『催眠ガール』を 読んで


 『催眠ガール』大嶋信頼 著

自分に自信がない、とある女子高生が、催眠の師匠に弟子入りしたことで、催眠の楽しさに目覚め、成長していく物語。


先日、「読むだけで催眠状態になり、自分が変わっていく面白い本」と、教えていただき、早速読んでいる。まだ半分だが、とても面白い!


前半は、相手に呼吸を合わせることの大切さが描かれている。


相手が空気を吸っている時に自分も吸う

相手が空気を吐いている時に自分も吐く


ただし、肺活量の違いなどで、相手の呼吸に合わせていると苦しくなる


その際は、呼吸している時の体の動きを真似する。肩の上下、前後など。呼吸がよく分からなくても、胸の膨らみ方を見ると分かってくる。


相手に合わせているうちに、いつの間に、相手は催眠状態になっていくそうだ。


潜在意識につながった相手は、穏やかな心境になるらしく、うとうとしてしまう人も。


自分も、相手の感情が伝わってきて、共に感じることができる。


おそらく、この時の二人は、あまり思考を使っていないのではないか。潜在意識優位の状態は、リラックスした気持ちになる。本来の自分につながりやすくなる。


もし、この呼吸合わせをやっていて、過去の嫌な感情が湧き出てきても、ああ、出てきたなあと思い、流していく。


この状態で、相手にポジティブな暗示を入れてみたらどうなるかな?と思い、今朝、応用実験してみた。


夫と向かい合わせで立ち、深い呼吸をしてもらう。私もそれに合わせる。夫は、首を前後させる動きだったので、真似をする。


息を吸っている時に言葉がけ

息を吐いている時に黙る


「○○くんは·····今日·····一日······穏やかに······幸せな気持ちで········リラ~ックスして······楽しく過ごします。スッキリ爽やかに目覚めます。ハイ!」


インスタント暗示、うまく入ったかな?夫の帰宅が楽しみだ。


ちなみに、いつもは

「車に気をつけてね。自転車ゆっくり安全にね。焦らないで行くんだよ!」と、注意ばかり言っていた。これを毎朝しつこく言っているわけだから、夫は朝の通勤時は、とても緊張していたに違いない。反省。


いつも相手にかけている言葉が、時には暗示となり、相手の自信を奪ったり、暗い気持ちに誘っているかもしれない。「お前はいつも駄目なんだから。絶対失敗するから。お前に出来るわけがない。」など、親が子に言い続けると、子の潜在意識にその暗示が入ってしまう。子は、いつも失敗に怯え、自分を信じることができなくなってしまう。


言葉には、ものすごい力がある。

そのことを改めて学ばせていただいた。


私は、夫に

毎日、本来の自分のままで

穏やかに、楽しく、幸せを感じて

自分も周りも大切にしながら

過ごしてほしい。


きっと、誰もが家族に対して、そう願うだろう。


これからも、相手にかける言葉に気をつけていきたいと思った。


話は変わるが

昨日、バイト先での休憩時間のこと

たった15分しかないのに、瞑想と悟りについて、駆け足で、深い話をした。ああ、至福の時。

古代インドの宗教や、お釈迦様の信仰のルーツ、般若心経のこと、ヨガと瞑想、悟りの境地、などなど。

「般若心経の空は、空と感じている時点でもあはや空の状態にはいない。」というご指摘が目から鱗でした。

こういうテーマを話せる人は、なかなか居ない。「悟りとは?」と相手に語りかけたら、きっと怪しいやつだと、避けられることになるだろう。

だから、このような話題でも嫌な顔をせず、きちんとお考えを話してくださるこのバイト仲間の存在は、私の心のオアシスになっている。

4月から始めたバイトだが、本当に良かったと思う。必要な時に、必要な人に出会うことになっているんだなあ。

出会いの一つひとつに、感謝。

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