苦労は必要?

 まだ、答えは出ていない


先生に、苦労は買ってでもしなさい

と言われたことはないだろうか

私も、最近、神原康弥さんに指摘された

「あなたは、苦労が足りない!」


苦労は、自ら飛び込んでいくものなのだろうか?できれば、あまり苦労はしたくないのだが


最近のスビリチュアル界隈では

つらいこと、やりたくないことはやらなくていい

好きなこと、ワクワクすることを大切にしなさい

波動を上げることで、心地よい現実を引き寄せる

ざっくり言うと、こんな傾向のメッセージが溢れている


昭和の根性論にどっぷり染まった私たちの世代は

がんばって。が合言葉だった

努力により高みを目指すことが称賛された


仕事も生活も、自分を滅して頑張って

ボロボロに疲れ果て

病気になって、やっと立ち止まることができる

これで、よかったのだろうか?と悩む

私の場合は、風の時代の新しい生き方を知り、ほっとしたのも確かだ

もう、頑張らなくていい。嫌なことを続けなくていい

それは、自分を許し、受け入れていくことにつながった

今までは、自分を叱咤激励。失敗すれば、容赦なく嫌ってきた。責める相手はいつも自分。負のエネルギーにさらされた心身が病を発症するのは当然だったかもしれない


さて、苦労のこと

簡単に言うと、世間では、嫌なこと

困難な経験を苦労と呼ぶ

無理に経験しなくていいと思うが

人にはそれぞれに、避けられない人生の苦労イベントが定められていると思う

生まれてきた時、成長のために自分で決めてきたイベントだ

魂は、元々波動が高い

輪廻を経て、人間を卒業し、宇宙へ帰り

エネルギー体になっても修行を重ね

神に近づいていく

宇宙根源のエネルギーに戻っていく

せっかく最高に高い波動に戻っても

エネルギー体は、やがて飽きてくるらしい

そして、波動を下げて地球に戻りたくなる

マイナス波動を経験したくなる

成長できるから。だそうだ。

何万年スパンで、それを繰り返しているらしい

そんな説もあるよ。という話。


安全な所にいて、わざわざ危険に飛び込む勇気はない。自分の命は惜しい。

不安や恐怖よりは、楽しく幸せな方がいい

だけど、地球上で肉体を持って生きるのに

生命力や生きる知恵はあった方がいいと思う

辛い~悲しい~。と思うから、その経験を二度としないように、知恵を生む。その知恵が、苦しんでいる他の人へのアドバイスとなり、救うことになるかもしれない。

肉体も心も、使い込むほど力がついていく

困難を乗り越えた経験は自信となり、次の困難に立ち向かう勇気となる

最近、小さな出来事で悲観して、ポキっと折れてしまう若者の多さにも懸念がある

今を乗り越えれば、幸せな未来があったかもしれないのに。と残念に思う。


自力で乗り越えた体験を書いておく


役所のある部署で働いていた時

兎に角忙しくストレスの多い職場

同僚たちは、肉体も精神もギリギリで頑張っていたと思う

ストレスは、ターゲットを見つけ

負のエネルギーを発散し始める

出来るだけ弱そうな存在に向かう

私は、何のきっかけか、ターゲットになった

日々、謂れのない怒りをぶつけられた

理不尽に泣き、上司に訴えたが

何も改善しなかった

鬱病は悪化していった

そして、仕事で、大きなミスをした

同僚たちは、責め立てるだけで

誰も助けてくれない

上司に指示を仰ぎながら

出来ること、考え付くこと、何でもやった

事態は悪化していく一方

泥沼にズブズブ沈んでいくような日々

しかし、逃げなかった

出来る最善を求めて諦めず動いた

泣いている暇はなかった

その部署の一番上の責任者が

唯一、味方してくれ

「あなたは悪くない」とキッパリ言ってくれて、奔走してくれた

地獄に仏を見た

最終的に、私は役所から処分を受けた

きちんと社会人として責任を取らせてもらえたことは、有り難いと感じた

最後に、味方してくれた責任者と短い会話をしたのを覚えている

「いい経験になりました。すべてに感謝しています。」私は心からの言葉を発した。

一番学んだこと

とても苦しんでいる人がいたら、責め立てるのではなく、味方になり、寄り添う

そんな人間になりたいと思えたことだ。

正義感から人を責めることは、一見正しいかもしれない。

私は、正義感から人を責めやすく、なかなか許せない性格だった。

なぜ、こんな困難が起きたのか、わからないが、結果、私は自分を振り返り、成長することができた。

もし、困難の途中で、諦めて、嫌なことはやらなくていいと割りきり、逃げていたら

この、爽快な達成感は味わえなかった

私は、逃げ出さず最後まで立ち向かった自分を見直したし、自信にもつながった

次に困難が起きたとしても、乗り越えた自信があるから、きっとうまくやれると感じた。未来に対する恐怖も和らいだ。

そして、神様は見てくれていた

ご褒美をくださった

職場を異動したのだが、昔から働きたかった場所だった。

同僚も上司も、あたたかく、優しく、

地獄から蜘蛛の糸で天国に昇ったのかなと

ほっぺたをつねりたくなった

おそらく、この困難を感謝とともに受け入れたので、波動が上がり、それに見合った現実を引き寄せたのだろうと今なら思う

うつ病も、あっという間に治ってしまった。

ただ、人生は、次のステップを用意するので、また困難は襲ってくるのだが、それはまた、機会があればのお話。


困難はマイナスエネルギーまみれになるし

長引けば、病も引き起こす

一足飛びに脱出するために

昨今のスピリチュアルリーダーは

さまざまな手法で、波動を上げて

現実を変えていくアドバイスをしている

それを必要とする人もいるだろう

命を救われる人も、病気が治る人も

いるだろう


しかし

私は、自分の足で困難という名の

山に登り、御来光を拝むという

清々しい達成感を味わうことも

いいけどなあと思う。


高波動の魂が地球に戻ってきて

経験したがっているのは

こういうことかも?と思ったりする。


自分で選べる時代がくるかもしれない

この経験は丁寧に味わおう

これは、時間の無駄だからパスしよう

とか?


結論は出ない

まあ、苦労はあってもなくても

その人の選択次第かな。


コメント

  1. 頑張るの嫌いです。ラクしてで楽しいが最高。

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  2. 頑張ると
    つい、言ってしまう自分がいて、昭和だなあと思う

    返信削除
  3. このコメントは投稿者によって削除されました。

    返信削除

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