パラレル移行～美しいもの探し

 前回blogの続き

ぜひ、前回を読んでから今回に目を通していただきたい。

パラレル移行のテクニックを紹介。

神原康弥さんに教わった。

「美しいもの探し」である。

朝から目にした美しいものを３０個、メモする。それを毎日実行する。それだけで、高い周波数のパラレルに移行していく。

美しいものは、周波数が高い。美しいものを想起し、心に描くことで、自分の周波数が変化する。

私は、道々、美しいと感じるものを発見しつつ電車に乗ったら、電車の意識と繋がり、涙が溢れ止まらなくなった経験がある。電車にも意識はある。電車は、私たちを愛で包んでくれている。つり革もドアも椅子も、全てが愛で出来ている。私たちへの思いやりに溢れている。電車からこんなに愛されていたのだと気がついて、感謝で涙が止まらなくなった。「人を乗せて走ることが大好きなんだよ。」と電車は生き生き働いていた。周波数が高くなると、愛に満ちた世界に移行する。動物も植物も機械さえも、私たちに好意的に話かけてくる。私たちの周りは全て愛に満たされている。その世界は確実に存在する。

ただ、私の場合は、その世界を垣間見たに過ぎない。周波数は刻々と変化するので、私の意識は揺れ動いている。感動で涙が止まらない世界から、今は、落ち着いた世界にフォーカスしている。

美しいもの探しをすると、あなたの周波数はどんどん高くなるので、試してみてほしい。世界が変化する。パラレルをすいすい移行する感覚を味わうだろう。

美しいもの探しの効果に気がついた頃、昔の知り合いに連絡を取ってみたことがある。大好きな人だったけど、会わなくなった人。またお付き合いを再開できたらいいなあと思った。

LINEしてみたら、すぐ連絡をいただいた。仕事で行き詰まりを感じているらしいことが分かった。うまくいかない現実に焦りや苛立ちを感じているらしかった。どんなに行動しても道が開けない。それはつらいだろうなと思った。

私は、美しいもの探しを提案した。自分の体験を踏まえ、効果的と信じていたからこそ、彼女にも幸せになってほしかった。彼女のパラレルには、仕事が、うまくいく未来もあるはずだから。

彼女からバタッと返信が無くなった。美しいもの探しを実行したのかどうかわからない。意味不明なスピリチュアルなことを言い出した私を気味悪く感じたのかもしれない。

過去、大好きな彼女だった。幸せになってほしかった。しかし、どうやら今の私の周波数には、彼女は存在しないらしい。

彼女には彼女の学びがあり、引き寄せる体験がある。私の好む周波数には、彼女が求める現実が無いということだ。

ああ、そういうことか。と淡々と思い、受け入れる。彼女が思い描く現実の中、必要な体験を重ね、幸せになってほしい。この別離は悲しくはない。共に生き影響し合う時期が終わり、互いに新たな道に進み始めたということ。変わらず大好きだし、応援している。

いずれは、宇宙根源に戻りひとつに溶け込む。魂は同じ場所へ帰還する。分離体験は、一時的なものだ。

分離は、宇宙から見れば、ちょっとの間、近所に買い物行ってくるね～。くらいの気軽さだろうと想像する。「ちょっと、地球へ遊びに行ってくるね！」

人の死も、宇宙から見れば悲しいことではない。地球上で乗り物としていた肉体を脱ぎ、魂が宇宙へ帰ることを死と言う。魂は死なない。地球体験を卒業するという意味では神聖なお祝いである。魂は、肉体を離れると、忘れていた魂の本質を思い出す。生まれた時からずっとサポートしてくれていた宇宙存在たちに助けられ、魂は宇宙へ帰還する。「お帰りなさい！」と祝福されるのが死の真実である。魂の故郷は高次元なので、時間の概念が無い。過去も現在も未来も同時に存在するし、全てのパラレルも見ることが出来る。

地球上で100年程度肉体経験を遊んだからと言っても、宇宙からみれば、日帰りでディズニーランドに遊びに行った感覚に等しい。

地球での肉体を脱いだら終わりではなく、魂は気が遠くなるほど永遠に体験を続けるので、なかなか忙しいのだ。

だから、大切な人が亡くなった時に、悲しみに溺れたり、絶望することはない。肉体が無くなるだけの違いで、魂は宇宙に存在しているので、次の活躍を応援してあげたいものだ。共に過ごした人生に感謝し、見送る。そして、自分の人生を生き切る。亡くなった相手に感謝するならば、自分の人生を最後まで大切に生きてほしい。それが何より、先に宇宙へ帰還した魂の望みだろう。チャンスがあれば転生先で、また出会うかもしれないし、今度は地球ではなく、別の星かもしれない。そう思うと、楽しみではないだろうか？再会した時に、お互いに讃え合えるように、「あの人生では、お世話になりましたね。」「いやあ～。君、頑張ったね！」とハグし合えるように、残りの人生を楽しく生き切りたいものだ。