

に、参加してきた。


『誰もおしえてくれなかった目醒めのヒミツ』いるかくん、いるかちゃん著

史上初!イルカのスピリットが書いた本を手に入れた!いよいよ、こんな時代になったのですね~

イルカのスピリット、いるかくんは、ドルフィニスト綾子さんがチャネリングして、実際にしゃべってくれる。YouTubeにもあるので、気になる方はぜひご覧ください。愛らしくて癒されまくります。

覚醒、目覚め、悟りなど、表現はいろいろあるが、端的に言えば、本当の自分に気が付くこと。これは私のblogの一貫したメインテーマだ。

いるかくんの本は、可愛らしい表紙からは想像がつかないほど、中身が濃い。いわゆる「悟りの指南書」だ。面白くて、夢中になって一気に読んでしまった。

ワークショップでは、高次の観点から見た人間の思考、行動パターンを紐解き、自分が創った着ぐるみという戦略を解き明かし、着ぐるみを脱いで、本当の自分に出会い、源の自分に還っていくプロセスを体験できるとか。

さて、人間は、幼い頃に、主に親との関係で、本当の自分のままでは愛されないという体験をする。そして、愛されるための戦略として着ぐるみを着ることになる。すべては、愛されたいという気持ちが根底にある。幼い自分は、無力である。親に愛されなければ、食事もできないし、生きていけない。育ててもらい、お世話してもらわなければならないから、必死だ。命がけの戦略としての着ぐるみは、決して悪いものではない。この地球で命を繋ぐために必要なものだった。私たちを守ってくれたからこそ、今私たちは、無事に生きている。そして、愛着ある着ぐるみを脱いでもよい時期になったのだ。高校の制服だって、時期が来れば脱ぐことになる。自然な流れだ。

いるかくんの、可愛らしい声に誘導されながら、目を閉じて、幼い頃の記憶を辿る。親に否定された元体験をよみがえらせる。

会場は、既に、泣き出す人が続出。悲しかった、辛かった感情をシェアしていく。

いるかくんに話しかけられ、私も体験を語らせていただいた。心の中では、「初めて、イルカとお話しちゃった!」と、少し動揺しながら。

4~5歳だろうか。母親が出かけてしまい、留守番をしていた。胸が締め付けられるほど、不安で気が狂ったように号泣していた私。もう大好きな母に会えないのではないかと心配しすぎて、町の外れまで迎えに行った。幼子の足でかなりの長距離をグルグル歩いたはずだ。母の行き先は知らない。ただ、少しでも早く、母の笑顔を見たかった。その一心で、泣きながら遠い道を歩いた。今、思い返しても、胸がギュッとなる。底知れぬ分離感だった。

やがて、無事帰宅した母から、たった一言。

「アホらしい。」と呆れられた。

その言葉にいたく傷ついた。その傷は、半世紀経過した今も、生々しく跡を残している。

「お留守番してくれてありがとう。一人にしてごめんね。」そう言ってもらいたかった。その言葉さえあれば、私は救われたはずだ。そう、いるかくんに打ち明けた。

いるかくんは、「もう~お母さん、ひどいね。子どもはお母さんが大好きなんだよ。いつも一緒にいたいんだよ。孤独だったね。辛かったね。」と、共感してくれた。

ドッと涙が流れた。こんな小さな時の些細な出来事なのに。大人の私が納得しても、小さな私は納得していないのだ。これがインナーチャイルド。当時の感情を感じ切り、大人の私が当時の私を抱きしめ、癒す必要がある。「悲しかったね。もう一人にしないよ、いつも私がそばにいるよ。もう大丈夫だよ。」そう声をかけると、インナーチャイルドは納得して、浄化されていく。

悲しくても泣いてはいけない。孤独でも、強い自分にならなければならない。本当の自分に蓋をした私は、孤独が平気な自分という着ぐるみを着てしまった。以降、孤独を感じる現実をガンガン引き寄せ始める。大好きな母が突然亡くなるという強烈な喪失体験を10歳で経験する。友達も少なく、いつも孤独にドップリ浸かっていた10代だったと思う。

いるかくんは言う

「狂ったように泣いていた自分を、少しおかしいかな?って思わなかった?きみの場合はね。前世が影響しているんだ。戦争で、大切な人とお別れしたり。沢山悲しいお別れを経験してきたんだね。辛かったね。きみは、スゴいよ。だって、そんな人生をいくつも乗り越えて生きてきたんだ。頑張って生きてきたんだよ。もう、孤独にならなくていいんだ。友達たくさんつくって、楽しもうよ。」

もう、涙が止まらない。肩を震わせて、ボロ泣きした。前世のことは記憶には無いが、これほど泣けるのは、魂に相当の傷を創っていたのだろう。

いるかくんは、イルカの星からやってきた愛のエネルギーなので、私は高波動に包まれて、会話しただけで癒された。泣いた後は、身体も心も軽くなった。これが、着ぐるみが脱げた合図。着ぐるみは何枚も身につけていると思うが、一枚脱げば、それだけ本当の自分に近づく。こうやって、偽物の自分に気が付く度に、ワークを繰り返していくとよい。

こんな感じで、会場では、ボロボロ泣いた後でスッキリした表情になる人が続出した。

着ぐるみを脱いでいくと、本当の自分に気づく。本当の自分は、愛でしかないので、もう、人に愛されたいという欲求はどうでもよくなるそうだ。

分かりやすい例として。私は女性だが、女性であることに疑いを持っていない。それはあたり前の確信だ。日常で「私は女だ。」といちいち確認したりしない。それと同じ感覚。既に愛の状態だから、いちいち愛を確認したり、外に求めたりする気持ちにすらならないそう。

私は、今もまだ、人に認められたいし、大切にされたいし、尊敬されたいし、愛されたいと素直に思う。そのために、ついつい外側の出来事に揺さぶられる。自分に不足があるから愛されないのだ。このままじゃダメなんだ。と、どうしても感じてしまう。条件反射的に。

昨日も、図書館に本を借りに行ったのだが、窓口のスタッフさんに冷たく対応されたような気がして、悲しくなった。「私だから嫌われるんだ。大切にされないんだ。」とイジイジした気持ちになり、ハッとした。スタッフさんはただ忙しかっただけで、事務的に対応しただけ。私だって、バイトの時は、そうなるじゃないか。「冷たくされた。」と現実に意味付けをするのは自分の内面にある過去の傷だ。その歪んだ認知は、幼い頃の出来事に端を発する。その子どもの私の気持ちに寄り添い、抱きしめ、声をかける。「冷たくされた。大切にされない。誰からも愛されない。」そう思い込んでしまった自分は、その思いから解放されたくて、そう感じる現実を繰り返し引き寄せる。この不足感を埋めてあげられるのは、自分しかいない。私が私を大切にし、愛することでしか、解放されない。

私たちの魂は、宇宙源から分離した存在。私たちの中には神が宿っていると捉えることも出来る。インナーチャイルドは、荒ぶる神。自分で自分の荒ぶる神を鎮め大切に接すると、周りからも大切に扱われるようになる。現実は自分が創造している。自分が自分を大切せず、愛していないと、愛されない、大切にされない現実を創ってしまう。「私を大切にして、愛して、気が付いて!」と、自分自身からのメッセージがもたらされているわけだ。

もし、その感情が現れたら、どうしてそう思うのか?それはなぜ?と自分に繰り返し問いかける。大抵は、幼い頃の体験が原因なので、先ほどのように、自分を癒す。この繰り返しでどんどん軽くなっていく。

会場では、「私の存在自体が愛されない原因だ。」と言って、泣いていた女性がいて、とても苦しんだんだなあと、私ももらい泣きした。

着ぐるみを脱ぐワークは、こんな感じ進み、いるかくんに癒された和みの時間となった。

たくさん、素敵な話をお伺いしたのだが、他に印象的だったのは

物やお金や人は所有できない。すべては流れていくもの。たまたま、自分のところにお借りして存在している。この考えでいると、お金や物を失って悔しくなったり、人とお別れして苦しんだりする感情が湧かなくなるという話だ。

ドルフィニスト綾子さん篤さんご夫妻は、ある地域に引っ越ししたばかりの時に、自宅に泥棒が入った。ちょうどお正月シーズンで、初詣に行き、帰宅したら大切なものがすべて失くなっていた。「ぼくたち、泥棒に入られちゃったんだよ。面白かったよね~。」いるかくんは、愉快そうに語る。

ご主人の篤さんは、悟りを開いていたので、万物は流れていくことを理解していた。だから、たまたま自宅にあったお金や物が、次の場所に流れていっただけ。たまたま行き先が泥棒さんのところだっただけ。と捉えた。「命があったから良かった。僕たちは、大切なものは失っていない。お金はまた働けば得ることができる。」そう思ったのだそう。イルカのような生き方を実践している彼らは、ほとんどダメージを食らわず、愉快なエピソードとして人々に語り、会場を沸かせていた。

子どもが成人して巣立って行ったり、伴侶に先立たれたり、可愛がっていたペットが天に召されたり。そんな時に、人は喪失感で苦しむ。しかしその感情も、自分の所有物という考えがあるからこそ起きる。所有しているという勘違いが執着となり、失う苦しみを生み出す。

なにものも所有することは出来ない。すべては流れていくもの。この心境になれれば、人生の大半を覆う執着の苦しみから解き放たれ、より自由に生きられるだろう。

振り返ると、前世から引き継いだ私の苦しみは「大切な人を失う悲しみ」だ。なぜ、転生を繰り返しながら同じテーマに直面させられてきたのか。何度も何度も私自身が創造した現実だ。

愛する人には、いつまでも側に居てほしい。誰かに執着する気持ち。裏返せば、「彼は、(彼女は、我が子は)私のもの」という勘違いが、数えきれない転生を貫いて、課題を先送りにしてきたのだろう。

今世、私は、この執着を手放すことになるのだろうな。

愛する人とのお別れは確かに悲しい。生物である限り、肉体は必ず滅びる運命だ。しかし、魂は永遠に生きる。いつか来る別離を心配し、日々を悶々と生きるのか?今、共に過ごせることに感謝し、小さな幸せを味わって楽しく生きるのか?そもそも、悟りを開けば、すべては一つであることが実感できるので、喪失感とは無縁になる。

この課題をぜひ克服したい。

イルカは、テレパシーで意思の疎通ができる。一匹が思いを発すると仲間全体で瞬時に共有する。だから言葉が相手に伝わらないという悩みが無い。ワンネスを体現している。いるかくんは、イルカスピリットなので、対面する相手の内面から前世まで、瞬時に情報を読み取り、相手と一体になる。その愛と共感のエネルギーを感じて、多くの人が魂を震わせて涙を流すのだと思う。ワンネスの一端を感じて、懐かしい気持ちになるのかもしれない。

いるかくんは、会場の一人ひとりの魂の故郷を見て、「あなたも、あなたも、イルカね。あなたは、シリウス、プレアデス、金星もいるね。」と、出身をおしえてくれた。このワークショップ参加者は50名近くいたのだが、ほとんど宇宙由来の魂だった。人間をやっている魂は、何百という回数に収まらない転生を繰り返し、宇宙の星星を転々としながら、地球にやってきているそうだ。過去に、高次元存在だったとしても、決して過去の栄光に酔わないでほしいと言う。沢山の転生を経て今の私たちが存在する。多くの経験を経ているまさに今が一番スペックが高いそうだ。今の自分を誇りに思ってほしいそうだ。ちなみに、私もイルカの前世があるらしい。やはり、イルカスピリットに惹かれ、ここに集う人々は、無意識に宇宙時代を懐かしみ引き寄せられてきたのかもしれない。魂の同窓会か、補習か。そんな感じ。

いるかくんは、なぜ、イルカの星からやってきたのか。これから地球が困難な時代になっていくので、お手伝いに来たのだそうだ。天使もそうだし、宇宙のあらゆる星からお手伝い志願者が地球に転生してきているらしい。いわゆるスターシードと呼ばれる存在だろうか。それぞれの存在が、大切なメッセージを伝えに来てくれているだけでなく、ただ地上に存在するだけで地球の波動を調整するので、何も目立ったことをする必要はない。「居るだけ=役割」となるのであるから、私たちは日々、笑顔で人に優しく接し、感謝しながら生きるだけで地球に貢献しているとも言える。何もしなくてもいい。私たちは、ここに生きているだけで、完璧な存在なのだと、最後に気が付いた。

いるかくんが主に伝えてくれているのは「悟り」。お釈迦様の教えにもある。

これからの地球規模での大変革の時期に、私たちに求められているのは、「本当の自分に目覚めて生きること」。「すべてがひとつである」と、思い出すこと。

私が今、催眠療法を学んでいるのも、「悟り」を目標に掲げているからかもしれない。

宇宙から、地球のお手伝いのつもりでやってきたのに、自我の罠にがんじからめになり、輪廻転生から抜け出せなくなった魂が多いそう。

いるかくんのエネルギーを感じて泣いてしまう人が何人もいるのは、もしかしたら、地球にやってきた時の気持ちにリンクしたからかもしれないなあ。

「自我から自由になり、輪廻から卒業し、宇宙へ還りましょう。」との、いるかくんの言葉が心に強く残った。

そうだなあ。そろそろ還りたいかもなあ。




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