現実を創造しました
現実を自分で選ぶことが出来るなら、やってみたくありませんか?
blogでいろいろ書いてきたが、とうとう実践のチャンスに恵まれた。知識はあっても日常に活かせなければ意味がない。私の実践の報告をさせていただきたい。
現実創造のポイントは、自分が発する周波数。今の自分に合った周波数の現実を引き寄せる。平行現実はいくつもあるので、一番心地よい現実にフォーカスすればよい。宇宙の仕組みはこんな感じだが、果たして?
先週、人間ドッグの結果が送られてきた。無料の自治体がやってくれる健康診断でよかったのだが、夫が心配してくれて、けっこう充実した人間ドッグを受けさせてくれた。乳癌手術後、私は、抗がん剤や、ホルモン治療を選ばず、自然治癒力を高め、生き方や考え方を変えていく方法にシフトしていった。夫は、「せめて、年に一回はきちんとした検査を受けてくれ!」と言う。夫を心配させないためにだけ、人間ドッグを受けたのだ。
そうは言いながらも、再発は怖い。検査結果を開封する時は、心臓がバクバクした。幸い、癌に関しては所見無し。なかなか優秀な健康状態で安心した。ただひとつを除いては。
一般の検診ではやらないであろう眼底検査で、引っ掛かった。予想していなかった病名にうろたえた。「両乳頭陥凹」どうやら、視神経がやられているらしい。要治療の太字が、とても怖かったが、すぐ気持ちを切り替えた。
「ピンチはチャンス」
よし!自分にベストな現実を創造できるかどうか、実践してみよう。
眼科に行くまでの数日は、いつもと変わらず穏やかに過ごした。病名については一切調べなかった。いたずらに不安になることを避けて、自分の内側を整えるように過ごした。
そして、今日。
眼科へ歩く道々で、美しい花を眺め、瑠璃色の揚羽蝶に心踊らせ、目が見えることは、何て幸せなんだろうと有り難さを噛み締めた。
私は、両方の目に語りかけた。
美しい日の出や、優しい色のお花、可愛い蝶々、大切な人の笑顔、料理できるのも、本が読めるのも、あなたたちが世界を見せてくれているから。おかげで私はこんなに豊かに生きていける。ありがとう。今まで本当にありがとう。出来れば、命尽きる瞬間まで、あなたたちと共に、この世界の美しさを感じていきたい。私は右目さんも左目さんも、とても愛している。いつも本当にありがとう。酷使して疲れさせた日もあったね。ごめんなさい。許してください。
検査は2時間かかった。
最初の診察で、医師から「緑内障の検査をします。」と言われ、覚悟した。緑内障は、視神経の障害で視野が欠けていき、最悪失明に至る病。
待ち時間は、ひたすら、「ありがとうございます。」を唱えた。また、昨日仕入れたばかりのイメージング呼吸を繰り返した。光をイメージし、今、ここを、意識し続けた。おかげで、不安な気持ちは起こらず、始終穏やかだった。意識がブレず真ん中に居ると感じた。
待合室は、心地よかった。人々が病院のスタッフさんと会話している。みんな感謝の気持ちを口にしていて、言葉が美しかった。スタッフさんの思いやりも温かく胸に染みた。天国に病院があるなら、こんな感じ?と思った。
目の前に、絵本コーナーがあり、何気なくタイトルを眺めた。宮西達也さんの絵本が目にはいり、私の直感が反応した。目に見えない世界から、絵本のタイトルを通してメッセージが来たのかな?と感じてはいた。
たくさん検査をして、最後にまた医師と対面した。どんな結果になろうと、受け入れようと覚悟していたから、心は静かだった。
「緑内障の疑いで検査しましたが、異常ありませんでした。定期検査も不要です。ただし、年に一回の人間ドッグで指摘されたらまたいらしてください。」先生は淡々と言った。
その瞬間、私は目の病気にかかっていない平行現実にパラダイムシフトしたことを知った。現実創造に成功したのだ。
会計を待ちながら、あまりの幸せに、身体の力が抜けてしまった。
ふと、閃きがやってきた。
さっき気になった絵本のタイトルは
『愛してくれてありがとう』
『あなたをずっと愛しています』
だったのだ。
分かった!私の両目からのメッセージだったんだ。私が両目に愛を送ったから、返事をくれていたんだ。そして、両目は、私が生まれた時から、この肉体と共にずっと、いかなる時も、私を愛してくれていた。私がこの世界を感動とともに生きることができるよう、あらゆるものを見せてくれていた。私は目からも肉体からも、こんなに愛されていた。
深い深い愛に包まれ、感謝の涙が流れた。どうしてこんな大切なことに、半世紀も気付けなかったのだろう。
53年もかかってしまったけど、気づけて良かった。
もし、この段階で気づかず、ずっと悲嘆に暮れていたら。肉体からの大きな愛に気づかず、身体を大切にしなければ、私は緑内障になった平行現実を無意識に選択し、闘病生活に入ったかもしれない。インパクトがなければ学べないからだ。
自分が設定した学びには、必要な体験を引き寄せる。強く実感した出来事だった。
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